死するべき者共の悪足掻き   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

27 / 40
仲の良かった5人の仲が一気に裂かれます。



そのきっかけを作ったのが…………誰もが知る人達です。


消されるべき存在?

……………大喧嘩が始まるまで、後40分……

 

 

 

 

美咲「奈月さん…ホントにここなんですか?」

 

 

 

 

奈月「確かココで薫さんに花音ちゃんを待ち合わすって聞いたんだけどなぁ…………」

 

 

 

 

 

 

 

はぐみ「そうだね、うちすんごく心配だよ!」

 

 

僕はいま、ハロー!ハッピーワールドの皆と遊園地に行こうという企画がたった。

それに、兄さんが勤めてる、Pastel*Palletの合同だ。

 

 

 

とてつもなくたまらないよ。

 

だけど、

それがこんなことになるなんて………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有咲「……ジュン、お前何やってんだ!」

 

 

 

 

 

ジュン「……ったく人の耳元でうるせぇな……騒ぐんじゃねぇっつの…」

 

 

たえ「元気にしてるかなって思ったんだよ。ほら、たまにひょろっといなくなるじゃん?」

 

こいつらは一体なんなんだ。ここ遊園地だぞ?場所を考えろ場所を…………

 

 

 

 

ジュン「…………だったらなんだ。俺にだってやらなきゃならないことだってあんだよ。」

 

 

りみ「そ、そう言えば…ジュン君がいなくなった直後に、

リグ君が暴れたって氷川先輩が……」

 

 

 

 

 

沙綾「その間、何をしてたのか、気になったんだよね。」

 

 

 

 

 

ジュン「……お前らがどれだけ聞こうとも、俺は話すことは無い…………っとそんなことをしてる場合じゃない、香澄がもうすぐ来る。」

 

 

 

 

 

 

俺の能力を知った所で、何も意味を成さない…………

 

全部が鏡の空間の歪みの前兆に過ぎない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「くくく…お前ら五人が殺し合い、残った一人を俺が始末すれば、俺の望みは叶う……くくくく……

 

 

 

 

ヒャーーヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燐子「…その、蓮くん。どうしたの?またもう一度、あの音楽が聴きたいんだけど…。」

 

 

 

 

 

蓮「……あれは俺達五人が揃って完成したものです。」

 

 

 

 

 

紗夜「蓮、あの時四人しか演奏してなかったわよ?残りの1人はどうしたの……」

 

 

 

 

 

 

 

蓮「……………………」

 

 

 

答えられずにいた。いや、答えてはならない気がした。

 

いまの俺達も、これから先の俺達も………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日菜「ねぇねぇカイくん、またあの変身してみてよー。」

 

 

 

麻弥「日菜さん、有名な遊園地ですよ?

流石に人目がついてる中では………」

 

 

 

日向「……悪いがソレは叶ったとしても、違うことになるかもな。」

 

 

 

麻弥「えぇえ!日向さん、どこ行くんですか!?」

 

 

 

日向「付いてくるな!その場で待っていろ。」

 

 

 

俺は奈月とハロー!ハッピーワールドと遊園地に行こうという企画がたったから、俺は乗り気ではないが親睦を深める絶世のチャンスだった為、来たのだが一つだけ大きな感情の違和感を捉えたのでその正体を突き止めることにした……それが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな形で出会っちまう事になるなんてな…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リグ「バンド?ライブ…?」

 

 

 

 

 

ひまり「うん!明日遊園地でやるからリグちゃんも来てね!絶対だよ!!」

 

リグ「え、あ!!…………………………」

 

 

 

 

 

行ってしまった。

 

そんな急に言われても、僕にはあんな人集りの中にいたくない。

 

 

 

 

ピコン……

 

 

 

 

蘭『もし途中で抜けたりでもしたら、どこまでも追いかけるから。』

 

 

 

 

 

と送られてきた。いや、普通に怖いんですけど……

 

僕に逃げ道なんてあるんですか?

 

 

 

 

 

 

 

???「安心しろ、俺様がお前らをぶっ殺して、そいつらはみんな、俺のモノにしてやる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヴ「あ!ナツキさん!こっちです!!」

 

 

 

 

日向「奈月、話したいことがある。」

 

 

 

千聖「あら、あなたが相談なんて珍しいわね。」

 

 

 

 

 

日向「…………………………」

 

 

 

お兄さんが、話したいこと……多分想定出来るんだよな。

 

 

 

 

 

奈月「……僕も言いたいことがあったから丁度いいかな。」

 

 

 

 

 

薫「おや、側近の騎士君にも相談事かい?」

 

 

 

美咲「あれ、氷川先輩じゃないですか?」

 

 

 

 

蓮「……お前ら、何でここに……いや、これも必然的であるというのか……」

 

 

 

紗夜「蓮、何だか私達、誰かに見られてるきがしません?」

 

 

 

 

 

 

誰かに見られてる………?

 

 

 

 

蓮「二人共、場所を変えよう。確かに視線の中で話し合っても意味が無い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

りみ「ひまりちゃん!」

 

 

 

香澄「彩先輩!!」

 

 

 

こいつらがいるってことは、

 

 

 

 

ジュン「貸切になってるとはいえ、あんまりデカい声で叫ぶな。」

 

 

 

 

 

香澄「ええ〜!!」

 

 

 

 

 

コイツは軽くあしらっているが、コレでも信頼はしているみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

………滅びの喧嘩まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー後5分ー…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日菜「お姉ちゃん!!お姉ちゃんも来てたんだ!」

 

 

 

 

紗夜「日菜!!?なんでここに居るの!!」

 

 

 

 

 

日向「……ジュン、リグ……聞きたいことがある。」

 

 

 

 

ジュン「……誰かにつけられてるってとこだろ……」

 

 

 

日向「ジュンは相変わらず鋭いな。ああ、どうにもこの殺気は消えるどころか、逆に勢いを増している気がしてならない。」

 

 

 

 

 

リグ「…………そう……だね。何か意図的に集められた感じがする。」

 

 

 

 

 

確かに言われると、こんな事はあまり無かった。

 

毎回1人を狙って殺しに来る。

 

 

しかし今度は五人が全員集合していた。

これで分かることは……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真犯人とは別の人間の仕業だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

りみ「ね、ねえジュン君。あの人達、私達をずっと見てるよ……?」 ー3ー

 

 

 

 

ー2ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー1ー

 

 

 

 

 

すると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー0ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓮「!!?」

 

 

 

蓮が殴り飛ばされた。一体誰に?

 

 

 

 

 

燐子「蓮くん!!大丈夫!?」

 

 

 

 

 

リサ「ちょっと、急にどうしちゃったの日向!!」

 

 

日向「…………………………」

 

 

 

 

リグ「!!」

 

 

巴「!?おい、奈月!いきなり何やってんだ!!」

 

 

 

 

 

奈月「…………………………!」

 

 

 

 

 

 

 

次は、蓮とリグを殴り飛ばした日向、奈月がジュンに蹴り飛ばされた。

 

 

 

 

沙綾「ねえジュン、流石にやり過ぎだよ!」

 

 

 

 

有咲「な、なあ……あいつらの様子、」

 

 

ジュン「…………………………」

 

 

 

 

 

 

 

有咲「おかしくないか?」

 

 

 

 

 

 

確かに言われると明らかに雰囲気が尋常じゃない。

 

何か、意のままに動かされている感じが…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイツらが操ってる!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リグは半身が黒くおおわれ、

アサルトモードと呼ばれる、

堕天使のような姿へと変化していった。

 

 

 

 

「あれ、噂になってる五人だよね。」

 

 

「何?喧嘩?戦ってるようにも見えるけど、」

 

 

 

「ま、いいんじゃない?

それで暴力を振るわれたって私達がバラせば、コイツらの信用は無くなるから」

 

「あ、それ言えてるー!

それにコイツらの言ってることってさ、

 

 

意味わかんないよね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だろう。周りには誰もいないはずなのに、

そんなふうに聞こえてしまう……

 

 

そんな世界、耐えられない。

 

こんな時、誰か頼りになる人がいてくれたら……!!

 

 

 

 

 

 

加奈「んもう、なんでこんな大役をあたしに押し付けるのよ……まっ、良いか。ほら、ジュン……」

 

 

 

 

 

 

つぐみ「……!!加奈さん……」

 

お願いします……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『タ…………ス……ケ……………………テ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人は狂気を糧とし、

 

 

 

 

一人は呪いをぶつけるために、

 

 

 

 

 

 

一人は破壊の力を使い、

 

 

 

 

一人はこの星の終焉を呼び、

 

 

 

 

 

 

 

 

一人は積年の怒りを全てに注ぐために…………

 

 

 

 

 

 

 

 

〜to be connected〜

 

 

 




はい、みなさん、私情で喧嘩すると思いました?

残念。これも全てある計画の始まりでしかありません。





突如やってきた加奈。


彼女の本当の目的は、








次回





『ゴメンね』

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。