死するべき者共の悪足掻き 作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ
それと、前回は投稿する時間が遅れた事、深くお詫び申し上げます。すいません。
それでは、
第一章完結章
【守られている理由】
ご覧下さい。
〜蓮side〜
!!
「ここは、病院のどこだ?」
辺りを見回しても一面白い空間だけだ。そんなところに俺はいるのか。どうしよう。どこから手をつけるか、迷うなぁ。
「いま、次の仕事のことを考えてませんでしたか?」
この声...間違えようがない。
「全然違いますからね、姉さん。」
「いえ、明らかに考えてました。全くあなたと言う人は..」
なんでこうもわかりやすいのかな、俺は。
「いくらあなたが白金さんを守りたく思っても、その体では白金さんが余計に心配させてしまいます。」
なんてことを姉さんに言われちまった。
運がねえなぁ..。
「これから、白金さんと今井さんと探し物をするので、蓮にも手伝ってもらうわ。勿論、貴方に選択権などはありません。」
....本当に、奇跡とは縁がないんだな。
ーー商店街ーー
まさか…本当に来るとは……出来れば今は来たくなかった。二人がいるからだ。
日向とリグがいるのだ。
二人がいる、と言うことは当然……
ーーーー俺たちを憎む奴が来ているってことになる。ーーー
ああ……!!感じるだけカリカリする!!
これ以上、二人とあの人たちの仲を割かれるのを見たくはない!!!!
「……ん…………れ……ん…………蓮!!!」
俺は今、何を考えてたんだ。
「大丈夫?なんか、すごい怖い顔をしてたから、あまり無茶しない方が……」
「すいません、先輩方。ただ考え事をしていただけですので、安心してください。」
危ない危ない。これから起きる惨事を先輩方に、知られるわけにはいかない。
姉さんを除いては、この事を知っている。
ここで俺は紗夜姉さんと聞こえない程度に説明した。
(蓮……貴方が感じる、と言うことは……)
(ああ、日向とリグが来ている。)
(リグに日向…………羽沢さんから話された、噂の転入生ですね?)
(その二人は俺の親友だが、二人の背後から俺たちに対する、憎しみが感じられた。)
(憎しみ?貴方達が?何のために憎む必要があるのですか?)
(兎に角、そいつと二人が鉢合わせになったら、俺だけじゃ背負いきれない。俺たちが追放されるのがオチだ。)
(貴方一人で行く気ですか?)
(逆に、今井先輩に燐子先輩を、危険に晒したくないんだよ。)
(待ちなさい。私も行きます。)
(姉さんはココで二人を守ってくれ。)
(ではこれだけは守ってください。
……必ず私の元に帰って来なさい。)
(……分かった。二人を任せたよ……姉さん。…………だ。)
「え?今、何て……?」
俺は二人を紗夜に守って貰って、俺は二人を救いに全力で走った。
(待っていろ!日向、リグ!!!
必ず……
お前らを
守り抜いてやる!!!!!)
〜紗夜side〜
今、蓮に何かを呟いてた。でも、それが何なのか、分からなかった。でも、ココで待ってて居たら……きっと蓮は、蓮は!!!
きっと蓮は、また自分を失ってしまう!!!!
「今井さん、白金さん。行きましょう、蓮を助けに……」
「氷川……さん、一緒に、蓮君を探しましょう。」
「紗夜の大事なかわいい弟だもんね。頑張っちゃうよ!」
「皆さん、ありがとうございます!!」
私は二人に本気で頭を下げた気がします。
その気持ちを届けるために、私は蓮を…………
【家族】として、受け入れます。
どこ、どこにいるのですか!!
そう遠くには行ってないはずなのに、こんなに時間をかけても見つからないなんて!!!
「……今井さん?どうしたんですか?」
え?今井…………さん…?
「同じだ……あの時と同じだ!!!
あの時の三人がまた……!!!」
三人…………!!!??まさか!!!?
「そ、そん………………な………………。」
そう、かつて、心やさしき少年達が、両親たちが何度も殺して、そのおかげで心は狂ってしまい、大勢の人を死なせて、
全てが歪んでしまった、
二度と起きてはならない惨事が
再び起きてしまった。
そう、あの殺人鬼は私の弟もその内の一人という事を、
再び思い知らされた。
「「…………………」」
「…………なぜ来た……」
「あ、ああああ…………!!」
怖い…
もはや彼らの哀しみの量が私たちとは比べ物にならない!!
私は彼らの絶望を、
…止められなかった。
でも、ココで負けられない。
「蓮……もう、これ以上、誰かのために、自分を犠牲にしないで!!!」
せめてもの思いで……
私は無意識の状態で、
私は、蓮を強く抱きしめた。
「
……!!!?!ザラダマガナヤダ#&ナラ€!?!」
「!!!?蓮!?」
「蓮君!!」
何故か私達を拒絶してる、それに、その時の彼らの瞳が、
とても、
怒りで狂わされて、哀しく、澱んで、酷く穢れた彼らの瞳が、映った。
「お願い!!!元の蓮に戻って!!!」
「ヒナタさん!!!もう一度、私達を信じて下さい!!!」
「リグちゃん!!!もう、自分一人で、全部を背負わないで!!!」
私は、あの三人の思いと、羽沢さんの思いと、若宮さんの思いを、それぞれの思いを本気でぶつけた。
その意思が伝わったのか、
「……姉………………さん?俺は、何で、「蓮のバカ!!!バカバカバカ!!!!!私達のために一人で無理をして、
あなたを一人に、無茶をする事を許しません!!!!」
「蓮君……良かった…………グズっ」
「申し訳ないです、先輩方。姉さん、
分かってくれるって思ってた。けど、
本当に、みんなと同じで良いのか?」
「当たり前です!!!私達は、家族なんだから!!!」
「「「「「!!!!!!」」」」」
この時に、蓮を始めて本気で叱ったような気がします。
「「「本当に……ゴメンね。
(済まなかった)[悪かったよ]」」」
ココでもう一度誓いました。
ーーーー必ず、大切なものを守る!!!!ーーーー
人間としてではなく、
妹の日菜を守って、愛する弟の氷川蓮を守る、
世界で一人だけの私、
一人の[氷川紗夜]として…………
〜to be continued...〜
第一章、ご愛読いただき、ありがとうございます!!!
次は彼らの過去を、ちょっと書いてこうと思います。
イヤーやっと蓮を出せたし、氷川姉妹を出せて、
アフロにパスパレだって今まで出せたし、これくらいで一章はここで締めたいと思います。
次回
第二章 [super nova]
【哀しく憎しき闇の心に囚われ】
次回も乞うご期待、