自由と白式   作:黒牙雷真

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設定には書いてありませんが試合とかで

ストライクが放つビーム兵器は全て、

威力を5割以下にセーフティがかかっている

設定なので、よろしくお願いします。


他には今回の話しにBGMをつけるとしたら

INVOKEがオススメです。


第3話

雷真『黒牙雷真、ストライク。行きます!』

 

 

真耶「綺麗な飛び方ですね。それに全身装甲の機体だなんて私、初めて見ました」

 

千冬「それだけじゃない。黒牙の奴、かなり場馴れしているな」

 

真耶「え?」

 

千冬「黒牙、お前は何者なんだ?」

 

 

千冬は雷真のバレルロールを観て、初心者ではないと本能で確信した。

 

 

 

 

 

 

 

▽▲▽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタパルトから出撃した俺は空を飛ぶこと、ストライクに乗っていることを懐かしく感じていた。

 

 

セシリア「お待ちしておりましたわ」

 

 

オルコットからプライベートチャンネルで通信が来たので俺はそれに応じた。

 

 

雷真「すまない、待たせたな」

 

セシリア「いえ。それから先日のことを深くお詫び申し上げますわ」

 

雷真「どういった心境の変化だ?」

 

セシリア「ただ、先日の私は浅はかであったと感じただけです」

 

雷真「その心境の変化は恋でもしたか?」

 

セシリア「ッ!?」

 

雷真「図星か。まあ、人それぞれ色んな感情がある。俺はお前のその気持ちを応援するよ」

 

セシリア「黒牙さん」

 

雷真「今のお前なら、雷真で構わない」

 

セシリア「なら、私のことも気軽にセシリアと」

 

雷真「了解した、セシリア。だが、この戦いは真剣勝負だ。殺す気で来いよ」

 

 

俺はコズミック・イラでMS(モビルスーツ)に乗っていた頃の感覚を脳から思い出し意識を研ぎ澄ます。

 

 

セシリア「ッ!?」

 

セシリア「雷真さん、あなた……」

 

 

セシリアは俺の気配が一気に変わったことに驚いているようだが織斑先生から試合開始の合図が来る。

 

 

千冬『それでは、両者。共に準備はいいな?』

 

 

「「はい!」」

 

 

千冬『それでは、試合開始!』

 

 

織斑先生の合図で両者互いにスラスターを噴かせる。

 

 

セシリア「まずは私の舞踊曲(ワルツ)を受けていただきますわ!」

 

 

セシリアはブルー・ティアーズについている4つのビット兵器を使用して四方八方から狙ってくる。それを的確に観ながら俺は最低限の動きで回避する。

 

 

セシリア「なぜ、当たりませんの!?」

 

雷真「それは、狙いが単調なんだよ」

 

セシリア「くっ!」

 

雷真「次は後ろから。その次は左後ろ、右前、後ろ、下」

 

雷真「やっぱり、プロヴィデンスやレジェンドと比べると操作が甘いな」

 

 

雷真はセシリアのビット兵器の攻撃を先読みしながら回避する。雷真にとってはこんなお粗末なビット操作など取るに足らないものである。それもそのはず、コズミック・イラではこんな生易しい攻撃ではなく、集中力を少しでも落とせば即、死が迫ってくる。そんな命のやり取りをしたことがある彼からしたら、こんなのは遊びとなんら変わらない。

 

 

雷真「そろそろ、こっちからも行くぞ!」

 

 

雷真はスラスターを一気に噴かせながら、エールストライカーからビームサーベルを引き抜き、セシリアに突撃する。

 

 

セシリア「あまいですわ!」

 

 

突撃する雷真に対し、セシリアはビット兵器で雷真を牽制するが……。

 

 

雷真「そんなのは効かない」

 

 

某小説の黒い英雄がやったのと同じように雷真もビームサーベルでビット兵器のレーザーを切り裂いた。

これもまた、雷真はコズミック・イラでスペックが桁違いに差があるM1アストレイのカスタム機でプロヴィデンス相手にドラグーンの攻撃をビームサーベルで弾き切った経験がある雷真からしては当たり前のようにできてしまう。

 

 

セシリア「レーザーを切った!?」

 

雷真「そろそろ、邪魔になってきたから撃ち落とす」

 

 

雷真はビームサーベルを背中のエールストライカーに戻し、ストレージから高エネルギービームライフルを取り出して右手に持ち、スラスターのエネルギーを一度貯めてから二度噴かせ、一気に真上に向かって上昇する。

 

 

セシリア「まさか瞬時加速(イグニッション・ブースト)!?ですが逃がしませんわよ!」

 

 

セシリアは雷真を追いかけるようにビットを操作する。しかし、セシリアは知らない、この行動が雷真の罠だということ。

 

 

雷真「いや、逃げてない。撃ち落としやすくしたんだ」

 

 

雷真は最高点に達した時、体を反転させて、真下に突撃する体制になるが、そのまま右手にあるビームライフルで四回、トリガーを引き、ビームライフルから放たれるビーム全てがビット兵器に命中し爆散、そして爆煙が巻き起こる。

 

 

セシリア「そんな、一撃で全て落とされるなんて…………」

 

 

セシリアはモニターで自分の兵器が破壊されたことを確認する。

そして、直ぐに後ろからロックオンされている警告の警報が鳴る。

 

 

セシリア「うしろ!?」

 

雷真「チェックメイトだ」

 

 

雷真は爆煙で姿を消し、高速でセシリアの後ろに回り、エールストライカーからランチャーストライカーに換装して、ランチャーストライカーの主力武装であるアグニをセシリアに向けている。

 

 

セシリア「チェックメイト?それはどういう……」

 

雷真「まあ、見てろよ」

 

 

雷真はアグニをセシリアから外し、地面に向かって五割の威力で放つ。その時、アグニからは赤と白のビームが放たれる。ビームが放たれた地面は約5mくらいのクレーターができており、またクレーターの中は黒く焦げていた。

 

 

セシリア「…………」

 

雷真「これでも、続ける?」

 

セシリア「いえ、降参ですわ……」

 

 

『セシリア・オルコットの降参により。勝者、黒牙雷真』

 

 

とアナウンスが流れる。

 

 

雷真「セシリア、お前はもっと伸びるから頑張れよ」

 

セシリア「はい!」

 

雷真「それからビット兵器を全て使うんじゃなくて二、三機で誘導しながらお前が止めを刺したほうが効率は上がるぞ」

 

 

俺はその言葉を残して待機所に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

▽▲▽

 

 

 

 

 

 

 

雷真がカタパルトから出てセシリアと戦う姿を観ている刀奈たちは…………。

 

 

刀奈「何……あの動き」

 

簪「レーザーを切り裂いた……」

 

本音「ライライ、って本当にISを動かすの初めて?」

 

虚「私には、到底思えないのですが……」

 

 

刀奈たちは雷真がISの初心者だと思っているが雷真のストライクは第三世代型よりも高性能であり、また第三世代型と同じくイメージ・インターフェースが搭載されているため。コズミック・イラで培った経験はそのまま再現できるのである。

 

 

虚「あれは瞬時加速(イグニッション・ブースト)!?」

 

 

虚は雷真がIS技術の瞬時加速(イグニッション・ブースト)をやってのけたことに驚いた。

 

 

簪「お姉ちゃん、雷真にあの技術を教えたの?」

 

刀奈「いえ、全く何にも教えてないわ。雷真に教えてあげようか尋ねたら、『実戦で覚えるからいらない』と言われたの」

 

本音「って、ことは……」

 

虚「あれが雷真くんの才能」

 

簪「凄いな、雷真は」

 

刀奈「本当ね……」

 

 

それから、瞬間加速(イグニッション・ブースト)で最高点に達した時、雷真は体を反転させ、ビームライフルでセシリアのビット兵器を的確に破壊した時の彼女らからは声が出なかった。

 

 

刀奈「……………」

 

簪「…………」

 

本音「…………」

 

虚「…………」

 

そして、ビット兵器を破壊した雷真は爆煙で身を隠し高速でセシリアの背後を取った後に緑色のランチャーを構えてセシリアに降伏するよう促したとことに彼女らは疑問に思った。

 

 

本音「何で、ライライはセッシーに降伏するよう言ったんだろ?」

 

刀奈「それは直ぐに分かると思うわ」

 

 

刀奈の言葉通り、雷真はセシリアからアグニを外し地面に向かってアグニからビームを放った。ビームを放たれた地面を見て、セシリアと同様に彼女らも驚く。

 

 

刀奈「何よ、あれ」

 

簪「あんなの受けたら」

 

虚「間違いなく、SEエネルギーが全損しますね」

 

本音「ライライ、怖い」

 

ビームを見たセシリアは降伏宣言をして、雷真vsセシリアの戦いは雷真の勝利で終わった。その後、雷真はセシリアと数回会話を交わし、こちらの待機所に戻ってくる。

 

アヴァロン・フリーダムのビーム兵器を実技演習の授業でも使用するかについて

  • アヴァロン・フリーダムの使用禁止
  • アヴァロン・フリーダム ビーム兵器の禁止
  • 別機体のビーム兵器を使用
  • 別の機体を使う
  • 雷真は見学
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