死するべき者共の悪足掻き 作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ
そんな醜く儚き生命に、彼女たちはどう受け止めるか。
これはめちゃくちゃに短いです。
りみ「さ、紗綾ちゃん。ジュンくん、大丈夫かな……」
有咲「アイツなら、ケロッとした顔で戻ってくるんじゃねえの?」
なんて言っているも、みんなして震えが抑えられていない。
ジュン、アタシ達に……何を
悔やんでるわけ?
イヴ「……………………」
日菜「イヴちゃん…大丈夫……な訳ないか。」
千聖「そうね……日向はイヴちゃんを待っているんじゃないかしら?」
イヴ「チサトさん…?」
確かに、日向が今までにどれだけ苦しい思いをしてきたのかは分からない。分かるはずがない。
だって、私達は私達でも、
私達は、日向じゃないのよ。
その決定的な現実が、私達パスパレの彩りを消していく。
麻弥「イヴさん、香奈さんから話したいことがあるみたいです。行きましょう。」
この私に…………話?
私のせいでヒナタさんは、変わってしまった。
あの時に聴いた、
「イヴ、また遊ぼうな。」
「イヴ、ホントに時代劇好きだな…」
「イヴ、俺と関わるのはもう、辞めにしないか?」
時が経つにつれ、徐々に彼は私から離れていきました。
私はどこで間違えたのでしょうか。
あの日聴いたヒナタさんの優しかった声も、
今ではもう叶うことすらない。
『ヒナタさん、私はどうすれば良かったんですか?』
だが、これに答えるものは、
誰一人としていなかった。
燐子「蓮くん、今日もログイン……してないね…」
あこ「うん、れんれんはあこたちの事、嫌いになったのかな?」
燐子「そ、それは考えすぎだよあこちゃん。」
氷川さん、氷川さんも感じますか…………?
蓮くんが初めて氷川さんに出会った時、すごく悲しい表情をしていました。
氷川さんはこの気持ちをどう、
受け継いでいきますか?
紗夜「蓮……どうして、
言って…………くれなかったの…」
リサ「紗夜、気持ちはわかるよ。でも、お姉ちゃんのそんな弱弱しい姿は見たくないんじゃない?」
今井さん、蓮はこれ以上の苦しみがある。
でも、これは私達が入っていい領域じゃない。
紗夜「蓮…蓮………蓮……!!」
気づけば、
私は泣いていた。
友達が悲しむ前で…………
はぐみ「なっ君、まだ起きないの?こころん。」
こころ「ええ、奈月は大きなショック症状を受けたらしいの。」
薫「ああ、王子様、私の元に戻っておくれ。」
ここの三バカは相変わらずっちゃ、相変わらず奈月さんが好きなんだね。
でも、私はそれよりももっと辛いものを見てしまった。
花音「……ぅぅ、奈月君……ゴメンね、私の……せいで」
あんなに悲しくて辛そうにしてる花音さんを、
果たして見たことがあるだろうか?
いや、誰も見た事のない、花音さんの辛き涙。
美咲「花音さん、奈月さんなら、きっと……ううん、
必ず帰ってきますよ。」
花音「…ふぇ?……美咲……ちゃん…」
美咲「……だから、その……今は信じるしかないですよ。」
私は、花音さんには喜んでいて欲しかった。
花音「ふふふっ、美咲ちゃんってば私と手を繋いで嬉しい?」
美咲「え?…………あ”…///」
花音さんに言われたことが恥ずかしくて、勢いで手を離してしまった。はぁ、恥ずかしい思いをした上に、花音さんの暖かな手を離してしまった。
まあ、花音さんの喜んでる姿が見れてよかったけど、
でも、やっぱり、
奈月君がいてくれなきゃ、私は…嫌だよぅ…………
蘭「…………!!」
まただ、また同じところで間違えた。
ここのところどうにも調子が出ない。
同じところでつまづくとなると、段々と苛立ち始める。
アタシ達には、時間が無いのに………………
巴「なあ、蘭の奴。リグが休んでからずっとこんな感じだよな。」
つぐみ「オマケに、遊園地は貸し切りにしてたはずなのに、
皆に情報が回ってるんだよね。」
モカ「これはこれは…事件の匂いがしますなぁ〜」
ひまり「も、モカ〜!急に怖いこと言わないでよー!!」
どうしよう、このままじゃあ、湊さん達に越えられる。
蘭「お願い……リグ…」
つぐみ「リグちゃん、私達どうしたらいいの?」
この問いかけに、
辿り着くゴールは無い。
はい、今回は主人公達はお休みさせて、
彼女達の思いを綴ってみました。
思われる彼らも儚いね。
次回
『絶望の暗雲』