異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件 作:のろとり
お金の単位を『エヴァ』から『ヴァレン』に変更しました。
理由 エヴァって言ったら、あの有名なやつの略称で「あ、やべ」と思ったので、変えました。
次に出てくるかはいつか分かりませんけど。
ここ最近、暑いので気をつけて下さい。
「なぁ、大丈夫だったか? ......!」
部屋に入ってきたのは、王女......ナチェだった。
あぁ、ナチェに会うのがなんか久しぶりに感じるよ。
一日しかたってないけど。
「キャーーーーー!!!」
急にナチェが大声をあげた。
え、俺なんかしたか!......あ、上半身裸だった。
「ら、雷鳴にそんな趣味があったのですね......」
「ち、違う! 俺にそんな趣味は無いんだ!!」
目が覚めたらこうなっていたんだ、どうしてかは俺も分からないけど。
「ナチェ、どうしたんだ!?」
げ、この声は......俺がそう思ってると、廊下から勢いよく部屋に入ってくる者がいた。
女騎士もとい、ピンカである。
「雷鳴、貴様は処刑だ。処刑しかありえないな! よしさっさと行くぞ!!」
この有り様を見て、なにがあったのか理解したのか俺を処刑場に連れていこうとする。
この光景前にも見たことあるぞ!!てか目をキラキラさせるな!
と言うより……
「一旦落ち着けぇぇぇぇぇ!!!」
「す、すまない。取り乱しました」
俺に向かって謝罪をするナチェ。
まだ落ち着かないのか、口調がズレているが。
「そうえば、私が服を洗っていたのを忘れてたな」
謝罪する気が一切ないピンカ。
心なしか、悲しんでるように見える。どんだけ処刑したかったんだよ......
それともナチェのことを心配しているのか?
それはそれで過保護過ぎないか?
「......ところで、雷鳴はどうして私の城の前にいたのですか?
ピンカに雷鳴が城の前で倒れていたという話は聞きましたが」
完全に落ち着いたのか、俺が倒れていたのか聞いてきた。
どう答えようか......本当は嘘を付かずに答えた方がいいのだろうが、笑われるだろうし。
だが、嘘をつくと後で面倒くさくなるだろうし。
俺は、少し考えてから答え始めた。
「道に迷ってたらいつの間にかついた」
俺は分かりやすく、本当のことを説明した。
実際は『イラつきながら走ってたら能力のせいで城に戻ってきた』だが。
まぁ、だいたい合ってるだろ。
「............」
二人は気まずそうに顔を逸らしながら、何も喋らなかった。
お、おい。なんか喋ってくれよ……
いや、違う。コイツら笑いを堪えてんだ。
「と、兎に角。俺はどうすればいいんだ?」
また、冒険してこいとか言われたら終わるからな。
一応聞いておかないと。
「でしたら、この城に一時的ですが住んでください」
「......へ?」
「ナチェ、いいのか!? 自分の荷物が机に置いてあるのに、全然気づかないおとぼけな奴をこの城に住まわしても!!」
あ、本当に机に荷物が置いてあった。
それにしても、おとぼけとは酷いな。
「まぁ、良いじゃないですか。それに、この願い事を聞いてあげたら一緒に寝ますか?」
「雷鳴、ゆっくりしていけ。後、着替えを持ってきたのを忘れてたな。さっさと着ろ」
ピンカは即答した。
なんだこの変態......とりあえず、服を着ることにした。
「じゃあ、まずはお昼にしましょう。ほら、ピンカも」
「ちょっと待ってろ今すぐ持って......きたからすぐ食べよう」
一瞬、言葉が途切れたから思ったら姿が消えて、料理が入ってるであろう器を持ってきたピンカ。
わー愛の力って凄いなー(棒)
「早く食べましょう!」
「あぁ、そうだな......え?」
「ん、どうしたんだ雷鳴」
「い、いや。何でもない」
器を開けると、中には白米や味噌汁、焼き魚であった。思いっきり日本食だな......
てっきりパンとかゲテモノ的な料理が出てくるのかと思っていた。
【日本食】
異世界系だと洋風な食べ物が多い(気がする)ので、あえて日本食にしてみた。
なお、この世界にはパンとかもあるみたいたが、あまり普及してないよう。
関係ない話になるが、作者はご飯派である。