異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件 作:のろとり
「ヘェラァ!」
試合が始まり、まずは相手が剣でピンカに攻撃を仕掛けてきた。
いや、ヘラってなんだよ。ヘラって。
「盾」
ピンカは相手の攻撃が当たる前に、俺の両腕を捕まえて俺を盾にして攻撃に備えようとした。
ってちょっと待て!ルール的にはセーフだけど止めてくれない!?
「おいピンカ、これは無しだろ! 放せ!」
俺はピンカから逃れようとするが、力が強くて中々抜け出せない。
「ちょ、待っ……!」
俺に相手の攻撃が当たる瞬間、
「ブモォォォォォ!!!」
突如、何処かから牛が沢山相手に向かって突進してきた。
「ヘェェェェェ!!」
相手はなす統べなく、吹っ飛ばされて壁に激突してその衝撃で砂煙で発生した
……へ?まさか、能力が発動したのか?
「おおっと、ここで突如として動物の乱入だ! ヘー選手は大丈夫か!?」
あ、アイツがヘーだったのか。通りでなんかヘー、ヘー言ってると思った。
砂煙が晴れ、ヘーが姿が見えると……
「ヘー選手、気絶しています。戦闘不能です!」
実況者がそう言うと、会場が一気に盛り上がった。
いや、俺は何もしてないんだけど。きっと、能力が発動したんだろうな。そうだ、そうに違いない。それはそうと、残りはシーだけか。ピンカに任せたいな。
「なぁピンカ。シーをお前に任して……」
俺はピンカにシーを任せようと、言葉を発っしてる途中でピンカに頭を掴まれた。
え、何をすんだ……
「ちょっと待て、一体何をするぅぅぅぅぅ!!」
俺はそのままピンカに地面に叩きつけられた。
しかし、俺は地面に付くことなく『何か』がクッション代わりになって痛みが和らいだ。
いや、痛いのは結局変わらないが。
俺はクッション代わりになった『何か』を見てみると、残ってた相手……シーが目を回して、倒れていた。
どうやら、隠れて俺達に攻撃するつもりだったらしい。
「試合終了! 一回戦、第一試合に勝ったのは雷鳴&ピンカタッグだ!」
観客が盛り上がるなか、俺はどうしてもピンカに聞かなければならないことがあった。
「……おいピンカ。どうして俺を盾にしたり、地面に叩きつけたんだよ」
「お前がこの試合にやる気を出さないから、少し痛い目を見もらった。
やるからには勝たないと駄目だ。もし負けたらすぐに城から追い出すぞ」
ピンカはそう言って、試合会場から出て観客席へと向かった。
「はは……マジか」
負けたら城から追い出される?だとしたらもう戦うしかないな。
俺はこのまま城に引きこ……城に永住したいからな。もしやる気を出さなかったら、
さっき見たいになるのか……
「……やってやるよ。何かを叶えてもらうか!」
と言っても、何を叶えてもらうかは考えてないけどな。
「では、どんどん試合を進めていきましょう!」
今すぐに逃げてぇ!
【やる気】
やる気を出さないため、盾にされたり地面に叩きつけられた。
だが、実際は無意味に盾にしたわけではなく雷鳴を『武器』として使っている。ひでぇ。
【能力】
牛の乱入。
羊しようか悩んだが、別のところで使えることを思い付いた。