問題児たちと狂気が異世界から来るそうですよ 作:KaeiA2
見て下さい(懇願)
結果から言うとガルドとギフトゲームをすることになった。黒うさぎたちには来からそのことを話した。すると、
黒ウサギ「な、な、なんであの数時間の内に『フォレス・ガロ』のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!? しかもゲームの日取りは明日⁉それも敵のテリトリー内で戦うなんて! 準備している時間もお金もありません! 一体どういう心算があってのことです! 聞いてるのですか3人共‼」
飛鳥・耀・銀斗「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」
黒ウサギ「黙らっしゃい!!!」
黒ウサギが怒るのも無理はない。相談もせずに勝手にコミュの存続を賭けてギフトゲームをしたのだから。
口で反省していますと言っていても、誰一人として本気で反省している者はいないのだから
十六夜「別にいいじゃねえか。見境なく選んで喧嘩売ったわけじゃないんだから許してやれよ」
銀斗「そうだそうだ」
黒ウサギ「あなたは黙っていて下さい」
銀斗「(´・ω・`)。でも、この方法しかなかったんだから仕方ないじゃん。それに逆に考えればいいんだよ。負けなければいいのだと」
黒ウサギ「さっきまで顔真っ青にして横になっていたひとが何言っているのですか! まあ、確かに十六夜さんが出れば一人いれば問題はないでしょう」
十六夜「何言ってやがる。俺は出ないぞ」
黒ウサギ「そうですよね......ん?何を言ってるのですか⁉︎ダメですよ仲間同士協力しないと」
飛鳥「なにを言っているの貴方を絶対に参加させるつもりはないわ」
十六夜「そうだぜ、黒ウサギ。このケンカはコイツらが売って、アイツが買った。だから、俺が手を出すのは無粋ってもんだろ」
黒ウサギ「ああ.......もう、好きにして下さい」
ジン「どうするいったん家に戻る?」
黒ウサギ「ジンお坊っちゃんは先に戻っていて下さい。ギフトゲームが明日なら”サウザンドアイズ”に皆さんのギフト鑑定をお願いしないと」
銀斗「”サウザンドアイズ”、コミュニティ名?」
黒ウサギ「そうです。大手の商業コミュニティで、東西南北上層下層いろんなところに精通しているです。ここの近くに支店があるので行きましょう」
十六夜「ギフト鑑定っていうのはなんだ?」
黒ウサギ「それはですね、自分の“ギフト„を教えてもらう事なんです。自分の“ギフト„が何に由来しているか、出処はどこかを知っているのと知らないとのでしたら引き出せる力は泥雲の差です。皆さんも知りたくはないですか自分の力について」
それは知ってみたいけれど、やっぱり少し思うところがある。それは他の三人も同じようだった。
その店に行くまでの道中はまるで夢を見ているかような幻想的な街並みであった。
飛鳥は脇にある桜の木を見て言った。
飛鳥「なんで桜が咲いているのかしら?真夏に咲いてるわけはないのに」
十六夜「何を言ってんだ。まだ初夏に入ったばかりなんだぜ。気合いの入った桜が咲いていてもおかしくないだろ」
耀「........?秋だったと思うけど」
銀斗「え?春に入ったばかりじゃないの?」
四者四様(こんな4字熟語は無い)の答えで首を傾げた。それを見た黒ウサギは笑って言った。
黒ウサギ「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されたのです。それで皆さんのいた世界と違うところがあるはずなのです」
十六夜「へぇ?パラレルワールドってやつか?」
黒ウサギ「近いですが違います。正確には立体交差並行世界論というものなんですが、これを説明しますと一日二日では説明出来ないので、またの機会に」
と言葉を濁す。つまり、店に着いたようだった。その店の旗には、蒼
い生地に互いに向かい合う二人の女神像が描かれていた。あれが“サウザンドアイズ”の旗印なのだろう。
看板を下げようとしている割烹着の女性店員に、黒ウサギは声をかけた。
黒ウサギ「まっ
女性店員「待ったなしですお客様。うちは時間外営業はやっていません」
.........ひでぇ。声をかけることさえ許してくれなかった。流石、大手の商業コミュと言うべきなのだろう、客の拒み方にも立ち振る舞いも隙がなかった。
銀斗「まあまあ、そう言わず入れてくませんか」
黒ウサギ「そうです!閉店時間の五分前に客を締め出すなんて!」
そこからというもの売り言葉に買い言葉繰り返しだった。そして、女性店員は呆れた顔で聞いた。
店員「なるほど、"箱庭の貴族"であるウサギを無下にするのは失礼でしたね。入店許可の確認をしますので"コミュの名前"か"旗"の確認をしてもよろしいでしょうか。」
十六夜「"ノーネーム"っていうコミュニティなんだが」
店員「"ノーネーム"様ですね。どこの"ノーネーム"かを確認するために旗を見せてっ⁉︎」
銀斗「少しいじめすぎじゃぁ、ないデスか」
女性店員はいきなり胸を手でおさえ、苦しそうに膝をついた。その理由は簡単、単に僕が能力を使ったからだ。彼女の次に出るセリフと黒ウサギの表情から良くないものだとわかったのと、見る目が客として見ていなかったからだ。 女性店員が気絶する寸前で能力が強制解除された。そして、店の奥から全力で走ってくる音と…
???「イィィィィィィヤホォォォォォォォォォォォォォ!久しぶりだ黒ウサギィィィィィィ!」
それは和服風の着物を着たロリ少女だった。その少女は黒ウサギに飛び込みそして、3、4回転して小さな溝に落ちて行った。
黒ウサギ「キャァァァァァ........」
黒ウサギの声が遠くなって行った。
十六夜は目を丸くして女性店員に言った。
十六夜「......おい店員。この店にはドッキリサービスがあるのか?なら俺も別バージョンで是非」
店員「ありません」
銀斗「それだったら、有料でも…」
店員「やりません」
三人は真剣な表情で言い合っていた。
frying body attact で黒ウサギを強襲した白髪の幼女は、黒ウサギの胸に顔を埋めてなすり付けていた。普通に気持ち良さそうだな、やったら黒ウサギに殺されそうだけど....
黒ウサギ「白夜叉様⁉︎なぜ貴女様がこんなところにいるのですか⁉︎」
白夜叉「そんな事はよいではないか! フフ、フホホフホホ! やっぱりウサギは触り心地が違うのう! ほれ、ここが良いか! ここが良いのか!」
黒ウサギ「はっ、離れて下さい!」
黒ウサギは白夜叉を突き飛ばした。そして、転がりながら来た白夜叉をおもいっきり抱きしめた。
その後の俺は後悔する。それは疲れていたとか何だとかのそんな言い訳は出来ないくらいに
銀斗「かわいいィィィィィィ‼︎白髪の美少女なんて久しぶりに見たァァァァァァ‼︎ずっと抱きしめていたい!!!」
流石の白夜叉も悪寒を感じたようで高速で抜けて逃げて行った。
その後自分のしたことにすぐ気づき恐る恐る十六夜達の方を見た。案の定引いていた。完璧なまでに……泣きたいもしくは死にたい
白夜叉「ゴ、ゴホン、儂はこの"サウザンドアイズ"の幹部の一人である白夜叉じゃ。まぁ、儂の部下が無礼を働いたようじゃな。それはここで詫びよう。じゃが、そこの小僧も少しやりすぎではないか?」
一瞬だけ白夜叉から強烈な威圧が僕に放たれ、その威圧に当てられ本能的に逃げるように後ろに大きく飛んだ。
十六夜は面白いものを見た顔をしていた。その他は何が起こったのかわからなかったようだけれど…
僕は冷や汗かきながらそのことを謝罪をした。
白夜叉「まあ、何か用事があって来たのだろう。店内で聞こう」
店員「しかし、規則では 」
白夜叉「相手のことをわかっていながら、さっきのような行為をするのはどうかと思うぞ。何、心配するな何かあっても儂が責任をとる」
上司に言われたら流石の店員も何も言えないようだった。
店自体はもう閉店の為に入った部屋は白夜叉の自室で仕事に必要なもの以外置いていない和風の部屋であった。それぞれは白夜叉と対面するように座った。
白夜叉はひと呼吸置いてからもう一度自己紹介をした。
白夜叉「儂は4桁の門に本拠を構えている。’”サウザンドアイズ”の幹部の白夜叉じゃ。黒ウサギとは縁があってな、ちょくちょく手を貸していた器の大きい美少女だと認識しておいてくれ」
黒ウサギ「はいはい、そうですよ。いつもありがとうございます」
その返事は投げやりな感った。
耀「その外門って?」
黒ウサギ「箱庭の階層を示す門ですよ。数字が若いほど中心近く、力のある者が住んでいるのです」
と説明しながら黒ウサギは図を書いて行く。それを見て口を揃えて、
耀「巨大タマネギ?」
銀斗「飴細工?」
飛鳥「バームクーヘン」
十六夜「そうだな、どちらかというならバームクーヘンだな」
白夜叉「ハハッ、おもしろい例えじゃな。其の例えじゃと儂らのいる所は一番薄皮のところにおることになるな。しかも、東側じゃから”世界の果て”と向きあっておる。あそこはコミュニティに属していないものの、協力なギフトを持つ者がたくさんおる。たとえば、黒ウサギが持っている苗の持ち主とかな」 たしか、黒ウサギがそんな物を十六夜が手に入れたのだと言っていたのを思い出した。”世界の果て”に行ってからのだったから十六夜は何をどうやって手に入れたんんだ。
白夜叉「して、一体誰が、何を持ってして勝ったのだ?知恵比べか?勇気を試したのか?」
黒ウサギは自慢げに言った。
黒ウサギ「これは十六夜さんがここに来る前に、蛇神様を素手で倒してきたのですよ」
白夜叉「なんと!クリアでなく直接的に倒したと。儂はそこの白髪の小童がやったものかと思ったのだが」
十六夜は何か気に食わないのか思うことがあるのか怪訝そうな顔して言った。
十六夜「それはどいうこった?」
白夜叉「そこの小童は神格持ちじゃろ、黒ウサギよ」
黒ウサギ「そうなんですが…」
黒ウサギは合っているけど何か歯切れが悪かった。
銀斗「ん?」
白夜叉「おんし、まさかじゃが気づいておらんのか!?…そうか、無自覚か。今のは忘れてくれ」
何だかもっと深く聞かなければならないような気がするが聞ける雰囲気で無かった。そして、さっきから十六夜の見る目が変わって怖い。
黒ウサギ「それはそうと、白夜叉様はあの蛇神様とお知り合いでしたのですか」
白夜叉「知り合いも何もあやつに神格を与えたのはこの儂じゃ。与えたのは随分前じゃがな」
白夜叉は胸を張って豪快に笑う。
また、これを聞いた十六夜は興味を持ったような目をして聞いた。
十六夜「へぇ?アンタはあの蛇より強いのか?」
白夜叉「当然だ。なんせ儂は東側の”階級支配者”だぞ。東側の四桁以下のコミュニティで並ぶものはおらんよ。なんせ最強の主催者なのだからの」
最強の主催者という言葉に僕以外は瞳を輝きだした
飛鳥「つまり、貴方のゲームをクリアすれば私たちが東側で最強ってことになるのかしら」
白夜叉「無論、そういうことになるのう」
白夜叉は表情を消して手持ちの扇子で口元を隠した。
十六夜「ハハッ、こりゃ良い、探す手間が省けた」
黒ウサギ「え?みなさん一体何を言っているのですか?」
三人は闘争心をむき出しにして白夜叉を見る。白夜叉はそれに反応して高らかに笑い声をあげた。
白夜叉「抜け目の無い童達だ。自分から依頼しておきながら、私にギフトゲームで挑むと」
黒ウサギ「白夜叉さま!?」
白夜叉は慌てる黒ウサギを片手で制しながらいった。
白夜叉「よいよ黒ウサギ。儂も遊び相手に常に飢えておる」
黒ウサギ「そういう事では無いですよ!」
飛鳥「ノリが良いわね。そういうの好きよ」
白夜叉「ふふ、そうかそうか。・・・しかし、ゲームの前に一つ確認しておく事がある」
十六夜「なんだ」
白夜叉は着物の裾から”サウザンドアイズ”の旗印ーーー向かい合う双女神の紋が入ったカードを取り出し、壮絶な笑みを浮かべて一言、
白夜叉「おんしらが望むのは“