異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件   作:のろとり

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この前、人生ゲームをしていたら約70万ドルを手に入れました!




......借金という形で。

私は運が無いのだろうか。


城での生活その2

ここ数日程、城で暮らしながら能力の発生方法を考えたり、発動させてみようとした

。結果としては......何も分からなかった。

発動させようと思ったが、そもそもどうやるが分からなかった。

発動効果は『どんな攻撃でも死なない(傷は受ける)』『何時間も全力で走れる』などと言ったところだ。そこはまた今度考えよう。

 

「なにやってんだ?ピンカ」

 

廊下を歩いてたらとある部屋で物音がした。

入ってみるとピンカが誰かのベッドの下を探っていた。

 

「な、なんだ。雷鳴か」

 

「なにしてんだ? ベッドの下に何か落としたのか?」

 

「ん? あぁ、貴様には言ってなかったな。ここはナチェの部屋だ」

 

え、マジか。

あれ、そうなると......なるほど、理解した。

 

「ちょっと急用が」

 

俺は急いで部屋から出ようとした瞬間、ピンカに肩をつかまれた。

痛い痛い!何をするんだよ。

 

「今のことをナチェに報告しようとするのか?」

 

げ、バレてる。

俺はピンカの言う通り、ナチェにコイツのことを伝えようとしたのだ。

だってこれ変態のすることじゃんかよ。

 

「当たり前だ。それにしても、そこで何やってたんだよ」

 

「ベッドの下にきちんとナチェの本が入ってるか確認だ」

 

なんだ、いいところあるじゃんか。

いや、下にいるものだから普通か?ってだとしたらなんで俺を止めたんだろ。

そう考えてると、ピンカが本を見せてきた。

 

「これがナチェが隠してる本だ」

 

隠してるって......ピンカにバレてるのに隠してるっていうのか?

そう思いながら渡された本を見て、一つ分かったことがある。

Bで始まってLで終わる本じゃねぇか!

ナチェのやつ、ちっこいのにもうそっちの領域に入ってやがる!

この世界には年齢制限が無いのかよ!

 

「......私の部屋でなにをしている?」

 

ナチェの声が聞こえた瞬間、ピンカが俺が持っていた本を奪いベッドの下に戻した。

速い!それほどナチェにバレたくないのか!!

 

「ナチェ。少し雷鳴と掃除をしようと思っただけだ」

 

いつの間にかピンカは箒を持っていた。

いつの間に!ってかなんでピンカはまだ俺の肩を掴んでんだよ。

俺もバレないように何かないか周りをキョロキョロしていると、上からタライが降ってきた。

ナイス、能力!使い方は未だに理解してないけど!

 

「なんだ、ピンカと雷鳴でしたか。それにしても、雷鳴は何処からそれを出したのですか?」

 

「ひ、秘密だよ。秘密」

 

俺は能力のことよりも、ナチェの本についてバレていないかが、心配だった。

だ、大丈夫か?それにしても、冷や汗が出まくってるな。

俺自身のことだけど気持ち悪。

ってか、ピンカは顔色一つ変えないな......いや、よくよくみたらコイツも若干焦ってるな。

さっきから俺の肩を掴んでる手の力が上がってきてるもん。

このままだとリンゴ砕くみたいに俺の肩も砕かれそう。

 

「そうですか......ですが、掃除は自分で出来るので大丈夫です」

 

いや、心配なんだが。この前の料理の件もあるし。

 

「分かった。いくぞ、雷鳴」

 

ピンカは俺の肩を掴んだまま、部屋を去ろうとした。

 

「お、おいピンカ!ナチェはちゃんと掃除出来るのか?」

 

俺はナチェに聞こえないようにピンカに耳打ちをした。

 

「! ......あ、ああ。世話人ほどではないが出来るぞ」

 

あれ、今少しピンカが顔を赤くしたような......何はともあれ安心した。

けど、少し遊んでから部屋を出るか。俺はピンカに肩を捕まれたまま、ナチェに話しかけた。

 

「本当に大丈夫か? 手伝うか?」

 

ピンカがさっきの本を急いで隠したってことは、

あの本のことをナチェは知られたくないはずだな。

 

「い、いえ。大丈夫ですよ」

 

お、少し焦ってきてる。

 

「いやいや。俺は居候なんだし、それ位手伝うぜ」

 

「え、えっと......その......だ、駄目ですよ!」

 

ナチェは顔を真っ赤にして涙目になりながら、断ってきた。

そこまで言われるとやめ......たくはならないな。もっと遊んでやるぜ!

 

「......雷鳴、行くぞ」

 

ドスの聞いた声が俺の肩の当たりから聞こえた、ピンカだ。

 

「ア、ワカリマシタ」

 

俺はピンカに強制的に連行された。

そのあと、たっぷりと説教を受けた。




【能力の発動方法】

一応は考えています。


【Bで始まってLで終わる本】

B ook L ikeです。
本が好きな人が読む本のことです(大嘘)


【何故ナチェをああしたか】
二話位で、ナチェが顔を赤くした理由の後付け。
あのときの雷鳴は上半身裸。ナチェのベッドの下にあった本はBで始まってLで終わる本。
後は......察してください。
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