「先攻は俺だ。俺は手札から永続魔法《炎舞-「天キ」》を発動する!」
《炎舞(えんぶ)-「天キ」》
永続魔法
「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。
(天キ……ということは獣戦士族を主体にするデッキかしら?)
「天キの発動時の効果処理として、デッキからレベル4の獣戦士族モンスター《炎王獣 ガネーシャ》を手札に加える。そしてそのガネーシャを召喚」
《炎王獣(えんおうじゅう)ガネーシャ》
効果モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし、このカード以外の自分の手札・フィールドの炎属性モンスター1体を選んで破壊する。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合、「炎王獣 ガネーシャ」以外の自分の墓地の炎属性の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。その特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズ時に破壊される。
「天キの効果でガネーシャの攻撃力は100ポイントアップする」
炎王獣 ガネーシャ ATK1800→1900
「俺はカードを2枚セット。ターンエンドだ」
翔一 LP8000 手札2枚
デッキ:34 メインモンスターゾーン:1(炎王獣 ガネーシャ)EXゾーン:0 魔法・罠:3(炎舞-「天キ」)墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
千春 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
翔一
□天伏伏□
□□□ガ□□
□ □
□□□□□□
□□□□□
千春
○凡例
ガ・・・炎王獣 ガネーシャ
天・・・炎舞-「天キ」
「なるほど、彼のデッキは【炎王】ね」
【炎王】は炎属性の鳥獣族・獣戦士族・獣族を中心に構成されたテーマであり、主にカードの効果で破壊されることで真価を発揮することができるデッキである。
「炎王のモンスターはカードの効果で破壊されることで効果を発動できるモンスターが大半を占めています。なのであのセットカードはそういった類のものでしょうか……」
「あら、詳しいのね皐月!」
「デュエルはあまり強くありませんが……カードのことを知るのは好きなので……」
皐月は自分で言うように、デュエルの実戦はあまり得意ではないらしい。しかし、彼女にはそれを補って有り余るカードに対する知識があった。
遊希たちがこれを知るのはまた後のことなのだが、セントラル校の筆記試験において首席入学の遊希を抑え全新入生で1位を取ったのは他ならぬ皐月だったのである。二次試験では思うようなデュエルができなかった彼女がアカデミアの狭き門をくぐり抜けられたのもこのカードに対する知識が物を言ったのだ。
(確か千春は自分で【サイバー・ドラゴン】使いと言っていたわね)
―――ああ。サイバー・ドラゴンは彼女が自分で言っていたように高い攻撃力でのワンショットキルが狙えるデッキだ。彼女の手札次第ではこのまま後攻ワンショットキルを決めることも難しくない。
(でも……そう上手く行かないのがデュエルなのよね)
☆TURN02(千春)
「私のターン、ドローよ! 相手のフィールドにだけモンスターが存在して、私のフィールドにモンスターが存在しない時、このカードは手札から特殊召喚できるわ! 来なさい!《サイバー・ドラゴン》!」
千春のフィールドには銀色の身体をした機械の竜が現れる。彼女のデッキの中核を成すモンスターであり、デュエルモンスターズの長い歴史において「特殊召喚できる上級モンスター」の先駆けとも言えるのがこの《サイバー・ドラゴン》であった。
《サイバー・ドラゴン》
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(サイバー・ドラゴン……となるとあいつのデッキは【表サイバー】か? だが、サイバー・ドラゴンは色々なデッキに入る。これだけで決めつけるのはまずいよな)
「更に通常召喚!《サイバー・ドラゴン・コア》!」
《サイバー・ドラゴン・コア》
効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻400/守1500
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードが召喚に成功した場合に発動する。デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
翔一は千春のデッキを探るため様子を伺おうとしたが、すぐにその必要はなくなった。サイバー・ドラゴンのみであれば《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》の融合素材やランク5のXモンスターのX素材など様々な用途に使えるため、一概に千春のデッキを【サイバー・ドラゴン】と決めつけるのは早計極まりないと言えるだろう。しかし、サイバー・ドラゴン・コアが召喚されたとなれば話は別だ。
「サイバー・ドラゴン・コアの召喚に成功したことで効果を発動! デッキからサイバーかサイバネティックと名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加えるわ!」
「させるか! サイバー・ドラゴン・コアの効果にチェーンして炎王獣 ガネーシャの効果を発動する!」
チェーン2(翔一):炎王獣 ガネーシャ→サイバー・ドラゴン・コア
チェーン1(千春):サイバー・ドラゴン・コア
「チェーン2の炎王獣 ガネーシャの効果でその効果の発動を無効にする!」
「んなっ!?……ま、まあそうよね! コアの効果が無効にされても全然痛くも痒くもないんだから!」
人間が生きていくにあたって、素直で正直なことは悪いことではなく、むしろ美点であると言っていい。しかし、デュエリストとして生きていくにはそれは別だ。
「日向さん……」
「うん、バレバレよね。あれ」
「アホなだけならともかく、あそこまであからさまだとどうしようもないわね」
―――言うな、言ってやるな……
何もかもが思うがままに行かないのもまたデュエルの醍醐味であり、相手は常にこちらの勝ち筋を様々なカードを駆使して潰してくる、と思っていい。そうやって相手は自分が有利になるように仕向けるのだ。だが、相手の思惑を更に上回るだけのプレイングができれば、自然とこちらに流れが傾くのも事実である。
そのため、例え自分にとって不利な流れになっても、ポーカーフェイスを貫くことで相手の思考を疲れさせることもまたデュエリストには求められる才能の一つだろう。そして、そういったところが千春が不得意ことなのである。
(あの様子だと、コアの効果を止められるとまずいようだったな)
現に千春の一瞬見せた動揺した様子は、翔一に彼女の思考を読ませるには十分すぎるほどであった。
「そしてこの効果で無効にした後でガネーシャ以外の手札・フィールドの炎属性かつ鳥獣族・獣族・獣戦士族のモンスター1体を破壊する。俺が破壊するのは手札の《炎王獣 バロン》だ。コアの効果を発動したかったようだが、さすがに迂闊だったな」
「ええ! ガネーシャの効果でコアを止められるのはきついわね。でも、ガネーシャの効果はただ“無効にする”だけ。それじゃ不十分よ! 私はサイバー・ドラゴンとサイバー・ドラゴン・コアの2体をリンクマーカーにセット!」
しかし、道筋を一つ潰したからといった勝てるほどデュエルモンスターズは甘くない。ガネーシャの効果で発動を無効にされたが、千春のフィールドには必要なだけのモンスターが揃っていたのだ。
「アローヘッド確認! 召喚条件はサイバー・ドラゴンを含む機械族モンスター2体! “私が追い求めるのはただ一つ! それは絶対的な力! そしてパーフェクトな勝利!”リンク召喚! 起動しなさい! リンク2《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》!」
《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/機械族/攻2100
【リンクマーカー:左/下】
「サイバー・ドラゴン」を含む機械族モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードが攻撃宣言をしていない自分・相手のバトルフェイズに、自分フィールドの攻撃力2100以上の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで2100アップする。この効果の発動後、ターン終了時までこのカードの戦闘によるお互いの戦闘ダメージは0になる。
「っ、リンク召喚に繋げられたか……」
(ズィーガーのリンク召喚は定石。でも彼のセットカードが炎王と相性のいいカードだったら……)
―――それをどのタイミングで発動するか、だな。
遊希と光子竜はまるで自分がデュエルをしているかのように、翔一の次の一手を考察する。自分だったら相手のセットカードをどう見るか、そして相手の思惑をどのようにして上回るか。最も考えるだけ考えたところで、結局このデュエルは千春のデュエルのため自分が何をしようと何も変わらない、という結論に至るのだが。
(ズィーガーに反応しない、ということはあれは召喚反応じゃないわね!)
「このターンで終わらせてあげるわ! 私は手札から魔法カード《オーバーロード・フュージョン》を発動!」
《オーバーロード・フュージョン》
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、機械族・闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「私は墓地のサイバー・ドラゴンとサイバー・ドラゴン・コアの2体をゲームから除外し融合!“絶対なる力を持った機械の竜よ! 目に映る全てを破壊しつくしなさい!”融合召喚! 《キメラテック・ランぺージ・ドラゴン》!」
《キメラテック・ランぺージ・ドラゴン》
融合・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2100/守1600
「サイバー・ドラゴン」モンスター×2体以上
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが融合召喚に成功した時、このカードの融合素材としたモンスターの数までフィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送る。このターン、このカードは通常の攻撃に加えて、この効果で墓地へ送ったモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
「融合召喚に成功したキメラテック・ランページ・ドラゴンの効果を発動するわ! 融合素材にしたモンスターの数まで相手フィールドの魔法・罠カードを破壊する! あなたのフィールドにセットされた魔法・罠カード2枚を破壊させてもらうわ!」
「やっぱり融合召喚してきたか……発動タイミングを間違えなくてよかったぜ! キメラテック・ランぺージ・ドラゴンの融合召喚成功時にリバースカードオープン! 罠カード《激流葬》!」
《激流葬》
通常罠
(1):モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。フィールドのモンスターを全て破壊する。
チェーン2(翔一):激流葬
チェーン1(千春):キメラテック・ランぺージ・ドラゴン→翔一のセットカード×2
「チェーン2の激流葬の効果でフィールドのモンスターを全て破壊する!」
千春のサイバー・ドラゴン・ズィーガーとキメラテック・ランぺージ・ドラゴン、そして翔一の炎王獣 ガネーシャの3体のモンスターが押し寄せる激流に飲み込まれて消えていく。カードの効果で破壊されることで真価を発揮する炎王デッキにおいて、自分のモンスターと相手のモンスターを共に破壊できる激流葬の相性は抜群であったのだ。
「あーっ!! 私のモンスターがーっ!!」
「……俺が言うのもなんだが、お前もう少し相手のカードを警戒した方がいいと思うぞ?」
「そんなの言われなくてもわかってるわよ! キメラテック・ランぺージ・ドラゴンは破壊されたけど、チェーン1の効果の効果は適用されるわ! 激流葬を含むセットカード2枚を破壊よ!」
激流葬によって破壊される寸前にキメラテック・ランぺージ・ドラゴンが放った光弾が翔一のフィールドのセットカード2枚を撃ち抜いた。これで文字通り全てのカードが押し流される形になったのだが、翔一のデッキは炎王だ。激流葬というパワーカードすらもアドバンテージに変えてくる。
「破壊されて墓地に送られたガネーシャの効果を発動! 墓地の炎属性・獣戦士族モンスター、炎王獣 バロンを効果を無効にして特殊召喚する!」
《炎王獣 バロン》
効果モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守200
自分フィールド上に表側表示で存在する「炎王」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。
また、このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズ時に発動する。デッキから「炎王獣 バロン」以外の「炎王」と名のついたカード1枚を手札に加える。
「そしてガネーシャの効果で特殊召喚されたモンスターはこのターンの終了時に破壊される」
「どっちにしても効果で破壊されるってことじゃない!」
「そうだ。まあ戦闘破壊できればバロンのサーチ効果は発動しないけどな」
「ぐぬぬ……私はカードを1枚セット。これでターンエンドよ!」
「ターン終了時にガネーシャの効果で特殊召喚されたバロンは破壊される」
翔一 LP8000 手札1枚
デッキ:34 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:1(炎舞-「天キ」)墓地:4 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
千春 LP8000 手札1枚
デッキ:34 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:1 墓地:3 Pゾーン:青/赤 除外:2 エクストラデッキ:13(0)
翔一
□天□□□
□□□□□□
□ □
□□□□□□
□□伏□□
千春
☆TURN03(翔一)
「俺のターン、ドロー。このスタンバイフェイズに前のターン終了時に効果で破壊されたバロンの効果を発動。デッキからバロン以外の炎王と名のついたカード1枚を手札に加える。俺が手札に加えるのは《炎王神獣 ガルドニクス》だ。そして手札のレベル8モンスター、ガルドニクスをコストにトレード・インを発動。デッキからカードを2枚ドローする」
「中々のコンボね……やるじゃない! でもまだデュエルは始まったばかり! この私を燃えさせるようなプレイングを見せてちょうだい!!」
(こいつ……自分が置かれた状況を分かっているのか?)
得意戦術を潰された千春に対して、翔一はサーチ効果を駆使してデッキを自由自在に回転させる。まだ3ターン目ではあるが、鈴と皐月にはデュエルの明暗が既にはっきりしているように思えて仕方がなかった。
「あー、もう見てらんない。雲泥の差ってやつよね、これ」
「正直厳しい流れですね……日向さん」
「ねえ、あんたもそう思うでしょ、遊希?」
「……どうかしら」
「えっ?」
「……デュエルを見ている限り、千春はアホとしか言いようがないわ。正直ここに受かったのが不思議なレベルで。でも、まだ諦めていない。どんなに頭が良くてデュエルの才能があったとしても、諦めた時点でそのデュエルは負けてしまう。あの子が諦めない限り、このデュエルは続くわ」
居た堪れなくなって言葉を選ぶ鈴と皐月に対し、はっきりとした物言いをする遊希。しかし、辛辣な言葉の裏で遊希は千春のデュエルに臨む姿勢“は”買っていた。不利な状況にあっても自分を見失わない。それは一見簡単なようで難しいことだ。かつてプロの世界で戦ってきた遊希はそれをすることの難しさをよく知っていたのである。
「俺は《熱血獣士ウルフバーク》を召喚! 召喚に成功したことでウルフバークの効果を発動!」
《熱血獣士ウルフバーク》
効果モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1600/守1200
「熱血獣士ウルフバーク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の獣戦士族・炎属性・レベル4モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「墓地の獣戦士族・炎属性・レベル4のバロンを守備表示で特殊召喚する。そして俺はウルフバークとバロンでオーバーレイ! 2体の獣戦士族モンスターでオーバーレイネットワークで構築! エクシーズ召喚! 来い、ランク4! 義侠に燃える勇士の長!《魁炎星皇-ソウコ》!」
《魁炎星皇(かいえんせいおう)-ソウコ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/獣戦士族/攻2200/守1800
獣戦士族レベル4モンスター×2
このカードをエクシーズ召喚した時、デッキから「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚をセットできる。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、獣戦士族以外のフィールド上の全ての効果モンスターの効果を相手ターン終了時まで無効にする。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分フィールド上の表側表示の「炎舞」と名のついた魔法・罠カード3枚を墓地へ送る事で、同じ攻撃力を持つレベル4以下の獣戦士族モンスター2体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
「X召喚に成功したソウコの効果を発動! デッキから炎舞-「天キ」1枚をセット。そして2枚目の天キを発動し、俺は2体目のガネーシャを手札に加える! そして天キが2枚存在することにより、ソウコの攻撃力は200ポイントアップする!」
魁炎星皇-ソウコ ORU:2 ATK2200→2400
「俺はバトルフェイズに移る! ソウコでダイレクトアタック! “猛虎火炎拳”!」
魁炎星皇-ソウコ ORU:2 ATK2400
千春 LP8000→5600
「いたたた……いきなり2400のダメージは痛すぎるわよ……でもまだこれくらいなら……」
「悪いがまだ終わらない! 俺は手札からソウコを対象に速攻魔法を発動! ソウコを破壊!そしてその効果で俺の墓地に眠っている俺のデッキの切り札を呼び覚ます! 燃え上がれ―――炎王神獣 ガルドニクス!!」
ソウコの立っていた場所には、真紅の翼を持った巨大な鳥のようなモンスターが噴き上がる炎とともに火山の噴火の如く激しい咆哮をあげていた。
《サイバネティック・オーバーフロー》の効果に誤認があったので、内容を一部修正しました。