バンドリ人生初の恋   作:麒麟@

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久々投稿
前いつ投稿したかすら覚えてません。
これからも不定期になると思います。けれどこの間にもお気に入りが増えてることが嬉しいです。
感想や評価もまだまだ欲しいです


対バンライブいざやってみると楽しすぎるもんだなぁー

 ライブ当日

 

 

 俺は朝起きると家には広町さん以外はすでにいた。というか俺の家溜まり場になってない?

 

 

「こらこら日菜、すでに朝飯を待ってる気満々じゃないか」

 

「あたしはサンドウィッチで」

 

「話を聞け!」

 

 

 結局流されるまま作らされた。その間に広町さんもきて結局6人分作らされた。友希那はもちろんのように並んでたが……

 

 こいつら本当に今日が対決の日ってわかってるのか?それとも忘れてるだけなんじゃ。

 

 

 

「勇也さん顔が固いですよ」

 

「麻弥、ばれた?」

 

「みなさんもそれが分かっててふざけてるんですよ」

 

「あー麻弥ちゃん言ったなー」

 

「わーすいません!すいませんってば日菜さーん」

 

「こうしてやる」

 

 

 日菜は麻弥に抱きついてこしょばしている。みんなアイコンタクトだけで分かっていてそれを実行してくれていたんだろう。

 全く情けないな。自分が上手くなった気でいたがこれじゃあ情けないの一言に尽きるな。

 

 

 

「悪いな。心配かけた。おかげで肩の力が抜けたよ」

 

「ほんとに〜?」

 

「日菜さん!くっつきすぎですよ!」

 

「麻弥ちゃんもくればいいのに」

 

「そういうことじゃないです!興花さんからも言ってください」

 

「今日ぐらいはいいかなーって」

 

「なんかすごいなぁ〜」

 

 

 おいおい感心してないで助けてくれよ。目で訴えても興花は顔逸らし麻弥は無理、お手上げという感じだ。広町さんはそもそもわかってないような感じで俺は準備を始めていく。といっても昨日ほとんど終わっているから用意するだけだが……

 時間になり俺たちは荷物を持って電車で出かける。1人だけならバイクで送れるが流石にこの人数は無理だ。

 

 着くとすでにRASはいた。

 

 

「随分と遅い到着ね。余裕のつもりなのかしら?」

 

「小学生はここにいちゃいけませんよ〜」

 

「what!?それ私にいってるのかしら」

 

「頭に手を置いてるんだからそうだろ」

 

「あなたは挑発が下手みたいね」

 

 

 いやいやその割に随分と頭に血がのぼってるんだけどなぁ。それで挑発が下手なんてよく言える。

 

 

「チュチュ様怒っては挑発に乗ってしまっていますよ」

 

「shit!パレオ黙ってなさい」

 

「はいチュチュ様!」

 

 

 なんであんなにきつい言葉なのにあいつ嬉しそうなんだ?周りの3人はもう見慣れたかのように遠い目で見ているし。

 

 

「今日でその鼻っ柱折ってあげるわ」

 

「まぁやれるものならやってみな小学生」

 

「見てなさい」

 

 

 そういいRASは控え室に向かって行った。入り口には二枚のホワイトボードがあり俺たちとRASのボードだ。前回同様これで順番を決めるためだ。結果は前回のこともありRASが圧倒的に多い。

 

 

「あちゃーこれはあたしたちが先だね」

 

「まぁ前の結果もあるし妥当だろう」

 

「確かにそうですね。それじゃあ先に準備しちゃいましょう」

 

「了解です〜」

 

「さ、いくよ勇也」

 

 

 俺たちは控え室に行く。行くとすでに他の4人は知っていたみたいだけど俺だけ知らなかった。全員分同じ服があった。男と女でさすがに違いがあるのが嫌だったのか全員Tシャツだった。そして真ん中にはDreamと書いてあり、手には装飾品もあった。

 

 

「これプロが作ったの?」

 

「作ったのは広町さんだよ。私たちはこんなのができればいいなっていったらその通りに作ってくれたんだ」

 

「すご、めっちゃ綺麗だな」

 

「ほんとだよね〜プロが作ったみたい」

 

「いやたまたまですよ〜」

 

「広町さん、ライブ終わったらいい?少し話がある」

 

「いいけど」

 

 

 その言葉に日菜がおちょくってきたがなんだか話が違う方向に進んでいきそうなので違うといっておく。

 前から気になってはいた。広町さんがどうしてここまで自分の才能を隠したがるのか。そしてそれはこれからの広町さんに対しても必ず必要になってくる。たった一年しか変わらないけど関わった以上なんとかしてあげたいと思ってしまう。

 

 

「sorry失礼するわ。結果であなたたちが先よ」

 

「まぁそうだろうな。どっちでもよかったし」

 

「負け惜しみかしら?」

 

「負け惜しみっていうのは勝負に負けてからいうものだよ。これから勝負するのになんの負け惜しみかな?小学生」

 

「shit!勝負が終わってから泣かないようにね」

 

「どっちに言ってるんだか」

 

 

 正直にいうと勝てる見込みなんてないのかもしれない。Roseliaは確かに強い。そのRoseliaに対して勝ったのがRASだ。けれどRASの今の音には決定的に足りてないものがある。それを教えるためにも勝たないとな。

 

 

「それじゃあ行こうか」

 

 

 全員で俺たちはステージに上がった。一曲目が終わり、会場のボルテージはだんだんと熱を帯びていく。ニ曲目に入ると会場のボルテージはさらに上がっていき俺たちもだんだん乗ってきた。多分この時にみんなが思っていたことは同じだったと思う。もっとこの時間を楽しんでいたい。もっと演奏したい。

 三曲目はいつ終わったかも俺はわからなかった。ただ気がつくと控え室でみんな揃って笑いながら倒れていたこと。それを見たRoseliaのみんなまでもが泣きながら笑っていたこと。それぐらいしか記憶にない。

 

 そして結果発表も覚えていない。ただ家に帰ってやっと元に戻るとリサからおめでとうとメールが来ていたから多分勝ったんだろうぐらいにしか思っていなかった。

 そしてそのメールの最後にはチュチュの連絡先があって向こうがまた話したいそうだ。俺もそれを了承してその日は眠ることにした。

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