死するべき者共の悪足掻き 作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ
「!!!!」
「蓮、いつまでもそこに居ないでこっちに来い。」
アイツはああ言ってはいるが、俺にはそれすらも嘘のように感じていた。けど、アイツは実際に俺達を利用している。
あの見下げるような目つき……俺の身体が震えていた。
「蓮くん?どうしたの?」
「!!!!!」
終わった……コレで俺以外と関わってたことが、アイツに知れ渡った。アイツだけじゃなかった。
あのクソ親父にも気づかれていた。しかも厄介な事がある。
あのクソ親父はまだ生きている事だな。それが俺にとって1番邪魔なのだ。
「姉さん、悪いが日菜を帰らせるから、迎えてやってくれ。」
『ちょっと蓮!?そっちで何があったの!
お姉ちゃんにも…………』
(ツーー……)
「日菜……お前は先に家に帰るんだ。
早く!!」
「……そろそろ家に戻りなさい。いつまでもそいつらの世話を焼かせるな。」
「…………そう言って、いつも俺に手をかけて……こんな身体にさせたお前が…………!お前が今更何を……!!」
「…………リグ……てめぇもだ!」
すると、ホントにフミヤさんがやって来ました。フミヤさんは極度の人見知りで怖がりだと
ヒナタさんから聞きましたが……
「……蓮くん、日向君も……可笑しくなっちゃったよ……。」
(リグ……お前がどれだけ苦しい思いをしてるのか、
俺は知ってる。オレ達は同じ境遇で育ったからな……)
「ああ、アイツを……日向を取り返すためにも……
愛斗、お前はこの場で消す!!!」
「……てめぇらの友情……ホントに…イライラするね。
それにAfter grow、だっけか?あいつらが余計なことをしたせいで、リグも元に戻っちゃったし、奈月の邪魔がなければ俺はお前らをどん底に突き落とせたのにさ!!どいつもこいつも、どこまで俺の邪魔をするんだよ!あぁああ!!?」
…………私達が聞いててもあっちに肩入れする人は誰も居ないようね。それはそれで安心したわ。
それにしても、蓮にしても、日向にしても、リグにしても、
あの三人……詳しく聞いた方が良さそうね。
この人が、皆さんを追い詰めてる人……正直私は我慢が出来ません…………
「イヴさん、気持ちは分かりますけど、ここは大人しく下がりましょう。」
「そうはさせるか」
んもう、ほんっとに……ルンッてしない……寧ろお兄ちゃんのあの時みたいにプンプンだよ…………
それぞれの私情を挟んでいると、
「!!!」
それは俺にとって、見るに堪えないものだった。
「……レ…………ン…」
……姉さんだった。
姉さんはきっと俺が心配で来たんだろ。けどそれが裏目となった……本格的に……まずい……体が………………モタナイ……
「蓮さん、リグさん!」
フッ……どうやら全てに見放された訳では無いな……。
奈月の奴が、助けに来てくれた。
「二人共、僕と一緒に、コイツを追放しましょう。」
「当たり前だ!」
「僕らがいれば、何とかなるよ!!」
そう
オレたちは人間じゃなくても、
絆は誰にも断ち切ることは不可能だ!!
「「change!!!」」
「変身!」
【KAMEN RIDE DIEND】
こうして、愛斗の前に四人の戦士が立ちはだかる。
『蓮!私を忘れてるんじゃない?』
三人揃って、そういやそんな奴いたな、みたいな顔をして
メチャクチャ絞められたのは、また違う話し……
「おい由梨!!てめえ図ったな!!あれだけのことをしてきたってのに………ざけんじゃねぇぞ!!!」
「私は蓮の存在をRoseliaの皆に、改めて知らせようとアンタを利用していただけ。残念ね。」
これで形成逆転………誰もが思った。
「!!」
なぜか…どういうわけか。
変身が解かれていた。
「今の俺なら、出来ないことなんてない!!俺が最強だ!!!悪の手前らは大人しく消えろ!!」
愛斗が蓮を殴り掛かった……その拳が当たる寸前に……
「!!!??」
二人は、異様な姿を見ていた。
「!て、……手がアアああああアアああああ!!!!!」
彼女は気づいていないが、愛斗の手首が真逆に捻られていた。
「まさか…………」
(この圧倒的な圧力…………クソっ!!)
「……………………」
リグの額が黒く染まり、表情も羽丘で起きたアレと同じだった。
ドキャンッ!!!!
「!!!!!」
リグ(?)は、愛斗をとても力強く殴ったように、遠く吹き飛んだ。凄まじい轟音と共に…………
この時のアイツはそう長くはない。だがそれが本当だとすると、
「……参ったな…………これじゃあ……」
今のアイツは1部が『魔神』となっただけだ。
だが、俺達が止めなきゃアイツは、どこまでも壊し続ける。
愛斗は倒れ、リグは魔神の力を使い、愛斗を殴り飛ばした。
だが愛斗は恐らく生きてる。
より面倒になってきた。
つまり、ココで愛斗を消さなきゃ、アイツは収まらない。
ココで放っておいてもあまり得ではないんだが、
「蓮!!助けてくれ!!友達のお願いは引き受けてくれるよな!お礼だってきっちりする!頼む、助けてくれ!!!!」
俺だって元人間だ。助けを無化にはできるはずがない。
「愛斗、立て。」
「おぉお!!心の友よ!!」
どうせ俺は殺されるんだ。長くは続かない物語を綴るくらいなら、俺は途中退場させられた方がいい。日菜にはどう言い訳しようかな。
俺は誰に殺されても道ずれに出来るよう、破魔の槍の展開に取り掛かり、俺は今、諸刃の剣状態になった。その状態で愛斗との再会を違うため抱き合った。
奴は彼女達の意図の裏をついて、
彼女達の期待を完璧に踏みにじってきた。
「!!!」
「何を勘違いしてんだよ、馬鹿が……お前なんかに救われるくらいなら、俺は死んだ方がマシだな!」
お前ら、よく覚えておけ。
俺達のような『元人間』は、『人間』のせいで、利用されるために存在に変えられる事をな……だから俺はああいった奴らが居ると思うだけで、虫唾が走る。
「じゃあな……俺が居なくとも、何とか立ち回ってくれ…」
蓮は吹き飛んだ身体の一部を座標を登録し、悪しき友の腕の中で息絶えた。
「…!!
お兄ちゃん………冗談だよね?」
「日菜ちゃん…」
「私達を守ってくれるんだよね…?何があっても、助けに来てくれるんだよね!日向君……あたしさ、日向君ともう一度会いたい!!会いたいよぅ…………!!」
「日菜ちゃん、心配しなくてもこの僕が、日菜ちゃんを守ってあげるね?大好きだよ……ヒナちゃん?」
「……いや……止めてよぅ…」
このままじゃ、日菜ちゃんが…………
アタシ達が助けなくちゃ…といいたいところだけど、恐怖が強く出過ぎて、体が言う事を聞いてくれない。
(ここまで来て……こんなことって……お願い!日向君!)
(助けて下さい!!!!)
ガダンッ!!!!
突き付けられたナイフが、日菜ちゃんの心臓を貫いた…
その瞬間だった。
『全………反撃(フル………カウンター)!!!!』
!!?
「!!ああああ!!腕があああああ!!?」
「リグちー!!?」
「はぁ………はぁ……間に合ったみたいだね……。」
羽丘で見せたあの時のリグではなく、心優しいリグだった。
「てめぇ!!反則だぞ!!フルカウンターなんて使いやがって!!!」
「……リグさん……俺もあの二人の準備は出来てます!」
「うん、いこう…………蓮君……
日向君……」
「てめぇ……さっきはよくも俺の日菜に手ぇ出したな…おい?」
「!!!!!」
時間が進むにつれ、徐々に実態を取り戻していき、
完全に元に戻った彼が…………
「…ヒナタ…………さん……」
私達の前に………………蓮と一緒に…………
「………ただいま…」
……彼がいた……。
〜to be a connected〜
さ、数話抜けていた彼が漸く戻って参りました!!
次回辺り次章に移行しようと思います。
評価、コメントよろしくです!
次回
『世界の救済者』