『元』王道RPGゲームの中に転生したら、無限魔力で世界を救う羽目になって…   作:リル★

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 エピローグは書きます。


最終話 「『元』王道RPGゲームの中に転生した私は無限魔力で世界を救う羽目になって…!?」

 

 

「まずは話し合って、解決出来るか試してみる。殺戮さえやめてもらえばいいことだし、これですんだら被害もないでしょ?」

 

 

 優魅は仲間たちに言った。

 しかし、仲間たちの反応はいまいちだった。

 

「それは危険だ。」と勇者。

「アイツはそんなことを言うヤツじゃないと思うが」

 ゼルンの言葉でおばあさんと魔王は頷いた。

 

「しかし、それでもと言うなら行けばいい。しかし、少しでも危ないとこちらが感じたらすぐに戦闘を開始するからな」と魔王が言った。

「分かった」優魅は言う。

「戦闘になったら、前線はこちら側で行い、敵が傷ついた所を魔王の軍、全村人、全モンスターで攻撃する予定だ。覚えておいてくれ。」

 

 優魅はそれを聞くと先に行ってしまった。

 

────

 

 扉を開けるとそこには1人の女性がいた。少し露出度が高く、優魅には真似出来ないような服装をしている。優魅を先に待ち構えていたようだ。

 

「ようこそ、あたしは天西(てんせい) 咲輝。風の噂で聞いているわ。北 優魅さん。」

「こんにちは。何故、私の名前を?」

「あたしは誰かから奪い取った特殊能力によって、この世界の情報の大半は網羅しているわ。」

「私がここに来た理由も?」

「そうよ。あたしはここの神様。従わない者は殺すし、欲しい能力を持っている者も殺す。残念だけど…」

「交渉失敗ってこと?」

「そうね。まあ、あんたには死んでもらうわ。さようなら。」

 

 扉が1人でに閉まっていく。

 扉が完全に閉まると、ガチャンと音がなった。完全に逃げ場を失った。

 

「あんたには穏やかに眠ってもらうわね。」

『R.I.P.~レスト・イン・ピース~』

 咲輝の腕は黒い霧に包まれている。触れると死んでしまう感じだ。

 

 死ぬ!

 

 優魅は目をつぶり、死ぬことを受け入れようとしていた。

 咲輝の闇の腕は段々近づいていく。

 

 

『魔王の炎』

 咲輝の目の前に闇の炎の壁が出来る。

 闇の炎と闇の腕は衝突し相殺した。

 

「大丈夫か?」

 そこにはメラぽにょん、勇者、魔王、おばあさん(cv:野沢雅子)、ゼルンの姿があった。

 扉をぶち壊してやって来た。

 

「そうそう、言い忘れてたわ。あんたたちがあたしを殺しに来ているから、この世界を一人残らず殺害することにしたことをね。」

 咲輝は少しキレ気味だった。

 

「多分、この世界は咲輝によって消滅するだろう。もう終わり…だ。」

 勇者の言葉を筆頭にして優魅の仲間たちは焦り始めた。

 

 優魅は仲間を勇気づけることにした。

「まだ分からないよ。咲輝を倒して、この世界の消滅を防ごうよ。」

 

「そうだなぁ、みんなで世界を救おぅじゃねぇか。」とおばあさんが言う。

「私はこのために復活能力と無限魔力を貰ったんだ。だから…」

 

 

無限魔力で()()()()()()()!!

 

 優魅はこの世界を救うために、咲輝を倒すことになった。

 

-----------------

 

「ぽにょー()

 メラぽにょんは咲輝に体当たりをした。そして、すぐにやられてしまった。

『エミリア』

 メラぽにょんは復活した。元々体力は低いので、体力1で復活しても問題ではなかった。

 

 メラぽにょんの攻撃を気に、勇者や魔王、ゼルンが攻撃を開始した。

 全ての能力がMAXの咲輝には歯が立たない感じではあるが、優魅の復活魔法でそこそこの苦痛を感じさせた。

 

 

「復活魔法は邪魔ね…全体攻撃で終わらしてあげるわ」

『フレア・インパルス』

 周囲に熱い衝撃が(ほとばし)った。家はもちろん全てが吹き飛んだ。周りには跡形もないようだ。

 

 そして、優魅とその仲間たちは…

 

 

生きていた!!

 

 

 おばあさんは手を前にして、その攻撃を受け止めたのだ。

「危ねぇだろ!仲間が死ぬところだった。こっちも本気でいくぞぉ!」

 おばあさんの力が(みなぎ)っていく。

 

「はぁぁ!!」

 おばあさんの髪が金髪になり、とても強くなったように見えた。

 

「いやいや、突っ込みどころ多すぎて、どこから突っ込めばいいか分からない」と優魅は心の中で呟いた。

 

「いくぞ、オメェ」

 おばあさんは瞬間移動をし、咲輝の目の前に来た。

 おばあさんと咲輝の攻撃は見えなかった。戦う場所が空へと移り、激闘している。優魅たちには見えていない速度で…

 

 おばあさんが優魅たちの目の前に来た。咲輝は距離を置いた場所にいる。

 

「強ぇな!最終兵器(げんきだま)を繰り出すしかねぇなぁ!」

 おばあさんは空に向かって両手を掲げた。

「勇者ら。オヌシらは上げるなよ。上げれば戦えなくなるぞ。」とおばあさんは言った。

「何するの?」と優魅。

「この世界のみなから力を集める。」

 

 

『みんな聞いてくれ!この世界が咲輝(しにがみ)によって消滅の危機なんだ。手を上げて力を分けてくれないか?世界の危機なんだ!』

 

 この声がこの世界中に響き渡る。

 

 みな咲輝に怒り、恐怖などを感じていた。少しでも役に立って、咲輝を倒せるのならとこの世界の優魅とその仲間と咲輝以外のみんなが手を上げた。

 

 

空中に大きな大きなパワーの漲っている玉が浮かんでいる。

 

「いけぇ!!」

 おばあさんはその玉を咲輝に当てた。

 咲輝の周りだけ、何もかもが消滅した。

 

 

「まだまだわね…」

 

 

しかし、咲輝は生きていた──

 

 

 

 咲輝は消えた。

 ふと現れた時には、おばあさんの隣にいた。手をおばあさんの頬につけていた。

究極衝撃波(グレトインパク)

 騒音が響く。とともに、おばあさんは吹き飛ばされていった。

 有り得ないほどの砂飛沫が起きる。山を壊し、海の上を過ぎる。そして、優魅たちから見えなくなった。

 

「復活しに行けない所まで吹き飛ばせば、復活なんて出来ないでしょうね」

 

 優魅たちは固唾を呑んだ。

 優魅にとって咲輝の強さは想像以上だった。

 

-----------------

 

「ぽにょぉん」

 メラぽにょんが攻撃を仕掛けた。

 

『サンダルフォン・プリズン』

 咲輝の手から不思議な物質が飛び出した。その物質は檻となり、メラぽにょんを閉じ込める。

 

「あれはサンダルフォンの牢屋。あそこから助け出すには、特別な鍵が必要だがその鍵はここから遠い場所のサンダルフォンの部屋にある。」と勇者が解説した。

「ということは、モエちゃんは今は助け出せないってわけね」

「そうだね」

 

「最も残酷な技で殺してあげるわ」と咲輝。

 

『召喚:ノアの方舟』

 空に幾つかの時空の裂け目が現れた。そこから、大量の水が流れ込んでいく。また、1番大きな裂け目からは空船が現れていく。

 咲輝は空中を飛び、空船に乗った。

 流れ込む水はすぐさまこの世界を浸水させた。これによって、魚類など以外の生物が大量に死んでしまった。

 その死にはメラぽにょんも含まれる。

 

『奇術:雷気魔羅(らきまら)

 空船から大きな雷が地面に向かって落ちていった。

 この世界を覆う水は黄色に染まった。

 

 

 

「危なかった…」と優魅。

「あの時に、ゼルンの斬撃で水を防ぎ、魔王の変身でドラゴンになっていなければ、雷の餌食になっていたよ。」と勇者。

 そこには、黒龍(ドラゴン)となった魔王の上に優魅、勇者、ゼルンが乗っている。

「これで空を飛べる生き物の1部以外と魔王ら以外は死んだな」と魔王は言った。

「モエちゃんを復活させたいけど、水の中だからすぐに死んじゃうね…」

 

 

「生きてたのね」

 咲輝は優魅たちに気づいた。

 

「じゃあ今度は、殺しはしないけど永遠に死んで貰うわね」と咲輝。

「どういうこと?」優魅は聞き返した?

「今に分かるわ」

 

 咲輝は優魅たちに手を向けた。

 

「目を瞑って、魔王の翼に隠れろ!!」魔王は焦っているように見える。

 

『ゴルゴンの光』

 

眩い光に包まれる──

 

 

 

目を開けると…

 

 魔王は石となっていた。

 石となった魔王は羽ばたけなくなり墜ちていく。

 

 ドボン

 水に入っていった。おかげで壊れずにすんだ。しかし、大切な仲間が戦闘不能になった。復活魔法が効かないのだ。

 

「あの攻撃は"ゴルゴンの光"。浴びるか直視すると石になってしまう。石になったものを戻に戻すには、ゴルゴンという魔物を倒さなければならない。」と勇者。

「そいつを倒せば…」優魅は言う。

「けど、そいつのいる場所もここから遠い…」

 優魅たちは魔王の離脱は諦めるしかなかった。

 

「私も戦うしかないし、戦う!!だから、援護して。まずは咲輝に触らなければ」

 勇者とゼルンは「分かった」と頷いた。

 

 

『『スレイプニル』』

 斬撃が咲輝を襲う。また、優魅とゼルンの同時攻撃で咲輝に逃げ場はなかった。優魅は、ひとまずゼルンに触っていたのだ。

 直撃はするものの全くダメージは入っていないようだった。

 

「勇者の剣」

 勇者は空を跳び、斬りかかったが咲輝は後ろ側に飛ぶことで躱した。

 勇者は水へと落ちていった。

 

タッチ

 

 優魅は咲輝に触れた。咲輝が後ろに避けることで、優魅は触れることが出来た。

 

「こっから、私も参戦するよ!」

 

-----------------

 

『バニア』

 炎が燃え盛る。

『フリズナ』

 周りが凍る。

 

 優魅と咲輝のレベルの高い技の撃ち合いは激化していく。勇者とゼルンはついていけず、魔王の背中で2人の戦闘を眺めている。

 

そして──

この争いも終わりをつげることとなる────

 

 

 

 優魅は咲輝の頭上を取っていた。

「これで終わりよ。あなたの持つ技で1番最強の…。だけど、謎に包まれている技…」

 

 

 

The()end(エンド)war(ウォー)

 

 

 

 優魅の腕とその周辺が眩い光に包まれていく。周囲に煌びやかな灯りが広がっていく。

 その後、優魅は()()()()()()()

 

瞬間移動(テレポート)

 咲輝は優魅の攻撃をテレポートで間一髪避けていた。つまり、あの攻撃で消えたのは優魅だけだった。

 

「残りは2人ね…」

 

『ヨル・ムン・ガルド』

 蛇の斬撃で創られた化身が宙を這う。その蛇は咲輝に直撃した。

 ゼルンは先手必勝で攻撃した…が、その攻撃は咲輝には効かなかった。

 この技は優魅を倒すために開発したゼルンの中で最強の斬撃技だった。

 

「温いわ…」

 

『貫通』

 鋭い風圧がゼルンを襲う。ゼルンはその攻撃で、風穴をあけられた。

 そして、ゼルンは魔王から転げ落ちて水の中へと落ちていった。

 

「残るは1人…。何かの縁があるのかもな。勇者の使命みたいなね」と勇者は言った。

 勇者は魔王の頭に立って、剣を咲輝に向けていた。

 中年の男といい歳した女が睨めあっている。

 

 先に動いたのは咲輝だった。咲輝は勇者目掛けて降りていく。

『秘剣:約束された勝利の剣(エクスカリバー)

 

 勇者も負けず劣らず動く。魔王を踏み台にして、空を跳んだ。

『勇者の勝利すべき黄金の剣(X-カリバー)

 

2つの剣が今にもぶつかろうとしていた──

 

 

 

 

 

 

 




咲輝のステータス

【H】999+
【A】99+
【B】99+
【MP】99+
【PP】99+
【S】99+
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