異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件   作:のろとり

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嬉しいことがあったので、頑張って書きました。

なお、もうネタ切れになりました。


城での生活その5

「雷鳴、お前に勉強を教えてやる」

 

今日は城の復興が休みで、なにをしようかを考えていたらピンカに襟を掴まれながら、そう言われた。

勉強か......この世界と前の世界だと常識が違うだろうから、勉強しといた方が特だな。だが……

 

「一体どういう風の吹き回しだ? 俺に勉強を教えるなんて」

 

上半身裸にされたり、処刑されそうになったりしたからな。

何か裏があるかもしれない。

 

「それはナチェが『雷鳴は勝手に私の部屋に入ったり、常識が無いので一から勉強しましょう』

 

とのことだ。ざまぁ」

 

酷い。まぁ、丁度いいか。

だけど、勝手に部屋に入ってるのはピンカも一緒だろ。

 

「……分かった。今から行けばいいのか?」

 

「あぁ、私について来い」

 

 

 

 

 

 

 

「今から私が勉強を教えてあげますね」

 

ナチェから教わるのかよ。

てっきりメイに教えてもらうのかと……

 

「まずはここにある本を読んでからにしてください。話はそれからです」

 

ナチェは国語辞典位ある厚さの本を机に置いた。

その本が重すぎるのか、机が悲鳴をあげている。

この厚さの物を覚えるのか……それにしても『自称・国の全てが分かる本』って……

自称とか付くのに国についての本とかどうなってんだよ。

 

「では、初めて下さい」

 

「……よし、読んでいくぞ」

 

俺は適当にページをめくって読み始めようとしたが……文字が分からなかった。

しまった、よくある転生物だと神が文字を読めるようにしてくれたり、勝手に読めたりしてるから読めるかと思ってた。

てっきり言葉が通じるから大丈夫かと思ってた。

 

「……雷鳴、どうしたんですか?」

 

あ、ヤバい。ナチェに怪しまれてる。一回落ち着つくか。俺は目を閉じて考え事を始めた。

どうしようか……このままだとナチェに怪しまれる。

だが、ここで勉強しないとこの世界について学べない……よし、勉強は諦めるか。

俺は閉じていた目を開けると何故か字が分かるようになった。

だが、『文字を読んで理解』するのではなく『頭で日本語に翻訳』されている。

これも能力か?『何故か外国語が読める』って言う。

 

 

 

 

 

「ふむふむ……」

 

勉強を始めてから数時間程がたった。

まだなるほど、理解した。

けど、この国は大丈夫か?と思うほどおかしいな。

 

「なぁ、ナチェ」

 

「どうしました? 雷鳴」

 

「国の名前が『ああああ国(こく)』って誰が決めたんだ?」

 

どう考えても適当に感じる。これは気になるな。

 

「それは略称で正式名称は

 

『【ア】ーモンド国民主権の祭りの

 

【ア】イデアが出てこないので

 

【あ】したになったら考えましょう

 

【あ】っ今までの嘘』です。

 

まぁ、正式名称を国民のほとんどが長すぎて知りませんけど」

 

正式名称おかしすぎるだろ!?

まぁ、その名前よりはいいか。略称にも問題があるけど。

 

「それって国として大丈夫かなのか?」

 

「だから略称で書いてあるのか」

 

「さぁ、まだまだ勉強しますよ」

 

「えっ、少し休憩したい」

 

俺の言葉も聞かずに、そのまま次の日の朝まで勉強させられた。あぁ、折角の休みが……




【自称・国の全てが分かる本】

適当に付けた名前。
武器としては使えそう。


【文字】

普通に読めても面白くないため、少し能力を使った。
自分でも何を書いてるか分からなくなってきた。
『文字が勝手に頭の中で翻訳されてる』ことが分かればいい話だったのに……よく分かんなくなった。


【ああああ国】

最初は城の名前だった。
『【ア】ーモンド国民主権の祭りの【ア】イデアが出てこないので【あ】したになったら考えましょう【あ】っ今までの嘘』は適当。二度と出ないだろ。
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