もしかしたらあったかもしれない、そんな未来 作:サクサクフェイはや幻想入り
かなり前から告知あったようですが、こうやって書くの忘れてました。 まぁ、一応アニメ見直して書くきっかけをくれたゲームだったので、それなりに思い入れは...... ないな。 ともかく容量重いし、かくつくし。 スマホアプリとしてやってましたが、ダメですね。 まぁ、ストーリー公開されてる20章までやらないとな。 一応、投げなければアーキタイプブレイカーのシナリオも書くつもりだし
そんなわけで長くなりましたが、本編です
示し合わせたわけでもなく、同時に動き出す。 一定距離を保った引き打ち、俺と無人機の選択は同じだった。 俺は紙一重で避けているが、相手はよける気配がない。 それもそうだろう、相手は強力なPAを展開しているのだから。 しかも、QBも細かく使い狙いを付けさせないようにしていた。 やり辛い、それが相対した感想だった。 こんな試合いくつもしてきたが、今回は特にだ。 QBで近づこうとすれば、相手は逃げる。 逆に近づかれればこちらも逃げるが
『こっちもだけど、相手にもダメージ入ってないよ』
『いわれなくてもわかっているさ』
だが焦りは禁物だ。 下手に突っ込めば返り討ちに合うし、逆に攻めてくるのを待てば完成度的にこちらが負ける。 無人機だが、かなり高度なプログラミングがされているようだ。 だが、あまり悠長にもしていられないのは事実だ。 だから、この流れを変える
「ここだ!」
高度なプログラミングをされているようだが、時々穴がある。 意図的に作られたのか、それとも見落としだったのかはわからないが。 その穴に合わせ、分裂ミサイルを発射する。 このミサイル、すぐに分裂しないのでミサイルを撃ち、意図的に爆発させる。 その爆発に隠れ、二段QBで一気に接近する。 今回打ち出したミサイルは、改造されたスモークミサイルだが。 と言っても、センサー類を狂わせるためISにも有効だ。 自分から効果範囲に突っ込んでいくため、予め敵の位置を予想しないといけないのが難点だが。 だが、相手は動いていなかった。 それどころか、
『っ!? 白、PAをすぐに展開して
『わかった!』
直後閃光に包まれ、強い衝撃が機体全体を襲う。 当たり前だ。こちらもAAを発動したとはいえ、あちらの方が速く展開したのだ。 殺せなかった衝撃があったのだろう。 機体状況を確認すると、今のAAでジェネレーターが故障、肩の分裂ミサイルは使用不可。 唯一使用できるのは、両手に持ったライフルのみだ。 対してあちらは、それほどダメージを負ってないようだ。 白が表示しているSEにも、あまり動きがない。 しかも、相殺は出来なかったとはいえ爆発を間近で受けたにもかかわらず、ジェネレーターの故障はないらしい。 唯一の救いは、PAが展開していないところか。 絶望的な状況だが、こんな状況いくらでもひっくり返してきたのだ。 俺はライフルを再度握りしめ立ち上がる
『いけるな、白』
『もちろん!』
一応OBは使えるようだが、必要ないな。 こちらを見降ろす無人機をにらみつけ、二段QBを使用し一気に距離を詰める。 だが相手も逃げるようだが、逃がさない!
『白!』
『出力は上げてあるから、追いつくはずだよ!』
いくら逃げようとしたところで、リミッターを外し急激に上がった出力には対応できないらしく、距離がグングン詰まっていく。 体にかかる圧も相応になるが、この戦いは負けられないのだ。 両手のライフルを突撃しつつフルオートで撃ちまくる。 QBで左右によけようとするが、さらにQBを発動することで回り込み逃がさない。 硬直など、俺には合ってないようなものだ
『左腕残弾30%!』
『問題ない!』
回り込むことでようやく追いつき、無人機の左腕を思いっきり蹴り上げる。 すれば、無人機の武器は宙を舞う。 そこに肩武装をパージし、残弾が残り10%を切った左腕のライフルを投げつけ、右手のライフルで狙撃する。 あのAAでよく暴発しなかったと思ったが、爆発させることに成功した。 有澤重工製の特殊弾頭ミサイルはさぞかし痛かろう。 ライフルをキャッチしながら、大爆発が起こったほうを見る。 大ダメージのようだが、よくないことも起こる。 PAが再展開したのか、煙が不自然に揺らめいでいた
『白』
『うん、PA再展開してるよ』
こんな状況だ、諦めてくれれば幸いなのだが、その気配はない。 武装だって、つぶしたのだが...... そう思っていた時期が、俺にもありました。 無人機は拡張領域から新たにライフルを展開した。 忘れていたが、これはISを使っているのだ、当然そう言うこともできる。 現役時代、武器がなければ相手の武器を奪うなんてことをやっていたから忘れてた。 まぁ、この貰ったライフルはありがたく使わせてもらうが。 ミサイルがなく、俺がPAを展開しないためか、近距離での銃撃戦を挑んでくる。 それにしてもこの戦い方、多分......
『なーんか、黒夜の現役時代みたいな戦い方だね』
『お前もそう思うか白?』
そう、そうなのだ。 俺の現役時代、原作リスペクトの引き打ちはもちろん、相手に合わせた戦い方をしていた。 もちろん、相手が嫌がりやり辛い戦い方を。 ライフル二本と肩の分裂ミサイル、AAでは大変であったがやっていた。 その戦い方と、無人機の戦い方が一緒なのだ
『まぁ、作った人が作った人だからね、やろうと思えば当時のデータなんてどうにでもできるんじゃないのかな?』
『なるほどな』
それを聞いて打開策が浮かんだが、それに頼りたくはない。 あくまで、
『黒夜、ジェネレーターが限界!』
『なら今の全力をAAに回せ!』
直後二度目の爆発。 さっきとは比べ物にならない衝撃が俺を襲う。 正直言って意識が飛びそうだが、ここで飛ばすわけにはいかない。 壊れそうな音を立てるスラスターで姿勢を制御し、AAを発動し無防備な無人機に向かってイグニッションブーストを発動する。 OBやるためのエネルギーはないし、そもそもスラスター類はほとんど死んでいる。 このイグニッションブーストだってSEから無理やり捻出したものだ。 交差する一瞬、展開した武器を振るう
『本当は使いたくなかったが、仕方ないか』
展開した武器は、近接ブレードの葵。 基本的にホワイトグリントの時、いや、そもそもビルドファイターズ時代は刀剣類の武器は使っていなかった。 だからこそ使いたくなかったのだが、このチャンスを逃せば俺は負けも同然だ。 白い閃光に戻った俺に、負けは許されない
『消えろ、偽物』
振り返り、
『お疲れさん、白』
『黒夜もお疲れ様』
まずいことに、意識がもうろうとしてきた。 近くにベンチがあったので、倒れるように座る。 あー、もう限界だ。 意識が暗闇に落ちる。 その暗闇に落ちる間際、誰かに受け止められたような感覚と声を聞いた
「お疲れ様」