バンドリ人生初の恋   作:麒麟@

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文化祭編vol3

勇也「それじゃあ話そうかな。俺の過去」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇也「昔リサと姉さんは知ってるかもしれないけど俺が一ヶ月ぐらい登校してなかった時があったんだよ。

その時に俺は家の地下室に入れられてたんだ」

友希那「地下室!?そんなのあの家にあるのかしら?」

勇也「なんであるかは知らないけど。

そこに連れられて俺は玩具にされたんだ。

そこからはベッドに固定されて輸血と同時に身体中の至る所に刺された。

血さえなくならなければ死ぬことはないからな。

そこからも立たされて吊るされて鞭でしばかれたりもした。

そこからはあまり思い出したくない」

勇也の体は震えていた。

勇也「泣いても叫んでも誰も助けてくれない。

そんな地獄が続いて俺は心も折れた。

そんな時にあいつは俺を地下室から出してこういったんだ。

『今はここまでだ。お前は夏になっても長袖を着ていろ。バレたら面倒だからな』って

俺は逆らう気力すら出なかったから従った。

その時に今の髪の色になったんだ。

激しいストレスや怒りでなったんだと思う。

そこからも地下室に入れられることはなくなったけど暴力が止むことはなかった。

ちょっとしんみりさせたな。

悪い」

沙綾「そんなの親のすることじゃない!」

沙綾は大きい声でこの空気を変えるかのように言った。

勇也「さ、沙綾?」

沙綾「親は子どもが育つまで見るんです!それを自分のストレス発散のためだけに使うなんて親じゃない!」

有咲「沙綾落ち着けって」

沙綾「え?あ、ごめんなさい。つい」

勇也「ううん。ありがとう」

モカ「モカちゃんお腹空いちゃいました〜。あー勇也さんの料理食べたいな〜」

モカは強引に俺でもわかるぐらい話題を変えた。

少なからずリサや姉さんはショックを受けているようだし他のみんなも自分のことのようにショックを受けていた。

巴「お、おいモカ!」

勇也「いやいいよ。作るわ。みんなも食べる?」

全員「はい!」

 

 

 

 

 

そこからは料理をしていたが俺は自分がなんでこんな話をしたのかさえ全く分からなかった。

優しすぎるみんななら、必ず傷つくことはわかっていたはずなのに……

勇也「いた!」

はぁ、考え事をしながら料理するもんじゃないな。

つぐみ「勇也さん!」

勇也「大丈夫大丈夫。慣れてるから」

つぐみ「ダメです!座ってください」

つぐみに怒られた。

いや正直に言うとここまで言われると思ってなかった。

つぐみ「少ししみますよ」

つぐみは丁寧に治療してくれた。

つぐみ「勇也さんの過去が辛いのはわかりました。なら、ここから私たちといっぱい楽しいことをしましょう」

つぐみはそういった後恥ずかしいのか顔を真っ赤にしていた、

俺は何も言えなかった。

まさかこんなことを言われると思っていなかったから。

つぐみの頭に手を置き「ありがとう」

そういった。

つぐみ「〜〜〜〜はい!」

俺たちは料理をするために戻った。

 

 

 

 

 

 

 

勇也「はいはーいできたから机の上開けて」

モカ「わ〜待ってました〜」

姉さんとリサは紗夜と日菜に慰められていた。

勇也「いつまでショック受けてんだ〜。姉さんもリサも飯できたよ」

リサ「だってあんな話聞いたら」

『グゥ〜〜〜〜〜〜』

勇也「体は飯を求めてるみたいだよ」

リサ「〜〜〜〜〜〜〜バカ」

リサは急ぎ足で机のところに向かっていった。

紗夜「さぁ湊さんも」

友希那「え、ええ」

全員が座りみんな好き好きに食べ始めた。

日菜「それで勇也くん。あの話どうするの?」

あの話、つまり文化祭のことか。

勇也「今は受ける気はない。けどみんなはどうしたい?」

日菜「あたしは出たくないなー。だってあんな言い方されてまで出る必要ないと思うし」

蘭「あたしは、勇也さんと演奏したいから出たいです」

ひまり「わぁー蘭が素直になってる〜」

蘭「な、なってない!」

勇也「それじゃあとりあえずやって見るか。あの生徒会長と宮田は俺がなんとかする」

一応考えもあるしな。

日菜「えー受けるのかー。まぁ勇也くんと演奏できるならいいかな〜」

千聖「はぁ私たちも行けたらいいんだけどね」

勇也「千聖たちは見に来てくれよ。いいライブにするからさ」

千聖「ええ!もちろんよ!」

そこからも食べて結局みんな家に泊まることになった。

 

 

 

 

 

 

 

次の日の放課後

俺は実行委員会に行った。

手札を揃えて

宮田「やぁ、君に仕事が残ってるよ」

勇也「お前と生徒会長を下ろす」

宮田「な、な、一体どんな権限があって……」

勇也「これだよ」

俺はそういい紙を見せた。

そこには教師たちそしてこの実行委員会にいるメンバーの署名があった。

理事長の氏名もある。

宮田「こんなのは認めない」

紙を破ろうとしたので俺は予備を出した。

勇也「お前がいくら破ろうと無駄だよ。俺にはまだまだスペアはある」

生徒会長「どうして私まで!?」

勇也「あんたも同罪だよ。こいつの暴走を止められなかったんだから。生徒会長あんたを生徒会長という席から下ろす」

生徒会長「そんな……」

勇也「どうだ。自分が目立とうとして名乗り出た結果がこれだ」

宮田「くそー」

宮田はどこかに走って行った。

部屋の中はだんまりしている。

勇也「さて俺が実行委員長をする。1つ目に全員が参加だ。2つ目自分の仕事をこなしてもらう。以上!」

全員「ワアーーーー」

そこで歓声が上がった。

勇也「さてさっさと終わらせてクラスの方に行こうか。自分のを終わらせると手伝うもよし!帰るもよし!クラスの方に行ってもよし!

さっさと終わらせるぞー」

そこからはみんなあっという間に仕事を終わらせた。

つぐみ「生徒会長を下ろしたはいいんですけど誰が生徒会長やるんですか?」

勇也「まだ考え中だ。理事長からの許可ももらってる」

そこにみんなが入ってきた。

日菜「いや〜スカッとするやり方だったね」

勇也「なんだ聞いてたのか」

蘭「それでライブはどうするんですか?」

勇也「やるよ。みんないいよな?」

全員「うん!はい!」

俺も自分の仕事を終わらせて出る頃には夕日も落ちていた。

勇也「ふわぁ〜」

リサ「はいお疲れ様」

リサはそういい俺にコーヒーをくれた。

 

 

 

 

 

勇也「あれ?練習は?」

リサ「ちょっと休憩中」

リサたちは学校の空き教室で練習中だ。

リサ「勇也あの、その、昨日の話気づけなくてごめん!」

勇也「リサや姉さんが気にしなくていいよ」

リサ「でも!あたしはいつも隣にいたのに気づけなかった」

勇也「ほらみんな待ってるよ。早く練習してこいよ」

リサ「勇也………ごめん」

リサはそういい戻って行った。

コーヒーを飲むと少しほろ苦かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ、あたしはやっぱり勇也と距離が近すぎて勇也のわかってるつもりで何もわかってなかったんだ。

だからあの時沙綾が叫んだ時に後悔した。

近すぎてあたしには言えなかった、分からなかった言葉を沙綾は言ったんだから。

友希那「リサ、またズレてるわよ!」

リサ「ご、ごめん」

集中しないと。

終わってもそのまま頭から離れることなかった。

 

 

 

 

 

 

俺は自宅に帰るとリサはリビングでソファーにうずくまっていた。

勇也「えーと何してんの?」

リサ「ちょっと考え事」

勇也「そっか。そのまま寝るなよ。風邪引くぞ」

リサ「うん」

そのまま倒れて俺は眠った。

 

 

 

 

 

 

次の日はセットリストを考えると言われた。

仕事を終わらせて向かうとみんなはいた。

友希那「遅いわよ」

勇也「悪かったよ。それじゃあ考えようか。セットリスト」

麻弥「ある程度は決まってるんですけどまだ完全じゃないんですよね」

紙に書いてあるのを見るとそこには確かに曲が書かれていた。

天体観測、恋空と雨音、流星、Boys be Ambitions!!、シャルルが書かれていた。

このアニソンは誰が入れたんだろう。

勇也「それでどんな感じなの?もう練習してるんだろ」

蘭「少しそこで座ってて聞いてください」

そこから全員での演奏が始まった。

 

 

 

 

 

聞いてて思ったのはレベルの差がある。

姉さんと蘭にも差があったし、ひまりとリサのベースにも差がある。

なによりドラムとギターが致命的だ。

ドラムは麻弥は技巧派巴は力押しとでも言えばいいのだろうか。

かなり実力の差があった。

これはまだなんとかなる範囲内だが一番ひどいのがギターだ。

元々唯一3人のところで合わせにくいのもあるがそれでも実力の差がひどい。

天才の日菜がずば抜けて上手いのとそこまでじゃないがなんでも器用にこなすモカ、おそらく始めたばかりでまだその領域までいっていない薫はかなりしんどい。

勇也「はぁ〜〜〜〜。これはヤバイな」

みんな顔を引きつらせている。

友希那「やっぱりそうよね」

勇也「まぁまだボーカルとドラム、ベースははなんとかなる。キーボードは元々一人だからそこまでじゃないけど」

蘭「どうやったらいいんですか?」

勇也「ちょっと厳しいこと言うぞ。それでもいいか」

蘭「構いません」

勇也「なら、蘭今回はギターを辞めてもらう」

全員「!!」

全員が驚いていた。

なにより蘭が驚いていた。

蘭「っ、理由を聞いてもいいですか?」

勇也「1つ目はギターにどうしても手を取られるということ。

姉さんはボーカルしかやってない。というかそれしかできない。

つまりはそれだけそこだけに集中できるということ。

2つ目に今回はいつものライブと違い、曲数がまだまだ多くなる。

そのせいでボーカルに集中してほしい。ギターを加えると蘭は両方頑張ろうとする。それで倒れて欲しくない。これが理由」

蘭「勇也さんはあたしに倒れて欲しくないんですか?」

勇也「???なーに当たり前のこと聞いたんだ?蘭に倒れられたら俺も悲しいしなによりモカたちはもっと悲しむだろ」

蘭「わかりました。今回だけボーカルに集中します」

 

 

勇也「次にドラムだけどこっちはもっと単純だ。巴が麻弥のやり方を実践すればいいんだから」

巴「へ?そんなのわかってますよ!それができないから困ってるんです」

勇也「なら麻弥のやり方を見ててみ。多分巴でもすぐにできることをしてるよ。というかそこを重点してやってると思う」

麻弥「あはは、まさかバレてるなんて思いませんでしたよ」

巴「何をしてたんですか!?」

勇也「簡単なことだよ。ドラムを叩く時正確にはその前に全身の力を脱力してるんだよ。

そしてそのおかげで素早く高い技術が出る。

逆を言えば力強い音も出るよ。

って事で麻弥から詳しく聞いて」

巴「わかりました」

勇也「さてと問題のギターだけど薫」

薫「なんだい?」

勇也「俺と一対一で練習しようか」

薫「おや、ずいぶんと嬉しい誘いだね。もちろんだよ」

勇也「OK当面の目標は決まった。ちなみに言っとくけどこれは楽しませるためだからな!特に姉さん」

友希那「わ、わかってるわよ」

そこから各自個人練習に入った。

薫との一対一の練習はかなり大変だった。

薫も俗に言う感覚タイプだから教えるのが大変で仕方ない。

なんとか教えて少しは上手くなったと思う。

モカ「あーもうこんな時間ですね。帰りましょうか〜」

勇也「そうだな。かいさーん」

みんな帰って行った。

 

 

 

 

 

 

俺は一人実行委員の部屋に行き仕事をとった。

これから練習もあるから仕事を家で終わらせておこうと思ったからだ

ここからはさらに大変になりそうだな

高校時代のことか大人になってからか?

  • 高校時代のいろんなイベント
  • 大人になってからのイベント
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