リサとの亀裂からかなりの時間が経ち俺たちは多分元どおりになったと思う。いや、元どおりというのもおかしい。
「勇也くん、早く行きましょう」
「ちょっとちょっと千聖、勇也は今からあたしと出かけるんだからね」
「あら、勇也くんはどっちと出かけたいの?」
こんな調子だ。こんなのがほとんど毎日起こってる。それに俺たちは3回生になったんだから落ち着きを持ってほしいなと思う。そして進路のことを考えないとな。前から考えてた夢もあるけどこれは今現在では実現不可能だ。
ちなみにパスパレは喧嘩すると思っていたが日菜は何も思っておらずむしろ面白いから許した。また紗夜は千聖に一言言ってそれ以上はなにもいうことはなかった。
俺はとりあえず千聖とリサをなだめてその場から離れ家に帰った。そして興花に頼みごとをした。
「────ってな感じのことをしたいんだけどできないかな?」
「それはうちでもできるけどその規模になると勇也にもなにかしらの要求はすると思うよ」
「わかってる。これが夢の形だから」
「わかった。全面的に協力するよ。けど後は説得の方だよね?」
「そこなんだよ。まあやってみるよ」
「がんばれ」
俺は別れて興花は家に帰った。即席で飯を作り食べて眠った。あの日以降喧嘩を売ってくるやつも格段に減りもうそんなことをしてる方が少ない。ただ、こうして眠っていると
「勇也くーん」
「グヘェ」
「日菜さんそれ絶対痛いですって」
「麻弥ちゃん、勇也くんなら大丈夫だよ」
「大丈夫じゃねぇ。とりあえずどけ。暑い」
まぁこんな感じに日菜や香澄、こころ、おたえなんかが飛んでくる。それが見事に腹に直撃した時は本気で死ぬかと思った。
日菜をなんとかどけて起きるとしたから声がする。降りていくと俺と同学年つまりAfter glowやポピパ、あこやイヴ他にもいない人はいるがそれ以外はいた。
「みんなどうしたの?」
「勇也明日の祭りどうするの?」
「あっそっか、そろそろ祭りの時期だな」
「そろそろじゃないわ。もう明日よ」
「ふふ、そうだな友希那」
「なんで笑うのかしら!?」
本当に友希那や紗夜は柔らかくなったと思う。前に比べて音楽、音楽だけじゃなくそれ以外にも目を向けるようになった。練習では厳しいのだがそれ以外のことに目を向けてちゃんと自分の今の立ち位置を確認できているのはいいと思う。
「変なこと考えてないで早く考えてよ」
「リサ厳しいな。いくよもちろん」
するとみんなは騒ぎ出し浴衣の写真を見せてきた。正直全くセンスがないからやめてほしいのだが言っても聞いてくれないので選ぶとそのまま帰って行き気づくと俺とリサだけになった。
「勇也は将来のこととか考えてるの?」
「そうだなぁリサとはこれからも一緒にいたいしこれからもそうでありたいと思ってるからな〜。それぐらいかな」
「あたしもそう思ってるよ」
「ん? なんて?」
「なんでもなーい」
リサはご機嫌になりキッチンに立った。最近は俺が飯を作ることも少なくなりリサは以前にも増して料理が上手くなったと思う。
というかなぜか俺の好みがバレてその味付け方向になっていく。リサは上機嫌で料理を始め結局最後まで1人で作った。
俺はそれを食べ、片付けをしようとするとそれも止められ結局リサがしていた。片付けをしてる間もずっと鼻歌を歌いながら片付けをしてリサはそれが終わると自宅に帰って行き俺も部屋に戻った
後数話で完結です
目標は後3話ほどですが多少のズレはあるかもしれません
高校時代のことか大人になってからか?
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高校時代のいろんなイベント
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大人になってからのイベント