死するべき者共の悪足掻き 作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ
では、蓮の救出劇を見てください。
〜蓮side〜
ー花咲川女子学園ー
「はぁ.....はぁ....」
俺は嫌な予感がしてならない。俺はただただ走る。
あの銃弾には、俺への憎しみが入っていた。と、なると俺を嫌ってるやつが起こしたこと、それからどういう風に言い訳しようかねぇ....。
「来たな、俺のRoseliaを横取りしたカスが....」
「....黙れ、アイツらに何があったのかなんて、俺にはどうだって良い。それより、お前が先輩方を苦しめてるのか?」
「何いってんだよ。」
そこから思いもよらぬことが、
「テメェのせいでなぁ、Roseliaの奴らが辛い思いをしてんだぜ!?そんなこともわかんねぇのかよ!!やっぱり俺がアイツらに一番相応しいんだよ!!!」
俺は、こいつになんて言われたのか、
アイツらが?辛い思いをしていた?違う、むしろその逆だ。俺は先輩方を救う為にやってきた。それなのに、俺のせいだと?全く、
笑いが絶えないぜ....。
「つまり、お前は俺に妬み嫉みを全てぶつけたかった。そして、先輩方を何としても自分のものにして振り向かせる、という魂胆か.....。」
そしたら、アイツは勝手に震えだした。
んあ?何図星を突かれたからって、ムキになってるんだよ。そこが紳士の道を踏み外した、成れの果てだと言うのに....。
ああもう、
「何もかもが、邪魔だなぁ....!!!」
今の俺達にはそれしか、無かった。本能に身を任せ、ただただ全てを壊し尽くす。その為だけに俺たち三人は造られたんだよ。
ー数年前ー
俺たちを造った奴らは、「絶対」を強いられて、俺たちは純粋に生きていく一環として、様々な悪行を重ねて来た。
でも、あの事件のせいで俺たちは「感情」が綺麗さっぱり消えた。あの日に、花咲川女子学園の近くで殺人事件が起きていた。リグも日向も一緒だった。あの時俺たちを造った奴が、犯人だと疑いをかけられていたんだ。俺たちは悲しむ顔を見たくない、だから助けに行った。
それが、悪夢の始まりだった。
「あ、アイツらだ!!」
!!!?
「あの三人も怪しいな...ちょっとお前たち!こっちに来なさい!!」
は?何で通りがかった俺たちを罪人として、見るんだ?
まさか、俺たちを利用するのか?
「俺じゃねえ!!全部、[アイツらがやった事なんだ!!]アイツらがこの事件の、真犯人だ!!!!」
「「「!!!」」」
コイツ、今なんて言った?[全て俺たちが悪いってのか?]
あれだけ、親だと思ってた奴が、ここで俺たちを売るなんてな....
「アイツらは[人間じゃねえ!!]頼む!!
どうか、俺を助けてください!!!!」
!!!俺たちが人間じゃねえ、だと?
この野郎が....!!
「テメェの血は、何色だ!!」
「お前ら人間じゃねぇ!!!」
リグも日向も必死に対抗しているが、俺はそれを真実として、受け止めるしかできない。
本当に、俺の事を憎む奴は邪魔なんだよ!!!!
俺たちの怒りは虚しく、空の彼方へと消えていく。
だから、俺は....
俺たちを勝手に怪物に変えて、勝手な理由とつけ文句を残して、俺たちをすんなりと、あっさりと、
捨てたアイツを、
ケシテヤル....
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「やめて!蓮君!!!」
!!!俺は何を、今のは一体....
ドバンッ!!!ブチャッ!!ビチャッ!
....フゥ..これが[血の色]ねえ....。
面白くなって来たなぁ....!!!!
こうにも俺が恨んで来た奴らが消えていく。どんな感情が詰まってるのかなぁ!!
先輩も良くないねぇ、後輩の俺に負けてるってなぁ。どんな気分だ?今のお前の瞳には何が映ってる?
「そんな事をする蓮君、私は...
見たくない!!」
ッ!!!!?
こ、これは!?この感情は一体、まずい、早く元に戻らないと。俺は、オレは.....!!!
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「ここは……」
何もない。光だけが包み込むこの空間
オレはただただ立ち尽くしていた。
どこだここは、今の今まで何をしていたんだ。
「ここは貴方の精神と肉体の境目に、貴方がいます。」
オレの目の前に誰かが立っていた。
けどどこかオレと似ている匂いがした。
それも、随分と懐かしみを覚える姿で...。
「なるほど、昔のオレ自身って訳か。その姿も、人間だった頃のオレも懐かしい。良くできたものだ。しかし、今のオレはオレ自身の感傷に浸ってる場合ではない。先輩方を笑顔にさせてやってくれ。」
「待って、
その彼女からこんな物を授かったんだ。きっと、僕ら二人にとっても、大切なものを渡さなきゃいけないんだ。」
?渡さなければならないもの?俺にとって大事なもの...
!!!!まさか!!どうして!!!!!
「...姉.....さん...。」
くそっ!!クソっ!!おれは馬鹿だよ!!何で、姉さんを救えもしないのに!一人で突っ走ってるんだ!!
俺には先輩方がいる、リグがいる、日向がいる、
そして、氷川紗夜....
俺の、姉さんがいる!!!!
「迷いは断ち切ったみたいだね。姉さんが待ってる!」
言われなくたって、そのつもりさ!!!!
「ああ!!!」
俺は、親友を、先輩を、そして、姉さんを守る為、俺は踏みとどまるわけにはいかない!!
「待っていてくれ、
姉さん!!!!」
俺はこの失った魂を取り戻し、この隔たれた精神世界を脱した。
ここであるべきものを手にした斎藤蓮。果たして彼から受け取ったあるものとは??
〜to be continued〜
どうでした?蓮はとうとう、Roseliaを守る為、本来の力を取り戻し、完全に受け入れた蓮が爆誕。このまま無双!!と行きたいところですが、次から蓮はしばらく出番が減ります。ご了承ください!!