異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件 作:のろとり
「ギャグ補正持ってるやつが異世界行けば、面白くね?」と思ったので。探せば普通に見つかると思いますけど。
色々と無理矢理過ぎました。
やぁ、画面の前の皆さんこんにちは。
俺は今回の主人公、
急な話だが、俺は転生者である。
俺は、死んだと思ったら神が目の前にいたんだ。
そして、RPG風の世界に特典もちで転生させてやると言われた。
俺は、嬉しかった。が、その時思った。
「闘ったらモンスターにやられるし、町にいてもモンスターが襲ってきたら死ぬじゃねぇか」と。
俺は、結局は寿命で死ぬけど面白く行きたいから特典をふざけて選んでもいいかと思い、
「ギャグ補正」を特典としてつけた。
これなら、そうそう死なないと思ったからな。
そうして、俺は転生した……んだが。
「きっ、貴様!! この勇者に攻撃してきやがったな、ぶっ潰してやる!!!」
何か勇者(自称)に勝負を挑まれた。
理由としては、俺が転生したときに町を見ようと思って、
この勇者(自称)の前を横切ったからとかだそうで。
理由がおかしすぎるだろ。
攻撃してないし。それと、周りを見たら町にいることが分かった。
「いや、そんなこと言われても俺は何も持ってないから勝負にならないだろ」
そう話していると、野次馬たちが集まってきた。
何か、「勇者様!」とか言ってるのが聞こえるから本当に勇者なんだろう。
あ、コイツ本物か。殺される。
「覚悟ォ!」
とか考えてたら、剣を持って襲いかかってきた!?
そんな急展開についていけるわけもなく、勇者の持った剣が俺の右腕を斬きかかり、
俺の右腕が取れ―――
「痛ェ!?」
―――ることはなかった。
勇者の剣が当たったが岩でも斬ったように傷をつけることは出来なかったが、
腕が痛い。
「何だと!?この武器と防具は神から貰ったのに……って痛ッ!」
俺を切りつけた勇者の頭に何処からかタライが降ってきた。
なんで降ってくるんだろ、まぁとりあえずは……
「ムカつくなコイツ。えいっ」
俺は動揺してる勇者に近づき、
普通に左の拳を当てたら勇者が勢いよく吹っ飛び、いつの間にか俺の後ろにいて動かなくなっていた。
地球一周でもしたのか?その後に鳥のフンと隕石が勇者に降ってきた。
よく分からないけど隕石が降っても勇者以外には何も影響がないな、
家も壊れてないし。って......
『…………』
え、えええええ!?!?!?
一発で倒しちまったよ、もしかして特典のお陰か!!
野次馬たちも驚いて声が出なかったが、
『ウォォォォォ!!!』
それも一瞬のうちで、すぐに騒がしくなった。
なんか「真の勇者様だ!」とか言ってるけど。
俺は勇者になる気はありませんよ、
町で平和に暮らしたいんだよ。
モンスター退治はそこに転がってる勇者(笑)に頼んでください。
「あんた、名前は?」
野次馬の一人がそんなことを聞いてきた。
他の野次馬も俺の名前を聞こうとしてるのか、静かになる。
「……
『雷鳴!雷鳴!雷鳴!』
俺の名前を聞くと、野次馬は俺の名前をコールし始めた。
いやあの、恥ずかしいので止めてください。
そう考えてると、
「静粛に!!」
その声が聞こえると野次馬が一瞬で静かになる。
その野次馬達が俺にその声の主が見えるように退くと、兜を被っていない鎧姿の女性がいた。
え、なにこの美人さん。
「貴様は今、勇者に暴行を加えたな。今から城へ来てもらおうか、牢獄へいってもらおう」
その言葉を野次馬たちが聞くと、気まずそうに目を逸らした。
「……え、えええええ!!!!!!」
あぁ、神様。どうして俺をこんな世界に転生させたんですか?
【勇者】
物語に出てきた勇者。
メッチャ強いがギャグ補正には勝てなかった。
裏設定として、持ってる武器と防具は神から転生したときに貰ったもの。転生者である。
【野次馬】
村人達。
説明が面倒くさいため、野次馬と統一。
【鎧を着ている女】
王様の部下という裏設定。
別に女じゃなくてもよかった。
オチに悩んでいたため「そうだ、逮捕させよう」という意味不明な理由で出したキャラ。