昨夜の一件もあって、7時起きの予定が9時起きと2時間の寝坊であったが、炊事洗濯を皆で分担したおかげで10時半には全ての用事が済んだ。2日目の予定は、参加者同士のデュエルによる実戦である。
1日目で指導を受けたことを実戦でどう生かせるか、というのが今日の課題である。もっともこの実戦に勝ち負けは関係なく、昨日1日で自分たちがどれくらい成長できたか、というものを参加者および指導するアカデミアの生徒たちが確認することが一番の狙いであった。
「というわけで、今から対戦する組み合わせを決めるよー!」
鈴が取り出したのは青眼の究極竜らしきイラストが描かれた紙袋であった。昨日寝る前に試行錯誤しながら何かを描いていた鈴であったが、それはこのお世辞にも上手ではない青眼の究極竜のイラストを描くためだったのである。
「……何よそれ」
「いやね、遥か昔に海馬コーポレーションの初代社長が『バトルシティ』って大会を開いたそうなんだけど、その時に決勝トーナメントの組み合わせを決めるために用いられたのが究極竜をモチーフにしたビンゴマシーンなんだって」
「ああ、ビンゴマシーン GO!GO!のイラストのやつね」
「つまりそれに肖るということでしょうか?」
「そんなところかな。まあ一種の臨場感を演出するため、的な? えっと、この袋の中には1から6の数字が書かれた紙が入っているの。今からそれを引いてもらって、1の人は2の人、3の人は4の人、5の人は6の人とデュエルをしてもらうわ。全員のデュエルが終わったらこのくじを戻してまた引いて、その時に当たった相手をデュエルをするって仕組みよ」
作りは安易なものであるが、くじならば誰とデュエルをするかはわからない。そのため身内メタのような対策を取るのも難しく、デュエリストのありのままの実力およびデッキの完成度を知ることができる手法であった。
くじを引く順番であるが、年齢の若い順ということに決まり、未来からくじを引くこととなった。未来は緊張した面持ちで袋の中に手を入れ、取り出した紙を開く。その紙には堂々と「1」の数字が書かれていた。
「未来ちゃんは1番ね。いきなりのデュエルになるけど、リラックスしていってね」
「ひゃ、ひゃい! がんばりましゅ!」
それから年齢および名前順にくじを引いていき、紫音が5番、橙季が3番、華が6番のくじを引いた。この時点で5番の紫音と6番の華がデュエルをすることが決まった。
「うちの相手は紫音かー……【ブラック・マジシャン】を相手にするのは初めてやからな。どんなデュエルをしてくるのか楽しみにしとるで~」
「私も1度華さんとは全力でデュエルをしてみたかったんです。こちらこそ宜しくお願いしますね?」
紫音と華。まさに水と炎のような相反するタイプである二人の少女の間には早くも火花が散っていた。
「じゃあ次は愛美ちゃんの番よ」
「わかりました! えっとボクは……4番です!」
「4番ってことは橙季とのデュエルになるわね」
「橙季ちゃんとか……へへっ、宜しくね!」
「えっ……うん……」
橙季の脳裏には昨日の夜の出来事がまだ残っていた。それ以降、愛美は出会ったとき以上にフレンドリーになってきたのだが、逆に彼が愛美の顔を直視できなくなるという事態が起こっていた。橙季は何故こんなことに、と自分の中に知らず知らずのうちに芽生えたとある感情を理解できずにいた。
華が6番を引き、愛美が4番を引いたため、最後に引くことになっていたヴェートの番号が自ずと決まる。彼女の番号は残された2番ということになり、未来とのデュエルに臨むことになった。
「あの……ヴェートおねえちゃん……」
「はい、なんですか?」
「その……よろしくおねがいしまちゅ!」
「はい、宜しくお願いします。初心者同士のデュエルになりますが、皆さんに成長した私たちの姿を見せてあげましょうね?」
「はい!」
組み合わせが決まると、一同はロッジの外に出る。他のロッジでも似たようにデュエルをしている光景が伺えるため、どこも2日目は実戦形式を取るようだった。
ちなみに今回は実戦と銘打つだけあって、デュエルの時に指導する学生が後ろにつくということはない。自分で判断し、自分でカードをプレイする。デュエリストはデュエルの時はいつだって孤独な存在となるのだ。
「……ねえ」
「何?」
「未来ちゃんは大丈夫なの?」
昨日の紫音とのデュエルを見た鈴はどうしてもルールブック片手にデュエルをしようとした未来のことが気がかりなようだった。しかし、遊希は小さく息を吐いては胸を張る。
「大丈夫よ。あの子なら心配いらないわ」
「……天宮 遊希なりに光るものを見出したってことかな?」
「まあそんなところ」
「遊希、鈴。二人のデュエルが始まるぞ」
第1試合、未来とヴェートは互いに向き合って礼をすると、デュエルディスクを構えた。デュエルディスクのコンピューターが起動し、先攻後攻の決定権はヴェートへと与えられた。ヴェートはどうしようか少し悩んだ後、結局先攻を取った。
「それでは、行きますよ。未来ちゃん」
「は、はい! がんばりましゅ!」
「デュエル!」
「でゅえる!」
先攻:ヴェート【ジャンクドッペル】
後攻:未来【希望皇ホープ】+【ガガガ】
ヴェート LP4000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:15(0)
未来 LP4000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:6(0)
☆TURN01(ヴェート)
「私の先攻です。私のフィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できます。来てください《ジャンク・フォアード》」
《ジャンク・フォアード》
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻900/守1500
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
「そして手札から魔法カード、調律を発動します。デッキからシンクロンモンスター1体を手札に加え、その後デッキトップを墓地へ送ります。私はクイック・シンクロンを手札に加えます。デッキトップから墓地へ送られたのは……《水竜星-ビシキ》ですね」
ヴェートのデッキは基本こそ【ジャンクドッペル】であるが、エヴァのアドバイスによって同じS召喚を基軸とする【竜星】のギミックを組み込んでいたのだ。
「竜星かぁ……なんとなく軸がわかってきたなぁ」
「まあ竜星にはあのSチューナーがいるからね」
「それはほとんど名指しのようなものではないか」
水竜星-ビシキはレベル2の幻竜族モンスター。よってジャンク・シンクロンの効果で墓地から特殊召喚することができる。当然のことながら3積みにしてサーチカードも豊富なヴェートのデッキだ。
「魔法カード、増援を発動します。デッキからジャンク・シンクロンを手札に加えます」
「あうう……ヴェートおねえちゃんいっぱいカードつかっちゃってる……」
「ごめんなさいね、これもデュエルですので……手札の《地竜星-ヘイカン》を捨ててクイック・シンクロンを特殊召喚します。そしてジャンク・シンクロンを召喚し、墓地の水竜星-ビシキを特殊召喚します」
《水竜星-ビシキ》
効果モンスター
星2/水属性/幻竜族/攻0/守2000
「水竜星-ビシキ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキから「水竜星-ビシキ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、罠カードの効果を受けない。
「では行きましょうか。私はジャンク・フォアードとクイック・シンクロンをリンクマーカーにセット。召喚条件はチューナーモンスターを含むモンスター2体。リンク召喚! 水晶機巧-ハリファイバー! リンク召喚に成功したハリファイバーの効果で私はデッキからレベル3以下のチューナーモンスター1体を特殊召喚します。私が特殊召喚するのは《幻影王ハイド・ライド》です!」
《幻影王ハイド・ライド》
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/悪魔族/攻1500/守 300
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをシンクロ召喚に使用する場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
「幻影王ハイド・ライド? 珍しいモンスターを使うんだね」
「ハイド・ライドはチューナーやけどS召喚に使う場合はチューナー以外のモンスターとして使用できるモンスターや」
「S召喚デッキは自然とチューナーが多くなりますからね。1枚はあると助かるモンスターと言えます」
「さて、レベル2の水竜星-ビシキにレベル3のチューナーモンスター、ジャンク・シンクロンをチューニング。“水の力宿した竜の子よ。調和の力を受けて天に吠えよ!”シンクロ召喚! シンクロチューナー《源竜星-ボウテンコウ》!」
《源竜星-ボウテンコウ》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/光属性/幻竜族/攻0/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「源竜星-ボウテンコウ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「竜星」カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードのレベルは、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
「特殊召喚に成功したボウテンコウの効果を発動します。デッキから竜星カード1枚を手札に加えます。手札に加えるのは《竜星の九支》です。私はカードを1枚セット。ターンエンドです」
ヴェート LP4000 手札1枚
デッキ:30 メインモンスターゾーン:2(源竜星-ボウテンコウ、幻影王ハイド・ライド)EXゾーン:1(水晶機巧-ハリファイバー)魔法・罠(Pゾーン:青/赤):1 墓地:5 除外:0 EXデッキ:14(0)
未来 LP4000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:6(0)
ヴェート
□□□伏□
□□源□ハ□
水 □
□□□□□□
□□□□□
未来
○凡例
源・・・源竜星-ボウテンコウ
ハ・・・幻影王ハイド・ライド
☆TURN02(未来)
「えっと、わたしのターン、ドローです! てふだから魔法カード《サンダー・ボルト》をはつどうします!」
《サンダー・ボルト》
通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
「いきなり、サンダー・ボルトですか……使わざるを得ませんね。チェーンしてリバースカード、竜星の九支を発動します」
《竜星の九支》
カウンター罠
(1):自分フィールドに「竜星」カードが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
その後、このカード以外の自分フィールドの「竜星」カード1枚を選んで破壊する。
チェーン2(ヴェート):竜星の九支
チェーン1(未来):サンダー・ボルト
「竜星の九支の効果でサンダー・ボルトの発動を無効にし、未来ちゃんのデッキに戻します。その後竜星の九支以外の私の竜星カードを選んで破壊します。私のフィールドにはボウテンコウしかいませんが……」
水竜星-ビシキを素材にS召喚されているボウテンコウは罠カードの効果を受けない。そのため竜星の九支の効果では破壊されない。いわばノーコストの万能カウンターとなっていた。もちろん、サンダー・ボルトが囮であることは誰の目にも明らかだった。
「サンダー・ボルトはデッキにもどります……つぎは魔法カード《オノマト連携》をはつどうしまちゅ!」
《オノマト連携》
通常魔法
手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから以下のモンスターの内1体ずつ、合計2体までを手札に加える。「オノマト連携」は1ターンに1枚しか発動できない。
●「ズババ」と名のついたモンスター
●「ガガガ」と名のついたモンスター
●「ゴゴゴ」と名のついたモンスター
●「ドドド」と名のついたモンスター
「てふだのガガガマジシャンさんをぼちにおくって、デッキからズババ、ガガガ、ゴゴゴ、ドドドってなまえのモンスターさんを1体ずつ、ごうけい2体をてふだにくわえます! デッキから《ガガガマンサー》さんと、この4つのなまえのモンスターさんになれる《希望皇オノマトピア》さんをてふだにくわえましゅ! そして、希望皇オノマトピアさんを召喚!」
《希望皇オノマトピア》
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1500
このカード名はルール上「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」カードとしても扱う。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。手札から「希望皇オノマトピア」以外の以下のモンスターをそれぞれ1体まで守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
●「ズババ」モンスター
●「ガガガ」モンスター
●「ゴゴゴ」モンスター
●「ドドド」モンスター
「オノマトピアさんのこうかをはつどうします! てふだからオノマトピアさんいがいのズババ、ガガガ、ゴゴゴ、ドドドモンスターさんをそれぞれ1体まで守備表示で特殊召喚しましゅ!」
「ではオノマトピアの効果にチェーンしてハリファイバーの効果を発動します!」
チェーン2(ヴェート):水晶機巧-ハリファイバー
チェーン1(未来):希望皇オノマトピア
「チェーン2のハリファイバーの効果でハリファイバーを除外し、EXデッキからシンクロチューナー《フォーミュラ・シンクロン》をS召喚扱いで特殊召喚します!」
「えっと……チェーン1のオノマトピアさんのこうかで、手札からガガガマンサーさんと《ガガガヘッド》さんを守備表示で特殊召喚です!」
《ガガガマンサー》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻100/守100
(1):1ターンに1度、「ガガガマンサー」以外の自分の墓地の「ガガガ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「ガガガ」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
《ガガガヘッド》
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2100/守2000
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしでレベル4モンスターとして召喚できる。
(2):このカードが召喚に成功した時、「ガガガヘッド」以外の自分の墓地の「ガガガ」モンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。このターン自分は「ガガガ」モンスターのみを素材としたX召喚以外の特殊召喚ができない。
(3):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
「S召喚に成功したフォーミュラ・シンクロンの効果を発動……したいところですが、フォーミュラ・シンクロンの1つ目の効果はタイミングを逃すんですよね。なので発動できません」
《フォーミュラ・シンクロン》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
(2):相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
「あう、ヴェートおねえちゃんがあたらしいモンスターさんを……でも、このターンでデュエルをおわらせます!」
「……このターンで?」
「ガガガマンサーさんのこうかをはつどうします! 1ターンに1ど、ぼちのガガガモンスサーさん1体を特殊召喚できましゅ! ガガガマジシャンさんを特殊召喚! そして、レベル4のガガガマンサーさんとガガガマジシャンさんでオーバーレイ!」
ガガガマンサーの効果を発動した後は、ターン終了時まで未来はガガガモンスターしか特殊召喚することができなくなる。そのため彼女のフェイバリットカードである希望皇ホープモンスターをX召喚できないのだ。しかし、希望皇ホープを使わずともこのターンでデュエルを終わらせるだけの自信があった。
「2体のモンスターさんでオーバーレイ! えっと“このモンスターさんにきれないものは……あんまりないです!”X召喚! おねがいします!《ガガガザムライ》さん!」
《ガガガザムライ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/戦士族/攻1900/守1600
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分フィールドの「ガガガ」モンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカード以外の自分フィールドのモンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。このカードを表側守備表示にし、攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。
「ガガガザムライさんのこうかをはつどうします! オーバーレイユニットを1つとりのぞいて、ガガガモンスターさんを2かい攻撃できるようにします! たいしょうはガガガザムライさんです!」
「そう来ましたか。ではガガガザムライの効果にチェーンしてフォーミュラ・シンクロンの効果を発動します」
チェーン2(ヴェート):フォーミュラ・シンクロン
チェーン1(未来):ガガガザムライ
「チェーン2のフォーミュラ・シンクロンの効果。相手メインフェイズにこのカードを含む私のモンスターを素材にS召喚を行うことができます。私はレベル3の幻影王ハイド・ライドに、レベル2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング!」
「わたしのターンに、S召喚!?」
「“くず鉄の鎧を纏いし戦士よ。閃光となりてその道を切り拓け!”S召喚! 駆け抜けよ!《ジャンク・スピーダー》!!」
《ジャンク・スピーダー》
シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻1800/守1000
「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
「ガガガザムライさんのこうかで、ガガガザムライさんはこのターン2かいこうげきできます! そしてオーバーレイユニットとしてぼちにおくられたガガガマンサーさんのこうかでガガガザムライさんのこうげきりょくは500アップします!」
ガガガザムライ ORU:1 ATK1900→ATK2400
「2400の2回攻撃ですか。ですがボウテンコウの守備力は2800。ガガガザムライの攻撃力では届きませんね」
「……えっと、そうとはかぎらないよ?」
(やはり、何か秘策があるとみてよさそうですね。では私もちょっと本気を出しちゃいますね)
最年長のヴェートと最年少の未来のデュエル。二人のデュエルでは年齢と国籍を超えた駆け引きが早くも行われていた。