バンドリ人生初の恋   作:麒麟@

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文化祭編vol5

俺たちは結局いい案が出ず解散にした。

あのまま考えても何も出てこないと判断したからだ。

 

 

 

 

 

 

 

自宅に帰りベッドに倒れこんだ。

あの時俺はリサが好きだって言えばよかったのかな。

あの判断を少し後悔している。

勇也「はぁいくら性能良くてもな」

今までこの頭は最善を選んでくれたが今回ばかりは最善かと聞かれると即答はできない。

結局考えても出ず俺はそのまま眠った。

 

 

 

 

 

次の日も放課後に集まり全員で考えていた。

勇也「なかなかでないな。バンド名」

つぐみ「そうですね。そもそもバンドごとで共通点が違いますから」

蘭「Linaliaなんてどうですか?」

勇也「Linalia?ってなに」

蘭「花の名前なんです。まえに花道で触ったときに綺麗だったんでどうかなって思って(ほんとの事は言えない)」

勇也「いいんじゃないかな。みんなは?」

全員「いいと思う!」

そんなことで決まった。

俺たちはそこから練習を始めた。

今回俺はキーボードになった。

今回のバンドはつぐみしかキーボードがいないから俺が入るしかなかった。

特にこれやりたいとかなかったから別にいいけど…

練習は俺が薫を教えてそのあとは全体で合わせるって練習をしていた。

全体のレベルは練習で上がってきてはいるが正直まだ難しい。

これは楽しませる以前に微妙だ。

勇也「今日はここまで〜」

練習はそのまま終わり帰ろうとすると腕を掴まれた。

薫「もう少し付き合ってくれないだろうか」

普段はっちゃけてるのにその目は覚悟を決めていた。

勇也「わかった。けど俺がダメだと思ったらそこで終わりだからな」

薫「ああ、ありがとう」

そこから俺と薫だけ残って自主練していた。

 

 

 

そこからの練習も薫は真剣にやっていたので俺は少し抜け出して飲み物を買いに行った。

そのまま帰ると薫はまだやっていた。

勇也「薫一旦休憩だ」

薫「しかし!」

勇也「今このままやっても無駄だよ」

薫「わかったよ」

俺たちはそこから休憩した。

勇也「1つ聞いていいか?」

薫「ああ、構わないよ」

勇也「どうしてそこまでやろうとする、いやレベルが足りないのは自分でもわかってるはずだ。けどどうしてそこまで」

薫「当たり前のことだよ。人の期待に応えたいというのは。そのための努力なら惜しまないつもりだよ」

勇也「なるほどな」

こういうところが人気者の秘訣なんだろうな。

そこからも練習を続けてその日帰ったのはすでに外は暗かった。

勇也「送るよ」

薫「ありがとう」

普段からこうやって素顔を出してたらいいのに…

そのまま薫を送って帰るときに俺は近道のためとはいえ自分の家だった場所を通った。

正直通りたくもなかったが近道のために通るとそこにいかにも怪しいのが二人いたので隠れて話を聞いた。

 

 

「実行は明日か?」

「ええ、あいつの家にあるものをとるみたいです」

「そうか。湊家はかなりの金があるらしいからな」

たしかにあの親父歌手だった頃の金がかなりあるみたいだ。

あまり気にすることでもないので俺は帰った。

「明日の19時に決行だ」

「了解」

少し聞き耳を立てて俺は少し遠回りして帰った。

 

次の日にも練習に実行委員の仕事を終わらせて帰るときに18時半だった。

勇也「はぁ」

あんなんでも親父か。

勇也「悪い、先帰っててくれ」

俺は走って帰っていった。

リサ「え、ちょっと勇也!」

俺は静止されても聞かずに走り出した。

実際学校から家までは20分程度かかる。

時間ギリギリだ。

自宅の前に着くと俺は身を潜めながら様子を見ていた。

しばらくすると家の前に昨日の二人組が来た。

 

 

 

家の鍵を開けて中に入った。

器用にハリガネで開けていた。

そのまま入り俺も家の玄関前で待機していた。

「やめろ!お前たち誰だ」

「イヤ!」

 

「大人しく金を出せ」

おそらくなかでは二人ともすでに拘束されている。

俺は走って行きリビングのガラスを蹴破った。

「なんだ!」

俺はそんな言葉を聞かずに男のところに走り手を蹴り上げてナイフを飛ばしてそれを掴んで男の後ろに回った。

勇也「動いたら刺すぞ」

「クソ」

勇也「あともう一人そこのキッチンに隠れてるのも出てこい」

「バレてたか」

ナイフを首筋に当てたままこっちに来させた。

父「なんでお前が…」

勇也「うるせぇ。しゃべんな」

父「っ…………」

勇也「さてどうしようか」

俺は少し脅した。

前に興花にたのでいたものを出して。

それはおもちゃの銃だが見た目は完全に本物だ。

興花に頼んだらこれが届いた。

「ヒィ」

まぁこれが普通の反応だな。

事実強盗犯でほんとうに肝が座ってるやつなんてなかなかいない。

勇也「動かないで俺の前に来い。そして前で手を組め」

男たちは言われるがままに行動した。

そしてそれを縄で縛り俺は警察を呼んだ。

そのまま事態の収拾がついた。

 

 

 

父「どうしてお前が…」

俺は胸ぐらを掴んだ。

勇也「俺はなお前なんかどうなってもいいんだよ!けどなお前が死んだら困るやつ、悲しむやつがいるんだ。それだけだ…」

父「くっ!ああ、わかった。ありがとう、そしてすまなかった」

勇也「言葉だけならいくらでも言える」

俺はそこから飛び出して自宅に帰った。

 

 

 

 

勇也「いた!」

手を見るとかなりの血が出ていた。

ナイフを蹴り上げて掴んだときにかなり強引に掴んだからかなり食い込んでいた。

そのまま家に帰ると姉さんとリサが来た。

俺はすぐに手を隠した。

友希那「勇也どこにいってたのよ」

勇也「いいことして来たんだよ」

リサ「そっか。早くご飯食べよ」

勇也「ああ、そうだな」

俺は怪我した左手を隠しながら飯を食べた。

けれどあの事をしてから俺自身過去を乗り越えられたのかな。

食べ終わり俺は手に治療していた。

勇也「全く無茶するもんじゃないな」

リサや姉さんはすでに部屋に行っていたので気にすることもなかった。

リサ「何を無茶したの?」

勇也「うわぁー」

後ろからリサが出てきた。

リサ「何隠してるの?」

勇也「はぁこれは仕方ないか。もう見られたし。姉さんには内緒にしててくれよ」

リサ「わかった」

俺はそこから今日あった事を話した。

リサは驚きを隠せない表情をしていた。

リサ「バカ!勇也に何かあったらどうするの」

勇也「ごめん」

そこからはリサが治療してくれた。

俺は今日のことを思い出して眠った。

 




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