ハイスクールD×X   作:寧々火丸

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やっと原作に片足入りました。
原作主人公とその友人を弄くりまくってしまった。
一応、自己解釈ってあるし、大丈夫ですか?


第壱話

俺、兵藤一誠はあの時から、無事進級しました!

 

あれから、色んな意味で地獄が始まった。

奉仕活動って言うのは、美化委員会と風紀委員会の共同でのボランティア活動。後は、風紀委員会活動(付添人あり)別にこれは地獄じゃない。その他だ。

 

その他は、俺達の煩悩制御の為の滝行。冬は、暗い小部屋での読経。

 

この、滝行も読経も大した事なさそうだけど、そんな事なかった。

最初、滝行したら足ガクガクで立つ事すらできなかった。

読経は終わったら目の前がぐるんぐるんになったし、慣れる迄本当に辛かった。

エロにすら反応出来なかったくらいだ。

 

暫くそれ続けてたら、ボクサー体型になって怠くなるし、キツくて止めそうになったし、逃げようって思った。

松田と元浜もそう思ったって言っていた。

逃げようって思えば逃げられたって思う。でも、斉宮、灯は只、俺達に付き合った。灯は俺達に奉仕活動と精神修行に関係無いのに付き合った。

・・・格好良い事じゃ無いけど、灯に負けたくないって思った。そしたら、修行頑張れた。

 

そもそも、灯は別にエロを否定してはいないんだって。ただ、俺達の所業があんまり過ぎて、自制しろって事らしい。

 

そのお陰なのか、エロは自制出来て来たとは思う。

 

 

「兵藤君、松田君、元浜君。今日は上がりで良いよ」

 

「あ、はい。これ片付けたら上がります!松田早くそれ入れろって」

 

「ほれ、三人とも今日の駄賃な」

 

 

そう渡されたのは、アクエリ三本。

 

最近、副委員長さん達からも信頼されて来ていると思う。

委員長さん達に頭下げて帰る事になった。灯から、今日は上がったら帰って良いと言われていたし・・・

 

 

「なぁ、今日どうする?」

 

「見ちゃいます?」

 

 

AV・・・見る気分じゃねぇな。

 

「あー、今日は良いや。気分じゃねぇ」

 

「なんだよー、付き合いワリーぞ」

 

「しゃあねぇ、元浜行こうぜ。イッセーまたなー」

 

 

二人には悪いけど、AVを見る気分じゃなかった。

 

多分最近見てる夢のせいだと思う。

滝行とか、読経とかを初めてした時は泥の様に寝てたけど、最近余裕が出て来たみたいで、不思議な夢を見る様になった。

 

 

真っ赤なドラゴンの夢。

 

それもRPGに出てくる様なとびきりカッコいいヤツ。

 

そのドラゴンが誰かを乗せて空を飛んでいるんだ。

何か話しているけど、かなりペラペラの英語で、聞き取りずらかった。

 

だけど、雰囲気は分かる。

 

ドラゴンは誰かをとても大切にしているって言うのが分かった。誰かもドラゴンを大切に思っているのが分かった。

 

それは、何処と無く神聖な1枚の絵みたいだと思った。

 

 

そんな風景を見たら、AVを見れる訳なかった。

 

そんな事を考えていたら、騒がしい感じがした。路地の所に大学生っぽいヤツ等が女の子の手を掴んでいた。

 

俺は咄嗟に灯から渡された風紀委員の腕章を、腕に着けた。

いざと言う時、駒王学園風紀委員会の名前出せと言われている。

 

 

「おい、その子をはなせ!」

 

 

大学生達は、訝しげに俺を見て、腕章を見てぎょっとした。

あいつ等、どんだけ勢力広げてんの?

 

「駒王の風鬼委員会」

 

「ちっ行こうぜ」

 

逃げるように大学生達は立ち去って行く。

 

・・・うん、この腕章。あんまり使わない様にしよう。・・・何かめちゃくちゃ怖い。

 

「あ、あの助けて頂いて・・・ありがとうございます!」

 

絡まれた女の子がお礼を言ってくれた。

ちょっと、いや、かなり照れるし嬉しい。学校じゃ微妙に変態扱いだ・・・。

自業自得だけどな!

 

・・・だけど、何だろう?この、女の子から何か変な違和感が感じられた。

 

 

「あの、是非お礼をしたいのですが・・・」

 

「へ?あ、いや、大した事じゃ無いんで・・・後、こう言う所って物騒なんで気をつけてください。そんじゃ、失礼します!」

 

 

俺は、その子から逃げた。

 

俺は知らなかった。その子が虫ケラを見る様な目で俺を見ていた事を・・・

 

 

「・・・聞いていた話とは、違うのね。ふうん・・・生意気に警戒しているなんて」

 

「よう、さっきぶり。連れないよなぁ、あんたから誘って来たってのに」

 

ニヤニヤと逃げた大学生達が女生徒に絡んで行く。

 

彼等は気がつかない。先程迄の喧騒が消えていた事に。

 

彼等は気がつかない。その女生徒が彼等を嘲笑っている事を。

 

 

「馬鹿な奴ら、あのまま逃げていれば余計なケガしなくてすんだのにね」

 

 

 

突如として、黒い羽が彼等の視界を覆う。

 

脇腹に、鋭い痛みを感じ彼等は我を忘れる。その叫びを彼女は嘲る。

 

散々嬲り彼らが虫の息になった頃、飽きた様に飛び去る。

 

彼女の次の玩具は親切に自分を助けた虫ケラだ。

 

彼女は嗤う。どう遊んでヤろうか。

彼女は知らない。自分が何の逆鱗に触れ、自分の未来が永劫のどん底に落とされる事を。

 

 

 

「すみません、路地の所で人が三人大怪我しているんです。一応、応急措置程度は・・・、はい、一刻を争うかと・・・はい、自分は駒王学園の風紀委員です」

 

 

そう、彼は携帯の通話を切る。

 

そして、倒れた大学生達の周りに散らばった羽根を拾い上げた。

 

「これは、堕天使?」

 

堕天使が、駒王町に入ったと言う話は聞いていなかった。

 

 

「委員長が怒らないと良いのですが」

 

 

彼は悪魔だ。

敬愛する主が信頼する風紀委員長に、彼を含めた眷族達は、悪魔ではないが風紀委員長を己の主と同等に敬愛していた。

 

此処最近、三大勢力やらかした事で主を含めた日本側の秩序が疲労困憊に、陥っていた。

元三大勢力側の悪魔として、本当に恥ずかしい限りだ。

 

 

「全く、此処の管理者はやる気あるのですかね?侵犯に当たるのに・・・気がつかないなんて・・・まさか、依頼されて初めて知っているとか?・・・だとすれば管理不行き届きに成ります」

 

丁度、救急隊がやって来て迅速に彼等を運んで行った。

警察も事情を聞きに来た。彼は当たり障り無い様に話した。

 

結果、不良のいき過ぎた喧嘩と言う事になった。

 

事情聴取を終わらせた彼は再び携帯を鳴らす。

 

 

「委員長。どうも堕天使が許可なくこの地に侵入した様です。はい、被害者は大学生三名。意識不明の重体です」

 

 

愚か者が、逆鱗に触れる。

何も知らずに、理解せずに。

 




某アパート式修行。

精神鍛えるのに最適かなと出してみました。
某アパートの主人公も直感が鋭くなってましたから。
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