『元』王道RPGゲームの中に転生したら、無限魔力で世界を救う羽目になって…   作:リル★

5 / 8
俺のっ!蚊取り戦争!!
はもう少ししたら再開しよう!って思ってます。


第4話 ついに魔王の城に辿り着く!!

 

 

 暗闇の空に、真っ黒な城。

 雷が降り注ぎ、カラスが周りを彷徨(うろつ)いている。

 

 優魅、メラぽにょん、勇者の目の前には大きな城が立ち塞ぐ。

 

「ここが魔王の城…」と優魅は呟いた。

 

────

 

 ガチャン、カシャー

 入口の大きなドアが開く。

 ゆっくりと開いていくドアの隙間から見えるのは豪華な空間が垣間見える。金と黒の2色による美しい空間が。

 

 ドアが完全に開いた。

 金色のオブジェクトや噴水。銅像。床は金と黒の2色を基調としている。

 

 

 まさに豪邸だ!!

 

「な…なんと?ゆ、ゆ、勇者が何の御用で?」

 モンスターが話しかけてきた。コウモリと老婆を掛け合わした感じのモンスターだった。

「横にいる命の恩人が魔王に会いたいんだってさ」と勇者。

「ちょっと待ってくださいな、魔王様の元へ行ってきます。」

 

-----------------

 

幾分か待った。

 

 先ほどのモンスターがやって来た。

「さあ、勇者一行、こちらでございます。」

 モンスターと勇者を先頭に、優魅とメラぽにょんは後ろをついて行った。

 

 そして、魔王の待つ部屋についた。

 魔王はとても大きく、想像していた通りの姿だった。黒に染まっている。

 

「よく来たな。勇者よ!」

「久しぶりだな。」

「貴様は死んだのではなかったのか?」

「隣にいる女の子が復活させてくれたのさ。わたしにとってはこの子は恩人なんだ。」

「なんと、復活と!?素晴らしい能力だな。さて、どのようなご要件だ?」

「それは恩人が会いたいっていうからさ。」

 

 魔王は優魅を見た。

「何の要件だ?」

 

 優魅は深呼吸してから、勇気を振り絞って言った。

「魔王を倒しに来た!」

 

 

 

 

 時間が止まったようだった。穏やかな風が(ささや)く。

 

 最初に口を開いたのは魔王だった。

「どうして、倒したいのだ?」

「それが使命だからよ!」と優魅は力強く答えた。

「使命とは?」

「ここに転生された理由!」

「貴様…転生者か?」

「そうよ!それが?」

「まさか、奴の手下なのか…」

 

『魔王の手』

 魔王の影が手の形となり実体化した。そして、優魅を覆う。

 影は優魅の体の自由を奪うように握りつぶした。

 

「勇者よ…すまないが、例え恩人でもそいつは殺させて貰うぞ」

「わたしも手下ということは予想外だった。」と勇者。

 

 優魅は苦しそうにもがく。その時には、優魅の手は魔王の影に触れていた。

 

『第2形態:ドラゴン!』

 優魅はドラゴンの姿になった。

 影の手は急に大きくなった優魅に耐えきれず、まの元へと戻っていった。

 

「くらえ!勇者の剣!」

 勇者が襲いかかってきた。

 

『ドラゴン状態:解除』

 優魅はドラゴンの姿から人間の姿へと戻ることで、勇者の攻撃を避けた。

 

「どうしてやねん?何で、勇者までもが攻撃するの?」

「恩人だけども、咲輝(さき)の手下なら話は別だ」

「咲輝?」と優魅は聞いた。

 

 魔王と勇者の動きが止まった。

 

「どういうことだ?咲輝の手下じゃないのか?」と勇者は声を荒らげた。

 

 優魅は魔王と勇者を直視した。

「ええ、私はよく分からない"まよう?"、さんからの使命だけど…」

「多分、それは真宵という名だ。」と魔王。

「神。まあ真宵という名前の神様はなんという使命で転生させたんだ?」と勇者。

 

 

 

「それは、ここ最近、このゲーム内の死者が多くて、それが殺戮者の原因なの。だから、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()使()()よ!!」

 

 

 勇者は剣をしまい、魔王はリラックスした態度をとった。

「貴様、勘違いしているぞ。殺戮者っていうのは、咲輝という転生者だ。」と魔王。

「聞きたいんだけど、咲輝って?」

 

「咲輝は優魅と同じく転生者。そして、最初の転生者だよ。」と勇者は語った。

 

「貴様の能力はなんだ?」

「無限魔力と復活魔法。それと…技真似かな」

「だからドラゴンに…」

 

「そう言えばっ」と勇者はあたふたした。

 

「どうしたの?」と優魅は聞いた。

「さっき優魅を敵だと思って、メラぽにょんを殺しちゃった…」

「大丈夫。復活させるから」

 

2/3回復復活(ヒールィケアール)

 

 メラぽにょんは復活した。

 

「なるほど、復活魔法があるならまだ勝てる可能性もあるかもしれないな。」

「やるのか?」

「今しかなかろう」

「1週間後、実行しよう。倒しに!!」

 魔王と勇者が話していた。

 

「魔王はいつも悪役だった。だから、殺戮者と間違えられたのも理由が分かるし、今回は許そう。」と魔王は言う。

「ありがとうございます」と優魅はお礼を言った。

「貴様の殺戮者倒しの手伝いをしたい。仲間に入れてくれないか?」

「魔王がいるのは心強いです。」

 

魔王が仲間になった▼

 

「わたしも咲輝に…今度こそは勝たなければ。わたしは、1度殺されているから、今度こそはね。」

「咲輝っていう人に殺されたんだ…」

「そう。わたしも倒しに行くのなら仲間になりたい。」

「ありがとうございます。」

 

勇者が仲間になった▼

 

「まずは、アイテムを揃えよう。準備はバッチリにしないとね。」と勇者は優魅に言った。

「分かりました。」

 

「魔王よ。1週間後、ここで待ち合わせよう。」

「分かった!」

 

 優魅は殺戮者咲輝を倒すための準備をするため、良い装備などが沢山売っている村へと行くことになった。




魔王

【見た目】魔王みたいな感じ
【血液型】謎
【身長】人間2~3つ分の大きさ
【角の色】白っぽいけど、ちょっと黄ばんでいるみたいな
【強さ】めっちゃ強い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。