対バンライブ
RASとRoseliaが対バンライブをするといってリサ達は向かった。俺もチケットを2枚もらっていたので向かうとそこには俺の知ってるガールズバンドメンバーがたくさんいた。
そして結果はRoseliaの負け。実際は僅差だと思うがそれでも負けは負けだ。あいつらに関してはまだまだ余地もあるし、こんなところで負ける奴らじゃない。
結果だけ見て帰ろうとするとRASでDJをしていた奴が
「RAS、RAS、RAS、RAS」
それで勝ちを誇った様にしたのがおれを妙にイラつかせた。お前達は良くても隣にいるRoseliaの気持ちもある。
それに会場の奴らもムカついてきて
「興花耳塞いで」
「え?」
「いいから」
「うん」
俺は興花が耳を塞いのを確認すると手を思いっきり鳴らした。その音は俺が想像していたよりもかなり大きくなって会場の声は一瞬にして消えた。
俺は舞台に向かって歩いていき
「あら何かようかしら?」
「いやいや、大変素晴らしい演奏だったよ。感服した」
「あら、ありがとう。ところで何か用かしら?勇也、湊」
「なんだ俺のこと知ってんのか」
「当然よ。男じゃなかったらスカウトしていたもの」
「そいつはどうも。それと俺とも対バンライブしないか?」
「!!!!」
俺のその言葉に驚いたのはRASよりもRoseliaだった。当然だろう。俺がこんなことを言い出すなんて今までなかった。
「興味ある提案だけどこっちに受ける義務はないわ」
「そらそうだ。けどRoseliaには似た様にしておいて受けないなんて言わないよな?」
「くぅ!」
「それとも負けるのが怖いのか?」
「分かったわ。その勝負うけるわ。ただしこっちから連絡するわよ」
「そうだな。レイヤさんだっけ?喉はどれぐらいで回復しそう?それに他のみんなの疲労もあるしいつでも」
「わたしの喉ならそこまで時間はかからないけど」
「そっか。それと俺たちはRoseliaが今回やったセトリで行くから」
俺がそういうとRoseliaは驚きを隠せなかった様で口が出てきた。
「勇也!今なんて言ったの?」
「俺たちが演奏するのはRoseliaのセトリだ」
「勇也それはどういうことかしら?」
「友希那、今回のセトリに何も感じないとでも?」
「あなたまさか」
「そういうことだから。連絡いつでも待ってるよ」
俺と興花はライブハウスを後にした。あのセトリに友希那が込めた想いはわかってる。だからそれであいつらに勝ってそれをわからせる。
「興花、コレを頼む。出来るだけ早く」
「?了解」
俺は紙を渡して俺は俺のやるべきことをやるために向かっていった。普段なら仕事でしか来ないが今回はわけが違う。
パズパレのところに向かって行った。
「あれー?勇也くんだ。どうしたの?」
「日菜、それに麻弥力を貸して欲しい」
「勇也さん!?頭をあげてください」
「勇也くん何があったのかしら?」
「実は……」
俺はそこから全て話して。今回やる対バンライブのこと。それに日菜と麻弥の力を貸して欲しいこと。今回限りの混合バンドを結成して戦うこと。
「ジブンはやりたいんですけど事務所の問題が」
「それなら許可をもらってきた。後は2人がOKを出してくれたら決まる」
「もちろんあたしはOKだよー」
「ジブンも大丈夫です」
「ありがとう。明日から俺の家に来てくれ。練習するから」
「りょーかい」
「わかりました」
俺はそこからは興花に電話をかけた。
「興花見つけた?」
「うん、けどかなーり手強いと思うよ」
「了解。場所は?」
「月ノ森女子学園」
「了解あれは?」
「後で渡すよ。場所は」
場所を聞いて俺はすぐバイクに跨って向かっていった。月ノ森って確かなかなか賢い学校だった様な?
走らせるとだんだん雰囲気が変わってきて着いた時にはお嬢様って感じの子ばかりだった。
「勇也これ」
「ありがとう」
俺が受け取ったのは入校許可証だ。ここで探すのはある女の子だ。
「あれ?もしかして湊勇也じゃん!?」
「えーと誰?」
「あたし?あたしは桐ヶ谷透子よろしくー」
「ああ、よろしく。ところで広町って子知らない?」
「広町?知ってるよ」
「ちょっと案内してくれない?」
「いいよーけど、サインくれない?」
「サイン?俺の?」
「そう」
俺は出されたケータイの裏に書いた。ケータイの裏なんかに書いてもいいんだろうかと思いながらも書いた。そして連れて行ってもらうとそこに目当ての人はいた。
「広町〜あんたに用だって」
「んんーわたしに?」
「どうもどうも。湊勇也です」
「沢木興花です」
「今日は広町七深さんに用事あるんです。ちょっとだけいいですか?」
「はい」
俺と興花、そして広町さんは部屋から出て学校からも出て行った。そのままファストフード店に入った。
「それで用事ってなんですか〜?」
「実は広町さんに手伝って欲しいことがある」
「ちょっと待ってくださいー。いくらなんでも急すぎませんか?それになんでわたしなんです〜」
「それは広町さんすごい才能があるから」
「なんでそれ知ってるのかな〜?」
「それは興花に調べてもらったんだよ」
「ええ、小学校の時から才能が飛び出ていてそれが突然消えた。それは良くあることだけどあなたはそれを隠してるみたいだったから」
「そんなことないよー。普通の女の子だよー」
「まぁお願いしてる立場だけど大丈夫?」
「構わないよ〜」
「ありがとう。明日からここの住所に来てくれ。時間は何時でも構わない」
「了解だよ〜」
俺と興花はそこで別れた。広町さんがどれだけ才能があるのか気になるが日菜より上なことはないだろう。日菜と遜色ないのは興花ぐらいだ。
「バイクの後ろに乗っけて欲しいかな?」
「はいはい。今回もよろしくな」
「まかせといて」
俺は興花を後ろに乗せて帰っていった。こんなところリサに見られるとまた勘違いされそうだな。
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