俺とリサは眠ったが俺は結局痛みと心配ですぐに目が覚めた。
俺はそのまま眠ることなく朝を迎えた。
朝になってもリサはなかなか起きる気配がない。
普段なら起こす前に起きるが今回ばかりは話が別だ。
あんな間に合うと体はもちろんそれ以上に精神的にも疲れる。
朝の9時を待ったところでリサは目を覚ました。
勇也「おはよリサ」
リサ「うん。おはよう勇也」
リサは寝ても疲れが取れなかったんだろう。
見ただけでわかるぐらい疲れている。
リサ「それじゃあ勇也の病院に行こっか」
勇也「俺1人でいくよ」
リサ「ダメだよ!勇也行くとか言って適当に時間潰しそうなんだもん!」
バレてた。
実際にしそうだから何も言えない。
勇也「それじゃあ行こっか」
用意をして部屋から出ようとするとスタッフから電話がかかってきた。
スタッフ「すいません。話は聞きました。学校側には休むと前もって伝えているので今日を含めてあと4日あるのでゆっくりしていてください」
勇也「はい。ありがとうございます」
俺は電話を切りリサとタクシーに乗り込み病院に向かった。
病院
着いて呼ばれるまでまっているとなんだかリサが無言になっている。
気になりそっちを見ると顔色が青ざめていた。
勇也「リサ!?」
勇也「勇也、ごめん。なんだか気持ち悪いや」
勇也「いやいいから休んで」
リサ「あ…」
俺はリサを引き寄せパーカーをかぶせた。
実質俺も無意識にやっていたから気がつくと恥ずかしい。
リサはそのまま俺にもたれてゆっくりしていた。
俺は呼ばれたので立とうとしてパーカーを取るとリサの顔色はさっきよりマシになっていた。
勇也「大丈夫か?無理ならここで帰るけど」
リサ「ダーメ。行くよ!」
俺はリサに連れられて行った。
医師「それで今回はどうしたのかな?」
勇也「この傷って治せます?」
俺はそういい刺されたところを見せた。
医師「これなら縫えばなんとかなるよ。今すぐにするかい?」
勇也「ええ、お願いします」
リサが一言も話さないので気になって見て見ると顔色がかなり悪い。
勇也「リサ。少し休んで…」
リサ「う、うん。ごめんね」
勇也「気にしなくていいから」
リサ「パーカー借りてもいい?」
勇也「???いいけど…」
俺はパーカーを脱ぎリサに貸した。
医師「それじゃあ行こうか」
俺は移動してそこから縫い始めた。
少し痛んだがそこまでじゃなかった。
また戻るとリサがいなかった。
そのままそこから飛び出しどこに行ったのかと探していると自動販売機の隣で座り込んでいるリサがいた。
勇也「リサ。何してんだよ?」
リサ「ごめん。ちょっとトイレに行って喉乾いたから買おうと思ったら足が動かなくなっちゃって」
確かに病院内は男ばかりでその恐怖で動けなくなったんだろう。
勇也「そっか。それじゃあしょうがないな」
リサ「うわ!ち、ちょっと勇也。下ろしてー」
勇也「うるさい!動けないのに」
リサ「うぅ〜」
リサはお姫様抱っこされて恥ずかしいのか顔を真っ赤にしていた。
恥ずかしいのは俺も同じなんだけど…
そのままお金を払い俺たちは病院から出た。
出た時にリサは降ろしたけど…
勇也「どう?だいぶ楽になった?」
リサ「うん。そうだね。ありがと」
リサはだいぶ楽そうだけど足元が定まっていない。
勇也「それじゃあ帰るか」
リサ「え!?遊ばないの?」
勇也「リサがこんな状態じゃ無理だよ。遊びたいなら明日な」
リサは少し膨れているが納得して俺たちはホテルに帰った。
ホテルの部屋
リサ「ほんとにいいの勇也?」
勇也「ん、何が?」
リサ「せっかくこっちに来たのにホテルでゆっくりしてることだよ」
勇也「気にすんな。俺はこうやってリサとゆっくりしてても楽しいから。こっちに来てもどこにいても楽しいんだよ」
リサ「バカ!バーカ」
なんで罵られてるだろう。
けどリサの顔色も何より元気も出たみたいで良かった。
そこからは2人で話していて気がつくともう夜になっていた。
リサ「もう夜だね。夜は外に行かない?」
前の件もあるし行きたいっていうリサの気持ちを尊重したい。
勇也「うーん俺から離れないならいいよ」
リサ「りょーかい☆それじゃあ行こ!」
俺とリサはそこから出て行き適当にぶらついていた。
そこで見つけた定食屋があったので入ることにした。
定食屋
中は意外にも広くかなり盛り上がっていた。
勇也「リサ大丈夫か?」
リサ「うん。なんとか」
勇也「厳しくなったら言えよ。いつでも出るから」
店員「ご注文はお決まりですか?」
リサは返事をせず和食定食を頼んでいた。
勇也「和食定食を2つで」
店員「かしこまりましたー」
店員はそういい裏に行った。
勇也「リサやっぱり厳しいんじゃ」
リサ「あはは…ごめん。厳しいかも。けど食べて帰るよ。美味しそうだもん」
かなり無理をしているのがわかった。
何よりあの時の俺と同じ感じがして放っては置けなかった。
親や同級生からのいじめに対して怯えていた毎日に…
勇也「そっか。ならリサの意見を尊重するよ。けど絶対に無理はするなよ」
リサ「うん。わかってる」
そこから店員が持ってきてリサと俺は食べ終わり店を出た。
出てリサを見るとかなり無理をしていたみたいだった。
足元はフラフラで体を支えるので精一杯だった。
勇也「リサ乗って」
俺はリサをおんぶしようとした。
リサ「けど…」
勇也「けども何もないよ。早く乗って」
リサは乗って俺の背中に顔を埋めた。
そのままリサは眠ってしまったようでリサの静かな寝息が俺の背中に当たっていた。
リサ「勇也〜。ありぃがとぉ」
寝言でまでお礼を言われるとかなり恥ずかしい。
勇也「無理はしないでくれよ」
俺はそう呟きホテルに帰った
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