モンスター(な)ハンターが行く   作:夜と月と星を愛する者

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試験終わった/(^o^)\


神殺し

オラリオから数キロ離れた平原

そこに転生者ことギルガメッシュはいた

 

「クソがぁ!雑魚の分際でぇ!!俺のこの体に傷をつけてくれたなぁ!!!」

 

側から見たら傷など無いようにみえるが、鎧の中…つまり体の方はある程度のダメージが入っている。リュートはギルガメッシュが着ていた鎧の事を知っておりただの拳じゃあダメージが入らないなら鎧を通して直接ダメージを与えればいいじゃない。とマリーアントワネットに負けず劣らずの謎理論でやってみせたのだ、太刀に纏わせる練気をご存知だろうか?これはその練気を拳に纏わせそれを鎧に当てると同時に拳に纏わせた練気を放ったのだ、このように説明しているがリュートの弟子たちはこれを習得できなかった、それもそうだろう。まず練気は本来太刀に纏わせるもので拳に纏わせようとすると苦難を極める。これはリュートが作った、数多くあるオリジナル狩技『拳武・鱗透衝撃』文字を見てわかる通りこれはリュートが硬い鱗を持つモンスターに有効打を与えるために編み出した狩技だ

 

「…この世界ではお前に勝てる奴がいなかったから……お前の恐怖となるものがいなかったから、お前はそんなに慢心をし弱く脆く腐ったんだな」

 

そう言いながらリュートは『アイテムボックス』から天上天下無双刀を取り出して、黒炎王の防具を念じて一瞬で纏う

 

「な!!!??その武器と防具は!?てめぇ!!モンハンの世界から来やがったのか!!」

 

どうやらリュートの武器と防具を知っているらしい。それはつまりリュートの前世の世界と変わらない世界から来たということである

 

「そうだ、お前じゃあ生きることすら過酷なところから来た…」

 

「貴方は一体どんな所から来たのだ…それにその武器と防具はどこから…」

 

リヴェリアが話しかけてきた、リュートはリヴェリア達にギルドで待っていてほしいと言ったのだが、彼女達が頑なに拒みこうしてリュート達についてきたのだ、それとオラリオの城壁とオラリオの門の所から数多くの人が見にきている。リュートがギルガメッシュを殴って吹っ飛ばしたことは瞬く間にオラリオに広がりこうして見てきたのだ、そしてミラが言った『英雄』という単語ともしかしたらあの人が彼を倒してくれるんじゃないかという少しの希望を抱いて…

 

「なに、君達が戦う魔物とは一線を画した生物達と何十年も戦ってきただけだ、それとこの武器と防具は俺の所持してるもので、スキルで取り出しただけだ」

 

因みに彼の心境は

 

(あぁ^〜エルフ耳なんじゃあ。触りたいんじゃあ〜)

 

と、凄く残念なものだった

 

「ふざけんな!!あんな所!俺の力があれば殺戮できる!!!そしてお前ら!なんでそいつの後ろにいやがる!!てめぇらは俺のもんだろが!こっちに来い!!」

 

「(本当、胸糞悪くなる事を言う)…彼女達はお前のものではない」

 

「「「「「「ッ………」」」」」」

 

「なに言ってんだ!!そいつらには俺の所有物たる証拠の首輪があるだろうが!!!」

 

「(首輪?……彼女達の首にあるあの黒い物のことか?……なんか妙な気配を感じるな。気持ち悪くてきみが悪い)…それがどうした?」

 

「それはそいつらが俺の所有物であり俺に逆らえないようにするものだ!しかもそれは俺以外が外そうとすると頭と体が離れることになるぞ?」

 

ギルガメッシュがそう発すると後ろの女性達は顔を暗くして、体が震えていた……

 

「そうか……なら、そういう系の物は大抵持ち主を倒せば外れるな」

 

リュートがそういうと、彼女達は目を見開いて驚き、ギルガメッシュは…

 

「…く、ははははは!!!俺を倒す?……お前、一度俺に攻撃できたからって図に乗ってんじゃねぇぞ?」

 

「いや、事実を言ったまでだ……俺より力も速さも弱く、相手の力量も知識も経験もないものに負けるほど落ちてねぇぞ?」

 

「てんめぇ!!さっきから聞いてれば俺を馬鹿にしやがって!!」

 

とうとう我慢ができなくなったのか、金色の波紋が100を超えてそこから数多の武器が顔を出した

 

「「「「「「ッ!!!!」」」」」」

 

「……(レア度で言えば全て6は超えてるな…でも、芸もなくただ飛ばすだけで、本人はそこまでじゃない。おそらく強すぎる力が身体に馴染んでいないんだろうな……)」

 

「どうだ?怖気付いたか?だが、今更泣いて謝ったとこで許しはしないがな」

 

「リュート……」

 

俺の名前をここに来る前に教えたリヴェリアが、泣きそうな助けを求めるような声で呟いた

 

「安心しろ」

 

「?」

 

「頼まれからには……いや、違うな…女性が泣いてるんだ、男が女を泣かせるなんて恥もいいとこだ……」

 

「「「「「………」」」」」

 

「…なぁ、ギルドでも聞いたけどよ。もう一度、聞かせてくれねぇか?……お前達が、今、どうしてほしいか…」

 

「……を…」

 

「………」

 

もっとだ、心の底から……なにを望むか、俺になにをさせたいか

 

「私達……たす…」

 

言ってくれ……そしたら、それはハンターとして…いや、俺がそれを叶える

 

「「「「「私たちを助けてください!」」」」」

 

「……請け負った」

 

リュートがそれを聞き、ギルガメッシュを見たとき

 

「死ね」

 

黄金の波紋から数多くの武器が俺に向けて放たれた

 

 

 

 

 

 

 

ドゴゴゴゴゴゴーーーン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ふ、呆気ねぇな。あんだけ大口叩いといてこのざまか」

 

ギルガメッシュは気づかなかった、いや煙で見えるわけないのだが、見えていたら少しは違った形になったのかもしれない

 

「「「「「………」」」」」

 

彼女達は誰1人として、暗い顔をしてなかった、むしろ自信満々な確信的な顔をしていた

 

シュン…

 

その時、何かが高速で動き

 

ブシャァ

 

ギルガメッシュの腕を切り裂いた

 

「…え?……がぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」

 

ギルガメッシュがそれに気づいた時は既に肩から先が無くなった左腕があった

 

「…『いなし・瞬斬』…俺があの世界から来たと気づいた時点で何故気づかなかった…」

 

もちろんこれをやったのはリュートだ、モンハンFの極ノ型を得ることでできる技『いなし』…相手の攻撃、咆哮でいなしをする事でそこから派生でギルガメッシュの腕を斬り落とした“瞬斬”といなし突き“”を行うことができる。瞬斬は文字通り瞬間的に移動して斬り、いなし突きはドリルのように突きを行い対象の硬い鱗を貫く技だ

 

「クソが!クソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソクソがクソがクソがクソガクソガクソガクソガァ!!!!!!!!」

 

ギルガメッシュは今まで感じたことも味わったこともない“痛み”に耐えきれず、自我が崩壊寸前であった…それもそうだろう。痛みや喧嘩とは無縁な所で育ち死に強力な力を得てこの世界に来ても自分に大きな傷を負わすものはいなかった、だから痛みに耐性がないせいでこんなに早く自我が崩壊しかけているのだろう

 

そして、ギルガメッシュはさっきと同じく黄金の波紋から武器を高速で放った

 

「学習しないのか」

 

同じくいなしを行いそのまま瞬斬を行うが

 

「ガァァァ!!!」

 

なんと、ギルガメッシュは身の丈より大きい大剣を取り出しそれを防いだ

 

「ほう、驚いた…(何故か言語を発しないな……あぁ、そうか、こいつはヘラクレスの力を取り込んだがそれはバーサーカーのヘラクレスで大きなダメージを負ったことで、自我が崩壊してそのまま狂化したということか…つまり、こいつは獣のようになって、今のは直感的なもので防いだということか)」

 

「グルァァァ!!!」

 

ギルガメッシュ…いや、バーサーカーはもはや獣となり右腕だけで大剣を構え俺に斬りかかってきた

 

「ふっ、はっ、せい!」

 

カン!ギャリン!ザシュ!

 

まずは一太刀目で大剣を弾きバーサーカーの体制を崩す。二太刀目で脚を斬るが体制を崩しながらも無理矢理体を動かして防ぐが、こちらの力が強くまた体制を大きく崩した、そこで三太刀目で体を斬る

 

「うガァァァ!?」

 

痛みに反応して我武者羅にこちらを斬りかかってくるが、こちらは難なく防ぎきる

 

「…(弱い…Fateだと、身体能力は強化される筈だが、強化されたようには思えない。元が弱かったからなのか、それともその強化が施されていないのか……まぁ、気にする必要はないか…バーサーカーとなったからには……生かしておいたら何をしでかすかわからん…なら“殺す”しかないな)」

 

「グルァァァ!!!!」

 

バーサーカーが大きく振りかぶって斬りかかってきたから

 

「(ここだ!)鏡花の構え!」

 

 

さて、ここで問題だ…ラージャンと殴り合ったりグラビモスを軽々と持ち上げたり大英雄ヘラクレスの力をものともしない者が、狩技というもの…ましてや、相手の攻撃を利用して斬る狩技をしたらどうなるか……

 

①バーサーカーのみ斬る

②斬れない

③やばい☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は……

 

 

 

ズグシャァァァンン!!!!

 

③です

 

バーサーカーのみを斬ろうとしたらあまり余って、斬撃が飛び、遥か先にある山を中腹より上を真っ二つに斬った

 

「アガ…ガァ…」

 

もちろん、バーサーカーは肩から股間まで綺麗に切り裂かれ地面に倒れた

 

「……終わった……そして、やってしまったな」

 

リュートが空を見上げながら黄昏ていると

 

「リュートさん!」

「リュート〜」

「おーい」

 

ミラ、アス、ルカがこちらに駆け寄ってきた、そして3人は減速せずにこちらに走ってきて

 

「……え?ちょっ!?…ぐふぉ」

 

3人とも同時にリュートに抱きついた……約1名抱きつくではなくお腹に突撃したので、リュートはバーサーカーでも与えられなかったダメージを負った

 

「よかった、リュートさんが無事で」

「うん…心配…した」

「俺はちゃんとリュートはやってくれるって思ってたぜ」

「さっきまでそわそわしていたくせに」

「な!?ミラ姉!言わないでくれ!」

 

 

 

 

「「「「「「「「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

突然、オラリオから世界に轟かんばかりの雄叫びが上がった

 

 

「あれは……」

 

「リュートさんのお陰ですよ」

 

「…だが、俺はこいつを…」

 

俺は真っ二つにになったバーサーカーとなったものを見る

 

「それでも。リュートさんは人々のみんなの為に戦って勝ったんですよ……だから、自分を追い込まず、誇れとは言いませんけど、真っ直ぐ前を見てください。みんな感謝してるんですよ。闇から救ってくれたって…」

 

「ミラ……」

 

 

 

 

「むぅ、私たちのこと忘れてない?」

 

突然、聞いたことのない……いや、リヴェリア達の声の中で聞いたような声が聞こえてきた

 

「…いや、忘れていたわけでは……どうやら首輪は外れたようだな」

 

そう、さっきまで付いていた首輪は跡形もなく消えていた、よく見ればバーサーカーの持っていた大剣も無くなっていた

 

「あぁ、本当にありがとう。言葉では言い表せんが、私たちを…あいつ…から、助けてくれて…ありがとう」

 

リヴェリアは涙を溜めていたので

 

「ほら、綺麗な顔が台無しだ……よし、ほらこういう嬉しい時こそ笑顔だろ?」

 

俺はリヴェリアの目に溜まっていた涙を拭き取った…

 

「「「「!?」」」」

 

ん?なんか、周りの人たちが驚愕で目を見開いてるんだが…俺なんかしたっけ?

 

「あ、あぁ…そ、そうだな!…ありがとうリュート」ニコッ

 

「!!?」

 

この笑顔は!……ミラに負けず劣らずの笑顔やでぇ、心の闇が浄化されるんじゃあ〜^

とと、そういえば、鎧着たまんまやったな

 

「ふぅ、終わったな」

 

その時、オラリオの門からこちらに近寄ってくる集団がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「し、師匠?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

その中にいた、背の低い金髪の男と、猪人の巨漢は呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?…(この気配…まさか!?)……ゼリオスとヴェルダーか?」

 

 

この時、本来ならあるはずのない邂逅はリュート達を結びつけた、これは神も知らない有り得ない再会

 




はい、転生者(笑)は死にました…もうちょっと戦闘模写入れたいんだけど、思い浮かびませんorz……さて、リュートがあった金髪の男と猪人は一体何勇者と猛者なんだ?…そして、オリキャラの名前
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