死するべき者共の悪足掻き   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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三章はリグ……




と見せかけて日向君が主に出てきます。後は、アフロのみんなにリグがちょっとだけ出てきます。



あ、それと彼も出てきます。名前はご想像にお任せです。


何を信じ、何の為に戦うのか
尊いアイツと恵みの俺自身


〜日向【仮面ライダーディケイド】side〜

 

 

 

リグ…………校内でも変だったからまさかと思っていたんだが、本当に奴が出るとは誰も思わないだろうな。

 

 

 

 

 

 

「………………ガ……グ…………………ズ………ア……!」

 

 

さっきと比べたら、アイツらのおかげで、奴の攻撃による一つ一つの動きが遅くなっている。リグの幼馴染……か…………。

モカ、ひまり、巴、蘭、つぐみ。

 

俺はお前らを誤解していたようだ。すまなかった。だが、今はもう少しだけ奴の心に語りかけてくれ!!それが出来れば、アイツを戻すことができる!!愛斗の奴はもうこの星には存在していない。だからリグは時間はかかっても、元に戻れるはず!!

 

 

すると、彼奴ははこう言ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、リグの兄さん…………まだ、終わってないんじゃないかな……?」

 

 

なんだと?そんな訳かがない!!愛斗の奴は消えたんだ!だが、お前の言う通り、リグは未だに苦しんだまま………!!

 

 

 

 

「『奈月』!!!アイツがイヴ達とを近づけさせるな!!」

 

 

「お兄さん、そんなこと……言われなくても!!!」

 

 

俺と奈月は、全力で駆け抜けリグを抑えた。

 

 

 

 

だが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『何故、お前ら人と言うものは、散る心なんかの為に、

 

 

 

 

 

 

 

[惨めで無様な姿を見せる]んだ?

俺と一緒に全部を壊すんじゃなかったのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

邪魔なんだよ、俺の思い通りにならないものは全て!!』

 

 

 

 

 

 

 

もう手遅れだった。教室で起きたあの悪意と同じだ。やはりそう言うことか……

 

 

 

 

『アァアア!!』

 

奴は強烈な蹴りを繰り出し、俺たちはまともに受けて弾き飛ばされて、地面に擦れていく。

 

 

 

蹴り飛ばされた後に来る痛みで、立つこともままならないものの、五人の幼馴染がアイツに近づいていく気がする。

何としても、止めなきゃ………!!

 

「お前ら…………ヤメ………ロ……」

 

彼女らは何も答えない。どうやら聞く気はないらしい。だったらせめてこれだけでも、そう念じた俺は蹴られた時に貼り付けたやつを発動した。

 

 

 

「…………!!」

 

 

奴が振りほどいて破壊しようにも、

それが出来ないってことは、これは成功って言えばいいかな。

 

 

「お前ら!イケェエエエ!!!」

 

俺は力を出しきり、

 

幼馴染にゴーサインを盛大に出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"頼む!!上手くいってくれ!!!”

 

 

 

 

 

 

 

〜after glow side〜

 

 

日向の奴、言われなくたって!

 

 

待っていて……リグ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔アンタを必ず、助けて見せるから!!!〕

 

 

 

 

 

 

リグは今動けてない、ここしかチャンスはない!!

 

 

 

するといつの間にか、つぐみが私のやりたかった、ハグをしていた。

 

 

 

 

 

「リグちゃん!!」

 

 

 

「リグ!!」

 

 

「ふみやんー。」

 

 

 

「リグちゃん!!!!」

 

 

 

みんな……ひょっとして、アイツのことをみんなは……

 

 

負けるものか、

 

私だってアンタを助けるって決めたんだ。

 

 

 

 

「グ、クソぅ!お前らあ!!!」

 

 

リグはまだ必死に足掻いてる。こうなったら、私が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュッ…………

 

 

 

 

「!!!」

 

 

やっぱり、私達の記憶はまだ完全には消えていない、

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクソク…………したもんね。

 

 

 

 

 

 

 

「???」

 

 

 

 

「リグ。お前はあまり覚えてないかも知んない。けど私達はしっかり覚えてるぜ。」

 

 

巴の声が響いた時、リグの様子が落ち着き始めたので、奈月と一緒に、変身を解いておいた。リグを混乱させたく無いからだ。

 

 

 

「私達とお前が初めて出会った事……覚えてるか?

 

 

確かあの時、お前虐められてたんだよな。お前はそいつらに上手く言えずにさ、一人でにいなくなろうとしてたよな。そこに私達がお前に手を差し出した。」

 

 

 

「…………ヒトリ……じゃないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「当然だよー、ふみやんは私達の宝物だよー。」

 

 

 

 

〜日向side〜

 

 

 

 

 

お前ら…………

 

 

「奈月…」

 

 

「お兄さん、彼女達に任せようよ。」

 

 

 

「……ああ…………」

 

 

俺は、奈月と彩達を引き連れ、現実世界へと戻ってった。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………

 

『辛くなったら、俺たちにすがっていい。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………

 

 

ここは、

 

 

 

間違いない。

 

 

俺たちの学校だ。俺たちは見事に帰ってこれたんだ。

 

 

 

「ぅうう……私、もう頭が一杯だよ……」

 

 

 

彩は相変わらずな台詞が飛んでくる。

 

その後、俺と奈月の二人は、パスパレの質問責めをされたのはまた別のお話……。

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、貴方達二人の関係性は良くわかったわ。」

 

 

 

ハァア…………面倒臭かった。まさか彩とか千聖はまだ分かるが、麻弥に日菜は食いつきがすごかったし、なによりもイヴだ。アイツはとにかく俺たちのことを、知りたがろうとする。確かにイヴは俺の存在に薄々感づいているかも知れない。だが、たったこれだけで俺と奈月の目的を探られる理由になるのか?

 

 

すると千聖の奴がとんでもないことを言い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日向。私達パスパレの事務所で働いて頂戴。これは局長直々の指名です。拒否は認めないわ。」

 

 

 

 

嫌だ。なぜそんなことをしなくちゃならない。他を当たれ。

 

 

 

「奈月、コイツら……どうかしたみたいだ。帰るぞ。」

 

 

「そうそう、奈月君……かしら?貴方も来てもらうわ。勿論、拒否感も黙秘権もないわよ?」

 

 

この野郎……満面の笑みでスカウトして来たけど、これ完全に脅迫だよな。なに?何故奈月も一緒なんだよ訳わかめだよ。

 

 

 

「ヒナタさんが来てくれると私、嬉しいです!!」

 

 

うん。行こう……即刻向かおう。

 

 

 

イヴの笑顔が、何故か憎めない…………悔しいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

「その前に、寄りたい店があるんだ。良いかな?」

 

 

奈月……good job!!流石俺の相棒。アイツの行きたい店なんて大体想像がつく。

 

 

 

 

アイツの、蓮の店に行くつもりだろ。

 

 

 

「自分、さっきからお腹が空いていたんですよねー。行きましょうよ。」

 

 

「そうだね。私もすっごくルンルンするなぁ!!」

 

 

二人も随分賑やかだな。まあひとまず行きますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜『魅了の料亭 SAITO』〜

 

 

カラン……

 

 

 

 

 

「いらっしゃい………………と、お前らか…それに日菜……お前がここにくるとはな。」

 

 

「あ、お兄ちゃん!!怪我は大丈夫なの!?」

 

「日菜ちゃん、この人の妹なの?」

 

今までなんだと思ってたんだこいつらは、

 

「まあ、立ち話もなんだから、座りなよ。」

 

そういうと、蓮は厨房の方に駆け込んだ。

アイツも繁盛してんだなと思う。

 

 

 

彩達に品書きを見せたのは良いんだが………

 

 

「…………………………ジュル……」

 

 

 

日菜が、よだれ垂らして見続けてる。行儀が悪すぎだろ、お前これでも芸能だろ。そんなんでどうする。

 

 

 

 

 

このやり取りがある間に、

 

 

 

「お待ちどうさま」

 

蓮は左手に青い皿に黄色いパスタを、右手には………………名状しがたい得体の知れぬ何かを運んで来た。

 

 

 

「れ、蓮。それは…………何かしら?」

 

 

「暗黒魔術の糧と破壊のビュッフェでございます」

 

 

 

おいおい、名前を聞いた瞬間、日菜とイヴを除いた3人ドン引きしてるぞ。まあ、美味いから味の保証はできるんだから、名前がまずありえん、絶対にあの中学生だろ。

だがまずは食す。

 

 

………………うん、普通に美味いな。

 

 

 

「流石だな、蓮。評判が良いのも納得出来るぜ。」

 

 

 

「………それはどうも。」

 

 

そう言うとまた、カウンターの方に行ってしまった。

すると、イヴが思いがけないことを言って来た。

 

 

「ヒナタさん!!ヒナタさんのパスタ、味見させて欲しいです!!」

 

 

 

 

ちょっと待て。何?人の食べた物を食べたい?やめてくれよ、

 

 

 

「〜♪」

 

ああ、これ本気だ。

 

イヴが口を開けてずっと待ってるよ。食べさせてくれってんだろ?

 

 

 

 

……………………もう頭が割れそうだ。

 

 

 

「……あ、…………あーん……」

 

「ハムッ…………美味しいです!!それでは私のもあげます!!」

 

 

「……え、」

 

 

 

嘘だろ。これは本気で聞いてない!!

 

 

「あーんして下さい!!!」

 

 

畜生、コイツの笑顔を前にすると全然対抗出来ない!!

 

 

 

「あ、あーん…………///」

 

 

 

 

「エヘヘ……美味しいですか?」

 

 

ああ、素晴らしいよ。蓮のパスタは格段に美味すぎる。だがそれ以上にイヴの味が前に出すぎて、よく分からない。

 

 

「あ、ああ…………凄く……美味しい……………よ……////」

 

 

 

ああ!!恥ずかしさのあまりにぶっ倒れそうだよ!!

 

 

「良かったです!嬉しいです!!!では、ナツキさんも!!」

 

 

 

 

 

やめろおおお!!!奈月にそんなことはやめてくれ!!

 

アイツ確実に運ばれる!!!

 

 

「イヴちゃん。そろそろやめなさい。いくら仲は良くても身分が違うのよ?」

 

イヴはシュンと落ち込んだ様子で大人しく食べ始めた。

 

 

「ご馳走様〜☆」

 

 

早っ!!!日菜の奴、もう食べ終えたのかよ!!

 

 

まだ運ばれて来てから2分も経ってないぞ!!?よく噛んでるのか!?飲み込んでんじゃねえよ!どこぞの丸いピンクの戦士のように、吸い込むように食ってんじゃねえよ!!!

 

 

 

 

「……日菜…………おまけだ…………好きなだけ食べろ。」

 

 

 

いや蓮、お前も大概可笑しいぜ。

 

 

……にしても、アイツは……元に…………戻れたのかねえ……

 

 

 

 

 

「蓮……こいつらを帰したら話したいことがある。」

 

 

「丁度いい、俺も早く上がるからな。」

 

 

 

「あら、日向?私達の事務所に行く約束はどうしたの?」

 

 

 

あーあもう嫌な奴が食いついて来た。

蓮、頼んだぞ。

 

 

「…悪いな千聖。日向はこれから大事な討論をしなくちゃならない。」

 

 

「……そうなの?でも、早く済ませておきなさいよね?」

 

 

「ああ、出来るだけそうするよ。

 

…………白鷺…………千聖…………」

 

 

その時一瞬彼女は頬を赤らめていた。

 

「行きましょ。みんな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあね!!お兄ちゃん!!今度、お姉ちゃんも一緒に行くね!!」

 

 

 

日菜のお姉ちゃん……ああ、あの堅物生徒会の人か……

 

 

 

 

さて、彩達は帰った。とは言え、素直に帰らないだろうから、俺たちは場所を大きく変えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『リグ……今の俺には、

 

 

お前に恵みを与えることだけしか出来ない…………』

 

 

〜to be a continued〜




日向編どうですかね。ちょっと変なところが多いかもです。でも、見てくれると嬉しいです。あ、感想や指摘も募集中ですよ?





次回



『その閉ざされた瞳で、何を見る?』


次もお楽しみに。
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