『元』王道RPGゲームの中に転生したら、無限魔力で世界を救う羽目になって…   作:リル★

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 コロシアム編その1


第1話 転生で飛ばされた場所がいきなりコロシアムなんですが、それは(汗)…

 

 優魅は転生した。

 転生した先はとあるゲームの世界だ。

 

 彼女に与えられたステータスは…

 

【ランク】18

【HP】31

【A】21

【B】19

【MP】コピーした相手と同じになる

【PP】無限

【S】29

 

であった。

 

 彼女は段々とゲームの世界へと吸い込まれ、現実から遠のいていった。

 

────

 優魅は地面に倒れていた。

 目を覚ますとそこは…

 

 コロシアムの目の前だった。

「手始めにコロシアムに挑戦して、能力を試してみよう!」

 優魅はコロシアムに入り、参加出来るか聞いた。参加可能ということを聞いた後に、参加することにした。

 

 コロシアムでは、1VS1の戦闘を行いどちらかが戦闘不能になったら終了。トーナメント戦で行われ、優勝を決める。

 このコロシアムでは死ぬことはない。

 

────

 

1回戦目

 

VS村人Q

 

「選手の入場だぁ!」と司会者が叫び、2人はコロシアムの決闘場の中へと入っていった。

 

 村人Qはどこにでもいそうな田舎出身の少年っぽい容姿だった。

 優魅とQはコロシアムの中心の決闘場へと立っている。

 2人は握手を交わし、お互いに距離を置いて戦闘は始まった。

 

『呪文:ファイア』

 Qの魔法が炸裂する。火の玉が優魅に飛んでいく。

 

 優魅は自身の能力の練習のために相手が撃ってきた魔法と同じ技を繰り出していくことにした。

 

『呪文:ファイア』

 Qと同じく魔法が炸裂する。火の玉同士がぶつかり合った。そして、相殺した。

 

「やっぱり、基礎炎技は使えるようだね。けど、僕はもっと基礎魔法を使えるんだぜ。」

「楽しみね」

 

『『呪文:アクア』』

 Qは火の玉の水になったものを繰り出すが、優魅も同じ技を繰り出すので相打ちになった。

 

「だったら」とQ。

 

『『呪文:サンダー』』

 電気がビリビリと真っ直ぐ進んでいく。相打ちにならず、お互いに向こう側の敵へと当たった。

 

 お互いに怯む。

 少し間が開いた。

 

 優魅は今持っている技で一番強そうな技を模索した。その技を撃つつもりである。

 見つけた技は呪文:シャインだった。

 

『呪文:シャイン』

『呪文:ダーク』

 

 Qが撃ってきたのは呪文:ダークだった。

 

「僕の持つ技の中で一番強い技だよ!」

 その言葉を聞いた優魅はしまったと思ったが、もう後には戻れない。

 

 周りを明るくする光の玉と周りを暗くする闇の玉がぶつかった。

 お互いに衝突しあい、相殺した。

 

『呪文:リーフ』

 優魅はすぐさま呪文を出した。

 葉っぱが大量に出てきてQ目掛けて空を切る。

 

「う、うわぁ~」

 Qは呪文:ダークを撃ったことで油断していた。そのために、呪文:リーフに対しての対処は出来なかった。

 

 こうしてQは倒れ、優魅は勝利した。

 

「勝者はァ!謎の女の子、優魅だぁぁァ!」

 

────

 

「疲れたぁ…」

 今は他人の試合なので、優魅にとっては休憩時間だ。

 

 その間に優魅は休むことにした。

 

────

 

2回戦目

 

VS召喚士:I

 

 優魅とIは握手をしてから、少しだけ間を空けた。

 

「さぁ、試合のコングが今鳴ったァ!」

 

 Iは手を前に出して身を構えた。

「召喚!ぽにょん」

 ドラゴンクエスト(ドラクエ)のスライムのような、スライムじゃないような…。青色のちょっとだけ細長いぐにゃぐにゃなモンスターが突如現れた。

 

「何?その可愛いモンスター?」

「知らないのか?こいつはぽにょん。まあ、世にいう最初に出てくる雑魚キャラと言われてるやつだ。」

「へぇ、スライムみたいだね」

「俺はそのスライムというやつが分からないが、まあぽにょんは意外と強いんだぜ。俺はそんなぽにょんの召喚を得意とする召喚士だ!」

「なるほどね」

 

「もう一体召喚!現れろ、トゲぽにょん」

 先ほどのぽにょんに棘がついているモンスターが現れた。

 

「こっちも紹介!」

 優魅は技を確認した。

 使える技は"ぽにょん召喚"ただ一つだった。

 

「召喚!ぽにょん!!」

 優魅は技を唱えようと手を前に伸ばした。

 伸ばした手から何かを感じる。魂のような何かだ。

 様々な魂がある。奥にあるものほどその魂の強さは強くなっていくが、奥に手を伸ばせば伸ばすほど魔力と時間を使う。

 

「強いモンスターを召喚する気か?召喚させる前に殺る。行けっ、とげぽにょん!」

 とげぽにょんは優魅に体当たりを仕掛けようとした。

 

(感じる…敵が今にも襲いかかってくる)

 

 優魅は自身の身に危険を感じ、急速にモンスターを繰り出した。

 

「メラァ~!」

 

 とげぽにょんは火のダメージを受けて倒れてしまった。

 優魅が召喚したのは()()()()()()だった。

 このぽにょんは燃えてるぽにょんである。

 

「やられたか。だったら、ぽにょん、体当たり!!」

「燃えてるからメラぽにょん(モエちゃん)と命名っ!こっちも体当たり!!」

 

 ぽにょんとメラぽにょんがぶつかった。もちろん火を身にまとっているメラぽにょんが勝った。

 

「残るは後1人」

「そうはしない召喚っ、ビリぽに…」とIがいいかけた時、優魅はIの目の前に身構えていた。

 

「パンチ!!」

 優魅はIを殴る。

 Iはそれに怒りを感じ、やり返した。

 

「痛いなぁ、もう!」と優魅もやり返した。

 

 小学生の喧嘩みたいな低レベルの争いは、2人の争いの隙にIの後ろをとったメラぽにょんの攻撃によって終結した。

 

「勝者!優魅…」

 

 観客たちの優魅への評価はこの試合によって低くなっていた。

 

────

 

 優魅が休憩を取っていると、何かの視線を感じた。モンスターの気配だ。

 優魅はそっと近づく。

 

 そーっと…

 

「メラっめ、メラァ」

 先の試合で優魅が召喚したメラぽにょんだ。

 

 優魅は魔法で元の場所に戻そうとしたが、Iから触れて1時間経っていたために魔法は使えなかった。

 次にIを探すことにしたが、見つけることは出来なかった。

 

「ぽにょーぉ」

 

メラぽにょんが仲間になりたい目でこちらを見つめている▼

 

「これからを考えると手放したいけど…何か手放せない、けど…」

 

メラぽにょんが仲間になりたい目でこちらを見つめている▼

 

「ぽにょぉ…」

「うっ」

「ぽにょ((↗))?」

「けど、やっぱり」

 

メラぽにょんが仲間になりたい目でこちらを見つめている▼

 

「いや、だめだ、だめだ。これから殺戮者、多分魔王を退治しないといけないんだ。連れてなんていけない!!」

「ぽにょー((↘))

「うむ、無理だな」

 

 

 

 

 

 

 

メラぽにょんが仲間に▼

 

 

 

メラぽにょんが仲間に加った!!▼

 

 優魅はついにメラぽにょんを仲間にすることにした。

 

「モエちゃんの眼差しには勝てなかった…」




メラぽにょん

モエちゃんと呼ばれている。
理由は燃えてるから。

火をまとっているから、ほんの少しは戦力になるけど、それでも雑魚(ぽにょん)に能力をプラスアルファされているだけの弱いモンスター。
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