異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件   作:のろとり

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ここで出来るネタが尽きるまで雷鳴には城にいてもらう予定です。


城での生活その1

異世界での食事が日本食だったことに驚いたりもしたが、のんびり平和に暮らせている俺。

例えば......

 

「雷鳴」

 

「お、ピンカじゃん。どうした?」

 

廊下を歩いてると、ピンカに呼ばれた。

なんだろうか。

まさかナチェに対して高い高いして、涙目にした事がバレたか?

い、いやあれは俺のポケットに本来なら入らないであろう、飴が沢山入ってたからそれをあげたな。

沢山入ってたのはきっと能力だろう。

 

「死ねぇぇぇぇぇ!!」

 

そう言って、剣を振ってきた。

ちょ!?俺はかわせずに、攻撃が当たってしまったが、

 

「痛いから毎度毎度止めてくんない!」

 

能力のお陰で痛いだけですんだ。

 

............平和に暮らしている。

この前、ピンカに「なぜ攻撃してくるか」を聞いてみたら、「なぜ痛いだけですむか知りたいから」と答えられた。

だから、俺を異様に処刑しようとするそう。

理由を言えば止めてくれそうだが、「俺の能力は、ギャグ補正です(キリッ)」なんて絶対に言えない。

それに「ギャグ補正とはなんだ」と聞かれそうだ。

まぁ今のは置いといて、平和に暮らして......

 

「あ、手が滑りました」

 

ナチェが厨房で料理しているところを見かけて、そのままスルーしようとしたら俺に向かって包丁が飛んできた。

だが、俺の目の前を通っただけで、当たらなかった。

当たっても、ギャグ補正で生きられそうだが心臓に悪いな。

 

「ナチェ、何やってんだ?」

 

「あ、雷鳴。メイドから料理の作り方を教えてもらってるのです」

 

「あ、どうも。メイドの『メイ』だよ」

 

この教えてくれてるメイドさんの名前はメイと言うそうだ。 

安直だなぁ。

 

「作ってる途中ですけど、味見してみますか?」

 

邪魔にならないように、厨房から出ようとしたがナチェに味見していかないか聞かれた。

 

「あぁ。味見してみるよ」

 

見る限りだと、ホットケーキかなんかの生地を作ってる途中なのだろうか。

 

「ありがとうございます。

 

あ、私は自分で作ったのを食べたことがないため、味の感想もお願いします」

 

ナチェが心配そうにそう言ってきた。

そうして、俺はマズイと表すことすらできないそれを飲み込んだ瞬間に倒れた。

ま、まさか......

 

「倒れるほど美味しかったんですね!

 

まさか、言葉ではなく体で表現するとは思いませんでしたけど」

 

ナチェは料理が下手くそなのか?

王女だから料理をしたことがないのか?

でもメイととても仲が良くて、メイも見てるだけだから慣れているのだろう。

 

「私も少し味見するよ」

 

待てメイ、早まるな!俺は声に出そうとしたが、意識を保つのでいっぱいだったため出来なかった。あぁ......メイも犠牲に。そう思っていたが、

 

「美味しいね。まぁ、途中の段階なので結果はどうなるか分からないけど」

 

何故かメイは倒れなかった。

な、なぜだ......

 

「まだ気をつけてないといけませんね。

 

しかし、どうしてメイ以外の皆は私の料理を食べると倒れるんでしょう」

 

「それはきっとナチェ様の料理がとても美味しいからだろうね」

 

「もう、メイったら」

 

あ、分かった。

メイは味音痴なのか。俺はその答えが分かると、とうとう意識を手放した。

さっき、のんびり平和に暮らしているといったが......のんびり出来ないし、

平和には遠いが、会ったことないがモンスターに会わないだけマシだと思いながら、一日が過ぎていった。

 

最後に一言。

百合って……良いよな。




【メイ】

メイド。最初はどじっ子属性を入れる予定だった。
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