死するべき者共の悪足掻き 作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ
超電導波ーサンダーフォース!
ゴッドフェニックス!!
ゴッドハンドインパクト!!!
神々の攻撃スゴすぎる。
ついに、クソ親父はあの奈月を本気にさせた。
これ以上は長引かない。こうなれば俺が、
奈月「来るな!!
コイツは……僕が………倒す!!!!」
「ハッ!!何言ってんだ?たったのライフ1のてめぇなんざ、神が居ようが怖かねぇ!!」
神を前に親父はまだ見苦しいことを辞めない。
もう勝負はついてるのに。
奈月「三幻神の同時攻撃、
サンダーフォース!
ゴッドブレイズキャノン!!
ゴッドハンドクラッシャー!!!」
花音「やったぁ!コレで勝負は…!!」
コレで勝った…………誰もがそう信じていた。
奈月「…!! ッ、うぐあああああああああ!!!!?」
何故か神の攻撃を受けた昇馬は平然として、
逆に奈月が増幅装置の影響で悶えている。
「……俺が死ぬんなら、、てめえがこの世から消えてしまえ!!!!」
奈月「ぐぅおあああ!!!!」
私はこの現実を受け入れられなかった。
だって大切な花音を置いて倒れるわけが無い。
きっと、コレは私たちをびっくりさせようとしてるのよね。
イヴ「…奈月さん………が……そんなッ!!」
花音「ふえええ?奈月君が…?何で?」
二人は倒れたままピクリとも動かない彼に駆け寄った。
死んではならないと何度もかけたって、
もう……あいつの息は………
クソ親父はとんでもない置き土産をしていきやがった。
リガルド「…チッ……彼奴もやられたのか…どうしようもねえクソ共だな…。」
!!!おまえ……!
「「リガルド!!」」
しかも親父を知っているってことは…………
蓮「おい、奴とは何処であったんだ、答えろッ!!!」
「リガルド!!この俺を助けろ!!!!」
蓮「はあ?お前、何言って……」
その時だった。
蓮「っっ!!?」
リガルドが目にも止まらぬ動きで蓮を守った。
千聖「ちょっと、郁弥くんそんなやつに惑わされないで!!」
「さあ、リガルド……俺に楯突くヤツらを殲滅しろ!!!」
俺達もここまでか…
しかし、奴の帰ってきた返事が……
意外すぎた。
リガルド「ククカカ…何勘違いしてる。」
そう言うと、奴は親父を掴みあげた。
その意外すぎた行動に私達は動けずにいた。
リガルド「俺は単に、
お前を消しやすい位置に移動しただけだ…。」
何やら向こうの様子がおかしいことに気づけたのは、
「まだコントロールは利いてないということなの?」
紗夜だった………。
いや違う、あれは元から命令してくる親父が邪魔だったんだ。
だからあれは…恐らく、
「な、何故だ!!俺はお前を生み出した張本人であり、お前にこの世界を提供したのも俺だぞ!!その恩を忘れたというのか!!!」
リガルド「感謝ならしている。退屈を持て余してたこの俺に、こんな恰好な場所を作ってくれたことにはな…」
「そうだろう!!なら俺を助けろ!!」
ここで帰ってきた言葉も、
リガルド「それが、
お前を守る…理由にはならない………」
千聖(な、何なの!この胸にわたるこの痛みは……)
俺は、一瞬だったが、見てはならないものを見た。
リガルドと初めて、対峙した時に感じたあの殺気、
リガルドは俺達がつけた恐怖の敵だが、
まさかとは思いながら考えているも、
額に放たれているあの強い光が、
疑念から確信へと変えていった。
リガルド「消え去れッ!!!」
奴がそう言い地面を殴りつけると、
親父は眩い光柱の中で消滅した。
敵の親玉が、過去最強の兵器を作り上げるも、
そいつに返り討ちにあう、哀れな悪役………
この響き渡る殺気と威圧感、今までのものとは桁違いなものとなっている。
美咲「な、何…この……押しつぶされるようなプレッシャー……」
リガルド「どうした………かかって来いよ、
どこからでも………まとめて相手してやる。」
俺達はいよいよ絶句してしまった。
今の一言で分かる。
コイツには、絶対に勝てない!!!!
俺達は、親父の攻撃を受けてまともに動けない。
それに気づいたリガルド及び、
オリジナルのリグは、
奈月を槍で刺し殺す時だった。
リガルド「……っ、グゥッ!!貴様ァ……」
何故か奴の動きが止まった。いや、正確には制御されていると言うべきか。ここまで来て喜ばしいことは無い。
(みんな…を………傷……………るな!!!)
脳内に響き渡ると共に、リガルドの体から、一人の少年がとび出てきた。
千聖「あぁあ!!あれって…!!」
紗夜「そ、そんな!!もう、
お別れをするしかないって蓮はッ…!!」
みんながこう思うのも無理がない。だって俺達だって驚きでいっぱいだ。
何せ、アイツが……
リグ「……はぁ、はぁ…はぁ…………辞めろ…」
…帰ってきたんだ。
花音「ふ、郁弥くん!!無理しないで…」
リガルド「…ッ!
貴様ァああああああああぁぁぁ!!!!」
無理矢理心身を解除した事で、激昴した彼は、リグに向かって猛攻を繰り広げていく。
リガルドの剣の振り、リグの込められた剣の舞、
腕のふりが速すぎて、最早全く別次元の世界のように感じてしまう。速すぎて、逆にスローに見えてしまう事もある。
沙綾「は、速い…コレが話に聞く…リグくんの………」
リガルド「終わりだァ!!」(最終闇脚)
リグ「グッ!グゥウウ!!」
両者共に持てる力を全てこの一撃で決める。
リガルドは空中から暗黒の炎と共に蹴りだし、
リグは、奴の攻撃に備えて、あの構えをとった。
リガルド「だああああ!!!!」
紗夜「郁弥くん!危ない!!」
その瞬間だった…………
ブゥウウンッ!!!!
千聖「な、何ッ!この沸き上がるようなこのエネルギー!!」
リグ「……リベンジ……ッ、カウンター!!!!」
両者の攻撃が激しくぶつかり、凄まじい風が巻き起こっている。全身全霊の一撃を受けて、まともに立てるものはそう多くない。
リグ「自分の心が弱いせいでこうなったんだ……だから、僕がこの乱れた世界を元に戻すんだ。」
リグ「それが、僕に課せられた償いだ…。」
リガルドはいつの間にか消えていた。倒したんだ。
遂に、長きに渡る俺たちの戦いは……
リグに溜め込まれた感情の強さが、
勝負を決めたんだ。
彩「コレで、解決したんだよね?」
蓮「ああ、俺達はもう、戦う理由をなくした。」
燐子「な、何だか……疲れちゃいました……」
俺達はみんなでワイワイしてる中、
アイツは、リグは…
リグ「…帰ろう………みんなの街に…………」
以前より、はるかに美しい夕日が登る街を指して…
〜to be connected〜
次くらいで終わらせて、新しいことを考えます。
次回 最終回
『壊す者と守る者』