目が覚めたら強力の化身だったからヒーローになる   作:poo

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そろそろお気に入り数が伸び悩み、減る時間帯も出て来ました。予想以上の伸びにドキドキしてたのでホッとした気持ちもありますが少し寂しさを感じますね。

今後ともよろしくお願いします。今回は区切りの関係上短め

あっ7/9 23:46現在 日間29位でした。運命ですね


第12話

「「「オールマイトー!!!」」」

 

離れた場所から見ていた生徒達から歓声が上がる。オールマイトならなんとかしてくれる。みんな助かった。そんな気持ちに全員が包まれていた。

 

「オールマイト、オールマイトォ!!全部オールマイトだ…平和の象徴を殺す」

 

「やってみろよ。ヴィランども」

 

「やれ、脳無。オールマイトをぶっ殺せ」

 

死柄木が命令をすると脳無がオールマイト目掛けて飛びかかる。がっしりと組み合うと力比べになる。

 

「中々のパワーじゃないか!だがこの程度ではわたしは倒せないぞ!!」

 

脳無の方がパワー負けをし膝をつく。

 

「おいおいなにやってんだ脳無。対オールマイト用に作られたんだろうが、きちんと殺せよ」

 

「TEXAS SMASH!!」

 

オールマイトの拳が脳無に命中するが効いた様子がない。

 

「むっ!この手応えは…ぬぉぉぉ!?」

 

ショック吸収の個性で防いだ脳無は、オールマイトを逆に殴りとばす。左腕が間に合いガードしたが左腕は弾かれてしまう。体勢を立て直すと脳無との激しい打ち合いになる。打撃の余波で地形が変わるのではないかというほどだ。

 

「この脳無はショック吸収に超再生もちの対オールマイト用のサンドバッグ人間だ。大人しく殺されな」

 

「良いことを教えてくれたねぇ。ならこうすればいいじゃないか!!」

 

オールマイトは脳無をジャーマンスープレックスに捉えて地面へ叩きつける。しかし叩きつけたはずの上半身は黒い霧につつまれ、足の方からでてオールマイトの足を掴んで固定していた。

 

「しまった!!」

 

イレイザーヘッドが個性を消そうとするが閃光弾に視界を塞がれてしまう。

 

「閃光弾がなぜ!?」.

 

「イレイザーヘッド対策の特殊な波長の光を使ったものです。これで暫く貴方は個性を使えない」

 

黒霧はそういってイレイザーヘッドを転移させてしまう。

 

「さて、どこから崩壊させてやろうか…まずはそのいつもヘラヘラ笑った顔からだよなぁ。苦しんでる奴がいるときに肝心なときにお前は来ない…それなのにいつもヘラヘラと笑顔で画面の中にいる」

 

死柄木の手がオールマイトの顔面に伸びる。

 

「オールマイトが!!」

 

「ま、負ける?」

 

信じられないといった表情で生徒達は状況を見守るしかない。

 

「オールマイトが、平和の象徴が負ける…死ぬ?」

 

その中で一人だけ動き出す有精卵(ヒーローの卵)がいた。

 

「させるかぁぁぁぁ!!!」

 

ワンフォーオール後継者、緑谷 出久である。

 

「バカよせ!緑谷!!」

 

「ダメだデクくん!!」

 

しかし緑谷 出久は止まらない、止まれない。止まったらそのときに彼の中のヒーローは死ぬのだ。それは命を失うよりも辛いことだから。

 

「間に合わないっての…」

 

運命というものは時になにものよりも残酷である。緑谷 出久の目の前で平和の象徴の顔に悪意の手がかかった。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

彼の慟哭に応える者は、今はいない。

 




象徴の崩壊!?
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