戦姫絶唱シンフォギア 〜王と歌姫の協奏曲〜 《凍結》 作:ガンダムファフニール
「「翼(さん)!?」」
そこには病院にいるはずの翼がいた。
「ごめんなさい、遅くなって」
「体は大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ零人」
「だったら、後でお説教ね」
「え?」
何を驚いているんだろう?怪我人なのに、勝手に病院を抜け出したら説教しないと。
「そんな事より早く行くよ!」
ガルルフォームに変身し、雪音クリスとの戦いがまた始まった。
――――――――――――――
零人と翼はイチイバルの弾幕をかいくぐりながら接近戦に持ち込み、奏と響は横から回り込んでいる。ガルルと天ノ羽々斬の能力はスピード重視だから弾幕は簡単に避けられる。
間合いに入り、
「「はぁっ!」」
翼と同時に斬りつけ後ろに飛ばす。
「奏、響ちゃん!」
「「おう!(はい!)」」
響が殴ると同時に奏が槍で貫いた。
「……っ!お前らー!」
「「これで王手(チェックメイト)」」
翼は後ろから零人は前からクリスの首に剣を当てた。
「零人さん、翼さん、その子は……!」
「わかってる」
「――なにが、わかってるだ!」
手に持っていたガトリングで剣を弾かれ、また間合いが空いた。
「これでまた、あたしの距離だ!もう好き勝手にはさせねぇぞ……!今度こそ、外さねぇ――!?」
すると突然、飛行型ノイズが邪魔をしてきて、イチイバルの武器を破壊した。
「――な……!?」
「なんでノイズが?」
「っ!?クリスちゃん、危ない!」
またクリスに襲い掛かろうとしたノイズが響に倒された。
「おい、大丈夫か?」
奏も駆けつけ、響の隣に立ちクリスを守る体制になった。
「お前、何であたしを庇った!?」
「え?だってクリスちゃんに当たりそうになったから、つい……」
「奏、響ちゃん、新たなノイズが来るよ!その子を守ってあげて!」
空を見ると、何体ものノイズが現れていた。
「な、なんで……どうしてノイズが!?」
どうやらクリスにも分かっていないみたいだ。
?「――命じたこともできないなんて」
「この声は……」
?「あなたはどこまで私を失望させるのかしら?」
「フィーネ!」
(
「貴女が黒幕ですか?」
「ええ、そうよ。それと、クリス、あなたにはもう用はないわ……」
「……え?」
すると突然フィーネの体が光だし黄金の鎧を身に纏った。
「あれはもしかしてネフシュタンのの鎧?じゃあ、手にあるのは」
「間違いなくソロモンの杖だね」
手には不思議な形をした杖があった。
「それにあなたより便利なヒト達がいるから」
「え?」
するとフィーネの後ろから6人ものファンガイアが現れた。
「な、ファンガイア!?」
「ええ、この人達、キバ、貴方に用があるんですって」
「なるほど、反対派のファンガイアか」
フィーネの横に立っていたファンガイアが話し掛けて来た。
「……お前が、キバ……か?」
「ああ、そうだ」
「なら……話が早い。単刀直入にいう。貴様らは……間違っている。何故……我々ファンガイアが……人間と共存したければ……ならない。人間は……我々の餌ではないか」
「貴方もそんな事を言うんですね。なら、僕はあなた方を倒さなければならない!」
「そうか……だったらこちらも……全力で相手してやろう!」
「熱くなりすぎよ。今日はここまで」
フィーネが言い出したとたんファンガイアの1人が魔術を使い、霧を発生させ逃げて行った。
とりあえずノイズを倒し、クリスのほうを見てみるといつの間にか逃げていた。
―――――――――――――
「とりあえず翼、正座」
「え?」
「正座」
「でも立花もいるし」
「せ・い・ざ」
「……はい」
いつもの黒服の人達が来るまで零人の説教が続き、本部についても、弦十郎による説教が待っており、計三時間ほど起こられた翼であった。
どうだったでしょうか?
久しぶりに書いてみたんですがどうですか?
そんな事より、シンフォギアはハロウィンイベントが始まり、FGOはそろそろですね。シンフォギアは調が当たりました!皆さんは誰が当たりましたか?
何か質問や間違いがあったらコメントに書いてください!次回もお楽しみに!チャオっ!
無印編の後、G編に入るのですがここでFateを入れたいのですがどんなサーヴァントがいいですか?(敵です)
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