一般人がISを頑張って作る話   作:団子スライム

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何故書いたんだろうね‼
おかしい所だらけですが見ていってください。


凡人はISを作るようです

世界は少しおかしくなってしまったのかもしれない。インフィニット・ストラトス……通称ISという宇宙空間を想定して作られたマルチフォーム・スーツ。だが、宇宙空間で使われる事はなく、兵器として使われ、その後『スポーツ』に使われる物になった。

 

それだけだったら何もおかしくはない。だが、おかしいのはここからなのだ。そのISという物は女性にしか使えない。そして、世界はそのISに注目している。つまり、女尊男卑の世界になったのだ。

 

それだけ、それだけならまだ別にいい。だが、問題になるのはここからだ。ISという物は、女性にしか使えないが別に女性全員に使える訳ではない。素質があるのだ。つまり、女性の中でも少ない者しか扱えないということだ。

 

たが、その使えない者達が女尊男卑にすがっているのだ。つまり、別にISに乗れる訳でも無い女性が『お前ら男性はISに乗れないだろ?』ということを理由に、権力を振りかざしている訳だ。

 

これには俺は納得がいかない。だが、一般人であり凡人である俺にはその事について何も言えない。だから、仕方なく女装して街に出かけるしかないのだ。お陰でファッションにも、詳しくなってしまった。

 

しかし、俺はある日気づいた。男性も乗れるISを作れば、この流れは無くなるのでは無いかと……これで分かっただろうか。これは、IS学園は全く関係ない話であることを……そう、これはただの一般人がISを頑張って作る話である。

 

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そう考えたは良いものの、そもそも俺はISを持っていないし、ISの設計図すらない。更に、ISの設計図がブラウザ等に載っている訳が無い。それで一時間考えた俺は、「IS学園の情報をハッキングすればいいか。」という、結論にいたり、それを実行する事にした。

 

まず、適当なパーツを組み立てパソコンを作る。そして、自分の住む県から少し離れた県に行き、ハッキングを開始した。勿論、簡単にはいかないだろう。IS学園は日本が運営する学園だ。セキュリティが甘い訳が無い。逆探知されて捕まるのが大体だ。

 

だから、気づかれないように素早く情報を手に入れなければならない。俺はそう意気込み、パソコンに集中した。

 

 

 

 

 

 

 

十五分後、そろそろ限界だろうと判断した俺は手に入れた情報を自分の家に送り、パソコンをシャットダウンした。そして、パソコンをゆっくりバラしながらパーツをそこら辺に捨てていく。安心しろ。ちゃんと皆がゴミを捨てている所だ。

 

そして最後にUSBを踏みつけ、粉々にした後地面に埋めた。さあ、早く帰ろう。早く、IS作りに取りかからなくては。

 

 

 

 

 

 

ハッキングはある程度成功と言った所だろうか。ISの設計図等は入手出来なかったが、今存在するISの情報は入手出来た。それによると、あくまで目立つ場所は外装や、武器のような物であり、重要なのはコアという物らしい。

 

勿論、一般人であり凡人の俺にはそんなもの手に入らない。つまり作るしか無いわけだが……コアの設計図は勿論、コアに関する事は詳しく載っていなかった。分かったのはAIがあることとISの武器、本体を収用出来る事くらいだ。

 

まあ、偽物でもそれが再現出来たら良いだろう。AIは作るのは簡単だが……どうやって収用する方を作るのか。この問題はかなり時間がかかりそうだ。

 

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ISの本体は折り畳み式にすることにした。どうしても、小さな空間にそれより大きな物を収用することは理論上可能だとは分かったが、どうしても一般人であり凡人の俺には材料が集めれない。

 

折り畳み式にする事により、コアがスーツケースのような形になったが問題は無い。ある意味、俺が作ろうとしているのはISのパチもんなのだから。つまり、偽物と言っても過言ではない。

 

だが、偽物とは、人の為の物と書く。俺が作ろうとしているISの偽物もこの世界に一つの大きな波を起こす為に作っている。まあ、一般人であり凡人の俺にどこまで出来るかは分からない。だが、やれるだけの事はやろう。

 

ISの大抵は空を飛ぶ。だが、それの機能をつけるには材料が手に入らない。言い訳から始めさせて貰うが、空を飛ぶというものは女性が飛んでこそ華麗な姿となるのだ。男性が空を飛んでもむさ苦しいだけである。

 

まあ、男性は地を走ってこそ男性だ。異論は認めん。まあ、ジャンプ機能はつけよう。まあ、十メートル位しか跳べないだろうが、跳べるだけで問題無い。材料の理由で、武器も、カットとした。男性なら拳で殴れ。

 

その代わり、拳には金属を色々何かやって、めちゃくちゃ硬い金属を作り、それを使用するつもりだ。まあ、これぐらいはしておかなくてはパチもんにすらならないだろうからな。仕方ない、仕方ない。

 

そして俺はISの本体を作り始めた。まず、地を駆ける為のシューズである。早く走る為には何を使うか……勿論モーターである。そこら辺の電気屋でモーターを買い、少し改造する。

 

そしてそれをシューズの部分に組み込み、タイヤを付ける。そして、暫く電気を充電し、俺は外に出掛けた。想定している本体と同じ重さの物を持ち、シューズの電源をONにする。

 

出た最高速度は時速二十km。まあ、これだけ出れば問題無いだろう。更に、そのシューズに空気を噴出する機能をつけた。さすがに生身でこの機能を試す訳にはいかない。この機能を試すのは本体が出来てからだろう。

 

いよいよ大まかな本体を作り始める。親戚のとある場所を借り、パーツを次々に作り、組み立てていった。この工程で夏休みの半分は消えた。そして、拳は予定通りにさっき言った金属を使い作る。

 

それらを組み立てると、いかにもISらしい物が出来上がった。ここまでに夏休みの三分の二が消えた。そしてそれを折り畳みスーツケースのような形にする。大きさも本物のスーツケースのようだ。とりあえず、十時間充電する。

 

その後、その場所でISを操作する事にした。スイッチをONにする。するとスーツケースはどんどん組み立てて行き一つのロボのような形になった。シューズの機能をONにする。ちゃんと起動した。やはり、最高速度は時速二十kmだ。

 

次にジャンプ機能を使う。予定通り十メートル跳んだ。勿論、着地も無事成功である。そして、重い物を持ったりコンクリートの壁を破壊したりする。ああ、ちゃんと起動したことに安堵を覚えた。

 

しかし、十分もすると全く動かなくなった。仕方がない、これを動かすのに、電気エネルギーでは無理があるのだろう。一般人であり凡人の俺には電気エネルギー位しか使える物は無いわけだが。

 

色々実験を完了した俺はこれを動画にして投稿する事にした。自分が暮らしている県とは別の県に行き、適当な山へ昇る。そして、深夜になるのを待つ。

 

その間に服を着替え、覆面をかぶり仮面を被った。そして、ヘリウムガスを吸い、深夜になったのを確認した俺はカメラのスイッチをONにした。

 

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九月十三日、ある動画が投稿された。タイトルは【ISのパチもん作ってみたった】というもの。しかし、中身はとんでもないものだったのだ。

 

そこで紹介された物は空も飛べない、特殊な機能は無かったが、ほぼISと言っていいものだったのだ。更に乗っているのは男性。顔も隠され、声も編集されていたが男性である事には間違い無かった。

 

それだけではない。ISの核の部分……コアでさえ自作と紹介したのだ。日本国は、すぐさま乗っている男性を特定しようとしたが、動画を投稿していたアカウントからパソコンの場所を探すととある県の公園。

 

画像を詳しく解析し、場所を特定したが動画にいた男性の特徴に当てはまる者は0人。来ていた服は完全に焼かれていて、燃えカスすら残っていなかった。そして、国はこの人物の特定を諦めた。情報が少なすぎるから。

 

この人物はネット上で噂となり「謎の天才」「時代の流れに波を起こした男」「本当に何者なんだこの人」など感想が増えに増え「Tシャツの英語を翻訳したら『パンが生活』になって草」というコメントからこの人物は[パンが生活の人]と、呼ばれるようになった。

 

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動画を投稿してから数ヶ月、再生回数は1000万回を越えていた。もしも、広告をつけていたらどれだけ儲かったのだろうか……そんなことしたら俺の正体バレるだろうけど。

 

ちなみにISのパチもんは家にこっそり隠している。バレてはいけないからだ。しかし、[パンが生活の人]なんて呼ばれるとは。確かに適当に買ったTシャツだったが……俺のセンスってそんなにないのかねぇ?

 

まあ、第一世代並みには作れたのでは?と思っている。自分でも自信作だしそれぐらい無いと困る。さてとこれで女尊男卑が変わってくれると良いのだが……一般人であり凡人の俺の作った物なのだから、無理かもしれないが。

 

それより、お菓子でも買いに行くか。そう思った俺は女装し、外に出掛けた。外ではたまに動画の話を聞く。結構、まだ噂されていて凄い事をした自覚はあったが、ここまでとは想定外だった……まあ、いいけど。

 

「ねぇ、君。」

 

後ろから声がかかり、後ろを見る。なんだ、このうさみみの人。

 

「君って[パンが生活の人]でしょ?」

 

……え?

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