不良共が艦これの世界で艦息(かんむす)になりました   作:鯣伊賀耕作

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何とか今日中にあげれた・・・


仲間がいるならどこでも良いです

「おはよう自称不良少年!目は覚めたか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はそれに対して急激な怒りがこみ上げてきた。

何なんだこの人は!?急に明るくなったと思ったら突然目の前に現れやがって!

「まぁまぁそう怒らないでよ!どうせ殴りもしなければ怒鳴りもしないでしょう?」

 

な、何なんだこいつ!

人の心を読んでやがる!

 

「当たり前でしょう?私はあなたたちのところで言う神様なんだから!」

そういって神は豊かな胸を張る・・・

 

え?

本当に言っているのですか?

「何?疑っているの?」

だってこんなフレンドリーに接してくるしテンション高いし・・・

「そりゃ神様でもテンションは高い時は高いわよ!」

そ、そうですか・・・

「さて!それじゃぁ早速本題に入るわね!あ、私は栲幡千々姫(たくはたちぢひめ)よろしくね!」

「俺の名前は・・・「あ、あなたの記憶からあなたの名前は消してあるから」・・・は?」

「だって転生した時ややこしいでしょ?」

え?転生だと?

「だってあなた、ここから出たいって言ったでしょ?だから私はここに来たのよ?」

どこへ転生させるつもりだ?

「さぁ?あなた次第よ?私はあなたの行きたい所へ連れて行ってあげるわ!」

 

何処へでもか・・・

 

「さぁ!何処でも好きな所を言いなさい?」

 

う~む・・・

 

「俺の親友5人がいれば何処でも良い」

 

「は~い!分かりまし・・・て!ええ!?」

どうしたのだ?

「あなたの親友がいれば何処でも良いのですか!?」

あぁ・・・

「う~む・・・それは困りましたね・・・何しろ貴方方みたいな人材を求めてる会し・・・じゃなくて世界がいくつもあるんですねぇ・・・」

今会社って言いかけ「気のせいですね~」

 

暫く栲幡は悩み、やがて俺の方を向いてにやりと笑った。

「なかなか面白そうな世界を見つけたのでそこへ転生させますね?その時に同時に必要な情報も贈りますね!それではがんばってくださいねぇ~!」

 

 

そう言うと栲幡は指をパチンと鳴らすと突然さっきまで感じなかった重力が俺を襲い、地上へと引き摺り込む。

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

久しぶりに俺の喉から出た声は、空中へと吸い込まれていった。

そしてその時、俺の目にコンタクトレンズ型の何かが付いた。

「何だこれ?」

それをつけると空中に英語で文字が大量に表示されていた。

それと同時に頭の中に様々な知識が詰め込まれていく。

 

 

 

 

 

やがて、少しずつ地上が見えてきた。

どうやら下は海のようだ。

すると目に入れているコンタクトレンズに『Warning!』と表示された後、横にどんどん下がる数値が表示されていた。

「こ、これはまさか・・・!」

その時、警報音が変わり、危険度が高まった事が分かった。

そして数値は既に150を切り、地面が真下に見えたところで目の前が水柱で見えなくなった。

 

 

 

数分後、何とか水柱も収まり、落ち着きを取り戻した時、体に違和感を覚えた。

「ん?・・・何だ・・・これ・・・」

俺の体にはよく分からない物が付いていた。

 

まず服装は俺が着ていた様な学ランだが、色が黒からグレーに変わっており、胸元には胸ポケットサイズの縦長いダイヤ型の何かが右と左、前と後ろに計4つ付いていた。(SPY1レーダー)

 

腰周りには蓋付きの箱がいくつか付いている。(VLS)

手首には銃のようなものが付いていた。(120mm速射砲)

そして背中には灰色の箱のようなものを背負わされていた。(マストと後部構造物)

その箱には鉄塔が生えており、レーダーのようなものが回っていた。

鉄塔の後ろには排気口のような穴が開いており、さらにその後ろにパラボラアンテナが二つと白くて丸い機関砲(CIWS)が付いていた。

さらには、足に筒を3つ重ねたものが付いていたりなど、よく分からなかった。

ただし、何処か見たことがある気がした。

 

「まるでイージス艦だな・・・」

 

俺は海上自衛隊に興味があり、人よりは詳しかった。

さらに、親友の一人とよく護衛艦の話をしてたな・・・。

そのお陰か、今見た装備がすべて護衛艦の装備であることに気づいた。

「あれ?・・・まさかこのコンタクトレンズ・・・」

そう思って、ある画面が表示できないか探してみたが見当たらない・・・。

そもそも、探す必要など無かった。

その画面をイメージした瞬間、目の前に表示されたのだ。

 

画面には船体の図が表示され、各箇所にダメージが無いかと、残弾などが表示されていた。

そう、俺が探していたのはダメコンだ.

「落ちたときの衝撃で壊れてなくて良かったぜ・・・!」

ふぅっとため息をついた瞬間、胸元のSPY1レーダーが空中にUnknownを探知した。

「数は4!恐ろしく早い!ミサイルか!?・・・駄目だ!回避!」

俺はそう思って動こうとした。

その時、自分が何処に立っているのか気づいた。

「な!?」

なんと俺は水上をローラースケートの様に水面を滑っていたのだった。

「これは面白い!」

なぜそんなことを思っている余裕があるのか分からないが明らかに俺はこの状況を楽しんでいたのだった。

そして一度は言ってみたかったセリフを言ってみた。

「最大戦速!」

『最大戦速!』

突然耳元から声がした。

「え?」

思わず耳元を触ってみると耳にはヘッドフォンをつけており、さらには帽子をかぶっていた。

とりあえず何だ今のは?

『ただの復唱じゃないですか艦長』

だから何なんだこいつらは。

『艦の乗組員じゃないですかこんごう艦長!』

乗組員・・・こんごう艦長・・・そうかそう言う事か!

俺はようやく状況を理解できた。

『はぁ・・・しっかりしてくださいよ艦長』

「すまねぇ・・・部下達」

俺は笑いながら新しい小さな部下たちに謝った。

 

 

 

落下予想地点からある程度距離を置いた俺は落下地点を見た。

水面に4つの物体が落ち、水柱と水しぶきを上げた。

俺は何処からか取り出した双眼鏡を覗き、落下地点を確認した。

しかし水しぶきのせいで何も見えない。

『こちらCIC!落下位置に感あり!数4!IFF応答あり!』

「何!?」

IFFとは敵と見方を区別する装置だ。

それに反応ありと言うことは友軍だ。

俺はすかさず部下たちに指示を出した。

「両舷前進2速!」

俺はゆっくりと落下地点に向かった。

 

だんだん視界が開けてきて、4つの人影が見えた。

聞きなれた声で口々に文句を言っていた。

「何だよあいつ!急に落としやがって!」

「全くだ!危うく船体に傷つくところだったぜ!」

「あんた船体傷つくとか船かいな!」

「ははは!・・・てあれ?」

「「「ん?」」」

そう言って一人が俺に気づき、みんな俺の方を見た。

全く、こいつら顔も声も身長も・・・何も変わってないぜ・・・格好は・・・やはりか・・・。

3人は灰色の学ランに、一人は小さなスパイレーダーをつけている。

二人は鉄塔に大きめのレーダーをつけていた。

そして一人は真っ黒な学ラン・・・というよりかはマリンスーツみたいな格好だった。

「え・・・まさ・・・か・・・」

俺の親友の中で、一番背が高く、涙もろいそいつが今にも泣きそうな顔で俺を見てきた。

巨大なヘリ用飛行甲板を片手に持っている・・・いずも型かな?

・・・やめろ・・・そんな顔されたらこっちまで泣けてくるやろ・・・

「あ、あんた・・・ほ・・・う、うそやろ・・・」

唯一の関西弁でムードメーカーのそいつまでうれしそうに涙を浮かべた。

スパイレーダーは無いけどそのVLSのつき方だと恐らくむらさめ型かな?

ムードメーカーのお前がそんな顔してどうするんだ?全く・・・

すると、俺に近づいてきて頬を掴んできた奴がいた。

「ねぇ?幽霊じゃない!本物だ!」

超童顔でよく女子と間違えられるけど優秀で強い奴・・・

腕に速射砲の後ろにアスロックのランチャーがついている、はつゆき型だな?

・・・そんな顔するな・・・男なのに惚れてしまうだろ・・・

「・・・よかった・・・また逢えたな・・・相棒・・・」

あぁ・・・よく自衛隊の話したな・・・お前のお陰でこの格好になれちまった気がするぜ・・・

しかしその格好・・・完全に潜水艦だな・・・そうりゅう型か?

お前はその嬉しさはその格好のせいか?

 

でも何はともあれ・・・

 

「また逢えたな!俺は生きているぞ・・・いや・・・俺たちか!」

「全くだぜ・・・」

「せやな・・・」

「生まれ変わったの方が正しいかな?」

「そうだな」

 

 

 

やがて何故か仲間と向かい合わせになった。

「久しぶりだな・・・」

「こんごう」

「かが」

「いかづち!」

「いそゆき・・・」

「そうりゅう」

 

そして数分の沈黙があり・・・

 

 

 

「「「「「あれ?こんな名前だっけ?」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな男5人を笑っていた一人の女神に大量のハープーンがお見舞いされたのはまた別のはなしである・・・




ちなみに男どものスペックは実際の艦のデータを参考にしますので・・・





超オーバースペックですww
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