Secret Cherry Blossom   作:OCEAN☆S

15 / 31
迷子のそっくりさん

ん…もう朝…?

 

でもなんで…目が覚めてるはずなのに、視界が真っ暗なんだ…?

 

 

体を動かそうとしても思うように動かない…まるで誰かに拘束されているかのよう…?

 

 

それに…顔に当たってるものがなんだか柔らかい…。ふんわりしたマシュマロのような感触

 

 

「んぅ…ゆず…くん…」

 

 

梨子の匂い…じゃあ俺の顔に当たってるのは梨子のおっp…

 

 

「……ゆず…くん…部屋の中…でも…服は着てよね……」

 

 

…夢の中の俺は何をしてるんだよ。

 

てか、梨子ってすごい寝相が悪いのかな…?一応ベットはダブルサイズのはずなんだけど…

 

 

「んぅ……」ギュ…

 

梨子がさらに強く抱きしめる…自分の顔に胸がさらに押し付けられる…。

 

 

彼女の寝息…強く密着されて伝わる柔らかい胸の感触…。そんな彼女の色気のオーラに俺のブツは大きく立ち上がってしまっていた…。

 

まぁ、朝だし…仕方が無いことなんだろう…。

 

 

でも…昨夜の梨子の表情を思い出すだけで胸がドキドキする…あんな顔して声を出されて…。

 

あんなに沢山求められて…

 

これじゃあおっきくなってても仕方ないな。

 

 

とりあえず…この密着した状態を何とかしなきゃ。

 

 

視界はみえないが、梨子の体から離れようと手を動かす…

 

 

「(今…俺の手はどの辺に…?あ、ちょうど肩のあたりか…じゃあこのまま腕の方に…)」

 

 

ゆっくりと梨子の体から離れる…

 

 

「(これで…よしっと。)」

 

 

結構動いたのに、梨子はまだ寝ている…毎日こんな深い眠りについているのかな…俺はたまに寝られない時とかあるから羨ましいな。

 

 

「すぅ…すぅ…」

 

 

それにしても無防備だな……

 

 

いや、だめだ。いくら恋人同士とはいえ、寝ている間に性的なことは…

 

 

「んっ…ぅん…」

 

「……」ムラッ

 

 

こんなに無防備で、朝から俺のことを抱きしめる梨子が悪いんだ…。

 

「……///」ムニムニ

 

ほっぺた…柔らかい…。

 

「……キスしてもバレないかな?」

 

ゆっくりと梨子の顔に迫る…もうここまできたら……!??

 

 

「…んっ!?」

 

 

最初は寝てると思ってた…だけどそれは俺の勘違いだった…。

 

今度は梨子が俺の頬を触り、キスをした…。

 

いつから起きていたんだろう…もしかして最初から…?

 

 

 

「(…舌が…入ってきて…)」

 

「…ぷはっ」

 

とてもさっきまで寝てた人とは思えない速さだった…

 

 

「柚くん…キスしただけなのにに…」チョンチョン

 

「うっ…」

 

 

梨子が服の上から俺の股に手を当てる…

 

 

「…硬くしすぎじゃない?」クスッ

 

「そんなこと言っといて…」フニッ

 

今度は俺がやりかえすように、梨子の下着に手を触れる

 

 

「こんなに濡らして…梨子はそんなに体を触られるのが好きなの?」

 

「~っ///」

 

梨子が顔を真っ赤にする。

 

 

「…柚くんに触られるのが好きなだけ。柚くんは私に触られるのは嫌い?」

 

「……好き。」

 

「でも、朝からこんなことしちゃダメよ?メッ!」

 

「はい…ごめんなさい。」

 

 

あれ?でも、梨子もいきなりキスをしてきたよな…?

 

 

 

~☆☆☆~

 

 

「で、柚くんは午後から部活があるんじゃないの?」

 

「うん、梨子はその間どうするの?」

 

「私も午後からピアノだから…」

 

「そっかー…それで、両親が帰ってくるのはいつなんだっけ?」

 

「二人とも明後日に帰ってくるはずよ。」

 

「そっか…じゃあお泊まりできるのは今日までか…」

 

「うん…」

 

 

 

♢

 

 

柚くんと一旦別れ、電車に乗りいつものピアノのレッスンに向かう…お泊まりできるのは今日まで…なんか少し寂しいな。

 

家はお隣同士だし、いつでもお話はできるのに…。

 

ふと、そう考えていると、何かが私の太ももに触れた…。

 

結構人混みだし、こんなことは有り得るのだろうけど…なんか妙だ…。

 

 

「……」スリッ

 

 

…や、やっぱり…痴漢…?

 

 

「……」ムニッ

 

 

今…お尻…触ってきて…

 

 

…怖い…この前あんな目にあったばかりなのに…どうしてまた…。

 

 

私が弱気になった次の瞬間…

 

 

「ぎゃああああ!!!!???」

 

「…!?」

 

 

男の悲鳴が聴こえる…一体何が…?

 

 

「…こっち。」

 

隣から声が聞こえて、手を引っ張られる…。

 

ちょうどどこかの駅に止まり、私を電車の外に引っ張り出してくれた。

 

 

 

「ふぅ…よかった…大丈夫だった?」

 

「柚…くん?」

 

「へ?」

 

よく見たら違った…彼より少し髪が長い…同い年くらいの女の子…。

 

 

「ご、ごめんなさい…知り合いの人に似てて…」

 

「へぇ~そうなんだ~それよりも、怪我とかない?」

 

「え、は、はい…大丈夫です。」

 

「そっか、ならよかった♪君、女の子っぽくて可愛いんだからもっと気をつけた方がいいよ?」

「か、可愛い…なんて…///」

 

 

なんか…褒め方も柚くんにそっくり…。

 

 

「ごめんなさい、何かお礼させてもらえないかしら?」

 

「あー、いいよいいよ!それよりも東京駅に行きたいんだけど、どう行けばいいか分かる?」

 

「東京駅?」

 

「うん、部活の遠征できてるんだけど…部活のメンバーとはぐれちゃって…電話したら、東京駅に来なさいって言われたんだけど良くわからなくて…。」

 

 

きっと乗り換えが苦手な子なのかな…?だったら口で言うよりも、一緒に付き添ってあげた方がいいかも…。

 

 

「よかったら、私が案内しようか?」

 

「いいの!?時間とか大丈夫なの?」

 

「えぇ、いつもより早く家を出たから、時間は余裕はあるわ。」

 

「助かった~じゃあお願いします!ちなみに名前はなんて言うの?」

 

「桜内梨子。よろしくね♪」

 

『私は渡辺曜!よろしくであります!!』ビシッ

 

 

ビシッと彼女は敬礼をする。

 

 

「よろしくね渡辺さん♪」

 

「曜でいいよ!梨子ちゃん☆」

 

「ふふっそうね♪」

 

 

ふわっとした髪の毛…シルバーベージュっぽい髪色…やっぱり柚くんにそっくり…。

 

「ん?どうしたの?」

 

「ううん、なんでもない♪」

 

 

 

to be continued.....

 




…はい、曜ちゃんここで初登場です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。