《ヴァレルロード・ドラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:左/左下/右下/右】
効果モンスター3体以上
(1):このカードはモンスターの効果の対象にならない。
(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。
「……厄介なモンスターが出てきたわね」
「このヴァレルロードこそ、我に仕えし魔竜なり! この弾丸からは何者も逃れることはできん!」
皐月の台詞は登場人物になりきっているためにやや難解ではあるが、彼女の様子からこのヴァレルロードこそ彼女のエースモンスターであるのだろう。リンク4かつ効果モンスター3体以上という召喚条件があるため、リンク召喚がとても難しいモンスターではあるが、召喚条件の厳しさに見合っただけの強さを持っている。
「我はバトルフェイズに移る! ヴァレルロード・ドラゴンで銀河眼の光子卿を攻撃!」
ヴァレルロード・ドラゴン ATK3000 VS No.90 銀河眼の光子卿 DEF3000
「ヴァレルロードが相手モンスターに攻撃をするダメージステップ開始時にヴァレルロードの第三の効果を発動! その相手モンスターのコントロールを奪う!“ストレンジ・トリガー”!!」
ヴァレルロードの口内から放たれた一発の弾丸。その弾丸を受けた光子卿のコントロールは皐月の下へと移っていた。ヴァレルロードは相手のモンスター効果の対象にならないため、仮に光子卿がX素材を持っていたとしてもその無効効果を受け付けない。そのため、モンスターの効果だけに頼ったデュエルではヴァレルロードに太刀打ちすることもできないのだ。
「コントロールを得たモンスターの表示形式を変えることまではできない。故に我のバトルフェイズはこれで終了する。そしてメインフェイズ2……我のフィールドにヴァレルロード以外のモンスターがいれば、更なるリンク召喚に繋げられたのだが、そう上手くいかないのがデュエルとはよく言ったものだ。我はこれでターンエンドする」
皐月 LP8000 手札0枚
デッキ:33 メインモンスターゾーン:1(No.90 銀河眼の光子卿 ORU:0)EXゾーン:1(ヴァレルロード・ドラゴン)魔法・罠:0 墓地:8 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:13(0)
遊希 LP8000 手札3枚
デッキ:28 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:1 墓地:8 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:13(0)
皐月
□□□□□
□□卿□□□
銃 □
□□□□□□
□□伏□□
遊希
凡例
銃・・・ヴァレルロード・ドラゴン
「いいデュエルじゃない! でも相手が遊希だから厳しいかしら皐月も」
「でもヴァレルロード・ドラゴンは相当厄介なモンスターよ。遊希の手札次第ではこのまま押し切られるかもしれないわ」
☆TURN04(遊希)
「私のターン、ドローよ」
ヴァレルロード・ドラゴンはモンスターの効果の対象にならない。そのため戦闘以外の方法でこのカードを除去するには対象を取らないカードの効果を使うしかないが、遊希のデッキにそのような効果を持ったモンスターはいない。幸い戦闘に対する耐性は持ち合わせていないが、ヴァレルロードは対象のモンスターの攻守を500下げる効果を持っている。そのため、実質攻撃力3400のモンスターと扱うべきだろう。
(ヴァレルロードを戦闘で破壊するには最低でも攻撃力3500は必要。このターンで撃破したいけど、今の手札ではそれは不可能……ここは守りを固めるしかないわね)
「私は手札から魔法カード、フォトン・サンクチュアリを発動! フォトン・トークン2体を守備表示で特殊召喚する!」
遊希は普段フォトン・サンクチュアリをリンク2の銀河眼の煌星竜をリンク召喚するために使用している。リンク召喚の登場以降、トークンを生成できるカードはそれだけで価値が増した。取り分け1枚で2体のトークンを召喚できるフォトン・サンクチュアリは遊希のデッキになくてはならないカードである。
「私はフォトン・トークン2体をリンクマーカーにセット! サーキットコンバイン! 再び降臨せよ、銀河眼の煌星竜!」
「煌星竜は手札の銀河眼の光子竜1体をコストに相手の特殊召喚されたモンスターを破壊できる効果があるな。だが、ヴァレルロードには通用せん!」
「ええ、そんなことわかっているわ。リンク召喚に成功した煌星竜の効果で墓地のフォトン・オービタルを手札に戻す。そして煌星竜にオービタルを装備」
銀河眼の煌星竜 ATK2000→2500
「そしてフォトン・オービタルを墓地に送り、第2の効果を発動。デッキから《銀河の魔導師》を手札に加え、それを召喚!」
《銀河の魔導師(ギャラクシー・ウィザード)》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻0/守1800
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。このカードのレベルをターン終了時まで4つ上げる。
(2):このカードをリリースして発動できる。デッキから「銀河の魔導師」以外の「ギャラクシー」カード1枚を手札に加える。
「銀河の魔導師をリリースし、2つ目の効果を発動。デッキから魔導師以外のギャラクシーカードを1枚を手札に加えるわ。私が手札に加えるのは魔法カード《銀河天翔》よ!」
「銀河天翔……?」
「リスクが大きいからあまり連発はしたくないカードだけど……勝つためならそれだって覚悟のうちよ! 魔法カード、銀河天翔を発動!」
《銀河天翔(ギャラクシー・トランサー)》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は「フォトン」モンスター及び「ギャラクシー」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
(1):2000LPを払い、自分の墓地の「フォトン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと同じレベルを持つデッキの「ギャラクシー」モンスター1体と対象の墓地のモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は2000になり、効果は無効化される。
「ライフ2000をコストに、自分の墓地のフォトンモンスター1体を対象として発動!」
遊希 LP8000→6000
「対象にするのは墓地の銀河眼の光子竜! そのレベルと同じレベルのギャラクシーモンスター1体をデッキから、そして墓地のフォトンモンスター、光子竜を効果を無効にし、攻撃力を2000にして特殊召喚! デッキからは2体目の銀河剣聖を特殊召喚するわ!」
銀河眼の光子竜 ATK3000→ATK2000
銀河剣聖 ATK0→ATK2000
「レベル8のモンスターが2体……まさか!」
「そのまさかよ! 私はレベル8の銀河眼の光子竜と銀河剣聖でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚! その身に光を、その光を力に! 現れなさい、No.62 銀河眼の光子竜皇!!」
今の遊希の切り札とも呼んで差し支えない存在、銀河眼の光子竜皇が遊希のフィールドに降臨する。光子竜皇の元々の攻撃力は4000であり、ヴァレルロードの効果を発動されても攻撃力は3500。そして今フィールドには2体のXモンスターが存在しており、そのランクの合計は16。
「我はヴァレルロード・ドラゴンの効果を光子竜皇を対象に発動! 攻撃力・守備力を500ポイントダウンさせる!!」
No.62 銀河眼の光子竜皇 ATK4000/DEF3000→ATK3500/DEF2500
「バトルよ! 銀河眼の光子竜皇でヴァレルロード・ドラゴンを攻撃! そして光子竜皇の効果、X素材を1つ取り除き、このカードの攻撃力をフィールドのXモンスターのランクの数×200ポイントアップする!!」
No.62 銀河眼の光子竜皇 ORU:2→1 ATK3500→ATK6800
「攻撃力……6800だと!?」
「エタニティ・フォトン・ストリーム!!」
No.62 銀河眼の光子竜皇 ORU:1 ATK6800 VS ヴァレルロード・ドラゴン ATK3000
皐月 LP8000→4200
「ぐっ……! ヴァレルロード……!」
「煌星竜の攻撃力は光子卿の守備力に及ばない。ダイレクトアタックは無理ね。バトルフェイズを終了」
No.62 銀河眼の光子竜皇 ORU:1 ATK6800→3500
「メインフェイズ2に移らせてもらうわ」
この時、遊希の中には一つの心配事があった。それはヴァレルロードというモンスターに対する皐月の考え方だ。ヴァレルロード・ドラゴンというモンスターは文字通りヴァレットモンスターを撃ち出す銃身であり、デッキの中核と呼べるモンスターだ。皐月にとってこのモンスターの有無がデュエルの行く末を決めると言っても過言ではない。
(皐月のことだからヴァレルロードが倒された時のアフターケアは用意してあるはず。仮に光子竜皇をそのまま残したとして、ヴァレルロードを蘇生もしくはそれと同等のモンスターを出してきた場合、光子竜皇が逆用される可能性も捨てきれないわね)
「……ちょっともったいないけど、こうするのが無難かしら? 私は光子竜皇でオーバーレイネットワークを再構築! エクシーズチェンジ! 現れなさい、No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン! そしてX召喚に成功したダークマターの効果を発動。デッキから銀河眼の雲篭、《巨神竜フェルグラント》、アークブレイブドラゴンの3体のドラゴン族を墓地に送ることで、相手のデッキからモンスター3体を除外するわ」
鈴とのデュエルでも見せたダークマターを利用したコンボ。遊希はこの効果で墓地の光子竜を蘇生させつつ、皐月のデッキからモンスターを削るのだ。ヴァレットモンスターはその性質上デッキから次々と特殊召喚されるが、その分消費も早い。仮にデッキからヴァレットがいなくなってしまえば、被破壊時の効果は発動されなくなり、文字通り弾切れとなってしまう。
「……我は聖刻龍-シユウドラゴンと《聖刻龍-アセトドラゴン》、そして闇黒の魔王ディアボロスをゲームから除外する」
もちろん皐月が除外するのはヴァレット以外のモンスターであることなど想定済みだ。それならそれで展開の起点となる聖刻とシャドウ・ディストピアとのコンボでこちらのモンスターを絶えずリリースしてくるディアボロスがいなくなることは遊希にとって都合がいい。
「私はこれでターンエンドよ。このターンの終了時に光子卿は私の墓地に送られる」
皐月 LP4200 手札0枚
デッキ:30 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:9 Pゾーン:青/赤 除外:3 エクストラデッキ:13(0)
遊希 LP6000 手札2枚
デッキ:22 メインモンスターゾーン:1(No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン ORU:2)EXゾーン:1(銀河眼の煌星竜)魔法・罠:1 墓地:15 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:10(0)
皐月
□□□□□
□□□□□□
□ 煌
□□□ダ□□
□□伏□□
遊希
☆TURN05(皐月)
(っ……やはり、私などでは敵わない相手だったのでしょうか)
「わ、我のターン……」
皐月はデッキからカードをドローする仕草を見せるが、デッキの上に手を置いたままカードをドローしようとしなかった。デュエリストがデッキの上に手を置く。それはサレンダーを意味し、このデュエルにおいて自ら敗北を認める行為となる。しかし、サレンダーは相手が認めて初めて成立するものであり、そのサレンダーを遊希が認めなければこのデュエルはどちらかのライフが0になるまで続けられるのだ。
「皐月、何のつもり?」
「……」
遊希の問いかけに皐月は沈黙で返す。遊希は小さく溜息をついた。
「……まあサレンダーは決して恥ずかしい行為じゃない。私もプロ時代に何度かしたことはあるわ」
遊希の脳裏にはかつて竜司を始めとした大人のプロデュエリスト相手に敗れた時の光景がフラッシュバックする。人間とは何故か嫌な思い出だけは瞬時に思い出せる脳をしているため、あれから数年経った今でもその時のことは鮮明に覚えているものだ。
「でもね、それをやるならまずそのデッキの上のカードをドローしてからやるべきよ。私もそう教わったから」
遊希はデュエル中ということもあって真剣な表情をしているが、その声は何処か諭すように優しかった。かつて自分にそう言い聞かせてくれた竜司のそれと同じように。
「そうよ皐月! まだデュエルは終わってないんだから!」
「ええ、デュエルの結末はライフが0になるまでわからないわ! そのドローが逆転の一手にだってなるかもしれないんだから!」
デュエルの行方を固唾を飲んで見守っている鈴と千春も皐月に対して声援を送る。二人は優しいのでこのデュエルに関しては双方の応援をしてくれているのだが、この時ばかりは二人とも皐月の方に情が寄っており、遊希はそれに何処か物寂しさを感じていた。
(なによ……私だってデュエルしてるのに)
―――ヤキモチか? それくらい大目に見てやれ。
(ふんっ、だ)
そんな遊希の気持ちなどいざ知らず。遊希と鈴と千春、三人の友の声を受け皐月は弱気を振り払うために首をぶんぶんと横に振る。そして小さく息を吐いて呼吸を整えた。
「あ、ありがとうございます皆さん。私……最後まで頑張ってみます! ドローっ!」
皐月の決意のドロー。もはやキャラクターになり切ることを忘れてしまっているが、それが気にならないほどの決意を彼女からは感じられた。
「このスタンバイフェイズに前のターン墓地に送られたアークブレイブドラゴンの効果を発動するわ! 墓地の銀河眼の光子竜1体を特殊召喚する!」
「ダークマターに光子竜……大型のドラゴンがずらずらと。ですが、私は最後まで諦めません! 手札から魔法カード《貪欲な壺》を発動します!」
《貪欲な壺》
通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから2枚ドローする。
「私は墓地のレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン、天球の聖刻印、悪王アフリマ、聖刻龍-アセトドラゴン、アネスヴァレット・ドラゴンの5体をデッキに戻しシャッフル。そして2枚ドローします!」
貪欲な壺によってメインデッキに戻ったモンスターは4体。墓地のモンスターをデッキに戻さなければならないためメインデッキの枚数が増えることになり、結果的に狙ったカードを引く確率は低くなる。しかし、エクストラデッキのモンスターを可能な限り戻すことで、メインデッキの枚数を増やさずにドローすることができるのだ。
「……デッキはデュエリストの声に応える、というのは本当のことなのかもしれませんね。私は手札から魔法カード、死者蘇生を発動します!」
「死者蘇生……警戒しておいてよかったわ」
「墓地からヴァレルロード・ドラゴンを特殊召喚します! そして更に私は手札からフィールド魔法《リボルブート・セクター》を発動します!」
《リボルブート・セクター》
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの「ヴァレット」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):自分メインフェイズに以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「ヴァレット」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
●相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターよりも多い場合、その差の数まで自分の墓地から「ヴァレット」モンスターを選んで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
「リボルブート・セクター……ヴァレットのフィールド魔法ね」
「私はリボルブート・セクターの2つ目の効果を発動します! 相手フィールドのモンスターが自分フィールドのモンスターより多いため、墓地のヴァレットモンスターを2体まで守備表示で特殊召喚します! 私が蘇生するのは墓地のマグナヴァレット・ドラゴンとメタルヴァレット・ドラゴンです!」
皐月のフィールドには貪欲な壺でデッキに戻らなかった2体のヴァレットモンスターが蘇る。リボルブート・セクターによって、2体のステータスはそれぞれ300上昇し、煌星竜の攻撃力を上回るが、守備表示で特殊召喚されたため攻撃に転ずることはできない。
マグナヴァレット・ドラゴン ATK1800/DEF1200→ATK2100/DEF1500
メタルヴァレット・ドラゴン ATK1700/DEF1400→ATK2000/DEF1700
「一気にモンスターを3体……銀河眼の煌星竜の効果を発動するわ! 手札の銀河眼の光子竜1体をコストに相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを破壊する! 破壊するのはメタルヴァレット・ドラゴンよ!」
「……感付かれましたか」
メタルヴァレット・ドラゴンが特殊召喚されたのはちょうど真ん中のメインモンスターゾーンにあたり、メタルヴァレット・ドラゴンの正面にはダークマター・ドラゴンとセットカードが存在している。もしリンクモンスターの効果の対象になったメタルヴァレット・ドラゴンの効果が発動したらどうなるか。それがわからない遊希ではなかった。
「ですが、私のフィールドにはまだマグナヴァレット・ドラゴンが残っています! マグナヴァレット・ドラゴンを対象にヴァレルロード・ドラゴンの効果を発動します! そしてそれにチェーンする形でリンクモンスターの効果の対象になったマグナヴァレット・ドラゴンの効果を発動します!」
チェーン2(皐月):マグナヴァレット・ドラゴン
チェーン1(皐月):ヴァレルロード・ドラゴン→マグナヴァレット・ドラゴン
「チェーン2のマグナヴァレット・ドラゴンの効果でマグナヴァレットは破壊されます。そして相手フィールドのモンスター1体を墓地に送ります。墓地に送るのは銀河眼の光子竜です!」
破壊されたマグナヴァレット・ドラゴンはそのままヴァレルロード・ドラゴンのシリンダー状の胴体へ弾丸となって収納される。そして身を低く屈め、砲身のように首を伸ばしたヴァレルロードの口から文字通り弾丸となったマグナヴァレットが発射され、光子竜を撃ち抜く。撃ち抜かれた光子竜はそのまま消えていった。
「光子竜!」
「チェーン1のヴァレルロードの効果は対象不在により適用されません。そしてバトルフェイズです! ヴァレルロード・ドラゴンでギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンを攻撃します! そしてこの瞬間、ヴァレルロードの効果により、次のターンの終了時までダークマターのコントロールを奪います! そしてダークマターで銀河眼の煌星竜を攻撃です! えっと……絶滅のダークマター・ストリーム!……でいいんですよね?」
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン ATK4000 VS 銀河眼の煌星竜 ATK2000
遊希 LP6000→4000
「まさか1ターンで3体のモンスターを全部消されるとはね……」
「バトルフェイズを終了し、私はこれでターンエンドです。そしてターン終了時に破壊されたマグナヴァレットおよびメタルヴァレットの効果でデッキから《シェルヴァレット・ドラゴン》とアネスヴァレット・ドラゴンの2体を守備表示で特殊召喚します」
《シェルヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星2/闇属性/ドラゴン族/攻1100/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。このカードを破壊する。その後、このカードが存在していたゾーンと同じ縦列のモンスター1体を選んで破壊し、その隣のゾーンにモンスターが存在する場合、それらも破壊する。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから「シェルヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
皐月 LP4200 手札0枚
デッキ:29 メインモンスターゾーン:4(ヴァレルロード・ドラゴン、No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン ORU:2、シェルヴァレット・ドラゴン、アネスヴァレット・ドラゴン)EXゾーン:0 魔法・罠:1(リボルブート・セクター)墓地:5 Pゾーン:青/赤 除外:3 エクストラデッキ:14(0)
遊希 LP4000 手札1枚
デッキ:22 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:1 墓地:17 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:10(0)
皐月
□□□□□
アシ□銃ダリ
□ □
□□□□□□
□□伏□□
遊希
凡例
リ・・・リボルブート・セクター
シ・・・シェルヴァレット・ドラゴン
ア・・・アネスヴァレット・ドラゴン
デュエルの前に皐月は言っていた。自分はデュエルが上手ではない、と。しかし、そう自称している皐月があの伝説のデュエリストであった遊希を追い詰めている。それがデュエルの怖いところであり、面白いところである。ただ、圧倒的不利にあって遊希のすることは変わらない。ライフが0になるその時まで、勝利への道を探し続けるだけであった。