祝アリシア生還。
簡単に説明すると、クロノ○リガー。
あっけないがチート能力の前にジュエルシードは完全制御され、過去の死ぬ前のアリシアは未来に助け出された。
のはいいが、なぜか病気で体を壊していたプレシアの身体が治っていた。
しかも若返っているというか、どう見ても50代に思えない肌のつやと張り、ボディになっていた。年齢的には30代、昔アリシアが死んだときと同じ年と思われる身体になっていた。そもそもどう見ても50代に思えない身体だったので、明らかに20代前半に見える。
士郎さん、桃子さんと同じ種類の人間だ。
これもジュエルシードが起こした奇跡らしい。
ジュエルシードは死者の蘇生はできないが、完全に制御できれば過去へのゲートを開くことはできるし、生きている人を若返らせることもできる。
猫を巨大化させたり、樹が成長して触手のような攻撃してきたりとしていたらしいので、納得することにした。
もっともこれは俺が脳量子波を使用しないとできないことだし、ジュエルシードの魔力の大半がなくなってしまったのでもう二度とできないだろう。
もしかしたらプレシアが若返ったのは、俺が無意識に願ってしまったからかもしれない…だって好みのタイプだったし…無意識だからしょうがない、これは事故だ。そういうことにしておこう。
ちなみにプレシアとアリシアの再会、プレシアとフェイトの和解したシーンでは目から涙がほろほろ出てしまったのは内緒である。
あの感動のシーンを生で見て泣かないのは人としておかしい。
砂糖緑茶さんやクロノ君ですら涙ぐんでいたし、だから恥ずかしくはないはずなのだが、それでも涙を人前で見せたくなかった。男だからね。
その後プレシア達は裁判にかけられるはずだったが、司法取引で無罪になったらしい。
そもそもジュエルシード関連のことは事件ではなく事故ということで処理された。
フェイトはクローンではなくアリシアの妹で、アリシアは仮死状態になっていただけで、蘇生に成功したということにされていた。
これはプレシアの違法研究のデータから管理局が関与していた証拠が出てしまい、表沙汰にできなくなったことと、リンディさんが情状を考慮してそのような処遇に持っていったそうだ。
ちなみにリンディさんはこの情報を使い政敵を引きずり降ろし、管理局での権力を高めている最中なのだそうだ。
実はこれらすべての出来事は俺の計画通りである。正直こんなにうまくいくとは思ってもいませんでした。
しばらくしてからテスタロッサ一家が地球に移住することを希望し、こちらにやってきた。
住む家を探しているが、いい物件が見つからないと相談されたので、見つかるまで家に住むか聞いたところ、すぐにお願いされた。
ちなみにお金は向こうの通貨をこちらの通貨に換金できるらしく、プレシアの財産は、俺の持っている資産である祖父の遺産、両親の保険金などを足した額よりも多かったと言っておく。
元々持っていた財産とアリシアが死んだあとの違法以外の研究成果物を会社などに売った資産を足したらそれぐらい貯まったそうだ。。
しかし、いくらなんでも一緒に住んでもいいとかまるで高町家の人間みたいなお人よしだ。
高町家の人間と一緒にいると、誰でもお人好しになってしまう。あの人達は本当に人が良すぎて、眩し過ぎる。
テスタロッサ一家と一緒に住むようになって一月が経った。
「おはようございます真」
「おはようリニス」
猫耳をぴこぴこを動かしながら、朝食を作っているリニス。家では猫耳を常に出したままだ。曰く、出していないとむずむずする、らしい。
彼女は昔プレシアの使い魔だったらしい。原作知識ではそう言えばそんな人もいたらしいことしか覚えていなかった。
契約が切れてどこかに姿を消していたらしいが、もう一度契約をして使い魔になったそうだ。
家事が得意なのでいろいろやってくれるのはうれしいが、この駄猫は問題もいろいろ起こすのである。
「…お、おはよう真さん」
「…おはよう」
シャツとジーンズにエプロンをかけた、家庭的な美人プレシア。
アルフ曰く、こいつ誰よ?と思うほど人が変わったそうだ。正確には昔の優しい母に戻ったのだが、知らない人が見れば同一人物には思えないほどに変わったと思うだろう。
病気で青白かった肌に血色がもどってきて、目つきも狂気を含んだ目でなく、優しい慈愛に満ちた目。初めて会ったときも美人だと思ったが、さらに美人になった。
前に俺は家事ができないと言った覚えがあるが、昔アリシアと二人で過ごしていた時は最低限はできていたらしい、あくまで最低限だが。現在はリニスに教わりながら母親としてのリハビリ中である。
俺のことをさん付けで呼ぶ様になり、俺には敬語で話さないでほしいと言ってきたので、できるだけ気をつけている。
現在はある程度は打ち解けてきたと思う。
買い物は一緒に行くし、アリシア達がいくことになる学校や幼稚園についての相談、高町一家に紹介したりと一緒に行動している。いつの間にかパーソナルスペースが密接距離になっているほどだ。
しかし最近彼女とはぎくしゃくしている。
原因はこの駄猫だ。
たとえば先週の土曜日のこと、10月の半ばで過ごしやすい季節になって、日差しは強いが温かい程度の気温、まさに絶好の洗濯日和だった。
俺は洗濯をリニスに任せ、というより女性が多いので俺がするわけにはいかないので、サッカーのコーチをしている士郎さんの手伝いに行った。
そして帰ってきたとき、ちょうど家まで10メートルほどの距離で、上からひらひらしたものが落ちてきた。
黒いシルクの大胆なカットの下着。プレシアの下着だった。
一緒に洗濯物を取り込んでいたプレシアが気づいて、魔法を使って飛んできて、真っ赤な顔で回収していった。
正直あそこまで照れるとは思わず、意識しないようにしていた俺までドキドキした。
たとえば一昨日のこと。
アリシアはお兄さんができたのがうれしいのか、いろいろなことを一緒にやろうと俺を誘ってくる。
テレビゲームもフェイトとアルフだけでなく必ず俺も誘ってくるし、買い物に行く時も一緒に行きたいとついてくる。
そんなアリシアがお風呂を一緒に入ろうと誘ってきた。
家の風呂は小さい銭湯みたいな大きさだ。八畳ほどの浴室で、浴槽は二畳ほどの大きさ、シャワーは二つある。
祖父さんが孫と一緒に風呂に入れるように俺が生まれる前に改装したそうだ。
テスタロッサ一家はいつも一緒に入っているのだが、俺は一人で入っている。当たり前だが。
しかし、アリシアはまだそういった男女の違いを気にする歳じゃない(5歳)ので、誘ってきた。
当たり前だが、断った。子ども組の面倒を見るだけならいいが、プレシアとかはさすがにまずいだろう。
しかし、ここでも駄猫がやらかした。
アリシアに味方して、一緒に入る流れにしてしまった。
フェイトは恥ずかしそうだったが満更ではなさそうで、アルフはこういったことにはわれ関せずだ。
プレシアは恥ずかしそうにしていたが、駄猫がアリシアをうまく誘導して、お願いさせたしまい反対できなくなった。
そしてそのまま一緒に風呂に入った。
アリシアは俺の背中を流して、俺はアリシアの髪を洗ってやった。
そこだけ見ればまるで親子みたいで微笑ましかったが、その後でまた駄猫がやらかした。
プレシアは大きめのタオルで身を隠していたが、タオルを駄猫が剥ぎ取ったのだ。明らかにわざとだった。
プレシアの一糸纏わぬ肢体は美しかった。そしてすごくエロかった。
つい見入ってしまった。
プレシアはすぐにタオルを取り返したが、あの一瞬の光景は今でも鮮明に思い出せるほど眼に焼き付いている。
男なら誰だって目が離せなくなるナイスバディだった…特に胸がすごかった……一度でいいから揉んでみたい………。
ああ、駄目だ駄目だ、いくらなんでも色ボケしすぎだ。
そう言う眼で見るのはやめないと…色即是空、心を無に……。
…ふぅ……。
これらの出来事のせいでプレシアとはぎくしゃくしているのだが、一体駄猫は何でこんなことをしているのだろうか?
週末にでもじっくり話さねばならない。