俺が目を覚ますと隣でリサが肩をつけて寝ていた。
起こすのも悪いのでそのままにしていると少し緊張する。
リサが少し動くとその反動でウェーブのかかった髪が俺の鼻をくすぐる。
勇也「そろそろ起きてほしいかな」
そんなことを呟いて30分ぐらい経つとやっと起きた。
リサ「ん…?あぁ寝てたか。ごめんね勇也」
勇也「謝る必要はないよ。そろそろつくから用意しといてくれよ」
リサ「りょーかい」
そこから少しして俺たちは京都についた。
向こうに着くとすでにスタッフたちはいた。
勇也「それで俺たちはこれからどうするんですか?」
スタッフ「今日は移動だけに時間を使ったので後は自由です。明日に会っていただきそこから番組の話をします」
勇也「わかりました」
スタッフ「とりあえずホテルに案内します」
そこからホテルに向かいロビーで鍵をもらった。
けれどもらった鍵は一つしかない。
勇也「これ鍵一つしかないんですけど…」
スタッフ「それは今井さんが一つでいいとおっしゃったので」
リサの方を見るとあからさまに顔を晒している。
勇也「どーいうことかなー?くわしく聞きたいなー」
リサ「わーごめんってば。料理食べてもらった後に部屋のことを聞かれていいですって答えちゃったんだ」
ベロを出しながら言われて何も言えない。
勇也「わかったよ」
俺は鍵を預かり部屋に向かった。
ホテルの部屋
中に入るとスイートルームらしくめちゃめちゃでかかった。
リサ「なんでこんなにも広いの?」
勇也「いや俺に聞かれても困る」
そこで部屋の電話が鳴った。
勇也「はい。え!?わかりました」
俺は電話を切った。
リサ「なんだったの?」
勇也「この部屋共演者の○沼さんが出してくれたらしい」
リサ「え"?ほんとに?」
勇也「事務所としては普通の部屋を用意するつもりだったらしいんだけどわざわざ来てもらってそれはダメだって言われてこの部屋を用意してくれたらしい」
リサ「うっそ!」
リサは唖然としていてそれ以上何も言えなかった。
そこで俺のケータイにメールが入った。
スタッフ「明日は○沼さんとの打ち合わせです」
俺は返信してリサに事情を話した。
リサ「それにしても勇也大丈夫なの?」
勇也「なにが?」
リサ「なにを料理するかもわかってないのにいきなり言われて大丈夫なの?後あたしで大丈夫?」
勇也「俺が今までやってきた料理の一つをするだけに過ぎないよ。それにリサだから頼んだんだ」
リサ「〜//女たらし」
勇也「え?なんて」
リサ「なんでもない!」
リサはベッドに飛び込んだ。
それが楽しかったのかベッドで跳ねたりゴロゴロ転がったりしている。
リラックスしているみたいで良かった。
俺はそのままソファーに座りこんだ。
その日はホテルの部屋で1日を過ごした。
次の日(2日目)
起きてしばらくすると電話が鳴りもうすぐ時間だと言われたので準備をして向かった。
向かうとそこにその人はいた。
勇也「はじめまして。湊 勇也です」
○沼「かしこまってるなー。そんなにかしこまらんでええて。ところでそっちの子は?」
リサ「今回サポートできた今井リサです」
○沼「随分かわいい子を連れて彼女さんか?」
勇也・リサ「ブッ!」
勇也「違いますよ」
○沼「そうか。それじゃあ仕事の話しよか」
最初の話のおかげでかなり場が和んだと思う。
もしかしたらこれが目当てだったのかもしれないが…
○沼「今回調理してもらうんは熊肉や」
勇也「熊肉ですか。失礼ですけどどうして熊肉なんですか?」
○沼「前に食べたんが上手くてんけどなかなか作れる人がおらんくてな。それで君を見つけたってわけや」
勇也「わかりました。やってみます」
○沼「なるほどな。いい目してるな。試作用にたくさん用意したからそこを使ってええで。キッチンもあるからそこで作ってくれてええで」
勇也「ありがとうございます。試作期間は1日ですよね?」
○沼「そうやねん。短くてごめんな」
勇也「いえ、ありがとうございます。早速いっても大丈夫ですか?」
○沼「かまへんよ。頼むでー」
俺とリサはそこで部屋を出て試作室に向かった。
試作室
勇也「とりあえず色々やってみるか」
リサ「うん!」
俺たちはそこから色々してみた。
焼いてみたり、塩胡椒で味付けしたりけれどこの独特の臭みが消えない。
リサ「最初よりはマシになったけどそれでも全然だねー」
勇也「そうなんだよな〜。中々この匂いがきつい」
リサ「うーんスパイスでも入れてみる?」
勇也「そうするか」
俺はそこからスパイスでの香り付けに味付けをした。
リサ「うん。これなら美味しい。けど…」
勇也「そうなんだよな、、どこにでもある味だよな」
二人ともかなり悩んでリサが口を開いた。
リサ「そもそも匂いって消す必要あるのかな?」
勇也「???どういうことだ?」
リサ「だってさ一般的に納豆やチーズなんかは臭いけどそれが美味しいって人もいるじゃん」
勇也「……!!ならこれならどうだ」
俺はそこから一つの品を作った。
リサ「これは美味しいよ!こんなの中々ないし」
勇也「そうだな。っとそろそろリサ帰るか。時間も時間だし」
朝に打ち合わせしてそのままここにきたのに外は暗くなっていた。
俺とリサは一度ホテルに帰った。
リサ「それじゃおやすみ」
勇也「ああ、おやすみ」
リサはそこから眠った。
俺は起き上がりさっきの試作室に戻った。
リサは美味しいって言ってくれたけど正直何か足りない。
そう思い俺は改良を重ねた。
気がつくと外は朝日が差しており俺の改良もそこで終わりホテルの部屋に戻った。
ホテルの部屋
戻ると俺は正座していた。
リサ「それでどうしてそういうことをするのかなー?」
勇也「いや、その、はい。すいませんでした」
リサ「もー時間まで寝てて。時間になったら起こすから」
リサにベッドに倒された。
勇也「いや大丈夫だから…」
口ではそう言っても睡眠には勝てない。
ベッドが気持ちいいのもあって俺は寝てしまった。
リサ「無理しすぎだよ。友希那から頼まれてるんだから」
俺はそんなことを聞けるはずもなく寝ていた。
しばらくすると叩き起こされたが…
俺は服に袖を通して会場に向かった。
するとすでにその人はいてこっちをみた。
○沼「今日はすまんな。頼むで」
勇也「やれる限りやってみます」
そういい開始時間まで待って番組が始まった。
番組が始まり俺とリサは調理にかかった。
するとリサが途中で異変に気付いたようで声を上げてびっくりした。
リサ「ちょっと勇也!なに作ろうとしてんの?」
勇也「ちょっと待っててくれ。リサにやってもらうから」
そういい俺は衣をつけてリサに渡した。
勇也「これを揚げてくれ」
リサ「う、うん」
俺はリサに渡してその間に昨日作ったソースの再現を始めた。
リサ「こっちは終わりだよ」
勇也「こっちもだ」
そういい調理は終了した。
勇也「ではどうぞ。熊肉のメンチカツです」
○沼「メンチカツとはビックリやな」
勇也「実のところ昨日までハンバーグにする予定だったんですけどね。思いっきり風味を閉じ込めたらどうなるのかやってみたら成功して」
○沼「それでこっちのソースは?」
そういい付けて食べると顔色が変わった。
○沼「これは…うま!あんたほんまに高校生?」
勇也「ええ、健全な高校生ですよ」
○沼「うん。あんたのこと気に入ったわ」
勇也「ありがとうございます」
横でリサがジト目で睨んでいるので小声で「テレビに映るよ」というといつも通りの顔になった。
そのまま番組は盛り上がり終わった。
俺とリサは一度楽屋に戻ってゆっくりしていたら扉が開いた。
楽屋
○沼「ごめんな休憩中に」
勇也「いえ気にしないでください。それでどうされました?」
○沼「今日の夜暇か?」
俺はリサの方を見て確認を取り返事した。
○沼「そんならうちにおいでや。話しながら飯食べよう」
俺とリサはこの時に気付くはずもなかった。
あんなことが起こるなんて
はい最後適当にしてしまいました。
次は明後日あたりに投稿する予定です。
そこでこっちでもヤンデレ出そうか悩んでます。
僕自身描いてて面白いので描いて欲しいって言われたら喜んで書きます←下手くそ
高校時代のことか大人になってからか?
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高校時代のいろんなイベント
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大人になってからのイベント