魔法少女リリカルなのは 運命を変える者   作:レイブラスト

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コラボ編第3話です。相変わらず設定とか無茶苦茶です……

望「もういいよ」

しかも、今回書いてて思ったことが1つ。

望「ん?」

……敵側が完全にかませすぎた。

望「は?」



コラボ話パート3

穴を抜けた俺達は、灯りのない暗い場所に出ていた。

 

「ここが…」

 

(奴らが作り上げた本拠地、『デスビレッジ』だ)

 

「てことは、ここにダークライダーやモンスターがいる訳だね……」

 

「気をつけて進もう」

 

望達はデスビレッジの中を歩き始めた。幸いにもほぼ一本道だった為、迷うことはなかった。

 

しばらく歩いていると、ある扉の前に出た。

 

「ん? 何か書いてある……何て読むんだ?」

 

「さあ?」

 

扉に何かの文字が書かれていたが、読めそうにもなかった。

 

「こんな時は……翻訳コンニャク~!」

 

ドラえもんは四次元ポケットから、食べるだけで何でも翻訳できてしまう秘密道具、『翻訳コンニャク』を取り出し、食べた。

 

「えーっと、何々……全モンスターの居住区?」

 

「それはつまり、この先にはモンスター軍団がいるということか……」

 

「いきなり苦戦を強いられそうですね……」

 

モンスターの数がどれだけかはわからないが、少なくとも無傷では済まなさそうだ。

 

(だが、ここを通らなければ奴らの元へは辿り着けないぞ)

 

「そうだな……行くっきゃないな」

 

「元々そういう覚悟はできてたし」

 

「じゃあ、開けるよ」

 

ドラえもんが扉をゆっくりと開ける。望はロストドライバーを装着し、ジョーカーメモリを、のび太はウィザードリングをはめた左手を構えた。

そして、扉が開いた先には―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数え切れない程のモンスター達の、残骸があった。

 

「「「…………………は?」」」

 

何が起きたのかわからず、呆然とする望達。

 

「……何でモンスターが全滅してるんだ?」

 

「いや、僕に聞かれましても……」

 

「誰かが倒したのかな?」

 

(しかし誰が―――まさか……)

 

「あれ? のび太じゃねぇか」

 

その時、奥から1人の少年が現れた。

 

「ジ、ジャイアン!? どうしてここに!?」

 

「お前等と一緒に穴をくぐってたら途中で投げ出されてよ、気がついたらこの部屋にいたんだ」

 

「それじゃあ、この部屋の惨状は君が?」

 

「お、望さんじゃないか。まあそうだな。怪人共がいきなり攻撃してきたから、頭にきてビーストに変身して、キマイラと一緒に暴れまくったんだ」

 

(久しぶりのご馳走じゃったよ)

 

平然と言い放つジャイアンとキマイラ。彼らの話を聞いた望達は、この部屋で何が起きたのかを容易に想像し、青ざめた。

 

「んで、望さん達は何でここに?」

 

「そ、それはだな……」

 

望達はダークライダーのことに関して、ジャイアン達に全て話した。

 

「ふーん。つまり、その悪のライダー共をやっつけりゃいいんだろ? 任せとけって。俺様が加わったからには百人力だ!」

 

(((実際そうなんだよな……)))

 

(ふむ。時間もないようじゃし、早く先に進むとするかのう。先導は任せたぞ、のぞみ君)

 

「わかった。後、俺は望な」

 

訂正を入れると、望達は近くにある階段を上がっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デスビレッジ3階(最上階)

 

「おいリュウガ! どうなってやがる!? 何で魔法使いどもが侵入しているんだ!?」

 

「俺に聞くなダークカブト! こっちも焦ってるんだ!!」

 

「クソッ! オルタナティブがやられたせいで穴の見張り番が居なくなったせいか!? だとしても何でモンスター共が全滅してやがるんだ!?」

 

「2人共落ち着け。こういう時は、寝るに限る……グゥ」

 

「「テメェ(お前)はもうちっと(少し)緊張感持てェェェェエエエエエエ!!」」

 

普通に寝ているオーガを思い切り怒鳴りつけるダークカブトとリュウガ。

 

「お前等、そろそろ配置につけ」

 

そんな3人に、ダークキバは冷静に指示を出す。

 

「配置だぁ!? 今までたくさんの世界を滅ぼして来たけどよぉ、んなこたぁ一度もなかったぞ!?」

 

「落ち着け! 入って来られたのは事実だろう!!」

 

「チッ! どっちにしろ、面倒な事になりやがったなぁ……」

 

「頑張れよ。俺は寝てるから……」

 

「「いや、テメェ(お前)も来るんだよ!!」」

 

あくまでサボろうとするオーガを引っ張り、ダークカブトとリュウガは部屋を出た。

 

(魔法使い共、それに平田望……楽しませてくれるな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?」

 

「どうしたんですか?」

 

「道が分かれている……」

 

望達は2階に着いたが、その先の道が3つに分かれていた。

 

「手分けして進むしかないか……」

 

(ワシも、こだま君の意見に賛成じゃ)

 

「俺は望だ! 誰だよこだまって!?」

 

「こいつのことは気にしないでくれ……」

 

怒る望を、ジャイアンが諦めたように咎める。もう慣れっこのようらしい。

 

「で、誰がどの道を行くんだ?」

 

「じゃあ、僕は左で」

 

「僕も」

 

「俺は右だな」

 

のび太とドラえもんは左を、ジャイアンは右を選択した。

 

「てことは、俺は真ん中か」

 

必然的に、中央は望になった。

 

「では、気をつけて」

 

「ああ。君達もな」

 

「じゃ、またな!」

 

一旦別れを告げ、それぞれの道へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンがしばらく歩いていると、大きな扉が現れた。

 

「お、何だこれ? 開けてみるか」

 

扉を開け、中に入る。

 

「ん? お前は……古の魔法使いか」

 

そこには、リュウガが佇んでいた。

 

「テメェは誰だよ?」

 

(ターミナル君、奴は仮面ライダーリュウガ。ダークライダーの1人じゃ)

 

「なるほど、こいつが……って俺は武だ! 「た」しか合ってねぇじゃんか!!」

 

キマイラの酷い間違いに、ジャイアンが怒鳴る。

 

「何を怒ってるのかさっぱりわからんが、ここに来た以上、倒される覚悟はできているんだろうな?」

 

「あいにくだったな! 倒されるのはテメェだ!!」

 

ジャイアンは右手のドライバーオンリングを腰のベルト―――ビーストドライバーに翳す。

 

『ドライバーオン!!』

 

音声と共にビーストドライバーが実体化する。

更に変身ポーズを取りながら叫ぶ。

 

「変……身!!」

 

同時に左手のビーストリングをドライバー左側のシリンダーのスロットに差し込むと、回した。

 

『セット!! オープン!!』

 

ビーストドライバーのバックル部分にある扉―――リベレイションズドアが観音開きに展開し、黄金のライオンの頭部のレリーフ―――キマイラオーサーが出現する。

 

『L・I・O・N!! ライオーン!!』

 

音声が鳴るのと同時に金色の魔方陣が現れ、ジャイアンの体を通過した。すると、彼の姿が魔法使い―――仮面ライダービーストに変化した。

 

「さあ、ランチタイムだ!!」

 

「食われるのはお前の方だ」

 

リュウガはドラグセイバーを、ビーストはダイスサーベルを持ち、突撃する。

 

「おらおらおらぁぁぁぁああああ!!」

 

「なめるなぁぁぁぁあああああ!!」

 

ガキンッ! ドガッ!

 

互いに剣で斬り合ったり、パンチやキックを混ぜたりして戦うが、中々決め手にならない。

 

「だったらこれだ!」

 

ビーストは一度離れると、右手に新たなリング―――バッファリングをはめ、ドライバーの右側の窪みに差し込む。

 

『バッファ!! ゴー!! バッファ!! バ・バ・バ・バッファ!!』

 

直後、ビーストの右肩にバッファローの頭部を模したマント、バッファマントが装備された。

 

「うおらぁぁぁぁああああああ!!」

 

「何!? ぐあぁぁぁっ!?」

 

強烈なタックルを食らったリュウガは地面に倒れる。そこへ、ビーストがマウントポジションになり、

 

「まだまだ、終わりじゃないぜぇぇぇぇぇぇえええええええ!!」

 

一方的に殴り始めた。

 

「ぐぼっ!? がっ! げぼぉ!?」

 

(た、たかし君……少しやりすぎなのでは?)

 

キマイラの言葉を無視し、反撃させることなくリュウガを殴りつけるビースト。

もはやどっちが悪役なのかわからない。

 

「ぐ、このぉ!!」

 

「うおっ!?」

 

リュウガはビーストを蹴飛ばして起き上がると、カードをブラックドラグバイザーにセットした。

 

『FINAL VENT』

 

「一方的にやりやがって……! 俺を怒らせたことを、後悔するがいい!!」

 

宙に浮かびながら、リュウガが叫ぶ。

 

「だったら俺も!!」

 

『キックストライク!! ゴー!!』

 

変身リングを再びセットし、必殺技を発動させると勢いよく飛び上がった。

 

「うおおおおおおおおおおお!!」

 

「だああああああああああああ!!」

 

ドォォォン!!

 

リュウガのドラゴンライダーキックと、ビーストのストライクビーストがぶつかり合う。

 

必殺キックの激突に勝利したのは―――

 

 

「ふぅ、疲れたぜ」

 

ビーストだった。

 

(……相手が凄く可哀想な気がしたが、行くとするかのぉ)

 

「ああ」

 

変身を解除し、ジャイアンに戻ると先を急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時間を巻き戻し、ジャイアンが部屋に入った頃。

のび太達も扉を見つけ、部屋に入っていた。

 

「ほぉ、俺の相手はテメェか」

 

そこで待ち構えていたのは、ダークカブトだった。

 

(気をつけろ、少年。奴は仮面ライダーダークカブト。ダークライダーの1人で、高速戦闘を得意とする奴だ)

 

「なら、これで行くよ」

 

『ドライバーオン!! プリーズ!!』

 

ウィザードライバーを出現させると、のび太は左手に青いリング―――ウォーターリングをはめる。

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!! シャバドゥビタッチヘンシーン!!』

 

「変身!」

 

ウォーターリングをはめた左手を、ウィザードライバーに翳す。

 

『ウォーター!! プリーズ!! スィ~スィースィースィ~!!』

 

青い魔方陣が出現しのび太を通過すると、ウィザード・ウォータースタイル(以降、ウィザードWS)になった。

 

「よし、僕も―――」

 

「いや、今回もドラえもんの出番はないよ」

 

「な、何でぇ!?」

 

「この程度の相手、ドラえもんの助けがなくても倒せるさ」

 

「言ってくれるじゃねぇか。いいぜ、すぐに後悔させてやるよぉ!!」

 

『Clock up!』

 

言うが早いか、ダークカブトはクロックアップを発動させる。

 

「ハッ、この速さについて来られるか!?」

 

相手の視界から消えたダークカブトは、ウィザードWSの後ろへ回り込む。

 

「そこだぁ!!」

 

『One・Two・Three!』

 

「ライダーキック!」

 

『Rider Kick!』

 

ダークライダーキックを発動し、ウィザードWSを蹴ろうとするが―――

 

『リキッド!! プリーズ!!』

 

バシャッ!

 

「なっ!?」

 

リキッドリングの効果で液状化し、避けられた。そのせいで動きが一瞬止まった。

 

「今だ!」

 

『ネオバインド!! プリーズ!!』

 

ウィザードWSはネオバインドリングを使い、水の鎖でダークカブトを縛り上げた。

 

「な、何!? こいつは…!」

 

「さあ、フィナーレだ!!」

 

そう言うと、ウィザードWSはハンドオーサーを操作する。

 

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!! ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!!』

 

右手に別のリング―――キックストライクリングをはめると、ウィザードライバーに翳した。

 

『チョーイイネ!! キックストライク!! サイコー!!』

 

「はぁぁぁぁぁ……だぁぁぁぁあああああああ!!」

 

ウィザードWSは高くジャンプすると、ダークカブトに向けてストライクウィザードを放った。

 

「ぐおあああああああああ!? こ、この俺が、こんな惨めにやられるって言うのかぁ!? み、認めねぇ……絶対に認めねぇぇぇぇええええええ!!」

 

最後まで敗北を否定しながら、ダークカブトは爆発した。

 

「ふぃ~」

 

ウィザードWSは変身を解除する。

 

「凄いじゃないか、のび太君!」

 

(随分あっさりな気もするが……)

 

「ああいう奴程、こういう手に引っかかりやすいからね。ほら、先を急ごう」

 

ドラえもんを促し、のび太は歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンとのび太が部屋に入った頃。望もまた、部屋に入っていた。

そこには、オーガがいた。

 

「俺の相手はお前か、仮面ライダーオーガ」

 

「そうだ…ふぁ~」

 

何故か欠伸のポーズをするオーガ。

 

「……眠いのか?」

 

「いいや。外に出ると緊張してな、戻って来た時に疲れが出るんだよ。ふぁ~」

 

「どこか緊張感に欠けるな……まあいい。手早く決めさせてもらう」

 

望はジョーカーメモリのスイッチを入れる。

 

『JOKER!』

 

「行くぜ…変身!」

 

ロストドライバーに装填し、傾ける。

 

『JOKER!』

 

その瞬間、望の姿が仮面ライダージョーカーへと変わった。

 

「ん? お前、変身できなかった筈じゃ?」

 

「あいにく、エターナルメモリがなくてもライダーにはなれるんだよ!」

 

「なるほど……だったら、遠慮はなくていいな」

 

『Ready』

 

ミッションメモリーをセットし、オーガストランザーを長くする。

 

「おらぁぁぁ!」

 

オーガストランザーを、思い切り振るってくる。

 

「はっ!」

 

ガキッ!

 

「せやっ!」

 

ジョーカーはそれを受け流すと、オーガのボディにパンチを放った。

 

「ぐっ!? らぁっ!」

 

「どりゃあああ!!」

 

次々とオーガストランザーで斬りかかって来るが、避けられたり受け流され、逆にパンチやキックを何度も受けた。

 

「ぐほっ!? に、人間の癖に中々やるな……だが、ここまでだ!!」

 

『Exceed Carge』

 

オーガストランザーから巨大な光の刀身が伸び、必殺のオーガストラッシュを発動する。

 

「さて、どうかな?」

 

『JOKER! MAXIMUM DRIVE!!』

 

「ライダーキック…!」

 

ジョーカーメモリを腰のスロットにセットし、ライダーキックを発動する。

 

「死ぬがいい! でやぁぁぁああああ!!」

 

「とりゃあああああああ!!」

 

オーガストラッシュとライダーキックがぶつかり合う。どちらも一歩も引かない。だが―――

 

ビシッ!

 

オーガストランザーの刀身にヒビが入ると、一気に砕けた。

 

「おらああああああああ!!」

 

「なっ! しまっ、ぐああああああああああああ!?」

 

そのまま押し切られ、ライダーキックの直撃を受けたオーガは爆発した。

 

「よし…」

 

変身を解除した望は、先へと進んだ。





望「……確かにかませだな、これは」

すんなり終わらせようとした結果がこれですよ……

望「い、いいんじゃないか? ディケイドでもサクッと倒されてたろ?」

ですから、開き直ることにしました。

望「落ち込んでばかりもいられないからな。ともかく、次回もよろしく!」
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