第1話です、どうぞ。
第1話
「いてて……何が起きたんだ?」
辺りを見渡すと、木が広がっていた。どうやら森みたいだが……。
「ったく、何がどうなって……ん? な、何じゃこりゃ!?」
そこで俺は自分の腕を見て、驚愕した。何故なら、俺の腕が何やら機械的なものになっていたからである。更に自分の体を見てみると、足どころか胴体まで機械みたくなっていた。そして、視界の端にアー○ード・コ○とかにあるメッセージ的なものがでていた。
まぁ結論から言うとだな、
「……完璧にデスティニーだな、こりゃ」
そう。俺の姿は先ほどまで手元にあった、デスティニーガンダムの姿になっていたのである。軽いパニックになるぜ、これは。だが喚き散らしていても仕方ない。
「まずは操作?に慣れないとな」
その後、ビームライフルやら何やらの武装を試し撃ちしていたが、どうやら性能は中々のようだ。さて、お次は飛行だな。
「翼を展開して、と……」
どうやったら飛べるかは知らないので、適当に頭で念じる。するとどうだろう。自在に飛行ができるではないか。これは凄いな。
「ん?」
ふと、レーダーに1つの光が写った。しかもどんどん近づいている。
(ちょいと不安だが、コンタクトをしてみるか)
俺は向かって来てる何かを目指して、スラスターを噴かせた。
少し進んでいくと、俺はまたもや驚く羽目になった。コスプレみたいな格好をした生身の女性が、宙に浮いているのだ。向こうも俺を見て驚いているようだった。
「あ、あの、すいません。時空管理局のものなんですが……」
おっと、通信か。綺麗な声だな。しかし、時空管理局とは、聞いたことのない…いや、まてよ。どっかで聞いたことのあるような……忘れた。
「失礼。時空管理局とはどういった組織なんですか?」
とりあえず質問しておく。知らないままだとまずいからな、多分。
「時空管理局を知らない?えっと、私は時空管理局の機動六課所属の高町なのはと言います。あなたは……まさか、次元漂流者?あの、あなたは一体…?」
機動六課の高町なのは?駄目だ、もうそこまで出かかってるのに思い出せない。……もういいや。諦めよう。
「俺は望。平田望です」
「平田望……日本人みたいな名前ですね」
「(いや、みたいっていうか、完璧日本人だけど)……ところでここって、どこなんです?」
「え?ここは第一管理世界『ミッドチルダ』の首都クラナガン付近にある森ですけど……」
「ミッドチルダに、クラナガンか……聞いたこともないな」
少なくとも地球上にはなかった筈だが。
「ミッドチルダを知らないなら、平田さんはどうやってここに?」
「それがわからないんですよ。気がついたらここにいたというか……」
「気がついたら?」
「はい」
嘘は言ってないから大丈夫……だと思う。
「あの、平田さん」
「何ですか?」
「事情聴取のために、これから私と同行を願いできますか?」
……何か犯罪者みたいだな、同行って。悪いことはしてないが。さてどうするか…ここにいてもどうしようもないし……行くっきゃないな。
「わかりました」
こうして、俺は彼女についていくこととなった。
本日はここまでです。初回だったので2話投稿しましたが、次回からは1話ずつ投稿していこうと思います。
改めて、よろしくお願いします。