戦姫絶唱シンフォギア 〜王と歌姫の協奏曲〜   《凍結》   作:ガンダムファフニール

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第2話 シンフォギアと新たな仲間

翼と出会ってから数日後

 

弦十郎につれられて僕たちは2課に行った。

 

そこで天羽々斬とレーヴァテインの起動実験が行われていた。

 

僕たちは暇だったので歌って待っていたら、僕らの歌に聖遺物が反応した。

 

そして、僕はレーヴァテイン、翼は天羽々斬の適合者になった。

 

 

 

それから5年後

 

 

適合率を上げるため訓練をしているとアラートが鳴り出した。

 

「叔父さん、何事ですか!?」

 

「わからない。だが、侵入者がいるということはわかった。」

 

「侵入者?」

 

翼が不思議そうに言った。それもそうだ。

 

この2課は地下にあって、絶対みつからない見つからないのだから。

 

「そろそろ、緒川が連れて来ると思うぞ」

 

「司令連れて来ました。」

 

ちょうど緒川が帰って来た。その隣には朱色の髪をした少女がいた。

 

「おい!放せよ!!」

 

「あぁ、わかった。放してやってくれ」

 

そう言われて緒川は少女の腕に付いた大きな手錠を外した。

 

「さて、君は誰かな?」

 

「私は天羽奏だ!ここにはノイズをぶっ殺せるものがあるんだろ!?それを私にくれよ!!」

 

たぶん、シンフォギアのことを言っているのだろう

 

「何故、そんなものが欲しい?」

 

「家族をノイズに殺されたからだ!だから、復讐するために必要なんだ!」

 

そうだったのか、、、確か、残っている聖遺物は

 

「了子くん。確かまだガングニールがあったよな?」

 

すると後ろから茶髪の女性がやってきた。

 

「あるけれど、、、使えるかわからないわよ?」

 

自称天才科学者の櫻井了子がそんなことを言っていた。

 

「適合者じゃないから、Linkerを使わないと無理よ?」

 

Linker 適合率を上げるための薬ですごいものだが代償がある。

 

「いいよ、ノイズを殺せるんならどうなってもいい!!」

 

 

 

それから、天羽奏によるガングニール起動実験が行われた。

 

 

 

「はぁはぁ、、、、、、はぁ、、、」

 

これで10回以上も同じ事をやってる。

 

口から血を出していても、それでも諦めずに実験を行っている。

 

それを翼は心配そうに零人と見ていた。

 

「ねぇ、あの人大丈夫かな?」

 

「僕にもわからないよ。でも、あの人は頑張っていることはわかるよ。」

 

そんな話をしていると奏は限界がきたようで膝から崩れた。

 

急いで奏に近寄った。

 

「「大丈夫ですか!?」」

 

「叔父さん!!」

 

「救護班、早く!!」

 

そして、奏は病院ヘ連れてかれた。

 

 

 

 

「では、ありがとうございました。」

 

なんとか一命をとりとめたようだ。

 

今はベッドの上で寝ている。

 

「奏くんが起きたら読んでくれ」

 

そう言って弦十郎は病室を出ていった。

 

「大丈夫かな?」

 

翼が心配そうに問いかけた。

 

その時、

 

「う~ん」

 

「あの、大丈夫ですか?」

 

ちょうど眠りから覚めたみたいだ。

 

「あぁ、大丈夫だ、、、」

 

「「よかった~」」

 

「ところで誰だ?」

 

「あっ、すみません。まだ自己紹介をしていませんでしたね。僕は紅零人でレーヴァテインの装者です。」

 

「わ、私は風鳴翼です。あ、天羽々斬の装者です、、、」

 

「そうか、私は天羽奏だ。よろしくな零人、翼!」

 

いきなり呼び捨てだった。

 

「う、うん!よろしく!」

 

翼は友達ができて嬉しそうだ。

 

「ところで、どうして奏は装者になりたいの?」

 

すると奏は暗い顔になった。

 

「前にノイズに家族を殺されたからだ。だから、ノイズに復讐するために力が欲しいんだ」

 

「そういうことか、、、」

 

「でも、ガングニールが応えてくれないんだ」

 

だからあんなになるまでやってたんだ。

 

「たぶんだけど、、、」

 

「ん?なんだ?」

 

翼が思い付いたように奏に言った。

 

「前に了子さんが言ってたの『シンフォギアは想いによって、力を貸してくれるのではないだろうか?』って」

 

「想いか」

 

「僕の場合、翼や皆が笑っていられる世界にしたいって思ってる。」

 

「私も同じで皆の明るい未来が見たいって思うの」

 

それぞれ自分の想いを告げた。

 

「だから、シンフォギアは誰かを守りたい気持ちに反応すると思うの」

 

「そうか、だから私には使えなかったのか」

 

なるほど、シンフォギアは誰かを守るために力を貸してくれるのか。

 

「ありがとう、翼、零人!ちょっと行って来る!」

 

そう言って、奏は病室を出ていった。

 

「えっ!?まだ怪我人でしょ!?」

 

零人が呼び止めたが無視して行ってしまった。

 

「追いかけないと!」

 

「う、うん!」

 

 

 

〜数分後〜

〜奏side〜

 

「おっちゃん、もう一回やらせてくれ!」

 

「なっ!?危険だぞ!!」

 

「大丈夫!零人と翼に教えてもらったから!」

 

「いいんじゃない?」

 

「しかし、了子くん!」

 

「でも、これが最後よ。」

 

「あぁ、わかってる!」

 

そう言って、訓練室に向かった。

 

〜奏sideout〜

 

 

 

〜零人side〜

「奏、大丈夫かな?」

 

「無茶していなければいいんだけど、、、」

 

走りながら奏のことを心配していた。

 

「たぶん訓練室にいると思うから急ごう!」

 

「うん!」

 

それから少し走って訓練室に着いた。

 

着いた頃には始まろうとしていた。

 

 

「Croitzal ronzell Gungnir zizzl」

 

「聖詠!?」

 

奏が聖詠を歌い終わった瞬間、奏の周りが光った。

 

光り終わった後、奏は零人たちと似た姿をしていた。

 

「おっ、零人と翼か。シンフォギア纏えるようになったぞ!」

 

こちらに気づいたようで話しかけてきた。

 

「どっ、どうやったの!?」

 

「いや~、さっき零人たち言ってただろ?誰かを守りたいって」

 

「「う、うん」」

 

「だから私も誰かを守りたいって思ったんだ。もう二度と同じ事を繰り返さないために」

 

「だから私と一緒に戦ってくれないか?」

 

そう言いながら手を差し出してきた。

 

「「もちろん!!」」

 

そう言って僕らは手を握った。

 

 

 

こうして、天羽奏がガングニール装者になり、零人たちの仲間になった。

 




奏「いや~、やっと登場か」

了「私もよ~」

翼「これからどんどんキャラが増えていきますよ♪」

弦「作者大丈夫か?」

フ「大丈夫だ、問題ない!!」

零「無理しないでよ?」

フ「おう、あとフはファフニールの頭文字です。
それでは次回予告」


それから5年後、、、
翼と奏はアイドルデビューをし、零人も名前などを伏せて歌手デビューした。
翼たちのライブの日、ネフシュタンの鎧の起動実験を行う。
ネフシュタンが暴走し、ノイズが大量発生した。
零人たちはどうするのか!?

フ・零「「次回 第3話 別れ」」

翼・奏「「序章最終話!」」

弦・了「「それでは次回も」」

「「「「「「お楽しみに!!」」」」」」

フ「作品設定は序章最終話の次に2回ぐらいやるので待っててください。」

無印編の後、G編に入るのですがここでFateを入れたいのですがどんなサーヴァントがいいですか?(敵です)

  • 山の翁
  • ハサン達
  • エミヤ (アサシン)
  • 李書文 (アサシン)
  • その他

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