Secret Cherry Blossom 作:OCEAN☆S
セブンでバイトしててよかったー!って思えるようなセリフをたくさん言ってくれるし、最近とてもご機嫌な日々が続いております。
天気は不安定ですが…
はぁ…
どうしたら…この気持ちを伝えられるんだろう…。
今日、お出かけに誘ってみてはっきりわかった…俺は間違いなく梨子に惚れてしまっている…。
入学式の時から可愛いくて綺麗な人だな…とは思っていたけど…あんなに心を惹かれるなんて思いもしなかったなぁ…。
でも、やっぱり大きな疑問がある、なんで梨子は入学式の時俺のことを知っていたんだろう…。
そして、彼女は小学生の頃の知り合いだと言っていた…。
どうしてだ…俺の記憶には小学生の頃の思い出が何も残っていない…小学生のアルバムどころか、写真も1枚も残っていない。
なのに…なんで、梨子は俺のことを知っているんだろう…
ベットに横たわりながら考えてみる…
あーもう意味わかんないや…でも、好き…って気持ちは伝えないときっと後悔する…。
とりあえずもう風呂はいってさっさと寝よう…
(あ…そういえば)
風呂に入る前に目の違和感に気づいた。
(コンタクト外さないと…あ、そういえばこうそろ交換の時期か…ゴールデンウィーク明けまでには交換しに行かなくちゃな…。)
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
~翌日~
(やっべぇ…もう昼間じゃん…忘れないうちに早く貰いに行かなくちゃ…。)
急いで着替えて準備をする。
(今日はメガネか…普段かけてないからあんまり慣れてないけど、さっさと買いに行っちゃおう。)
ガチャ…
「じゃあ、お母さん行ってくるね。」
「うん、行ってらっしゃい梨子。」
(ありゃ…このタイミングで…あんまりメガネ姿は見られたくなかったんだけどな。)
「柚くん?」
梨子がこっちを向いた。
「やあ、これからどこか行くの?」
「ただのおつかいよ?…あれ今日はメガネなんだね?」
「あぁ、生まれつき目が悪くてさ。」
「そ、そう…」
「ごめんね、ちょっと暗い話しちゃって。」
「う、ううん!大丈夫よ。」
柚くんは明るく話してくれる…けど
私は柚くんの目の真実を知っている…親御さんはどうして本当のことを伝えないんだろう。
私は前からずっと疑問を抱いていた。
「り~こ?」
「うわっ!?な、なに?」
急に柚くんが顔を覗き込むので変な声を上げてしまった。
「どうしてそんなに悲しい顔をするの?」
「え、だ、だって…辛くないの?」
「まぁね、メガネを取ったら視界は歪むし、海やプールに行く時は使い捨てコンタクトをしなくちゃいけないし…大変なことばかりだよ。」
「じゃあなんでそんなにポジティブにいられるの?」
「なんでだろうな…分からないや。けど、世界中には目が見えなくなってしまった人がたくさんいる。だけど俺の目は生きている…そう思えば、全然辛くなんかないんだ。」
柚くんがニコッと笑顔を見せる…。そうか…こんな風に笑っている彼を見たら、親御さんも…本当のことを言えるはずがないよね。
「ごめんね、長々と話しちゃって…じゃあ俺はこっちだから。」
「え、私も同じ方角…」
「「一緒に……」」
また、このパターンか…でも。
「途中まで一緒に行かないか?」ギュッ
「…はい♡」ギュッ
気づかないうちに、お互いに手を握っていた…。
to be continued…
久しぶりに前書きをたくさん書いた気がする…。