堕ちたあの子がゲイムギョウ界を壊しにかかる話 作:ふぁもにか
どうも、ふぁもにかです。この度、衝動のままにゲイムネプテューヌの二次創作を手掛けることとなりました。予想じゃ30話くらいで完結するんじゃないかと考え中です。また、今の私は社会人であり、執筆にあまり時間を掛けられない上にストックがないため、相当なノロノロ更新となることをあらかじめ覚悟した上で、この作品を読んでいただけると幸いです。閑話休題、このプロローグは相当短いので、今日の内に1話を投稿しますね。
0.終わった世界
――ゲイムギョウ界。
そこは、女神と呼ばれる存在が国を司り、その下に様々なゲイムキャラが集う、現実とは異なる世界。ゲイムギョウ界は多次元に渡って無数に存在し、その内のいくつかにおいては、4人の女神と、それぞれが統治する4つの国家によって、世界が構成されていた。
1つ目の国は、女神パープルハートが治める、革新する紫の大地:プラネテューヌ。
2つ目の国は、女神ブラックハートが治める、重厚なる黒の大地:ラステイション。
3つ目の国は、女神ホワイトハートが治める、夢見る白の大地:ルウィー。
4つ目の国は、女神グリーンハートが治める、雄大なる緑の大地:リーンボックス。
4つの国は世界の覇権を巡り、相争いつつも、互いが互いを高め合うことにより、ともに国の発展を支援し続けてきた。また、ゲイムギョウ界に共通する危機が発生した際は、4つの国は結託し、危機を退けてきた。そうして、世界の平和を保つ。それが、ゲイムギョウ界の常だった。
――しかし。それはもう、過去の話。
今まさに、この次元のゲイムギョウ界は終焉を迎えようとしていた。
ラステイション、ルウィー、リーンボックスはもう影も形も存在しない。
そして、プラネテューヌも、私1人を残して皆、消えてしまった。死んでしまった。
この次元は、もうどうしようもなく終わってしまったのだ。
頑張ったつもりだった。どこまでも頑張り続けたはずだった。自分を捨てて。ひたすらに国の発展に尽くして。ほんの1秒だって、国のために力を尽くさない時なんてなかった。
なのに、国は徐々に衰退し。私の周りからは1人、また1人と人が消え。
いつしか、ゲイムギョウ界には私以外の人がいなくなってしまっていた。
私は何を間違ってしまったのか。どこで過ちを犯してしまったのか。
わからない。わからない。何もわからない。でも、わからないからこそ、世界は滅んでしまった。私のせいで、世界は滅びを迎えてしまった。
今や、世界には何もない。ただ荒れ果てた土地が広がるのみ。
こんな世界の惨状を前に、涙一つ流さない私は、きっと薄情なのだろう。
愚かで、冷たくて。およそ人らしい感情を持っていない。そんな私が国を発展させようだなんて無茶だったのだ。私が頑張ることになった時点で、この世界はもう詰んでいたのだ。
もしも、もしもあの時。私が死んでいれば。私以外に世界の命運を託されていたら。
きっと、こんなことにはならなかった。少なくとも私よりはマシな結果を収めたことだろう。
私はなんで生きているのだろう。私はどうして生まれてしまったのだろう。
どうして、どうして。
「――おお、中々にいい人材を見つけちゃった」
「え?」
もう、誰もいないはずの世界に。私しか生き残っていないはずの世界に。
声が響いた。それは、くぐもった、若い男性の声だった。私が声の元へ顔を向けると、なぜかネズミの着ぐるみで顔を隠した、見るからに怪しげな男性が立っていた。
「あなたは、誰? どうして、ここにいるの? ここにはもう、誰もいないはずなのに」
「まぁまぁそんなことはどうでもいいじゃないか。それより、僕は君みたいな将来有望な娘を見つけたら、まずこう言うことにしているんだ」
私の質問を軽く聞き流した着ぐるみの男はコホンと1つ咳払いをした後。
たった一言。私の心を揺るがす言葉を口にした。
「――ねぇ、力が欲しくない?」
というわけで、0話は終了です。そして第0章のプロローグも終了です。はてさて、今回登場したキャラは誰なんでしょうね。まぁ割と想像しやすいとは思いますが、今回登場した子に心当たりがある方でも、そうでない方でも等しく楽しめる作品作りを心がけますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。
~おまけ(第1回ネプステーション)~
ネプテューヌ「どもども、ネプステーションの時間でーす! 司会はプラネテューヌの女神にして、超絶カッコかわいい、この作品の主人公オブ主人公ことネプテューヌと!」
ネプギア「プラネテューヌの女神候補生の私、ネプギアでお送りします」
ネプテューヌ「このネプステーションは章が終わった時に放送するからよろしくね。といっても、作者のふぁもにか曰く、このネプステーションの放送回数はそう多くないみたいだけどね」
ネプギア「でも、この作品は見切り発車で、まだ大まかな展開しか決められてないから、ネプステーションの放送回数が結局どうなるかは作者のみぞ知るってことになるでしょうね。それにしても、今回でプロローグが終わりましたけど……中々に重いプロローグでしたね」
ネプテューヌ「まぁこの作品、タグにシリアス展開とか鬱要素とかいった不穏なものがくっついちゃってるからね。こんなノリのプロローグになっちゃうのも仕方ないんじゃない? でもでも、あんまり重いと読者がついていけなくなりそうだから、そこはシリアスブレイカーな私が頑張って、この作品をほんわかムードにしちゃわないとね!」
ネプギア「お姉ちゃん、シリアスブレイクを頑張るのはいいけど、やりすぎたらダメだよ? シリアスブレイクをしすぎると、空気が白けちゃうかもしれないからね?」
ネプテューヌ「容量用法に気を付ければいいんでしょ? オッケー、任せてよ!」