ウルトラマンメビウス&ストライクウィッチーズ   作:オレの「自動追尾弾」

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第四十四話 赤い薔薇のディオール

『くそ!まさかニホンにはカンノン像がこんなにあるなんて………!』

 

宇宙船の中で、クール星人ボンヌイはどこで手に入れたのか日本中の観光雑誌やパンフレットを周囲に散らかしながら、毒づいていた。

 

『こんなことなら、ちゃんと下調べしてから動くんだった……不用意に地球人を刺激してしまったぞ………とにかく、例の()()が封じられたカンノン像の在り処を調べねば………』

 

ボンヌイはそういうと、6本のうち2本の腕で操縦桿を握ったまま、他の腕で1冊の観光雑誌を手に取った。しかし、警告音が鳴ったので見てみれば、どういう訳か前方から怪獣キーラが飛んできたのだ!

 

『うぉおお!?』

 

慌てて舵を切ってキーラを避けると、キーラは後方に向かって飛んで行った。ボンヌイは額の汗を拭って、肩で息をした。(どこが肩なのかよく分からないが………)

 

『な、何だ今のは………さっきのあの怪獣、飛べる怪獣じゃなさそうだったぞ………む?』

 

ボンヌイは宇宙船を平行に戻して落ち着いたが、ふと、先ほど手にしていたパンフレットが床に落ちており、開いたページには観音像の写真が写っていた。

 

『栃木県宇都宮市、大谷町平和観音像……!!』

 

そのページに添えられた1枚の写真を見たボンヌイは、目を見開いた。

 

 

 

 

 

第四十四話 赤い薔薇のディオール

 

宇宙忍者 バルタン星人ディオール

剛力怪獣 シルバゴン(スカーシルバゴン)

宇宙海獣 レイキュバス

鬼女 マザラス星人ウイミイ

宇宙怪人 ストラ星人アトール

宇宙狩人(ハンター) クール星人ボンヌイ

宇宙怪人 チルソニア遊星人(セミ人間) ミラト

エリ巻き恐竜 ジラース

登場

 

 

 

 

 

『フォッフォッフォッフォッフォッフォッ………』

『バルタン星人だったでゴワスか………!』

 

バルタン星人の正体を明かしたディオールは、腕のハサミを上げ下げしながら特徴的な笑い声をあげていた。アトールはディオールの正体を知って驚いた様子であったが、アスカがディオールに詰め寄った。

 

「お前、グア軍団の一員だったのか!!」

『何の事だ?』

「惚けるな!グア軍団にはキングバルタン率いるバルタン軍団がある!その1人なんだろ!」

 

アスカの問いにディオールは何事もないように答える。それを聞いてミーナも、以前次元城で遭遇したグア軍団七星将覇の星・キングバルタンと遭遇していた事を思い出した。ディオールも同様にその一員である事は、容易に想像できた。

ディオールはあー、と小さく呟いて頬を掻くしぐさをした。

 

『生憎だが、私はグア軍団の一員ではない。』

「何?」

『バルタン星人も一枚岩ではなくてね。グア軍団に属するバルタン星人は、キングバルタンの生み出したクローン個体だが、私は別の無人惑星に移住した生き残ったバルタン星人の子孫のようなものなのだよ。』

 

ディオールはそう言いながら、右手のハサミに薔薇を持って匂いを嗅ぐような仕草を見せた。その様子を見て、アスカは嘘をついているようではないと感じたものの、まだ信用をするには早いと警戒した。

 

「ガギャァーアウ!!」

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

 

全員がディオールに警戒をしていると、アーストロンとシルバゴンの吠える声が聞こえた。見上げれば、起き上がったアーストロンとシルバゴンが睨み合って威嚇をしあっている所であった。

 

『おっと、忘れそうになったな。戦いの続きをしようか。』

『そうでゴワスな。水を差されたが、仕切り直しでゴワス。』

「まだ続ける気か!!」

 

ディオールとアトールが再び戦いを始めようとしたのを見て、ミライが止めに入ろうとする。しかし、2人の宇宙人はミライを睨んで牽制した。

 

『邪魔はしないでもらおうか、ウルトラマン。』

『手出しは無用でゴワス。』

「……くっ!」

 

2人の殺気の混じった視線にたじろぐミライ。ディオールとアトールは睨み合う怪獣たちを見上げると、手にした機械を握る手に力を入れた。

 

ドォオオンッ

「ガギャァー!?」

「ギュゥウ~~~!?」

『!?』

『何!?』

 

しかし、今にも両者がぶつかり合いそうになったその時、2体の怪獣に光線が飛んできて爆発を起こした!見上げてみれば、攻撃をしたと思わしきガンウィンガーとガンローダーが2体の怪獣の頭上を飛んでいた。

 

「ガンウィンガーとガンローダー!」

[大丈夫か、みんな!?]

「アイハラ隊長!!」

 

メモリーディスプレイから聞こえたリュウの声に芳佳が声を上げた。ミライたちがホッとした表情になる中、ディオールはウンザリした様子で肩を落としていた。

 

『やれやれ、興が冷めたな。これ以上、私たちの邪魔はされたくないな。』

『逃げる気でゴワスか!?』

『元々、私は戦いに来たわけじゃない。お前たちに用はないさ。』

 

ディオールはそう言うと機械を掲げた。

 

『戻れ、シルバゴン。』

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

 

ディオールがそう言うと、シルバゴンは小さな光となって機械に吸い込まれていった。アトールは一瞬迷ったが、ディオールに倣ってアーストロンを回収した。

 

『さてミーナさん、邪魔が入らないように場所を移しましょうか♪』

「え!?」

 

ディオールはミーナに向き直ると、右手をミーナの腰に回した。ミーナはディオールの行動に戸惑ったが、当のディオールは左手のハサミをパチンと鳴らしたかと思うと、地面に丸い光が浮かび上がり、少しずつ2人が沈むように消え始めて行った。

 

「え、ええ!?」

「ミーナ!!」

『では諸君、機会があればまた会おう。』

「ミーナ隊長!!」

 

ディオールはそう言って手を振っていく。しかし咄嗟に芳佳が光の円に飛び込んで、一緒に光の中に沈んで行った!

 

「芳佳ちゃん!!」

『何!?』

「宮藤さん!?」

 

ディオールとミーナは飛び込んできた芳佳に驚いたが、3人は光の中に消えていき、光の円は消えてしまった。

 

「何てことだ………宮藤とミーナが………!」

「芳佳さん……」

 

ひかりが芳佳とミーナが消えた地面を触るが、光の円は完全に消えて地面には何もない。あの光は、転移ポートの類のようであった。

 

「あの野郎、何を考えてやがる………!!」

「すみませんリュウさん、僕がいながら……」

[気にするな。バルタン星人の行方はこっちで追う。]

「お願いします。」

 

ミライがリュウに通信を入れると、アスカはふう、と腰に手を当ててため息をついた。

 

「だったら、俺達は………」

「む?」

 

アスカが目線を一点に向けると、そこにはキョトンとした様子のアトールの姿があった。

 

『?え、何でゴワス………?』

 

アトールは訳が分からないと言った様子でミライたちを見る。ミライたちはアスカの言わんとする事を理解したのか、立ち上がってアトールに向けてにっこりと笑みを浮かべたままジリジリと近づき始めた。嫌な予感がしたアトールはジリジリと後退り、振り返って走って逃げようとした。

………が、直ぐに追いかけてきたミライたちにアッサリと取り押さえられた。

 

『な、何をする気でゴワス!?放すでゴワス!!』

「悪いが、お前には聞きたい事がある。」

「本当はディオールから聞き出そうと思っていたのだが、お前もレイオニクスとやらなんだろう?こちらとしては好都合だ。」

『え?あ、ちょ………ゴワース!!』

 

アスカと美緒はそう言うと、アトールの両脇を抱えて引きずって連行する。その場にはアトールの悲痛な叫びが残った……

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

芳佳が気付くと、どこか薄暗く広い部屋にいた。

 

「あ、あれ?ここは………?」

「宮藤さん。」

「あ、ミーナ隊長。」

 

芳佳が辺りを見回すと、すぐ近くにいたミーナが駆け寄って来た。

 

「まったく、無茶をして……」

「すみません………」

 

ミーナが心配と呆れの混ざった表情で芳佳を叱る。芳佳は申し訳なさそうに頭を下げた。部屋をよく見ると、様々な物が乱雑に置かれていた。

テーブル、やかん、考える人の像、バーバーポール、自転車、パチンコ台、番傘、信楽焼のたぬき、ブラウン管テレビ、大きな将棋の駒、おでんの屋台、招き猫、等身大の鏡、etc(エトセトラ)etc(エトセトラ)………

 

「ここは、どこですか?なんだか、いろんなものが置いてありますけど………」

「恐らくだけど、ディオールさんのアジトだと思うわ。あの光を通って、ここまで連れて来られたようね………」

『アジト、というのは少し違いますね。』

 

急に声が聞こえて振り向くと、パチンコ台の前の椅子に座るバルタン星人ディオールの姿があった。ハサミの先端で器用にパチンコのハンドルを操作して玉を打ち出していたかと思うと、瞬きをする間もない内に姿を消してしまった。

 

「ここは私の宇宙船の中。現在、日本の上空2千メートルを飛行中です。」

 

気が付くと、すぐ隣にあるテーブルにかけた人間態のディオールが手にした『天突き(※心太(ところてん)を押し出す器具)』で心太をガラス製の器に押し出して酢醤油をかけて食べ始めた。

 

「散らかっていてすみませんね。興味を持った物を集めて置いてある部屋なのですが……」

「………あなた、何が目的なの?」

「いえ、先ほども申した通り、デートの邪魔をされたくなかっただけです。想定外のお客様が紛れ込んでしまいましたがね………」

 

ディオールは芳佳をチラッと見ると、芳佳はムッとした表情になった。

 

「あの、あなた達レイオニクスって、一体何者なんですか?」

 

芳佳がディオールに問いかけると、ディオールは少し困った様子で頭を搔いた。

 

「やれやれ、どうやら私の誘いに乗ってくれたのは、それが目的だったようですね………」

 

ディオールが箸を置いてため息を付くと、再び姿を消してしまう。そして、後ろのバーバーポールの陰から、バルタン星人の姿で現れた。

 

『………レイオニクスとは、はるか大昔に全宇宙を支配した『レイブラッド星人』の遺伝子を受け継いだ怪獣使いを指す………』

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

「レイブラッド星人?」

 

同じ頃、フェニックスネストでは捕えたストラ星人アトールの事情聴取が行われていた。アトールから話と聞いたコウジが聞き返すと、隣の部屋では、マジックミラー越しにミサキ女史とミライ、美緒が事情聴取の様子を聞いていた。

 

「レイブラッド星人………!!」

「知っているのですか、ヒビノ隊員?」

「ええ。光の国の歴史の教科書で、大昔の宇宙の支配者として名前が載っていました。」

「教科書とかあるのか………」

 

ウルトラマンの文化の一端を垣間見た美緒だが、今は置いておいて、アトールの方に再び目をやった。

 

『レイブラッド星人は、滅ぶ前に自身の遺伝子を宇宙中にバラまいたでゴワス。その遺伝子を受け継いだ者を、レイオニクスと呼ぶでゴワス。』

 

アトールは、取調室の机の上に置かれた白い機械を持ち上げた。

 

『この「バトルナイザー」は、レイオニクスが怪獣を操るのに使う機械でゴワス。正しく扱えるのは、レイオニクスのみでゴワス。』

「さっきのディオールやウイミイも、同じレイオニクスなのか。」

『うむ。先日のブラック星人とポール星人、それに先日現れたグロンケンも同族が操る怪獣にゴワス。』

「アイツらもか………!」

 

アトールの告げた事実を聞いたコウジ。ある程度予測は出来ていたものの、先の事件や今起きている事件の黒幕が同じレイオニクスである事実に、ミライは拳を握った。

 

「それで、何故レイオニクスは怪獣を戦い合わせているんだ?」

『簡単な事でゴワス。レイブラッド星人の後継者となって、宇宙を支配する事でゴワス。』

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

「何ですって………!?」

 

ディオールの宇宙船内で、おでんの屋台の椅子に座ったミーナと芳佳は、ディオールの説明を思わず聞き返した。ディオールは手にした薔薇をかぎながら続けた。

 

『レイオニクスは、私を含めて宇宙中に何千人といる。それらが集まり、闘って、闘って、闘い抜いて、レイブラッド星人の後継者となり、宇宙を支配する事も可能とする、強大な力を手に入れる事ができる、とされている。』

「”されている“、って………」

「何だか、随分と随分と曖昧なんですね。」

 

芳佳とミーナがディオールの説明に首をかしげる。ディオールは少し困ったように笑うと、一瞬で再度人間態となって話を続けた。

 

「私もレイオニクスだからって、何でもかんでも知っている訳ではないのでね。だが、私の中のレイオニクスの遺伝子が語り掛けてくるのだよ。レイブラッドの後を継ぎ、宇宙の頂点に立て、とな………」

「遺伝子が……」

「我々レイオニクスが戦いあうのは、運命と言うべきなのかもしれないな………」

 

どこか哀し気に語るディオール。ミーナはそんな彼の様子に何も言えないでいたが、芳佳が意を決したように言った。

 

「でも、そんなことのために命を奪い合うなんて………間違っていると思います!」

「宮藤さん………」

 

芳佳の言葉にミーナは少し驚いたが、当のディオールはキョトンとした表情をしていた。

 

「イノチ………?」

「そうです。大体、あなたは一番になって………」

 

芳佳は言い続けようとしたが、ディオールの不思議そうな顔を見て続けられなかった。

 

「………分からないな。”イノチ”とは何だ?」

「へ……?」「え……?」

 

ディオールの問いかけに、芳佳とミーナは目を丸くした。ディオールは首を傾げ、3人の間に沈黙が続いていると、突然、宇宙船内にけたたましいアラートが鳴り響いたかと思うと、船体が大きく揺れた!

 

「なに!?」

 

驚く芳佳に対して、ディオールは空中にモニターを出現させて状況を確認した。

ディオールの見るモニターには、宇宙船の下にある湖に立つ1匹の怪獣の姿があった。ディオールはそれを見て、ある事に気が付いた。

 

「あの怪獣、どうやらさっきの2人とは別のレイオニクスがいるようだな。」

「何ですって!?」

「恐らく、私の気配に気づいて攻撃を仕掛けて来たのでしょう。すみませんが、一度船を停めます。」

 

そう言うと、ディオールは空中に出現したコンソールを操作して宇宙船を下降させ始めた。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『すみませーん、身元引受に来たんですけどー』

「おう、さっさと連れて言ってくれ。」

 

アトールを引き取るためにフェニックスネストに来たウイミイは、一度帰還したリュウに首根っこを掴まれて引き摺られるアトールを受け取っていた。

 

「じゃあ、情報提供を条件に今回は見逃すが、次戦う時は人の迷惑にならない場所でやれよ。」

『わ、分かったでゴワス………』

『まあ、今回みたいに面倒なことにならないためには、そうするしかなさそうだわいな…』

 

アトールとウイミイは肩を落としてとぼとぼと去って行く。リュウがやれやれとため息を付いていると、そこにミライや我夢たちがやって来た。

 

「あの宇宙人たち、もう来ないといいんですけどね………」

「まあ、釘を刺しておいたし、あいつらもバカじゃないだろ。」

 

リュウが呟くと、顎に手を当てて考えている様子のクルピンスキーに、美緒が声をかけた。

 

「どうした、クルピンスキー?」

「いや、さっきのグロンケンもレイオニクスが操っているのなら、何で観音像を破壊したのかなって思って………」

「そういえば、そうだな………」

 

美緒やミライも首をひねる。我夢やアスカも考えていると、リュウがある事に気が付いてメモリーディスプレイに通信を入れた。

 

「エリー、観音像に関連した怪獣を調べてくれ。」

[G.I.G.!]

「リュウさん、どうしたんですか?」

 

ミライがリュウに聞くと、振り返って答えた。

 

「レイオニクスってのは、要するに「怪獣使いナンバー1決定戦」に優勝するのが目的なんだろ?」

「まあ、そうですね。」

「だったら、優勝するからにはすっげー強い怪獣を手に入れたいんじゃないか?」

「確かに……あ!」

 

そこまで聞いて、ミライたちも気づいた。グロンケンを操る宇宙人の目的が自分の手持ちに強力な怪獣を手に入れる事なのであれば………

 

「強力な怪獣が、観音像に封印されているから………?」

「じゃあ、ブラジルで像を破壊したのは?」

「相手は宇宙人だ。肝心の観音像が何か知らなかったんだろうよ………」

 

リュウの推測からグロンケンを操るレイオニクスの目的を察する一同。すると、ディレクションルームのエリーから直ぐに通信が返ってきた。

 

[隊長、グロンケン以外で観音像に関係した怪獣が、ドキュメントUGMに1件確認できました。]

 

エリーの言葉に次いで、モニターに1体の怪獣のデータが表示された。頭頂に蛇の頭のような器官、顎にヒゲのようなものが生え、左腕が鞭のようになった怪獣であった。

 

[レジストコード『ムチ腕怪獣 ズラスイマー』。大谷町の平和観音像の下に封印されていた怪獣で、ウルトラマン80が観音像の力を借りなければ負けていたとされています。]

「ウルトラマンが自力で勝てなかったって事か?」

「なるほど、それだけ強いのならわざわざ地球まで足を運ぶのも納得だ………」

 

ズラスイマーの情報を聞いた一同は、レイオニクスが狙う理由に納得がいった。

おまけにグロンケンは観音像をいとも簡単に切断してしまう怪獣だ。もしもグロンケンに平和観音像を破壊されてしまっては、ズラスイマーに対抗できる手段がなくなってしまう。

 

「グロンケンを使ってるのは、観音像を破壊してズラスイマーを封じられないためか。」

「すぐにでも、その観音像の元に向かうべきか………」

「だが、ミーナと宮藤の行方も捜索しなければ………」

 

美緒が心配そうに呟いた時、フェニックスネスト内にアラートが鳴り響いた。

 

[隊長!栃木県の湖に、怪獣が出現しました!]

「何!?」

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

栃木県のとある湖の畔に潰れた雫のような銀色の円盤を着陸させたディオールは、船外に出て湖に立つ怪獣を見上げた。

 

「ギヤャーオオーーー!!」

 

そこにいたのは、首にエリマキトカゲを思わせる大きな皮膜を持った二足歩行の怪獣だった。高らかに雄叫びを上げる怪獣をディオールが睨んでいると、同じく円盤から降りて来た芳佳がメモリーディスプレイを怪獣に向けて検索をかけた。

 

「ドキュメントSSSPに記録確認。レジストコード『エリ巻き恐竜 ジラース』!」

「地球の怪獣なのね………」

 

目の前の怪獣・ジラースの情報を芳佳から聞いたミーナが呟く。すると、どこからともなく高らかな笑い声が聞こえてきた。

 

『ヒャッハホォーウ!ようやくお出ましか、兄弟(きょうだぁい)!!』

『「「!?」」』

 

湖の近くにある木の陰から飛び出すように現れたのは、セミに似た頭に透明な服を着た縞模様の体表を持った宇宙人であり、その手にはバトルナイザーが握られていた。その姿を見た芳佳が、驚いた声を上げた。

 

「あれ?あっちもバルタン星人!?」

(ちっげ)ぇーよ!!オレは、チルソニア遊星人のミラト様よぉ!!』

 

バルタン星人に似た姿の『宇宙怪人 チルソニア遊星人(別名セミ人間)』のミラトが間違えられた怒りを芳佳にぶつけた。芳佳が委縮していると、ディオールはミラトに話しかけた。

 

『それでミラト君とやら、私に何か用かね?』

『レイオニクスがレイオニクスに用事なんて、1つしかないだろう?とっととおっぱじめようぜぇーーーッ!!レイオニクスバトルの始まりだぁーーーッ!!』

「ギヤャーオオーーー!!」

 

ミラトの好戦的な叫びに呼応してか、ジラースも大きく鳴き声を上げる。ディオールは顔を顰めてミラトを睨みつけた。

 

『悪いが、今日は用事があってね。出来ればまた後日にしてほしいのだが?』

『そっちの都合なんざ聞いてねえよ!早く怪獣を出さねーと、テメーに直接攻撃させんぞ!!』

 

ディオールはやんわりと断りを入れたのだが、ミラトはイラついたように脅しとも取れる発言をする。ディオールはため息を付くと、仕方ないといった様子でやれやれとため息をついた。

 

『仕方がないな………お二人とも、下がっていてください。』

「あ、はい………」

 

ディオールに言われたミーナと芳佳は数m下がる。ディオールはそれを確認すると、バトルナイザーの3つの窓を見た。

 

『(シルバゴンはさっきの戦いで多少とはいえ疲労があるようだ……今は回復をさせておくとしよう……)行け、レイキュバス!!』

《バトルナイザー、モンスロード!!》

 

ディオールの掛け声に合わせてバトルナイザーから音声が流れると光が飛び出すと、ジラースの目の前でレイキュバスの姿となって降り立ち地面を揺らした!

 

「ギィィイイシュウ!!ギィィイイシュウ!!」

「ギヤャーオオーーー!!」

 

両怪獣が威嚇をするように叫びながら睨み合っているのを見ると、ミラトが満足そうに叫んだ。

 

『ヒャッハホォーウ!そうこなくっちゃなぁ!!やれぇジラースゥ!!』

「ギヤャーオオーーー!!」

『迎え撃て、レイキュバス!!』

「ギィィイイシュウ!!」

 

2人のレイオニクスの号令を受け、2体の怪獣は同時に動き出した!

 

「ギヤャーオオーーー!!」

ガーッ

 

ジラースは口を開くとレイキュバスに向けて光線を吐き出す!光線はレイキュバスの体表に直撃を受けて体表で爆発を起こし、レイキュバスは数歩後退った。

 

「ギヤャーオオーーー!!」

「ギィィイイシュウ!!」

 

ジラースは更に光線を吐き出すが、直ぐに体制を立て直したレイキュバスが口から火球を放って光線に直撃させると空中で爆発を起こす。

 

「ギヤャーオオーーー!?」

『怯むな!格闘で戦え!!』

 

光線を相殺されたジラースは一瞬驚くが、ミラトは叱咤に似た命令を飛ばす。ジラースはそれを聞いてレイキュバスを睨むと、レイキュバスに接近して殴り掛かった!

 

ガギンッ

「ギヤャーオオーーー!?」

 

が、レイキュバスは背中の甲羅でそれを受け止めると、その頑丈さに拳を痛めたのかジラースは悲鳴を上げた。ディオールはその隙を見逃さず、レイキュバスに指示を飛ばす。

 

『レイキュバス、ソイツを凍らせてしまえ!』

「ギィィイイシュウ!!ギィィイイシュウ!!」

 

ディオールの命を受けたレイキュバスは赤い目を青く変えると、口から冷凍ガスが勢いよく吐き出された!ジラースはそれに反応する間もなく直撃を受けてしまい、あっという間に氷漬けになってしまった!

 

『ジ、ジラースが………!?』

『まあ、この程度だろうな………』

 

凍り付いたジラースにミラトが頭を抱えていると、ディオールが肩をすくめた。芳佳とミーナがホッと胸をなでおろしていると、ミラトはディオールを恨めしそうに睨みつけた。

 

『や、やろー………かくなる上は………!』

『レイキュバス、ソイツにトドメを………』

 

ディオールが命令をしようとしたその時、芳佳はミラトがバトルナイザーとは別の機械をどこからか取り出して操作をしている事に気が付いた。

 

「あ、あの人!!」

「え!?」

 

芳佳が声を上げるが、ミラトは機械の操作を終えたのか上空を見上げていた。

 

『ム?』

 

ディオールはミラトの不審な動きに気が付くも、その時、上空から猛スピードで落下してくるのが見えた!

 

「隕石!?」

「まさか、あの機械で………!?」

『2人とも、伏せて!!』

「「!?」」

 

それは、真っ赤に燃える隕石であった。咄嗟にディオールが叫ぶと2人の前に立ち、目の前に障壁のようなバリアを展開させた。

 

『レイキュバス!!』

「ギィィイイシュウ!!」

 

ディオールが叫ぶとレイキュバスは目を赤く光らせて、隕石に向けて火球を放った!火球は隕石に命中して落下速度を多少落とすと湖の中央に落下して、周囲に衝撃波と熱風を巻き起こした!

 

「ギィィイイシュウ!!」

「「きゃああ!!」」

『ぐ……!』

 

レイキュバスは衝撃波で吹き飛ばされるように倒れる。芳佳とミーナは悲鳴を上げるがディオールの障壁で何とか衝撃波を防ぐ。衝撃波が収まると周囲が土煙で包まれた。

 

「ケホッ、ケホッ……な、何が起きたの……?」

 

ミーナが咳き込みながら呟くとディオールは険しい顔で上を見上げる。土煙が晴れると、そこには、湖のど真ん中に多面体の巨大な隕石があった。

 

「あの隕石、自然に出来たようには見えないですね………」

『あれは……もしや『ガラダマ』か?まさか………!?』

 

芳佳が隕石を見た不自然さを口に出す中、ディオールは隕石に見覚えがあるのか目を見開いていた。レイキュバスが起き上がると、隕石の熱波で凍結が溶けたのかジラースが身を震わせていた。

 

「ギヤャーオオーーー………」

『凍結から溶けたばかりで、まだ動けないようだな………』

 

ジラースの様子を見たディオールがそう判断をする。その時、ディオールがガラダマと呼んでいた隕石が振動をしたかと思うと、表面にヒビが入り、次の瞬間には内部からボコンッと巨大なモノが飛び出した。

 

「シュー………」

 

赤いトゲのようなウロコに覆われた胴体に大きな口と潰れた鼻、長く垂れさがった骨のような3本指の手と足を持った怪獣が、まるで機械の起動音のような、とても生物の鳴き声とも呼べない音を発した。

 

「怪獣!?」

『やはりガラモンか!!』

「ガラモン?」

 

ディオールが忌しげに叫ぶと、芳佳が聞き返す。ミーナはメモリーディスプレイでガラモンのデータを検索すると、『アウト・オブ・ドキュメント』に記録が出てきた。

 

「レジストコード『隕石怪獣 ガラモン』、セミ人間が地球侵略のために送り込んだ、ロボット怪獣!?」

「あの見た目でロボットなんですか!?」

 

ミーナの告げたガラモンのデータに驚きの声を上げる芳佳。ガラモンはジラースと並び立ってレイキュバスと対峙していた。

 

『ヒャッハホォーウ!!ガラモンとジラースが揃えば、そんなカニごときに負けねーぜぇーーー!!』

『貴様………レイオニクスバトルにロボットを持ち込むのは御法度だろう!?』

 

自身の手持ちであるジラースとガラモンが並び立ったのを見たミラトが、勝ち誇るように叫んだ。ディオールはそんなミラトを睨みつけて怒鳴りつける。

レイオニクスバトルは怪使い獣同士の戦い、それ故にロボットの介入は違反行為である。だがミラトはディオールの怒声に臆することなく、ニヤリと笑った。

 

『ンな事知るかよぉ!!オレは勝てればそれで良いんだよぉ!!』

『貴様………!!』

「シュー………」

「ギヤャーオオーーー!!」

 

開き直ったかのようなミラトの態度にディオールは苦虫を嚙み潰したような顔になる。その時、ジラースとガラモンが鳴き声を上げてレイキュバスに襲い掛かった!

 

「動いた!!」

『………貴様のような者に、容赦は不要だな………!!』

 

静かに怒りを燃やすディオールは、バトルナイザーを天に掲げて叫んだ!

 

『行け、シルバゴン!!』

《バトルナイザー、モンスロード!!》

 

電子音と共に光が飛び出して、シルバゴンの姿を形作ってジラースとガラモンの目の前に立ちふさがる!

 

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

『シルバゴン、ジラースを相手しろ!レイキュバスはガラモンだ!!』

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

「ギィィイイシュウ!!」

『迎え撃て!ジラース!ガラモン!!』

「ギヤャーオオーーー!!」

「シュー………」

 

レイオニクスの命を受けた怪獣達は、大きく鳴き声を上げるとぶつかり合う!

 

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

「ギヤャーオオーーー!!」

 

シルバゴンとジラースは取っ組み合いを始める。互いに押しては押されてを繰り返して力比べになる。

 

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」ブンッ

「ギヤャーオオーーー!?」

 

そこで、シルバゴンは相撲でいう「うっちゃり」の要領で投げ飛ばすと、ジラースは大きな水しぶきを上げて叩きつけられる!

 

 

「ギヤャーオオーーー!!」

 

ジラースは起き上がると大きく吠えてシルバゴンを睨み付け、口を開いて光線を放つ!

 

『シルバゴン、左に跳べ!』

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

 

ディオールの指示を聞いてシルバゴンが左に跳ぶと、シルバゴンのいた所に光線が当たって爆発を起こす。ジラースはシルバゴンに再び接近戦を挑まんと走り出した。

 

「ギヤャーオオーーー!!」

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

 

シルバゴンは突進してくるジラースを避けると同時に掴みかかろうとするが、その手はジラースの象徴ともいえるエリ巻きを掴み、シルバゴンの怪力と突進をするジラースの勢いが相まって、『ベリッ!』という音と共にエリ巻きがはがれてしまった!

 

「ギヤャーオオーーー!?」

「あっ………」

「エリ巻きが………」

「ギュゥ?………グギュゥゥウウウウ!?」

 

エリ巻きが剥がれて赤い傷跡を押さえて痛々しい鳴き声を上げるジラース。シルバゴンは痛がるジラースと自分が手に持ったエリ巻きを交互に見ると、「しまった!」という表情で口に手を当てた。慌てた様子でジラースに駆け寄ってエリ巻きを差し出すが、怒った様子のジラースはシルバゴンの差し出したエリ巻きを払い除けて殴り掛かった!

 

「ギャゥウ………」

「ギヤャーオオーーー!!」

 

怒るジラースに対して両手を合わせて会釈し謝罪するシルバゴン。ジラースはそんなシルバゴンに容赦なく攻撃を続けるが、シルバゴンは自慢の体力と頑丈さで耐えながら謝罪をしていた。

 

「シュー………」

「ギィィイイシュウ!!」

 

さて、シルバゴンとジラースがどこかコントじみた戦いをする一方、レイキュバスはガラモンに向けて火球を連続で発射していた。ガラモンは火球を喰らいつつもレイキュバスに接近し、手を振り上げると長い3本の指を鞭のようにしならせて打ち付けた!

 

「ギィィイイシュウ!!」

「シュー……」

 

3本の指がレイキュバスの体に叩きつけられ、火花が散る。だがレイキュバスは怯む事なく、ガラモンの腹部に右の大きなハサミを叩きつけた!

 

「シュー………」

『なんて怪獣だよ、チルソナイト製のガラモンの攻撃を受けてピンピンしてやがらぁ………』

 

ガラモンは熱せられたボディから蒸気を噴き出しながら後退する。その様子を見たミラトが、レイキュバスの頑丈さに舌を巻いていた。

 

「チルソナイト………」

 

ミラトの呟きを聞いた芳佳が、メモリーディスプレイを操作してガラモンのデータを見た。

ガラモンは全身の赤いウロコのような装甲にはチルソナイトと呼ばれる宇宙金属が使われており、地球上の現代兵器では破壊は不可能とされている。実際、最初に現れたガラモンはチルソナイト製のコントロール装置の電波を遮断する事で機能が停止し、侵略計画が頓挫していた。

 

『頃合いだな………レイキュバス!!』

「ギィィイイシュウ!!ギィィイイシュウ!!」

 

ディオールはガラモンの様子を見ると、レイキュバスに指示を飛ばした。レイキュバスは目を青く光らせると、ガラモンに向けて口から冷凍ガスを吐き出した!

 

「シュー………」

『無駄だ!ガラモンのボディはその程度じゃ……!?』

 

ミラトは余裕の表情でガラモンを見ていたが、ガラモンの装甲がギシギシと音を立て始めると、背中や腕にひびが入って来た!

 

『な、何だと!?』

『流石のチルソナイトも、急激な温度変化には耐えられなかったようだな!』

 

驚くミラトにディオールが叫ぶ。ディオールは頑丈なガラモンを破壊すべく、レイキュバスの冷凍と火炎を操る能力を利用して急激な温度変化で金属疲労を起こさせたのだ。

 

「シュー………」

『レイキュバス、トドメを刺せ!』

「ギィィイイシュウ!!」

 

レイキュバスはディオールの命を聞き右腕のハサミを高く掲げると、ハンマーのように振り下ろした!ハサミを叩きつけられたガラモンは装甲が粉々に砕け散り、破片が周囲に飛び散る。

 

『ガ、ガラモンが………!?』

「グギュゥゥウウウウウウウウウウウ!!」

「ギィィイイシュウ!!ギィィイイシュウ!!」

「ギヤャーオオーーー!?」

 

ガラモンが破壊されたのを目の当たりにしたミラトが愕然としていると、ジラースと戦っていたシルバゴンがジラースをはねのけると、ジラースはシルバゴンとレイキュバスに挟み撃ちにされる形となった。

 

『ま、マズイ………!!』

『これ以上続けても、貴様に勝ち目はないぞ?』

『く、くそぉ………!!』

 

ディオールの勧告に歯ぎしりをするミラト。ディオールを睨みながら手にしたバトルナイザーを握りしめるが、打つ手はないと悟ったのか、バトルナイザーを下ろした。

 

『………戻れ、ジラース。』

「ギヤャーオオーーー!!」

 

ミラトは力なくジラースに向けてバトルナイザーをかざすと、ジラースは剥がされたエリ巻きと一緒に光になって、バトルナイザーに吸い込まれていった。

 

『………ま、これに懲りたら卑怯な手は使わないで、真正面から倒せるようになる気持ちで鍛え直すことだな。』

『………チッ!わーったよ!』

 

ミラトは悔しそうに吐き捨てて背を向けると、ズカズカと歩いて行った。が、ディオールから数十メートル離れた辺りで立ち止まると、振り返って叫んだ。

 

『覚えてろよ!次会う時はテメーの怪獣2匹ともぶっ潰してやるからな!!』

『………ふっ、せいぜい期待しているよ。』

 

ミラトは叫び終えると踵を返して走り去るのを見送ると、ディオールは小さく笑って呟きながら、バトルナイザーを掲げると、自身の両腕である2体の怪獣は光となってバトルナイザーに収容された。

 

(怪獣とロボット相手に、冷静で的確な判断………あの人、指揮官としてかなり優秀かも………)

 

ミーナはディオールの的確な怪獣への指示から、彼がレイオニクスとしてかなりの実力があると感じた。ディオールは手にしたバトルナイザーに目を落としながら何か考えている様子であったが、その時、遠くの方からジェット機のエンジン音が聞こえて来た。

 

「あの音は…」

「ガンフェニックスみたいね………」

『もう追い付いてきたのか………まあ、これだけ派手に暴れればな………』

 

ディオールはこちらに向かってくるガンフェニックスを一瞥すると、小さくため息を吐いて呟いた。今から円盤に乗ってこの場から立ち去るには間に合わないと判断したのか、ディオールは逃げる素振りを見せずに肩を落とした。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

『この辺りだな………』

 

同じ頃、栃木県宇都宮市大谷町の付近まで来たボンヌイは、円盤で上空から観音像を探していた。円盤の船外カメラを使って周囲を見渡していると、谷に建てられた巨大な観音像を発見した。

 

『あれか………!!』

 

目的の観音像を見つけたボンヌイは、ほくそ笑んだ。傍らに放り出されたパンフレットには、倒れた観音像の前で戦うウルトラマン80と、怪獣ズラスイマーの写真が掲載されていた。

 

 

 

 

 

つづく




第四十四話です。

・ディオールはバルタン星人だけど、グア軍団のバルタン軍団とは無関係。バルタン星人が複数派閥に分かれています。

・ここでようやく、ディオールとアトールによるレイオニクスの説明。別の場所で同じ説明するって描写はよくあるので。ウイミイは意外と面倒見がいい感じですね。

・命の概念がないバルタン星人。今回はこれが肝になると思います。

・ボンヌイの目的はズラスイマー。観音像がなかったら80先生でも勝てなかった強豪怪獣なので、レイオニクスとしては是非とも手に入れたい怪獣になるだろうと思ってチョイスしました。

・セミ人間ミラト登場。「バルタン星人VSセミ人間やりたいなー→セミ人間といえばガラモンだよな→ガラモンってロボットだから、レイオニクスバトルではNGじゃん→怪獣負けそうになったらロボット出してくる卑怯者にしよう」って感じで話決めて、そこからヒャッハー系の不良キャラになりました。ジラースは映像作品で最近出てきたけど、やはり出番少ないので出してみました。エリ巻き剥がしちゃって慌てるシルバゴンはお気に入り。

・次回は遂にボンヌイとの直接対決になります。

では、また次回。
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