「さて、デュエルディスクは……あっ、やっぱり」
デュエルディスクによって先攻後攻の決定権は皐月に与えられる。千春とのデュエルでは遊希が先攻後攻の決定権を得たものの、流石に嫌われ過ぎなんじゃないか、と不満に思った。まあデュエルディスクが意思を持っているわけがない―――と精霊のカードを持つ遊希が思うのもおかしな話であるのだが。
「皐月、先攻後攻はどうするの?」
「あ、では私は先攻で……」
先のデュエルを見ていればわかるように、デュエルモンスターズは絶対的に先攻を取ることが有利なゲームではない。しかし、相手の手札誘発以外の妨害を気にせずに展開できるというのは魅力的と言っていいだろう。
「じゃあ私は後攻になるわね」
―――つくづく運がないなお前は。
(うっさい、先攻だろうと後攻だろうと私のやることは変わらないわ)
それでも先攻には先攻の戦い方があり、後攻には後攻の戦い方がある。どちらにおいても最大限の力が出せるようにデュエルをするのが天宮 遊希というデュエリストであった。
「デュエルよ!」
「デュ、デュエルです!」
物々しい見た目ながら、口調は完全にいつもの皐月に戻ってしまっていた。その見た目でいつもの皐月と同じように振る舞われるのもそれはそれで調子が狂うので、遊希はこのデュエルの間だけでもいいからそのキャラになり切ってみては、と提案してみる。皐月はちょっと恥ずかしそうにしながらも「笑わないで下さいね」と一言念を押しては、モードチェンジをしてみせた。
「フッフッフ……ならばこの我が貴様と遊んでやろうではないか! こ、これでいいですか?」
「いいんじゃない」
―――おい、感情が籠ってないぞ。
先攻:皐月
後攻:遊希
皐月 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
遊希 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
☆TURN01(皐月)
「我の先攻だ。我は手札からモンスターをセット。カードを2枚セットしてターンエンドだ!」
皐月 LP8000 手札2枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:1 EXゾーン:0 魔法・罠:2 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
遊希 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
皐月
□□伏伏□
□□モ□□□
□ □
□□□□□□
□□□□□
遊希
(3伏せ……伏せカード、というか罠多めのデッキとなると【オルターガイスト】が思い浮かぶけど)
―――あのデッキはカード同士のシナジーがとても強く、相手取るとなるとかなり厄介なデッキ。だが、もし仮にそうなると皐月の言動と一致しないな。上手く使いこなせればデュエルが苦手とはならないはずだ。
(そうね。まあここは様子見と行きましょうか)
☆TURN02(遊希)
「私のターン、ドローよ。私は手札から魔法カード《増援》を発動」
《増援》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
「デッキからレベル4以下の戦士族モンスター、フォトン・スラッシャーを手札に加えるわ。そしてフォトン・スラッシャーを特殊召喚。フォトン・スラッシャーに手札からフォトン・オービタルを装備し、フォトン・オービタルを墓地に送ってデッキからフォトン・バニッシャーを手札に加えるわ」
正直に言ってしまえば、遊希の手札5枚はあまり良い手札ではなかった。しかし、どのような手札からでも自分の目指す勝利という名のゴールへの道筋を導き出せるデュエリストが存在する。そういったデュエリストこそがデュエリストの中でも一際抜きん出た存在になり、多くのデュエリストの心にその名を残す。当然ながら遊希もそのうちの一人であると言えた。
(オルターガイストならすぐにでもセットされているカードを発動してくるはず。ここでの発動がないと考えるとその線は消してもよさそうね)
「フォトンモンスターが存在することにより、フォトン・バニッシャーを手札から特殊召喚。この方法で特殊召喚に成功したことにより、デッキから銀河眼の光子竜1体を手札に加える。そして私は2体のフォトンモンスターでオーバーレイ! 輝光帝ギャラクシオンをエクシーズ召喚させてもらうわ。ギャラクシオンのX素材を2つ取り除いて効果を発動」
輝光帝ギャラクシオン ORU:2→0
「デッキから銀河眼の光子竜を特殊召喚するわ」
「ならばその特殊召喚のタイミングで我はリバースカードを発動する! 罠カード、激流葬だ!!」
「……召喚反応罠か。チェーンは無い、通すわ」
千春とのデュエルでも“カードの効果で破壊される”ことで真価を発揮する炎王デッキを使っていた翔一も使用した、いわば罠版のブラック・ホールとも言える激流葬。汎用性の高いカードではあるが、このカードを使用するということは皐月のデッキもまた翔一の炎王同様に破壊されるデッキである可能性が遊希の中で高まった。
「フッフッフ……これで展開は終わりか? これで我に傷つけるには至らぬぞ?」
「まさか。この程度で終わるとは思わないでちょうだい」
しかし、エースの光子竜も展開の一手段であるギャラクシオンも破壊されてしまった遊希であるが、彼女の攻勢はその程度では緩まない。
「私は手札のフォトンモンスター、銀河眼の光子竜を見せることで手札の《銀河剣聖》の効果を発動」
《銀河剣聖(ギャラクシー・ブレイバー)》
効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻0/守0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「フォトン」モンスター1体を相手に見せて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。このカードのレベルは見せた「フォトン」モンスターのレベルと同じになる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力・守備力はそのモンスターのそれぞれの数値と同じになる。
「このカードを手札から特殊召喚するわ。ちなみにこのカードのレベルはこの時見せたモンスターのレベルと同じになるけど、光子竜のレベルは8だから剣聖のレベルも変わらないわね」
「まだモンスターを残していたか。だが、攻撃力0のモンスターを攻撃表示で特殊召喚するなど……」
「あら、攻撃力0ではないわよ。特殊召喚に成功した銀河剣聖の効果を発動。このカードの攻守を墓地のギャラクシーモンスター1体と同じにする。墓地の銀河眼の光子竜のステータスをコピーするわ」
銀河剣聖 ATK0/DEF0→ATK3000/DEF2500
「むっ、攻撃力3000だと……」
「バトルよ。銀河剣聖でダイレクトアタック!」
銀河剣聖 ATK3000
「その攻撃は通さん! リバースカードオープン! 速攻魔法《クイック・リボルブ》を発動する!」
「クイック・リボルブ……なるほど。デッキが掴めたわ」
《クイック・リボルブ》
速攻魔法
(1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
「我はデッキより《マグナヴァレット・ドラゴン》を守備表示で特殊召喚する!」
(皐月のデッキは【ヴァレット】か。なるほど、激流葬が入るわけね)
皐月のフィールドには銃弾のような姿をした小さなドラゴンが現れる。【ヴァレット】とは、闇属性・ドラゴン族で統一されたデッキであり、リンクモンスターの効果の対象になった時、そして破壊されて墓地に送られた時に発動できる効果を持ったモンスターが属している。銃弾のような見た目のモンスターをその見た目通りリンクモンスターによって撃ち出すことがコンセプトであった。
《マグナヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。このカードを破壊する。その後、フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「マグナヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
銀河剣聖 ATK3000 VS マグナヴァレット・ドラゴン DEF1200
「ダメージは与えられず終いか……まあいいわ。バトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に移るわ。私は手札から魔法カード《銀河遠征》を発動」
《銀河遠征(ギャラクシー・エクスペディション)》
通常魔法
「銀河遠征」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドにレベル5以上の、「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスターが存在する場合に発動できる。デッキからレベル5以上の、「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
「デッキから2体目の銀河眼の光子竜を守備表示で特殊召喚するわ。そして銀河眼の光子竜と銀河剣聖でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!“銀河の瞳を与えられし高貴なるもの。その力で闇に染まる世界を切り拓き、未来への道筋を作らん”。現れなさい!《No.90 銀河眼の光子卿》!」
《No.90 銀河眼の光子卿(ギャラクシーアイズ・フォトン・ロード)》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/戦士族/攻2500/守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。
(2):相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。
(3):相手ターンに発動できる。デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。
No.90 銀河眼の光子卿 ORU:2 DEF3000
「No.……」
「銀河眼の光子卿はフォトンカードをX素材にしている時、効果では破壊されない。そして1ターンに1度、X素材を1つ取り除き、相手のモンスター効果の発動を無効にする。そして相手ターン限定とはいえ、デッキからフォトンもしくはギャラクシーのカード1枚を選んで手札に加えるかこのカードのX素材にできるわ」
ステータスこそ銀河眼の中では守備寄りであるが、攻撃に特化した効果の多い銀河眼において貴重な妨害および展開に繋げられる効果を持っている。それでいてフォトンカードである光子竜をX素材にしているため、効果で破壊されない守備力3000のモンスター。カタログスペック以上に突破するのは難しいモンスターであった。
「私はカードを1枚セット。これでターンエンドよ」
「ではエンドフェイズに戦闘で破壊されたマグナヴァレット・ドラゴン、そして激流葬によって破壊された我のモンスター《アネスヴァレット・ドラゴン》の効果を発動させてもらおうか!」
《アネスヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻0/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。その後、フィールドの表側表示モンスター1体を選ぶ。そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「アネスヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
「チェーンの処理はチェーン2にマグナヴァレット、チェーン1にアネスヴァレットの順で行う」
「じゃあチェーン2のマグナヴァレット・ドラゴンの効果にチェーンして光子卿の効果を発動するわ」
チェーン3(遊希):No.90 銀河眼の光子卿
チェーン2(皐月):マグナヴァレット・ドラゴン
チェーン1(皐月):アネスヴァレット・ドラゴン
「チェーン3の光子卿の効果。X素材である銀河剣聖を1つ取り除いてマグナヴァレットの効果の発動を無効にして破壊するわ」
「だが、チェーンの関係上チェーン1のアネスヴァレットの効果は発動できる。デッキより2体目のマグナヴァレット・ドラゴンを攻撃表示で特殊召喚する」
皐月 LP8000 手札2枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:1(マグナヴァレット・ドラゴン)EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:4 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
遊希 LP8000 手札2枚
デッキ:29 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:1(No.90 銀河眼の光子卿 ORU:1)魔法・罠:1 墓地:7 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:13(0)
皐月
□□□□□
□□マ□□□
□ 卿
□□□□□□
□□伏□□
遊希
凡例
卿・・・No.90 銀河眼の光子卿
マ・・・マグナヴァレット・ドラゴン
☆TURN03(皐月)
「我のターン、ドロー。我は《悪王アフリマ》を手札から捨ててその効果を発動する」
《悪王アフリマ》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。この効果を発動するためにこのカード以外の闇属性モンスターをリリースした場合、ドローする代わりにデッキから守備力2000以上の闇属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
(悪王アフリマ……!? 単なるヴァレットじゃないようね)
ヴァレットと悪王アフリマは闇属性という繋がりはあるが、ヴァレットモンスターではないためシナジーはほとんどないと言っていいだろう。しかし、アフリマおよびその効果でサーチできる《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》が入っているということは、その効果とシナジーする《闇黒の魔王ディアボロス》が入っているということで間違いないだろう。遊希としてはディアボロスを出されるということ自体は防ぎたかった。
「デッキから闇黒世界-シャドウ・ディストピア-を手札に加える」
「その効果にチェーンして光子卿の2つ目の効果を発動するわ。そして更にその効果にチェーンする形で3つ目の効果を発動する」
チェーン3(遊希):No.90 銀河眼の光子卿
チェーン2(遊希):No.90 銀河眼の光子卿
チェーン1(皐月):悪王アフリマ
「チェーン3の光子卿の3つ目の効果でデッキからフォトン・サンクチュアリを手札に加える。そしてチェーン2の効果でアフリマの効果を無効にして破壊するわ!」
「チェーン1のアフリマの効果は無効にされたことで適用されない。だが、これでもう光子卿はこのターンに効果を使えまい! 我は手札から《メタルヴァレット・ドラゴン》を召喚!」
《メタルヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。このカードを破壊する。その後、このカードが存在していたゾーンと同じ縦列の相手のカードを全て破壊する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「メタルヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
「そして我はマグナヴァレット・ドラゴンとメタルヴァレット・ドラゴンをリンクマーカーにセット! アローヘッド確認! 召喚条件はドラゴン族モンスター2体! サーキットコンバイン! リンク召喚! 現れよ、リンク2!《天球の聖刻印》!」
《天球の聖刻印》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/ドラゴン族/攻0
【リンクマーカー:左下/右下】
ドラゴン族モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに1度、このカードがEXモンスターゾーンに存在する場合、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。
(2):このカードがリリースされた場合に発動する。手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を選び、攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。
「天球の聖刻印はEXゾーンに存在する場合、自分のフィールド・手札のモンスター1体をリリースすることでフィールドの表側表示のカード1枚を持ち主の手札に戻す効果がある」
「だけど、その効果は相手ターンしか発動できない。このまま私にターンを回すつもり?」
「無論、このターンで光子卿には退場してもらう! 我は天球の聖刻印をリリースし、手札から《聖刻龍-シユウドラゴン》を特殊召喚する!」
《聖刻龍-シユウドラゴン》
効果モンスター
星6/光属性/ドラゴン族/攻2200/守1000
このカードは自分フィールド上の「聖刻」と名のついたモンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、このカード以外の自分の手札・フィールド上の「聖刻」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
このカードがリリースされた時、自分の手札・デッキ・墓地からドラゴン族の通常モンスター1体を選び、攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。
(ドラゴン族のデッキと相性のいい天球の聖刻印はわかるけど、まさか【聖刻】まで入れているとは思わなかったわ)
―――展開を【聖刻】で担い、戦線維持を【ヴァレット】で担う。そしてフィールドのモンスターの属性を闇に変化させるシャドウ・ディストピア……リリースされることで効果を発動できる聖刻を闇属性に変えることで、ディアボロスの召喚トリガーにしつつ、聖刻の効果を狙うということか。バランスは悪いかもしれないが、噛み合えば止まらないぞ。
「リリースされた天球の聖刻印の効果を発動! 我がデッキより《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を攻守を0にして特殊召喚する!」
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》
効果モンスター(制限カード)
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ATK2800/DEF2400→ATK0/DEF0
「我はレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンの効果を発動! 墓地の天球の聖刻印を蘇生させる! そして我はリンク2の天球の聖刻印、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン、聖刻龍-シユウドラゴンをリンクマーカーにセット! リンク召喚! 出でよ、我に仕えし第一の魔竜! リンク4!―――《ヴァレルロード・ドラゴン》!!」
赤と黒を基調とした機械的な竜が落雷のような咆哮を上げる。その竜の眼は全てを撃ち抜かん、とばかりに鋭く輝いていた。