異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件   作:のろとり

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息抜きとしてガチバトルを書きました。語彙力が無いですけど、たまにはいいですね。

なお、今回は結構視点が変わります。


タッグ試合その2 たまにはガチでもいいじゃない。ギャグ少なめで参ります。

他の試合が進んでいき、二回戦が始まった。

一チームだけとてつもなく速い速度で動くやつらがいたな。

そいつらとは当たりたくないけど……当たるとしても決勝だから大丈夫だろうな、多分!

 

「では、二回戦第一試合! ピンカ&雷鳴タッグと無口A&無口Bタッグの試合……開始!

 

……俺、そういや無口達の名前知らないや」

 

相手の名前が……それはそうと、ピンカよ……

 

「どうして俺を投げる体制をしてるんだ?」

 

俺はピンカに肩に担がれていた、ロープで縛られながら。

そのため、ここから逃げられない。

 

「さっきの試合でお前を武器にすれば強いことが分かったからな」

 

「離せ、離しやがれ! 離さないと耳に息をかけるぞ!」

 

俺はじたばたしながら逃れようとするが、全然逃げられない。

 

「……そ、そんなのが聞くわけな、ないだろう」

 

あ、コイツ動揺してやがる。そういえば、前に耳打ちしたときに驚いてたな。

 

「と、兎に角戦うぞ!」

 

話をそらしやがった。

それにしても相手が攻撃してこないな。

 

「…………」

 

相手が俺達に接近してきた。

あ、会話が終わるまで待っててくれたのね。全然嬉しくないけど。

 

「喰らえ!『雷鳴シュート』」

 

ピンカは相手に俺を一直線に投げたが、かわされてしまった。

だろうな、予想してたよ。俺はそのまま闘技場の壁にぶつかった。

い、痛い……頭にタンコブが出来ちまった。

こんなときに限って能力が発動しないなんて。

俺は縛ってあるロープを外そうと、悪戦苦闘してる中ピンカは戦っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「喰らえ!『雷鳴シュート』」

 

ふむ、やはり外れるか。

私は雷鳴を無口Aに向かって投げたが、一直線に投げたため普通にかわされた。

まぁ予想してたからいいか。

アイツは保険としてあっちにいてもらうとして、今はこっちだな。

 

「……!」

 

無口Aは私に向かって下から拳を振り上げてくるが、

私は後ろに一歩下がりその振り上げてきた手首を掴み地面に叩きつけた。

雷鳴が前に言ってたが、こういう技は『せおいなげ』と言うんだったな。

だが、無口Aは叩きつける前に地面に『せおいなげ』の勢いを利用して踵を地面に叩きつけた。

その衝撃で破片が顔に飛んでくる。

 

「ちっ!」

 

私は右腕で顔を守りながら後ろに跳びながら下がった。

そういや、コイツらの名前は私も知らないな。

 

「…………」

 

無口Aは私が空中にいるのを狙って腹に蹴りを入れてきた。

私は少しでも衝撃に備えるため、左腕で腹を守った……が、

 

「何っ!? ……しまった!」

 

無口Aの蹴りは私の腹に当たらず、

直前で止まり今までノーマークだった無口Bの拳が無防備な私の両足にラッシュを喰らわした。

私はそのまま雷鳴が吹っ飛んだところまで飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴァア!?」

 

俺こと雷鳴は、ピンカが戦ってるところを見ていたらこっちに飛んできた。

急なことでかわせず、ぶつかってしまった。しかも、変な声出たし。

 

「ピンカ、アイツら強くね?」

 

「アイツらは無表情で無口だから動きが読み取れないからな。

 

まぁいい、保険をかけといたからな」

 

保険?なんの話だ。そうこうしていると、相手タッグが俺達に向かって走ってきた。

よし、逃げよう。そして能力の発動に頼るんだ!

 

「ピンカ、逃げるぞ」

 

「断る」

 

「……何故だ? 相手が近づいてきてるのに」

 

と言っても相手は俺達の会話が終わるまで待つ気なのか、走るスピードを遅くしている。

いいやつらだなぁ……

 

「さっきの攻撃で脚が動きづらい。この後のことを考えると、ここで決着をつけるぞ」

 

え、無理だろ……いや、降参するか。

 

「……もし、降参なんてしたら城から追い出すぞ」

 

退路を塞がれた。

しょうがない、ここでやるしか……あれ、そうえば……

 

「なぁピンカ。さっき言ってた保険ってなんだ?」

 

そう、俺はピンカがさっきから言っている『保険』がなにか気になっていた。

 

「それは後でだ。それはそうと……来るぞ!」

 

ピンカの言う通り、相手タッグが俺達に拳を振り上げ……

 

「『雷鳴砲』」

 

俺はピンカに相手タッグに向かって投げられた。

またかよ!しかも名前変わっただけで、他は何も変わってないからな!?

そうして、案の定避けられた。

だろうな!そうして俺はそのまま壁に突撃し、もう一つタンコブを増やした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『雷鳴砲』」

 

私が投げた撃った雷鳴砲は相手が左右に避け、当たらなかった。

ここまでは計算通りだな。あいつらの隙を作るために雷鳴をあそこに投げたし。

私は動きが悪い脚を無理矢理動かし、

 

「吹っ飛べ」

 

「「!?」」

 

相手が雷鳴の方に意識が向いた一瞬を使って全力で相手タッグを殴った。

その攻撃で相手二人は吹っ飛び、ついでに雷鳴は闘技場の壁に叩きつけられた。

流石に雑に扱いすぎたか……後で差し入れ持っていくか。

 

「勝者、雷鳴&ピンカタッグ! ……そうだ、言い忘れてた。

 

この二回戦が終わったら、三回戦は一週間後だから忘れるなよ」

 

私はその声を聞くと同時に、片足を地面についた。

ぐっ、少し無理しすぎたか。

たが……私にはこの大会に勝って叶えたい夢があるんだ!

『ナチェと毎日同じ布団で寝る』という夢が!

 

「おいピンカ、大丈夫かよ」

 

そう言って、近づいてきたのは雷鳴だった。

やはり、コイツは大丈夫だったな。頭に二つタンコブが出来てるが。

 

「ほら、さっさとここから出るぞ。早く休みたいし」

 

雷鳴はそう言いながら私に肩を貸して、歩き始めた。

なぁ雷鳴、お前は私が適当にパートナーに選んだと思ってるだろ……

でも、実際はお前とならこの試合に勝てると思ったから出たんだ。

 

「……雷鳴、痛くないのか?」

 

私はさっきまでのことを反省して、雷鳴に声をかけた。

 

「そりゃあ痛いよ。けど、勝たないと城から追い出されるし。

 

俺は城に引きこもりたいんだよ!」

 

この野郎……!さっきまで謝罪の気持ちを返しやがれ!




【タンコブ】

雷鳴が気づいてないだけで、能力は発動している。
本来なら、全身骨折並の威力である。


【雷鳴シュート】【雷鳴砲】

雷鳴を投げて、相手にぶつける技。
一直線にしか飛ばないため、初見でもかわされる。
雷鳴砲と雷鳴シュートは名前が違いだけで同じ。


【無口達の名前】

キャラクターを増やし過ぎると困るため、名無しになった。
それに、読者も一話ごとにモブの名前を沢山出されても困るだろうし。とのこと。


【ピンカ】

たまには他のキャラ視点のシーンが欲しかった。
ピンカはデレたが、このデレた後の発展を一切考えてない作者。
ヒロインすら決めていない作者。
きっと思い付くだろう……多分!


【テコ入れ】

タッグ試合をさせたこと。
ピンカが脚を負傷して、このまま試合すると本来の予定がズレる可能性があったため、作者の都合で三回戦を一週間後に伸ばしたこと。
一応、本編でも理由は作ってある。
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