それと勇也の過去ぐらいまでかなーと思ってます。
病院
ここからはリサ目線です
勇也が運び込まれてあたしと友希那は手術室の前で座って待っていた。
しばらくすると中からお医者さんが出て来た。
医者「彼の出血は少し多くてここにあるストックだけでは足りません。どなたがO型の方はいますか?」
リサ「あたしO型です」
医者「わかりました。血をとりますがいいですか?」
リサ「大丈夫です!」
そこからあたしは別の部屋に連れていかれて血を抜かれた。
医者「少し貧血気味になるかもしれません」
リサ「大丈夫です」
そこからお医者さんは手術室に戻ってあたしは友希那のところに戻った。
しばらくして手術が終わったみたいだ。
医者「一応安定してますがあとは彼次第です」
あたしたちは頭を下げて勇也の病室に向かった。
病室
勇也の手首は縫われた後や包帯が巻かれていて見ているだけで痛々しかった。
友希那もよほどショックだったのか一言も話さない。
しばらくするとパスパレのメンバーとRoseliaの残りのメンバーがやって来た。
リサ「一応もう大丈夫らしいんだけどあとは勇也次第だって」
みんなショックを受けていたが何も話すことはなかった。
リサ「とりあえずあたしと友希那だけここに残るよ。みんなは帰った方がいいよ」
紗夜「わかりました」
紗夜の言葉でみんな部屋から出て行った。
リサ「友希那。もうそろそろいいんじゃない?」
友希那はあたしの言葉を聞くと我慢していた涙を一気に流し始めた。
あたしも少しの間病室から出た。
1人になるとやっぱりさみしかったし胸が苦しくなった。
その日は看護師さんに頼んで勇也の病室で寝かせてもらうことになった。
次の日
起きると友希那は泣き疲れたのかまだ起きていない。
勇也も未だに目を覚ます気配がなかった。
昼前になると友希那が目を覚ました。
リサ「おはよう友希那」
友希那「リサおはよう」
それ以上の会話はなかった。
昼を回ってもそれ以上の会話はなくみんながお見舞いに来るときに少し話すぐらいだった。
夜も看護師さんに頼んで寝かせてもらえることになった。
友希那は勇也に寄り添って寝ていた。
あたしは少し離れた場所で寝ることにした。
次の日
起きるとやっぱり勇也は起きてなかった。
そのまま時間だけが過ぎみんな昼頃にお見舞いにやって来た。
来たのはパスパレのメンバーとRoseliaのメンバーだった。
昨日は何も話さなかったが今日は少し話していた。
日菜「うーん何も話さないのは勇也くんも寂しいと思うな」
紗夜「日菜からそんな言葉が聞けるとは思ってなかったわ」
日菜「ひどーいおねーちゃん」
そこで笑いが起こった。
それに反応して勇也が目が覚めた。
勇也「ん?みんな。というかここどこ?」(ここからは勇也目線です)
俺が起きるとみんなポカンとして何も話さなくなった。
しばらくして姉さんが「勇也!」と抱きついて来た。
勇也「どうしたの?姉さん」
よくよく考えてみると全部のことを思い出して俺が何をしたかも思い出した。
勇也「みんなごめん。今日は時間も時間だから明日全て話すよ。なんでこんなことをしたか。みんなが聞いてきた質問にも答える」
みんな納得して帰ってくれた。
自分で数つけた手首はまだうまく動かせないが必要最低限のことはできた。
ずっと寝ていたせいかその日は中々寝付けなかったが時間とともに眠った。
次の日の朝一からみんなやってきた。
友希那「話してくれる」
勇也「わかった。その前に少し暗い話になるから覚悟しておいてね」
みんな納得してくれたので話し始めた。
勇也「俺は小さい時からいじめを受けてたんだよ。小学校から。俺はリサや姉さんともよく遊んでいたし2人とも学校で人気だったから男子からの嫉妬に近いかな。はじめは無視とかだったんだけどだんだんひどくなってきてしまいには暴力になってきた。けど俺が反撃すると今度は姉さんやリサに白羽の矢が立つ。それは嫌だったから我慢するしかなかった。そして中学になるとたった1人だけ俺と仲良くしてくれたやつが居たんだよ。そいつの名前は沢木 興佐そいつだけは俺のことをかまってくれた。俺も嬉しかったんだよ、、いろんなことを話した。
そいつはそれをネタに俺をさらに孤独にしていくようにした。
それ以降は人との付き合いにも信じられ無くなっていたんだな。
それに中学になると親からの暴力もあったしな」
友希那「どういうこと!?」
勇也「ここからは少し家庭の話だけど中学の時に俺の父さんのバンドが解散したんだよ。そこからは全てが許せなかったんだな。俺に暴力を振るい母さんは止めるわけでもなく仕事でのストレスを一緒になって振るってきたんだよ。そのせいで俺は中学で長袖着用は確定だったしね。それに飯抜きの日も多かった。育ち盛りにそれはきつかったよ。時期的には裏切られたのとほとんど同時期だったから俺の心が折れるには十分すぎるほどだったんだよ」
紗夜「そんなことが…」
勇也「そういうこと。こんな出来事があったからリサたちの言う通りそんな目をしてたんだと思う」
みんな聞いていてショックを顔に隠せていなかった。
特に姉さんとリサは…
千聖「酷いことがあったのね」
勇也「まぁね。もうこの過去からはどうやっても逃げられない。だから俺との付き合いはやめた方がいいよ。これからもそんな目をすると思うし」
彩「そんな…」
日菜「いやだよ。離れてって言っても離れないから」
勇也「は?なんで?」
日菜「あたしが勇也くんといて楽しかったから。初めてあたしを理解しようとしてくれたから。そんな人とは離れないよ」
勇也「はは…そんなことしたつもりはないよ」
紗夜「私も勇也くんと一緒にいたいです。あなたは私たちをさらに上に連れて行ってくれる。勇也くんは掛け替えのない存在ですから」
勇也「けど…」
正直みんなに突き放されると思っていた。
友希那「私はあなたが受けてきた痛みを知らない。けど私はあなたの姉でいたい!」
リサ「あたしも何も知らなかった。けどこれからは少しずつ勇也を支えていきたいよ」
勇也「みんなごめん。そしてありがとう。今はまだ厳しいかもしれないけど頑張るよ」
リサ「うん♪一緒にがんばろ!」
勇也「話しすぎたな。もうそろそろ昼だよ」
麻弥「それもそうっすね。帰りましょうか」
そこからみんな病室から出て行った。
俺も上手くない病院のメシを食べ終わって寝ようとすると寒気が走った。
いやな予感がしたからリサに電話した。
勇也「もしもしリサ。姉さん大丈夫だった?」
リサ「うーんわからないけどなんか思い詰めてるような感じだったよ」
勇也「わかった。ありがとう」
その言葉を聞いて手に刺さってる点滴やらを引っこ抜いて家まで走った。
その頃自宅
友希那「お父さん。今までどうして勇也にあんなことしたの?」
友希那父「そうか。聞いたのか。なら無関係じゃないな。友希那は傷つけたくなかったんだけどな…」
手を振り上げた瞬間ドアが蹴破られた。
勇也「おいテメェ俺だけじゃなくて姉さんにまで手をあげるつもりか?」
友希那父「なんだお前か。半死人は出て行け」
それでも姉さんをしばこうとしたので俺が間に入った。
来る前に電話しといてよかった。
勇也「姉さん今すぐ部屋に向かって荷物固めてきて。説明はあと!」
その言葉で姉さんは自分の部屋に向かってくれた。
勇也「もうお前の世話にはならない。二度と俺の前に現れるな」
友希那父「そんなことを許すと思うのか」
そこから喧嘩になり俺がなんとか勝った。
そこで頼んでた人たちが来て荷物を運んでもらった。
勇也「じゃあな」
俺と姉さんはその日家を出た。
今回はここまでです。
前ほど少なく見えるかもしれませんが今回からほとんど同じにしてるつもりです
次は明後日更新する予定です
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