Secret Cherry Blossom   作:OCEAN☆S

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遅れてしまって…!大変申し訳ございません…!!!


今回は番外編です!


桜内梨子生誕記念 カレンダー

~9月16日~

 

 

~梨子家~

 

三連休の最終日…俺と梨子は、連休明けに行われる実力テスト対策に一緒に勉強会を開いた…のだが。

 

 

 

「…Zzz」

 

「柚くん起きなさい…?」

 

「……」

 

「起きなさい!風早柚!!」

 

「…っはい!!!!」

 

 

そう…さっきからずっとこんな感じだ…。

 

「もぅ…さっきも注意したばっかりよ?今度寝たらおやつのクッキーは無しですからね?」

 

「ご、ごめん…でも…」

 

「柚くん?」

 

「は、はい!」

 

「テストで赤点とったら1週間部活でられなくなっちゃうんでしょ?だったら頑張らなくちゃ!私も柚くんに教えられるように頑張るから…ね?」

 

 

梨子が優しく微笑む…なんか背景がキラキラしているように見えてまるで天使だ…。

 

 

 

「でも…3日間、部活以外全部勉強に時間を使ってると……」

 

「……わかった、ちょっとお茶を入れようか。」

 

 

 

________________________________________________________

 

 

それにしても…梨子の部屋、絵に書いたような可愛い部屋だよな…普段から出ているあの女子力は私生活からなっているのかも…。

 

 

辺りを見渡すと、壁にカレンダーがかかってるのが目に入った。

 

 

9月19日になんか印がついてる…この日は別に梨子と約束をしているわけでも、祝日でもない……。

 

 

もしかしたら……

 

 

「なにしてるの?柚くん…?」

 

「うわっ!びっくりした…」

 

「何か面白いものでもあったの?」

 

「う、ううん!別になにも…」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

~9月19日~

 

 

実力テストが終わり、ようやく帰宅の時間になった…。

 

 

「柚くん、テストは手応えはあった?」

 

「梨子から教えて貰ったところ、全部バッチリです!」

 

「ふふっ♪よかった~」

 

 

梨子が嬉しそうに笑顔を見せる…。

 

 

「なぁ、これからちょっと一緒に出かけない?」

 

「え?でも、今日は柚くん部活なんじゃ……」

 

「あー、今日は訳あって休みになったんだ。」

 

「ふーん…そうなんだ?」

 

 

 

~さかのぼって昼休みの時間~

 

 

「お願いします!部長!今日は練習を休ませてもらってもいいですか!?」

 

「どしたの急に…なんか用事でもあるの?」

 

「えっと…その…」

 

「正直に言ってみ?怒らないから。」

 

 

「怒らないから」…これは罠だ。大抵の人はそう言っておきながら100%と怒る…。

 

でも、俺は…

 

 

「大切な人の誕生日なんです!!」

 

 

正直に言ってやる…!これはもう賭けだ!もし、断れなかったら……

 

 

「いいよ、行ってらっしゃい。」

 

「え!?いいんですか!?」

 

「あぁ、もちろんさ。バシッと!決めてきな!!」

 

「あ、ありがとうございます!!」

 

 

俺はそう言って先輩の教室から出た…。

 

 

 

 

~現在~

 

 

梨子と一緒に街を回り、買い物をして、またいつもの喫茶店に立ち寄った。

 

 

 

「柚くんのフラペチーノ見たことないかも…」

 

「これ?期間限定のだけど…ちょっと飲む?」

 

「うん!」

 

梨子に飲み物を渡したの…これが初めてかも。

 

「美味しい♪柚くんも私の飲む?」

 

「あぁ。」

 

 

甘い…ほのかなイチゴの味…。甘すぎなくてサッパリしてて飲んでて心地いいかも。

 

 

 

「ねぇ、柚くん今日部活が無いって嘘をついたでしょ?」

 

「え!?」

 

「だって、外にいるよ?サッカー部の女の子達…」

 

「え……あ、ほんとだ。」

 

「教えて?どうして今日私を呼び出したの?」

 

「…もう察しているでしょ?」

 

 

カバンからひとつのケースを取り出す…。

 

 

「お誕生日おめでとう♪」

 

「よかった…印を大きく書いておいて。」

 

「え!?じゃああのカレンダーはわざと?」

 

「うん♡」

 

「あはは…でも、気づけてよかった…。」

 

「柚くんなら気づいてくれるって…信じてたよ?」

 

 

そっか…だから梨子は家に呼んで勉強会を…。

 

 

「箱…開けてもいい?」

 

「うん。」

 

 

梨子が箱を開ける…

 

 

「綺麗……ノンホールピアスだ…!」

 

「前に、お出かけしてた時に付けてたからさ。こういうのもしかして好きなのかなって。」

 

「ありがとう柚くん!大切にするね♡」

 

梨子が笑顔を見せてくれた…よかった…気に入ってくれて。

 

 

「ねぇ、このピアス柚くんが付けさせてくれない?」

 

「え?いいの?」

 

「うん、むしろ付けてもらいたいくらい♪」

 

「じゃあ…失礼します。」

 

 

梨子の耳にそっと触れる…。

 

「んっ…!」

 

「や、やらしい声を出さないでよ…。」

 

「だ、だって…くすぐったいんだもん…。」

 

「動かないでね…。」

 

 

キツくなりすぎないように耳に付ける…コットンパールの装飾が梨子の大人っぽさをより引きだしていた…、

 

 

 

「どう?似合ってる?」

 

「うん!すっごく可愛いよ!」

 

「ありがとう…とっても嬉しい…。」

 

 

 

梨子が俺の唇に優しくキスをしてくれた…。

 

 

 

 

「俺も…喜んでくれて嬉しいよ。」

 

 

 

自分からもキスをする…。

 

 

…この時は悪い気はしなかった。

 

 

むしろ、とても心地よかった…、

 

 

 

しかし、1ヶ月間。サッカー部でこの事が話題になってしまったのは言うまでもない…。

 

 

 

 

 

 

 

 

∗*∘ᎻᎯᏢᏢᎩ ᏴᎥᏒᎢᏲᎠᎯᎩ∗*∘

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