デュエル開始の時間となり、外に出た一同は午前中のようにデュエルの態勢を整える。正午を過ぎて暑さがピークになりつつあるため、デュエルをする二人には予めスポーツドリンクが手渡された。デュエルの最中に熱中症で倒れた、などとなれば元も子もないのだから。
「未来ちゃん、宜しく頼むで!」
「あ、あの! 華おねえちゃん!」
そう言ってデュエルスペースに向かおうとした華を未来が呼び止めた。
「なんや? どうしたん?」
「あのっ、未来おねえちゃんはとってもつよいけど……わたし、まけません。だからぜんりょくでデュエルしてください!」
「未来ちゃん……わかったで! うちも本気で行かせてもらうわ!」
図らずも自分の教え子同士がデュエルをすることとなった遊希と千春は二人並んで座っては、デュエル前の未来と華の様子を見守っていた。
「未来ちゃん……目つきが昨日と違うわね。もうデュエリストの眼をしてるわ」
「そうね。愛らしさの中に強さがある、という感じかしら。うん、妹にしたい」
真面目な顔でなんともふざけたことを言う遊希。千春は一々反応しても面倒なだけなので、ツッコむことを止めた。
「……でも華のデュエルを見たでしょ? あの子のデッキは様々なタイプのHEROを混在させて一気に決めに行くデッキよ。先攻ならダーク・ロウやディストピアガイで相手を妨害し、後攻ならマリシャス・ベインの効果で一気に攻める。HEROならではの多彩さが上手く生きているわ」
「そうね。でも、未来ちゃんにデュエルの指導をしたのは誰だと思っているの?―――天宮 遊希よ?」
未来にご執心、といった様子の遊希はこの合宿中はどちらかというと普段のクールさは見る影もない。しかし、この時の遊希の眼はまさにデュエルの時に彼女が見せる伝説のデュエリスト・天宮 遊希の眼となっていた。
「よっしゃ、うちが先攻を貰うで!」
先攻後攻の決定権は華に渡り、華は迷うことなく先攻を取った。相手が初心者の未来であろうとも、容赦することは無い。常に全力で行くことが未来に対しての礼でもあるからだ。「どっちも頑張れ!」という皆の声援が飛ぶ中、未来にとって未知の境地である8000ライフのデュエルが始まろうとしていた。
「デュエルや!」
「デュ、デュエルっ!」
先攻:華【HERO】
後攻:未来【希望皇ホープ】+【ガガガ】
華 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:15(0)
未来 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:10(0)
☆TURN01(華)
「うちの先攻やで! うちは手札のシャドー・ミストを墓地へ送ってV・HERO ファリスの効果を発動や! このカードを特殊召喚! そして特殊召喚に成功したファリスの効果と墓地に送られたシャドー・ミストの効果を発動するで!」
チェーン2(華):E・HERO シャドー・ミスト
チェーン1(華):V・HERO ファリス
「チェーン2のシャドー・ミストの効果でデッキからE-HERO アダスター・ゴールドを手札に加える。そしてチェーン1のファリスの効果ででデッキからV・HERO インクリースを永続罠カード扱いで魔法・罠ゾーンに置かせてもらうで! そしてインクリースの効果を発動や! ファリスを墓地へ送ってインクリースを魔法・罠ゾーンから特殊召喚や!」
現時点でのHEROデッキにおいて定石の動きとも言えるファリスからのインクリースのコンボを鮮やかに決めてみせる華。それでいてファリスの特殊召喚コストに墓地に送られることで効果を発動できるシャドー・ミストを使うあたり彼女の抜け目なさはこのデュエルでも現れていた。
「特殊召喚に成功したインクリースの効果を発動! デッキからV・HERO ヴァイオンを特殊召喚するで! そして特殊召喚に成功したヴァイオンの効果でデッキからD-HERO ディアボリックガイを墓地へ送る。そして墓地のディアボリックガイの効果を発動や! 墓地のこのカードを除外してデッキから2枚目のディアボリックガイを特殊召喚する!」
「ふええ……」
次々と現れるHEROモンスターを前に対峙する未来は動揺を隠せない。その様子からどうやら彼女の手札には増殖するGや灰流うららのような手札誘発カードはないようだ。それならば躊躇する必要はない。
(ええやん、全部が上手く行ってるで! こういう時は止まらず突っ走るだけや!)
「うちはファリスとディアボリックガイをリンクマーカーにセット! サーキットコンバイン! 頼むで、X・HERO クロスガイ! リンク召喚に成功したクロスガイの効果を発動! 墓地のディアボリックガイを特殊召喚する! そしてディアボリックガイをリリースしてクロスガイの2つ目の効果を使わせてもらうで。デッキからE-HERO シニスター・ネクロムを手札に加える。そしてヴァイオンの効果を発動! 墓地のシャドー・ミストを除外して、デッキから融合1枚を手札に加える! ついでに手札のアダスター・ゴールドの効果を発動して、デッキからダーク・コーリングを手札に加えるで!」
ファリスの特殊召喚で3枚になっていたはずの華の手札は初期枚数を超える6枚まで回復していた。そして手札には墓地のモンスターを除外することで融合召喚が行えるダーク・コーリングがあるため、更なる展開が華は可能になっている。
「うちは手札から魔法カード、融合を発動! フィールドのヴァイオンと手札のシニスター・ネクロムを融合!“幻影の戦士よ。邪悪なる死霊術師と交わり神たる崇拝を集めし英雄となりて新生せよ!”融合召喚! V・HERO アドレイション!」
アドレイションはHEROモンスター2体という非常に緩い条件で融合召喚ができる。相手フィールドにモンスターが存在しない場合は、攻撃力2800のバニラモンスター同然のモンスターであるが、あくまでこの融合召喚の狙いはシニスター・ネクロムを墓地へ送るためのものであった。
「2体目のディアボリックガイの効果を発動! 墓地のこのカードを除外して3体目のディアボリックガイを特殊召喚するで! そしてクロスガイと3体目のディアボリックガイをリンクマーカーにセット! サーキットコンバイン! リンク召喚! X・HERO ドレッドバスター!」
現時点で華の墓地に存在するHEROの数はファリス、インクリース、3体目のディアボリックガイ、ヴァイオン、アダスター・ゴールド、シニスター・ネクロム、クロスガイの計7体。よってドレッドバスターの効果で自身とリンク先に存在するアドレイションの攻撃力は700アップする。
X・HERO ドレッドバスター ATK2500→ATK3200
V・HERO アドレイション ATK2800→ATK3500
「ま、墓地のモンスター減らしてまうからオマケ程度やけどな? うちは手札から魔法カード、ダーク・コーリングを発動! 墓地のディアボリックガイとアダスター・ゴールドを除外して融合!“暗黒に染まりし黄金の反英雄よ。運命の力与えられし英雄と交わり邪悪なる力を奮って破滅をもたらせ!”融合召喚! E-HERO マリシャス・ベイン!」
X・HERO ドレッドバスター ATK3200→ATK3000
V・HERO アドレイション ATK3500→ATK3300
E-HERO マリシャス・ベイン ATK3000→ATK3500
「……これにダーク・ロウがあれば完璧やったんやけどなぁ。うちは―――」
「は、華おねえちゃん!!」
「なんや? カードの効果を確認したいんやったら教えてあげるで?」
「あの、えっと! ごめんなさい!! わたしはてふだのこのカードのこうかをはつどうしまちゅ!」
未来の手札から1体のモンスターが彼女のモンスターゾーンに置かれる。次の瞬間、天空から巨大な隕石のような物体が未来のフィールドに落下し、その衝撃で華のフィールドのモンスターが全て消滅してしまった。
「……ひょ?」
「えっと、あいてが5たいいじょうのモンスターさんの召喚・特殊召喚にせいこうしたターンのメインフェイズに《原始生命態ニビル》さんのこうかをはつどうしまちゅ!」
《原始生命態ニビル》
効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
「わたしと、あいてのフィールドのモンスターさんをみんなリリースすることでニビルさんを特殊召喚します!! えっと、攻撃表示でです!」
「な、な、なんやてぇぇぇー!!」
華のターンの間、未来は常に焦った様子を浮かべていた。その様から華は未来に対応できるカードが無いと思っていたがそれは違った。彼女は原始生命態ニビルの効果を発動するタイミングをしっかりと見極めていたのだ。
「ちょっと、なんで未来ちゃんのデッキにあんなカードが入っているのよ!!」
「……さすが私が見込んだ子。すぐにあのカードの強さに気付けるなんて、プロ時代の伝手もバカにはならないわね」
「やっぱあんたかー!!」
そう言って遊希に詰め寄る千春。しかし、遊希はそれを軽々いなすとまだデュエルの結果はわからない、と真剣な顔で告げる。
「まだわからないってどういうこと?」
「原始生命態ニビルは確かに強力なカードだけど、それだけの力には当然代償が伴うわ」
モンスターが全滅したはずの華のフィールドにはニビルと同じ姿をしたトークンが現れていた。このトークンの攻守の値はニビルを特殊召喚するためにリリースされたモンスターの元々の攻守の合計になるため、大型モンスターを多数展開していた華のトークンの数値は相当の数値になっていた。
原始生命態トークン ATK8300/DEF5100
「攻撃力8300、守備力5100……」
「効果こそ持たなくても数値だけ見れば一度のダイレクトアタックでライフが吹っ飛ぶステータスよ。あのカードをどう対処できるか、というのも未来ちゃんのセンスが問われるわ」
この二日間ではっきり言って遊希は過保護なほど未来のことを構っていると言っていいだろう。しかし、このデュエルにおいては彼女はデュエリストとしてより高みに上がるための試練を課している。未来がそれに応えることができるかどうか、というのも試されていた。
「……しゃーない。出されてしまった以上どうしようもないからな。うちはE・HERO エアーマンを召喚。効果でオネスティ・ネオスを手札に加える。これでターンエンドや」
華 LP8000 手札4枚
デッキ:25 メインモンスターゾーン:2(E・HERO エアーマン、原始生命態トークン)EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:8 除外:5 EXデッキ:11(0)
未来 LP8000 手札4枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:1(原始生命態ニビル)EXゾーン:0 魔法・罠(Pゾーン:青/赤):0 墓地:0 除外:0 EXデッキ:10(0)
(何が狙いか、それともミスかどうかは知らんけど原始生命態トークンを攻撃表示で出してくれたのはありがたいもんやな。次のターン、オネスティ・ネオスと合わせて一気に……あれ?)
華はターン移行の合間にあることに気が付いた。
(未来ちゃんのEXデッキ、多くなってへん?)
☆TURN02(未来)
「わ、わたしのターンです! ドロー!……あっ」
ドローしたカードを未来は二度見する。どのようなカードをドローしたのか、と華が思っていると、未来はスカートのポケットからメモのようなものを取り出し始めた。
「えっと……“さいきょうデュエリストのドローはぜんぶひつぜん!!”」
「なんやねん! その芝居じみた台詞ぅ!!」
そしてメモに書いてあったと思われることを素直に読み上げる未来。関西人の気質か、華は思わずツッコミを入れてしまった。
「あう、このカードをドローしたら遊希おねえちゃんからこういいなさい、っていわれてて……えっとドローしたカードを華おねえちゃんにみせることで、このカードはメインフェイズ1にはつどうできるんです! 魔法カード《シャイニング・ドロー》をみせます!」
「シャイニング・ドロー……? 聞いたことないカードな。それになんか変わった効果なんやね」
「えっと、まだはつどうはしないです。わたしはガガガシスターちゃんを召喚します! そしてわたしのフィールドにガガガモンスターさんがいるとき、ガガガキッドくんは特殊召喚できます! そしてガガガシスターちゃんのこうかでガガガシスターちゃんとガガガキッドくんのレベルをたしたかずにします!」
ガガガシスター 星2→星4
ガガガキッド 星2→星4
「レベル4のモンスターが2体……X召喚やね。でも希望皇ホープじゃどうしようもないで!」
「はい、希望皇ホープさんのちからじゃこのデュエルにかつことはできません……でも、ホープさんはすっごいたくさんのかのうせいをひめているんです! わたしはガガガシスターちゃんとガガガキッドくんでおーばーれい! 2たいのモンスターさんで、おーばーれい・ねっとわーくをこうちく! X召喚―――!」
未来のフィールドに現れたのはNo.39 希望皇ホープ―――とは似て非なるモンスターだった。
「みんなのちからをひとつに! 《No.39 希望皇ホープ・ダブル》さん!!」
《No.39 希望皇ホープ・ダブル》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻0/守2500
レベル4モンスター×2
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「ダブル・アップ・チャンス」1枚を手札に加える。その後、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」以外の「希望皇ホープ」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は倍になり、直接攻撃できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
「No.39 希望皇ホープ・ダブル……!? ホープであってホープでないモンスターっちゅうことか。でも攻撃力0のそのモンスターで何ができるんや!」
「ホープ・ダブルさんのXそざいを1つとりのぞいてこうかをはつどうします! デッキから《ダブル・アップ・チャンス》1まいをてふだにくわえます! そして、ホープ・ダブルさんいがいの“希望皇ホープ”Xモンスターさん1たいをホープ・ダブルさんのうえにかさねてX召喚あつかいでEXデッキから特殊召喚します!」
「更なるX召喚ができるってこと? なんやねんその効果は!」
「わたしはデッキからダブル・アップ・チャンスをてふだにくわえます! そしてNo.39 希望皇ホープ・ダブルさんでおーばーれい! 1たいのモンスターさんでおーばーれい・ねっとわーくをさいこうちく!―――ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!!」
希望皇ホープ・ダブルの身体には光から変化した鎧のようなものが装着されていく。白い鎧を纏ったホープは更に強大な戦士となる。それは、希望を超えた未来へと突き進むための力だった。
―――わたしのねがいにこたえてください!!―――
―――《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》さん!!―――
《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/戦士族/攻3000/守2500
レベル6モンスター×2
このカードはルール上、「希望皇ホープ」と名のついたカードとしても扱う。
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は0になる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して除外し、自分の墓地の「希望皇ホープ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。その後、自分は1250ライフポイント回復する。この効果は相手ターンでも発動できる。
「ホープ・ダブルさんのこうかでX召喚されたモンスターさんはちょくせつこうげきができなくなるかわりに、こうげきりょくがばいになります!」
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ ORU:2 ATK3000→ATK6000
「攻撃力6000……それでもうちのフィールドには―――!」
「X召喚に成功したビヨンド・ザ・ホープさんのこうかをはつどうします! 華おねえちゃんのフィールドのモンスターさんのこうげきりょくを0にします!」
「なっ……!?」
原始生命態トークン ATK8300→ATK0
E・HERO エアーマン ATK1800→ATK0
「うちのモンスターの攻撃力が0に……!」
「そしてビヨンド・ザ・ホープさんをたいしょうに、てふだから魔法カード、シャイニング・ドローをはつどうします!!」
《シャイニング・ドロー》
通常魔法
(1):自分ドローフェイズに通常のドローをしたこのカードを公開し続ける事で、そのターンのメインフェイズ1に、自分フィールドの「希望皇ホープ」Xモンスター1体を対象として、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキ・EXデッキからカード名が異なる「ZW」モンスターを任意の数だけ選び、装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
●対象の自分のモンスターとカード名が異なる「希望皇ホープ」Xモンスター1体を、そのモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
「デッキまたはEXデッキからカードのなまえがちがう【ZW(ゼアル・ウエポン)】モンスターさんをにんいのかずだけえらんで装備カード扱いとしてビヨンド・ザ・ホープさんにそうびします! わたしはデッキから《ZW-風神雲龍剣》《ZW-雷神猛虎剣》の2まいを、EXデッキから《ZW-獣王獅子武装》をビヨンド・ザ・ホープさんにそうびします!」
「一気に3枚のモンスターを装備!?」
《ZW-風神雲龍剣(トルネード・ブリンガー)》
効果モンスター
星5/風属性/ドラゴン族/攻1300/守1800
自分のメインフェイズ時、手札または自分フィールド上のこのモンスターを、攻撃力1300ポイントアップの装備カード扱いとして自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、相手は装備モンスターをカードの効果の対象にできない。
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。「ZW-風神雲龍剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
《ZW-雷神猛虎剣(ライトニング・ブレード)》
効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻1200/守2000
自分のメインフェイズ時、手札または自分フィールド上のこのモンスターを、攻撃力1200ポイントアップの装備カード扱いとして自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、自分フィールド上の「ZW」と名のついたカードは相手のカードの効果では破壊されない。
装備モンスターがカードの効果によって破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。「ZW-雷神猛虎剣」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
《ZW-獣王獅子武装(ライオ・アームズ)》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/獣族/攻3000/守1200
レベル5モンスター×2
このカードは直接攻撃できない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、デッキから「ZW」と名のついたモンスター1体を手札に加える。また、フィールド上のこのモンスターを、攻撃力3000ポイントアップの装備カード扱いとして自分フィールド上の「希望皇ホープ」と名のついたモンスターに装備できる。
装備モンスターが攻撃したバトルフェイズ中に、装備されているこのカードを墓地へ送る事で、そのバトルフェイズ中、装備モンスターは相手モンスターにもう1度だけ攻撃できる。
「3たいのZWをそうびしたビヨンド・ザ・ホープさんのこうげきりょくは5500ポイントアップします!!」
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ ORU:2 ATK6000→ATK11500
「っ……マジかー……」
「バトルです!! No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープさんで、原始生命態トークンをこうげきします!!」
―――“ホープ剣・ビヨンド・スラッシュ”!!―――
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ ATK11500 VS 原始生命態トークン ATK0
華 LP8000→LP0