『元』王道RPGゲームの中に転生したら、無限魔力で世界を救う羽目になって…   作:リル★

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 優魅(女神)と愉快な仲間たち

 前書きに何か書きたいけど書くことはない


プロローグ

 

 

 

 

 昔昔(むかしむかし)ある所に1人の勇者がいました。

 その勇者の住む世界では魔王によって征服されていました。

 ある日、勇者の住む世界の唯一無二の姫が魔王によって(さら)われました。

 これをキッカケとして勇者は魔王を倒すことを決心し、冒険へと出かけました。

 

 冒険の途中には魔王の手下や野生の獣らがたくさんいました。勇者はその手下や獣を倒す必要でした。

 勇者はコマンドを使って攻撃し、手下や獣を倒していきました。また、それによって経験値を手に入れ、段々と強くなっていきました。

 

 強くなった勇者はついに魔王の城へと着きました。すぐに、勇者は魔王と対峙しました。

 勇者はその強さで魔王を倒し、姫を取り戻しました。

 

 こうして勇者は姫を取り戻しただけでなく、平和をも取り戻したために英雄なる勇者として語られ続けられるのであった。

 

~おしまい~

 

というゲームがある。

 これは勇者が魔王を倒す王道RPGだ。

 作成者(クリエーター)はこのゲームのキャラクター1人1人に知能を与え、ストーリーの終わった今でもキャラクターたちは生活をしている。

 

────

 

 (あた) 真宵(まよい)は世界一の天才と呼ばれていた。

 上記のゲームを作ったのも彼だった。

 彼はより現実(リアル)にするために、本物の人間をその中(ゲーム)に入れることを考え、研究を始めた。

 

()()の技術が完成したぁ!」

 

 彼はついにゲーム世界に本物の人間を転生させる技術を完成させた。

 そしてすぐさま、1人の女の子を転生させた。

 

 そのゲームにはHP(体力)A(攻撃力)B(防御力)MP(魔力パワー)PP(魔力ゲージ)S(素早さ)で能力が決められている。

 最初に転生させた女の子は全ての能力をMAXにして転生させた。

 

────

 

「僕には強い能力はいらないので、簡単に仲間が増えるようにして下さい。」

 

 

 真宵はRPG世界をやめて仮想現実世界(バーチャルワールド)へと変えた。

 戦う時は、相打ちや相殺などが加わった。

 真宵は変えることと同時に新たな人を転生させようとした。新たな機能をゲームキャラクターらに深く理解してもらうためだ。

 

 そのために転生してもらう人は男の子だった。

 男の子は能力よりも仲間を望んだ。

 

 真宵は転生した男の子に、触れるだけで仲間に出来る能力と簡単に村や住処を建てれる能力を与えた。

 

 そして、ゲーム世界はより現実味が帯びてきた。ただ、ゲームのバトル要素があるために、現実と同じになることはない。

 

そして、時間は過ぎ去っていった。

 

────

 

20ZZ年。

 

 真宵は困っていた。

 自身の作ったゲームの世界で沢山の死者が出てきたからだ。

 真宵はキャラクター1人1人に個性と頭脳を与えていた。そのために、増産ということはしたくない。

 作るのもキャラクター設定をして作っていくしかない。

 また、死者を復活させるにはその死者の特徴(みため)を把握する必要があり、復活させるのには時間がかかる。

 

 新たに転生者を送り出して、この状況を打破したい。と考えるようになった。

 

-----------------

 

 (きた) 優魅(ゆうみ)は地元の学校に自転車で通う高校3年生。

 季節は秋となっていた。

 優魅の進路は、大学に行くことが決まっていた。公募制推薦(すいせん)で大学が決まっていた。

 今は学校生活(JK Life)楽しん(enjoy)でいる。

 

 楽しい日々を過ごしていたが、そんな日は続かなかった…

 

 

 優魅は自転車に乗って登校していた。

 横断歩道を渡ろうとした時、猛烈なスピードで車が近づいてくる。避けきれない。

 優魅は車に()かれた。

 

 

 目を覚ますとそこは病院だった。

 死んでいはいないようだった。

 

「いてててて…」

 身体が痛くて、動かない。

「大丈夫?」と近くにいた親が声をかけた。

 

 医者が来た。

 

「失礼します。優魅さんとそのご両親さん。病名は全身骨折と言えますね。普通だったら治るはずなのですが、破損部分が多く、一生車椅子でギリギリ手が使えれば嬉しい程度です。」

「えっ?」と優魅は今にも泣きそうな声で驚いた。

「リハビリ次第で手の方は使えるかもしれませんが、足の方は絶望的ですね。」

「そうなんですね…」

 

 優魅は心の中で『死にたい』と思い始めた。

 医者に頼んで、穏やかに死のうと考え始めた。

 

 

 チュンチュンと雀が鳴き、朝焼けの光が病棟に射し込む。

 

「起きてください。優魅さま。」

 

 優魅はその言葉で目を覚ます。

「だ…れ?」と目を擦りながら言った。

 

「非常に申しにくいことですが、優魅さまは死にたいと思われてますか?」

 優魅は正直に死にたいと思っていた。ここは素直に答えることにした。どうせ、死ねるなら何でもいい。

「ええ。死にたいと思ってるけど、どうして?」

「もう1度、自由な身体で生きてみたいとは思いませんか?」

「えっ?思うけど…そんなこと出来るの?」

「出来ますよ。()()させることでね。」

 

 話かけてきたのは真宵という男性だった。

 真宵はゲームの世界を作っていて、そこのゲームマスターである。

 優魅はそこの世界に行かないかと誘われたのだ。もちろん、今住んでいる世界(げんじつ)には戻れない。

 

「最近、死者が多くてね。殺戮者(さつりくしゃ)が原因なのは分かるけど、対処も出来なくて…」

「転生してやって欲しいことはその原因を倒すこと?」

「それもあるけど、加えて死者を(よみがえ)らせることかな。」

「どうやって?」

「優魅さまには、あっち(ゲーム)の世界に今はない"復活の呪文"を渡そう。」

「復活の呪文を使えるんだ?」とワクワクしながら言う。

「そう優魅さまは復活の呪文を使える"女神"です。」

 

 女神になれる。とても嬉しいことだ。

 希望がない今、新たな希望がある世界へと踏み出すことが出来ると聞いて行かない理由がない。

 

「それに加えて、優魅さまには無限の魔力と魔力パワー。そして、全ての技を与えたいと思います。」

「その話乗った!!」

「ただし!全ての技を持つことは無理なので、最後に触れたキャラの技を1時間使い放題の能力にします。」

 

 良くあるモノマネの能力だ。

 確か"僕のヒーローアカデミア(ボクヒロ)"の物間寧人と似てる能力だなと思った。

 

「じゃあ、転生することで決定でいいかな?」

「うん!」と元気よく頷いた。

「優魅さまはこの世から天に飛び立ったということで話はつけておく。」

「分かった」

 

 優魅はゲームの世界へと転生した。

 

 

 このようにして、優魅の冒険が始まった。






【名前】(きた) 優魅(ゆうみ)
【年齢】18歳
【血液型】AB型
【身長】164cm
【趣味】なし
【特技】なし
【外見】黒髪ショート。元気系。
【性格】楽しいことが好き。突っ込みは得意。

────

【名前】(あた) 真宵(まよい)
【年齢】32歳
【血液型】O型
【身長】172cm
【趣味】ゲーム
【特技】どんなゲームもコンプリートしていること。
【外見】マッドみたいな科学者。
【性格】ゲームのためならなんやこら。頭(が)良い。
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