ラブライブ!サンシャイン‼︎ ~ハピネス感じる時~ 作:ヤギリ
この俺、凪咲 優志が内浦に帰って来て、3日が過ぎた。
昨日、鞠莉ちゃんが家に訪ねて来て、俺に「浦の星女学院に編入してほしい!」と頼まれ、俺はその頼みを引き受けた。
その日の晩、鞠莉ちゃんからLINEが届き………その内容は………
『さっそく明日、浦女で編入式をするわ。特に何も持って来なくても良いから、浦の星に登校してね。』
優志「また、突然だな………、まぁ引き受けたし、鞠莉ちゃんの為にも文句は言えないな。」
そして次の日………月曜日、俺は早起きして登校準備をしていた。
すると………
ピンポ--ン!
ピンポ--ン!
優志「は〜い!」ガチャ……
俺は玄関のドアを開ける。すると……
千歌「優くん、おはよー!」
曜「おはヨーソロー!」
優志「千歌、曜……、朝早くからどうした?」
千歌「ん?優くん今日から浦女に編入するんでしょ?だから、一緒に登校しようと思ってね。」
曜「迎えに来たんだ!」
優志「そうか、ん?どうして千歌と曜が、編入の事を知ってるんだ?」
千歌「あ、昨日鞠莉さんからLINEが来てね。"優くんが浦女に編入する。"って知ったんだ。」
優志「へ〜〜、鞠莉ちゃんと知り合いだったのか。」
千歌「優くんこそ、鞠莉さんと知り合いだったんだね!」
優志「まぁ、ちょっと待ってろ、準備して来るから。」
千歌「うん。」
曜「了解であります!」
しばらくして、俺は千歌、曜とバス停まで歩いて来た。
優志「バスが来るまであと20分か、早く来ちゃったな。」
千歌「うん。」
俺と千歌と曜がバスを待っていると………
「千歌ちゃ〜ん!」
千歌「あ、梨子ちゃん!おはよう!」
曜「おはヨーソロー!梨子ちゃん!」
梨子「おはよう。あれ?千歌ちゃん、その男の人は?」
千歌「あ、この人が優くんだよ!昨日話したでしょ?」
梨子「この人が?」
千歌「優くん、この子が桜内梨子ちゃんだよ。そして梨子ちゃん、この人が凪咲優志くんだよ!」
千歌がワインレッドでロングヘアーの髪の少女に俺を紹介する。そしてその女の子にも、俺を紹介した。
優志「うん?桜内………梨子………?」
梨子「え、凪咲………優志………?」
曜「ん、どうしたの?」
お互いに名前を聞いた俺とその子は、何かを思い出したかのように、互いを確認する。
またかよ!って皆思うだろうか、俺はこの子を知っている。
そしてその女の子も、俺の事を知っていた。
優志「もしかして、梨子ちゃんか⁉︎」
梨子「え、優志くん⁉︎」
千歌「ん………あれ?」
ーーー回想ーーー
俺は、東京にある音ノ木坂中学校に通っていた。
俺が中学2年の時、同じクラスになった桜内梨子と言う少女がいた。彼女はクラスでもかなりの美少女で、1週間に2回は、男子に告白されていた。全員断っていたけどね。
そんな彼女だから、先輩の男子からも注目されていた訳で………
中学2年の時の3学期の時………
先輩「ね〜ね〜、良いじゃん。今日くらい一緒に遊びに行こうぜ?」
梨子「あの、こ、困ります………」
先輩「何も困る事ねーって、一緒にゲーセン行ったり、カラオケ行ったりさ〜〜、今日だけだからさ、遊ぼうぜ〜〜!」
そう言って先輩は、梨子の腕を掴む。
梨子は怖くなって涙目になる。
梨子「や、やめて……ください………」
先輩「もう諦めて、一緒に遊びに行こうぜ!」
腕をぐいぐいと引っ張る………
梨子「いや…、嫌ぁ………」
「やめてくださいよ。先輩!」
先輩「あん?誰だオメェ?」
「俺、その子と同じクラスの凪咲です。」
先輩「同じクラスね〜」
優志「その子、嫌がってるでしょ?腕を離してください。」
先輩「ふん、白馬の王子さま気取りか?ダセェんだよ、引っ込んでろ、後輩!」
優志「悪いが、引っ込むのはあんたの方だ………」
先輩「てめぇ、誰にタメ聞いてんだ?ゥオラ!」
半ギレになった先輩は梨子の腕を離して、優志に殴り掛かる、だが優志は拳の動きに合わせて身体をくねらせ、そのまま先輩の脇腹に蹴りを入れた!
先輩「ぐぉぉ!」
先輩は脇腹を抑えてよろめく………
優志「…………」
優志は静かに先輩を見下す。
先輩「み、見下してんじゃねーー‼︎」
先輩は更に殴り掛かるが、優志は素早く先輩の懐に入り込み、強烈な腹パンをかます!
そして先輩は腹を抑えて蹲る………
先輩「ぐほっ…!」
優志「どうした先輩……、そんな程度か?」
先輩「てめぇ………お、覚えてろよ!」
お決まりの捨て台詞を吐いて逃げて行った………
優志「実際に言うんだな〜」
梨子「あ、あの……ありがとう。えと………」
優志「そういや、同じクラスになるの今年が初めてだな。俺は凪咲優志だ。」
梨子「私、桜内梨子………、助けてくれてありがとう。凪咲くん!」
優志「あー……ごめん、俺、苗字で呼ばれるの慣れてなくてさ、普通に名前で良いよ。」
梨子「え、あ、うん……ゆ、優志くん………///」
優志「礼なら良いよ。桜内」
梨子「あの、その……私の事も、な、名前で良いよ?」
優志「え…!あ、ああ……、り……梨子…ちゃん」
ーーー
教室
女子「今日の凪咲くん、かっこよかったね〜〜!」
女子2「うんうん!イケメンな上に、先輩を倒しちゃうんだから、凄いよね〜!絶対惚れちゃうよ〜、ねぇ?梨子!」
梨子「う、うん………///」
男子「ちくしょー!優志!お前、あんなカッコイイ事しやがって〜〜!悔しけど、認めてやるよ〜!」
男子2「お前が、No.1だ!」
優志はしばらく、クラスの話題になっていた。
それから、3年に上がる頃には、梨子と優志は、また別のクラスになり、高校受験の勉強もあってか……、次第に顔を合わせる機会が減っていた。
ーーー回想 了ーーー
バスの中
千歌「へ〜〜、梨子ちゃんと優くんにそんな事がね〜〜」
梨子「あの時は、本当にありがとうね。優志くん」
優志「お、おう……」
梨子「?」
曜「でも、以外と青春してたんだね〜、優くんも。」
優志「からかうなよ。」
そして、学校近くのバス停に着く。
千歌「でも、あの梨子ちゃんがね〜〜ぇ」
梨子「な、何よ……」
千歌「別に〜〜!梨子ちゃんも乙女になったんだなぁ〜ってね!にししし………」
千歌は未だに梨子ちゃんをからかっている………、そろそろ口説いな………
もう止めた方が良いと思うぞ。千歌……
梨子「ち〜か〜ちゃ〜ん〜〜‼︎いい加減にからかうのを止めなさ〜い!」
千歌「うわぁ!梨子ちゃんが怒った〜!逃げろ〜〜!」
優志「おい、いきなり走ると転ぶぞ。」
曜「あははは…」
梨子「待ちなさ〜い!」
千歌「あははは……!……っうわ!」ドシャ--!!
案の定、言ったそばから転んだな。石に躓いたみたいだな。
梨子「千歌ちゃん!」
曜「大丈夫?」
優志「言わんこっちゃない………」
千歌「う〜〜、痛い………」
梨子「膝、擦りむいてる………」
曜「私、バンソーコー持ってるよ!」
千歌「ありがとう……」
優志「元気出せよ、、飴玉、食べるか?」
千歌「え?いいの!ありがとう〜!」
千歌「ん〜〜!みかん味だ〜〜❤︎」
ん?なんか、昔にも同じことがあったな………
千歌「えへへ……、なんか、昔を思い出すね!4、5歳くらいの頃だったかな〜?」
優志「覚えてるのか?」
千歌「うん、忘れないよ、あの時のこと。」
そう言って千歌は頭を少し前に出す………
優志「ふぅ………」ナデナデ
千歌「えへへ……///」
曜「………」
梨子「………二人共、遅刻するわよ。」
千歌「そうだ!急ごう。」
そして俺達は、裏の星女学院に向かった。
今回も感想を是非‼︎
近々、この小説の活動報告を出すかも?